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2016年10月24日

とっちゃんが、昔経験し感じたテレビ界の裏側とは?

おはようございます、とっちゃんです

それでは今回は、私が大学1年の時に友人から紹介されてわずか半年でしたが
テレビ局でアルバイトをした時の話をします

そのテレビ局とはフジテレビで(当時は新宿区の河田町にありました)

imgres.jpg

そしてその番組とは「3時のあなた」でした

imgres16.jpg

当時、午後の3時台は「視聴率不毛の時間帯」と言われていました
これは生放送の番組で、その不毛の常識を覆したとして、テレビ業界に大きな波紋を起こしたといわれています。

司会はあの逸見政孝さんや永島アナ(名前は失念、確かその後アナウンス部部長になったと聞いてます)
パートナーは確か、芳村真里、山口淑子、扇千景といった方々が日替わりで務められていた記憶があります

逸見さんは大学の先輩でもあり、わずかな期間でしたが、よく可愛がってくれました
見たまんまの優しい方でした・・・

imgres.jpg

その後も大変に多くの方が司会をされています

imgres17.jpg

紹介してくれた彼はというとやはり生放送で
朝の「小川宏ショー」の担当ADでした

田舎者の私は、芸能人を間近にしかもタダで見られるというだけで、毎日楽しくて仕方ありませんでした

仕事はフロアのADですが、勿論何人もバイトのADがいました。

私は、何もわからない新人でしたので、仕事といえばスタジオに来ていただいたお客様に
本番前にお礼とご挨拶、簡単な注意事項を説明したり、拍手が必要な時には台本を丸めて
頭の上でぐるぐる回すといった程度です

しかし本当はそんなかっこいいものではなくてもっと簡単に言えば小間使いで雑用係です

忘れもしません
ある日の生放送で優勝直後の輪島関がゲスト出演しました(当時大関か横綱かは失念)

imgres19.jpg

生放送です。
午後3時の本番スタートと同時にタイトルテロップとテーマ音楽が流れ、
正面玄関にグリーンのリンカーンにグリーンの着物を来た輪島関が乗って登場します

入口で待機していた別のアナが
「逸見さん、たった今、先場所優勝の輪島関が、ここフジテレビの正面玄関に到着しました!!」
と声を張ります・・

逸見さん
「いゃー、間に合ってよかったですね、スタジオでお待ちしています」

実は輪島関は30分以上も前にフジテレビには到着していて先輩ADと進行について簡単に打ち合わせ済です

見ている方は、「おっおっー、来たかー」でしょうけど・・

そしてそのままスタジオ入りするという段取りです・・

今や、スタンバイしているのは普通といえば普通ですが、当時は生放送だけに
現場ではピーンとした緊張感が走っていました・・

さてここからが驚きました
打ち合わせと称するものですがその後のやらせにもつながっていくグレーの部分です

スタジオに着いた輪島関に3人の方から「優勝オメデトウ」の音声メッセージが流れ
それについて司会者となごやかに進行を進めていくというコーナーです

1人目は野球の野村克也・・その時にヤクルトだったかは失念
2人はヤクルトの松園オーナー・・・

松園オーナーのお祝いメッセージがスタジオに流れます

逸見
「これはどなたかお分かりになりますか」

輪島
「・・・・」

逸見アナはさすがです、少し顔がひきつったように見えましたが、すぐにフォロー、
輪島関は黙ったまま、顔に吹き出る汗を拭きながら苦笑いです・・

なんとか
このコーナーを終えて輪島関の出番は終了
そして廊下へ・・

ここで事件が起きました
そこで目撃したのは、先輩ADがペコペコと頭をさげているところ
そして、直ぐに輪島関からボコボコにされてました

本当は、音声だけなのでわからないと番組が成立しない
という事で念には念を入れて、あらじめ輪島関に教えておくようにとディレクターに
言われていたにもかかわらず、その先輩ADは忙しさもあってか、忘れていたそうです

