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2018年10月18日

駅伝の試走をサボる

昨日の駅伝の試走。暗くなるのが早いので、選手は帰りの会には出ないで駅伝の試走に出かけたのだが、中2の3人が行かなかった。
正確に言うと、いつまで経っても来ないので、バスが出発し、置いていかれたのだ。

一人はトイレに行っていたと言う。
残りの二人は、着替えが遅く、着替え終わった頃には、もう出発していた。

駅伝監督の先生もさすがに、
「もう、本番も来なくていい」
と言ったらしい。彼らのやる気を疑ったわけだ。
2人は、前回の市内駅伝にレギュラー選手として出場した生徒である。

「あいつら、何も言いに来ないんですよ。」
三人は、遅れたことに対して監督の先生に、報告にもお詫びにも行っていなかったらしい。
自分たちが、多くの人に迷惑を掛けてしまったことを認識できないのか、分かってても「シカト」しているのだろうか。

昨今は、叱られ方が分からない生徒が多い。
彼らは、時間が経てば、「なかったことになる」と思っているふしがある。
もしかしたら、日頃から教師の方が根負けして、「放っておいてしまった」ことへのツケかも知れない。

教員側の手抜きは、じわじわと生徒に影響していく。

駅伝の監督が、私に
「彼らをどうしたらいいですか?」
と尋ねてきたので、
「呼び出して、きっちり指導してください。」
とお願いした。そのままでは、彼らは許されたと思う。

チームプレーを教えられていない生徒なので、集団行動であっても、自分勝手な行動をする。
その行動が、他にどのくらい影響を与えるかは、まったく予想できない。
集団行動の訓練もほとんどなされていないし、教えられたこともない。
結局、周りを見ることのできない、自分のことしか考えられない人間になっている。
そして都合が悪いと、自分以外にその理由を求め、そちらの責任を追及しようとして、反省しない。
マイペースの裏には、自己中心的な考えが見え隠れする。

『個性』を伸ばすことは、『自分勝手』を助長することではない。

注意されても空返事、叱られるとふてくされる。
「だって、先生から言われたから…。」
と、母親に愚痴を言い、はたまたクレームとして保護者から連絡が来る。

学校現場として、確かに指導しにくい世の中になった。
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