2018年05月15日
友人の結婚式で受付を頼まれたら【役割と当日の流れ】
結婚式の受付をやることになりました!
何度か結婚式には参列していますが、受付を引き受けるのは初めて。。。
ということで今回は、結婚式の受付をする際の手順をまとめておきたいと思います。
受付は「親族」の立場
受付係は「親族」の立場としてふるまいます。
そのため、受付の時に参列するゲストから「この度はおめでとうございます」といわれたら、「ありがとうございます」と受け答えします。
友人や同僚にお願いされることが多いので、ちょっと不思議な気持ちですけどね(^^)
受付の仕事
受付係の仕事は、ざっくりこんな感じです。
- ゲストからご祝儀を受け取る
- 芳名帳に記帳してもらう
- 席次表などを渡して、案内する
- お金を管理する
- 遅刻するゲストへの対応
当日の流れ
@早めに会場入りする
ゲストの受付をするわけなので、ゲストが来るよりも前に、会場入りしておく必要がありますよね。
目安としては、受付開始時刻の30分前くらいです。
A親族やスタッフに挨拶
ゲストの受付をはじめる前に、親族の方や受付を一緒にする人、式場のスタッフなどと挨拶をしたり、当日の流れを確認したりします。
・新郎新婦の親族に挨拶
受付全員で行くか、もしくは受付をする人の中で代表者を決めて、新郎新婦の親族へ挨拶に行きます。
ただ、当日は親族の方々も忙しいので、こちらが受付のところで待機しているところに、親族の方がくることも多いそうです。
挨拶例
「本日はおめでとうございます。本日案内係を務めさせていただく○○でございます。何卒よろしくお願いいたします。」
「本日はおめでとうございます。本日案内係を務めさせていただく○○でございます。何卒よろしくお願いいたします。」
幼馴染や古い付き合いの友人なら、親族の方とも交流があるかもしれないですね。
その場合は、ここまで堅い挨拶にはならないのかもしれません。
ここは、実際に受付をしてみてから、また体験談を書きたいと思います(^^)
・スタッフと流れを確認
会場スタッフと、受付の流れや会場内の設備(お手洗いや控室の場所など)の確認をします。
受付のテーブルセットは、会場側がすでに用意してくれていることがほとんどです。
受付が全部終わった後に、そのご祝儀をどうするのか、というのも確認しておいてください。
親族の方に直接渡したり、金庫に入れておいてカギだけを渡しに行く場合もあります。
大金を預かるので、ここはしっかり確認しておいてくださいね!
・一緒に受付する人と確認
もしも、自分以外にも受付をする人がいるなら、それぞれどのような役割をするか、確認しておきます。
「ご祝儀を受け取って、記帳を促す人」と、「ご祝儀の名前を名簿と照らし合わせて、席次を渡す人」という具合ですね。
B受付係自身の受付
受付係をする人は、他のゲストの受付がスタートする前に、お互いに名簿をチェックし合うなどして、受付を済ませてしまいます。
受付をすることで頭がいっぱいで、自分が渡すご祝儀を忘れてしまうこともあるそうなので、注意ですよ(笑)
C受付スタート!
事前にしっかり確認を済ませて、いよいよ受付スタートです。受付の仕方はこの後具体的にお話ししますね。
D集まったご祝儀を預ける
親族に直接手渡す場合や、金庫に保管しておく場合があります。こちらも後程お話しします。
E受付終了!
これで受付係の役目は終了です。結婚式を楽しんでください♪
ゲストの受付の仕方
では、ゲストの受付をしている最中の、流れを見ていきます。
受付開始時間になったら、ゲストが続々と会場にやってきます。
以前書いた、結婚式の受付の流れを見てもらえれば、ゲストの流れ方は何となくわかると思います。
これを、受付の立場から見ると、こうなります。
・ゲストからご祝儀を受け取る(「ありがとうございます、お預かりいたします」などの一言を添えて)
↓
・ゲストリストと、ご祝儀に書かれている名前を照らし合わせる
↓
・確認がとれたら、ご祝儀をお盆の上に置く
↓
・記帳を促す(「こちらにご記帳をお願いいたします」)
↓
・席次などの配布物を渡す(お車代を預かっていたらここで渡す)
↓
・会場を案内する(「開宴まで、あちらの控室でお待ちください」など)
↓
・ゲストリストと、ご祝儀に書かれている名前を照らし合わせる
↓
・確認がとれたら、ご祝儀をお盆の上に置く
↓
・記帳を促す(「こちらにご記帳をお願いいたします」)
↓
・席次などの配布物を渡す(お車代を預かっていたらここで渡す)
↓
・会場を案内する(「開宴まで、あちらの控室でお待ちください」など)
大体の流れはイメージできましたか?
リストと照らし合わせたり、お盆にご祝儀を置いたりするのは、順番が前後することもあると思います。
この辺りは、細かい取り決めがあるわけではないので、スムーズに受付ができる方法でいいでしょう。
2人で受付をする場合は、「ゲストからご祝儀を受け取って記帳を促す人」「リストと照らし合わせて配布物を渡す人」という具合で、役割分担されているのをよく見かけます。
事前にお互いで決めておいてくださいね。
☆お車代がある場合
ゲストが遠方から出席している場合は、新郎新婦から「お車代」というものが渡されることがあります。
要は交通費ですね。ゲストが受付に来たら、席次などを渡すタイミングで、お車代も渡します。
「○○さん(新郎か新婦の名前)からお預かりしております」と一言添えてください。
☆記帳の際のペン
ゲストに記帳をしてもらうときに、「ペンを両手で丁寧に手渡す」のがマナーと言われることもあります。
でも、わたしが実際に参加した結婚式は、あまり見かけませんでした。
芳名帳のそばにペンが置いてあって、自分で手に取るほうが多かったですね。
このあたりはケースバイケースで対応してください。
受付を締めて、お金を保管する
最後に、受付を終わるときの手順です。
ゲストの受付がすべて終了したら、受付を締め切ります。預かったご祝儀は、用意されている袋に入れてまとめます。
そのまま芳名帳と合わせて、直接親族の方に渡すか、金庫などに入れて、式が終わるまで保管される場合もあります。
会場スタッフから指示された方法で、お金を扱ってください。
ご祝儀は大金ですので、扱いにはくれぐれも気を付けてくださいね!
持ち場に誰もいなかったり、親族の方がいなかったからと、別の人にお金を預けたりしないようにしてください。
☆親族に直接手渡す場合
ご祝儀を、直接親族の方に手渡す場合は、一言添えてあげてください。
「本日はおめでとうございます。無事滞りなく受付を済ませました。」
ご祝儀を預ける(もしくは金庫に保管する)のを、きちんと見届けたら、受付の仕事は完了です!
ゲストが遅刻の場合
補足ですが、ゲストが遅刻をしてしまうことがあります。・・・意外と見かけます(笑)
受付の時間に間に合わない場合はどうするのか、会場スタッフとの事前の打ち合わせで確認しておくと安心です。
遅刻しそう!とゲストから連絡が来たからといって、慌てて会場スタッフを探しに行くのは気を付けてくださいね。
繰り返しますが、受付にはご祝儀という大金があるのをお忘れなく。必ず誰かしらは受付にいられるようにしてくださいね。
まとめ
結婚式の受付を引き受けたときの、流れをまとめました。決められたことをきちんとこなせば、難しいことはありません。
余興で会場を盛り上げるのより、プレッシャーは少ないです(笑)
事前に確認できることをしっかり確認して、当日を迎えてくださいね。
素敵なパーティーを!
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