2019年11月16日

強化練習会

今年も中高強化練習会が行われた。
高野連と中体連のコラボによる、年一回の合同練習会である。

高校生や高校の監督たちが、中学生を指導し、少し硬式に触れさせる。
高校生のほとんどは、地区の学校の野球部の卒業生でもあり、これまた説得力がある。
高校の監督も、中学生からは雲の上の存在のように思えるので、一言ひとことを真剣に聞く。
対象は中2なので、リーダーとして意識の芽生えた選手たちが、学んでこれを一年生に教えようという気持ちで聞いているので、吸収も早いのだ。

私の学校からは、今年は4名参加させた。
バッテリー、内野、外野に分かれての練習。

「最低十五人とは、練習中や急の話をしなさい。」
という私の指令の下、内弁慶の彼らは、必死で話しかけたようで、
「先生、目標達成しました!」
と、嬉しそうに言う。

「本当の目標は、野球を学んでくることなんだけどな…」、と思いつつも、彼らの奮闘に私はほくそ笑む。

考えてみれば、全員が同級生。同じ中学二年生だ。
野球という共通項を通して、互いに交流できるのは、とてもいいことだと思う。

この練習会は、「中学生が昼食を食べながら高校野球の試合を間近で見る」、というイベントも用意されている。

中学生たちは、彼らの有志に感動しながら、高校野球の技術とスピードの違いを肌で感じるのだ。
「試合中ベンチに入ってきていいですよ。実際どんな声を出しているか、聞いてみたらいい…。」
高校の監督から、最大限のサービスもあった。

試合を見るのは、中学の先生たちも同じなのだが、こちらは見る視点が違う。
試合に出ている生徒たちは、かつての自分の教え子たちでもある。

高校の選手たちは、かつての恩師に勇姿を見せたいだろうし、中学の先生たちは、自分の教え子であることを誇りに思い、何となくいい気持ちになる。
中学で野球をやっていると、実際に高校野球の試合を生で見る機会は、意外と少ない。
試合のあるときは、中学でも練習しているからだ。

そんなたくさんのプレゼントをもらって、いよいよ野球部も冬のシーズンに入る。

「これだけトレーニングをやれば、中学生はヘロヘロだろうね…。」
と、私がつぶやくと、近隣の先生は、
「うちは、毎日これ以上トレーニングさせていますよ。」
と言う。
その結果は、春以降に効いてくるのだろう。

私自身も、いろいろヒント得られた練習会でもあった。




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