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posted by fanblog

2019年09月05日

香港の若者たち

香港のデモが熱い。
リーダーは若者である。
先日は、中高生も授業をボイコットしてデモに参加した

状況を知らない日本人は、「学校サボって何をやっているんだ…」、と思うかも知れない。
しかし、ことはもっと切実なのだ。
彼らにはある意味、生命がかかっていると言ってよい。
そして、これからの香港の未来がかかっているのだ。

状況を知らない日本人が多いのは、それを日本のマスコミが断片的にしか報道しないということも原因の一つだろう。マスコミは、暴動が起きただの、空港が閉鎖されたのだのと、センセーショナルな部分だけを切り取り、ニュースの終わりの頃にちらっと報道している。
日本は、本当に平和ぼけしている。

香港はイギリス統治下以来、民主主義の社会である。
返還後50年間はその体制を維持すると約束した中国政府は、早くも香港の取り込みに入った。

中国は社会主義国家である。多くの自由が制限されている。
民主主義では当たり前の、言論の自由も宗教の自由もない。
AIを駆使しし、秘密警察が暗躍する、完全な管理社会になっている。
誰かが、中央政府の不満を漏らせば、程なくその者は連れ去られ、再教育される。
そのまま戻って来る者もいるが、そうした人は何かにおびえ廃人のようになっていると聞く。
帰ってこなければ、どこかで監禁されるか、処分されるのだろう。

あらゆる通信は傍受され、自由なSNSも望めない。
以前、習近平が「くまのプーさん」に似ていることが報じられたが、その後あらゆるメディアで「プーさん」の言葉は禁止され、ブロックされている。
携帯電話もすべて傍受され、国家に都合の悪い海外メディアの映像はブラックアウトする。

「そんな中国に取り込まれてしまうのは困る」、と香港人は抵抗しているのだ。
暴力ではなく、言論で抗議しようとしている。
当然、中国の軍事力からすれば、あっという間に制圧できるはずだが、香港からは世界中に、さまざまなメディアで真実を発信できるので、中国もそう簡単には動けない構図になっている。

トランプによる貿易圧力も、おそらくは香港問題への牽制だろう。

そうした『自由』を求めてのデモである。
日本は、知らぬ存ぜぬ、でいいのだろうか。

同じ世代の若者が、命をかけてデモに参加している。
香港が、中国政府に完全に吸収されれば、次は、台湾がターゲットになる。そして次は沖縄だ。
信じられないだろうが、中国はそうやって覇権を拡大している。
一帯一路とは聞こえは良いが、要は中国の覇権を世界に広げようとするものだ。
援助と称して、発展途上国へ小売りで資金を貸し出し、支払いができないとなれば、その領土をいただくわけだ。

これまでも中国はそうやって、現在取り込まれているウイグルやチベットを占領し、文化を破壊し、反対勢力を粛正してきたのだ。

それを知っての香港のデモである。
この真実を生徒たちにも伝えたいと思う。

先日、卒業生が香港のデモに参加してきたという。
きわめて整然としていたという。

「一部過激な行動」と言われる行為は、警察側のやらせである可能性も高い。
デモの中にも、たくさんのスパイを潜り込ませていると聞く。

いつの時代も『自由』を勝ち取る戦いは命がけなのだ。
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