そう言えば
よくクイズ番組であのタレント答えを教えてもらってるんじゃないの?
と疑惑をもたれ始めたのはこれからしばらく経ってからでした

街頭インタビューでもおかしいものを発見しました

images21.jpg

その後生放送では、24時間テレビなどでマラソンに挑んだタレントが不思議と時間ギリギリに
スタジオに入ってくるタイミングの良さも、番組が始まった当初は本当の事だと思っていました

皆さん今では、すっかりご存知でしょうが、実際には、そのタレントは途中車に乗ったり、
経路をショーカットしたりしていたのは当たり前ですね・・

むしろ最近では途中棄権や時間に間に合わないまま終了という事をやっています。
私は、これをリアル感を出すための演出だと見ています・・

打ち合わせとヤラセ(回答を教えるのもヤラセでしょうね)

そしてこう言った動きは、やがて新聞や週刊誌にも広がっていきます

マスコミ全体が視聴率やシェア争いで効を急ぐあまり、変な筋からガセネタを掴まされたり
嘘と知っていながらそのまま放送したりということがニュースになったことがありますが
確かに嘆かわしくて悲しいことです

images.jpg


当時から、主たる番組以外は下請けのフジプロモーションや共同制作(だったかな?)などの
いわゆる下請け会社が番組制作を行っていました。

そして、やがてバブルがはじけて、大幅なコストダウンや人員不足による過酷な労働を強いられる時代へと
移っていったのです

余談ですが
私は、歌手になりたかったので特に当時流行歌手と呼ばれていた人には憧れていました

フジテレビでは当時「夜のヒットスタジオ」という番組があって午後10時からの生放送でした

images18.jpg

歌手の方は大体午後6時頃にはスタジオ入りをしてリハーサル、音合わせを行います

そうですね
にしきのあきら、野村正樹、南沙織、アグネスチャン、あべ静江、沢田研二などは半端ないオーラを出していましたね・・
とても眩しかったですね・・

images.jpg

そう言えば、ドラマの現場にも見学行きました
一応、アルバイトとはいえ名札をぶら下げていますので誰も怪しむことはしません

面白いですよ
丁度時代劇の現場でしたが、ねずみ小僧か忍びか忘れましたが、屋根の上を小走りするシーンの収録です

なんだこりゃ?
見ると屋根のみのセットでそこには、屋敷も何もありません。

高さも確か1.0mから1.5m程度しか有りませんでしたね

カメラさんは床に這いつくばってしたから上への急アングルを狙っています

ふと、横のモニターを見るとなんと立派なお屋敷の屋根の上を走っているではありませんか!!


なるほどね、こういうことか・・

10代の田舎者の私には見てはいけないものを見てしまったというショックだけが残りました

社会人になってからもこの話しは飲み会などで多くの人に話してきたのでよく覚えていますよ


まぁ、合理的な考え方なので否定はしませんし、おそらくずっと以前からそのようにして
収録をしてきたのでしょう

しかし、商売でしかも法律に抵触する恐れがあるとなれば話しは別ですね

グレーゾーンで難しいですが、私はこの出張24時の中古買取業者が出演した番組の
買取金額や買い取った物は少なくともヤラセと見ています
全てが作られたものとは言いませんが、収録が終わりOKがでれば、なかったことにする
というのは、取材の現場ではよくある話です・・

私は
善良な消費者が知名度やうさん臭いマスコミに騙されて損をしないように祈るばかりです・・

お次は
実際に、別の中古品買取業者を自宅に呼んで、見積もりをしてもらった話しをしましょう
家内も立ち会っています

さて
今週も元気で過ごそう!!


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戸崎史朗
早大卒、さいたま市在住。保険会社を退職後、ある法人で10年勤務。その後、Kindleより老後の準備に関する本を出版(詳細は全ブログ内に掲載)。この22年間世界中を旅行。趣味はゴルフ。資格はスキー1級、宅地建物取引主任者、英検2級、サッカー4級審判員他、詳しくは氏名検索で。 連絡先はtosaki26@infoseek.jp
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