2020年06月21日

ニジマスのプレゼント

中3のI君とN君が、「丹澤先生、プレゼントで〜す」、と新聞紙を持ってきた。
何で新聞がプレゼントなのかと、明けてみると、そこには30センチほどのニジマスが一匹。

「今日、Y川で釣ったんです。」
と、満面の笑みのI君。

I君は、野球部キャプテンである。練習後、午後から何キロも歩いて歩いて川に行き、初めての大物を釣り上げたらしい。

私は夕食後だったので、早速冷凍庫に入れた。

「丹澤先生、食べて下さいよ。」
と、I君。

ニジマスはきれいな魚だ。
釣りたては、さぞかし美しかっただろう…。

「寄生虫がいますから、気を付けて下さいね。」
養殖でないニジマスは、寄生虫がいるので、生食は控えなければけないと、N君。

結局、焼きニジマスになりそうだ。
家庭冷凍庫で48時間で寄生虫は死滅するらしい。
その後の解凍でしばらくかかりそうだから、食べられるのは数日後か…。

「鱗は落としときましたよ。」
「内臓も取っておきました。」
と、I君。
いやいや、さすがだ。

あとは、私が調理して食べるだけ、ということか…。

6月1日に、地元の鮎釣りが解禁されて以降、どの川も賑やかになった。
もちろん、鮎釣りの人の方が少ないのだが、コロナの自粛解除もあいまって、連日川は釣り客で賑わっている。

「本当に中学生の雑魚釣りは無料だったかな…。」
改めて心配になって、もう一度調べ直した。

世の中、まだまだ私の知らない世界だらけだ。

そんな世界を一つひとつひもときながら、人生行路を歩んでいる…。

「教師は、一生学び続けなければならない」、という言葉の重みも身に染みる。

I君とN君は、次の釣り行きの計画に余念がない。

どうやら、一度大物を釣り上げてしまうと、やみつきになるらしい。

そんな彼らが愛おしい…。
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