2020年11月10日

仕事の標準化

私の職場では、数年前から仕事の標準化作業が進められている。
いろいろな職務について、業務な用およびそのためのマインドについて、マニュアル化、標準化し、新しくその仕事に就く際の参考にしようというのである。

今回は、学年主任の仕事について標準化が行われることになった。
先日、校長によって学年主任が集められ、作成の指示が出たのだ。

以前から、「教師の仕事は盗むべき…」などと高をくくっている私は、面倒だと言うこともあり、こうした作業からは逃げていたのだが、今回は逃げられなくなってしまった。

学年主任会議終了後、教頭が私に歩み寄る。
「実は、会議で学年主任経験者にも書いてもらいたい、といいうことになりまして…。」
と、私にもその仕事が回ってきてしまったのだ。

おそらく今学年主任をしている先生のうちの誰かが、私のことを話したのだろう。
私がまだ忘れられていない存在であることに、少しだけ嬉しくなった。

文章を作るのは面倒だが、微力ながらお役に立てるのは少し嬉しい…。

先日、「ねんきん定期便」が届いた。
65歳から受給できる年金の金額が記されていた。

私の場合、私立学校ばかりだが、途中抜けている期間があったので、通常よりは受給額が少ないはずだ。それでも、あればありがたい程度の年金が支給されるようである。

組織に役に立っているという思いがなければ、その仕事は続けられない。
私も、そういう思いに近づきつつあったが、今回すこしだけ挽回した感じがする。

「24時間戦っている」状態の、懸命に仕事をしていた時期もあった。
そんな時は、忙しかったけれど、それなりに幸せだったことを思い出す。

「お手伝いいただけますか?」
珍しく教頭が丁寧に私に尋ねた。
私は、「微力ながら…」と、受けることにしたのだ。

この先の人生でやりたいことはたくさんある。
ただ、その新しい生き方に移行する前に、今ある仕事の中で、何かしらを残さなければならないのだろう。

「まだ、お役に立てることがあるのかな…。」
そんな思いが、私のモチベーションを少し高めてくれた。
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