アフィリエイト広告を利用しています
ファン
<< 2023年02月 >>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        
最新記事
カテゴリアーカイブ
コーヒー(150)
手作り品(76)
(109)
大相撲(48)
健康(45)
社会(308)
生業(133)
お菓子(10)
生活(190)
宗教(12)
美術(8)
物理(4)
スポーツ(76)
哲学(54)
テレビ(67)
世界(58)
心理(19)
政治(190)
メディア(130)
経済(179)
日別アーカイブ

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2021年04月18日

新流行語「・・・と思っていて」

もうすでに流行語の域を脱して
若者の間では当たり前の言い回しになった
「・・・と思っていて」

最初この言葉を耳にした時、
それは多分若者が集って討論する番組だったと思う。
討論する番組に集まるくらいだから
集まっている若者たちは「意識高い系」のはずだ。
そういう人たちが一様に「僕は・・・・と思っていて」「私は・・・・と思っていて」
と話すので非常に違和感を感じた。
この「いて」に引っかかりを感じたのだ。

それまでならば「・・・と思うんです」や「・・・と思います」
となって一旦話を区切っていたのが常であった。
なぜそんな言い回しがこれほど流行ったのか考えてみた。

若者が集まる討論番組を見ていると、
最近の若者は早口だなーと感じる。
で、相手の反論は聞きたくないというのが顕著に分かってしまう。

だいたい若い人というのは生きている年数が少ないのだから
考えに経験が伴っていない場合が多い。
それゆえ自分の発言には自信がない。
そのくせプライドは高いから反論されて言い返せなかった場合
受けるダメージは相当なものになる。
また、「言い争うことは悪である」的な教育を受けているので
反論に反論で返す気概も持ち合わせていない。
またその教育のせいで傷つく訓練を受けていないから
大勢の面前で恥をかいて傷つきたくない。

そのような理由から、
早口でまくしたてることによって相手が自分の発言を理解して反論する時間を与えず、
しかも反論させないように話に区切りはつけず、
「あくまでこれは私の意見です。私の意見なんだから尊重されるはずですよね」
という意味を込めて「・・・思っていて」と話すのではないだろうか。
じつに用意周到によくできた言い回しである。
さすが意識高い系だと感心する。

これ数年前から気になっていたのだけれど、
最近では30代40代の中年層までこの話し方が増えてきた。
もうこうなると若者の流行り言葉ではなく、
立派に市民権を得た常套句と昇華してしまった。
恐るべし意識高い系。










posted by 黒豚猫 at 13:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会

2021年04月08日

少年ジャンプと日本テレビ

昔は漫画をよく読んだものだが、
最近はめっきり読むことがなくなってしまった。

それはいわゆる「少年ジャンプ」的な話が世の中の漫画の主流になったからで、
そのユートピア的で気色の悪い世界観がどうにも受け付けられないからだ。

「友情」「仲間」「努力」とかが画面に踊ると
吐き気がしてきて読む気になれない。

さきほどネットニュースを眺めていたら、
「進撃の巨人」をジャンプ的に紹介している記事を見つけて
「うわ、世の中ここまで汚染されてしまったのか」と
驚愕してしまった。

確かに進撃の巨人も物語の前半まではそのように進んでいると
表面上は見えたかもしれない。
しかし間もなく最終回を迎えようとしている現段階では
まったくジャンプ的ではないのは明らかである。
進撃の巨人について記事を書こうというライターが
それを読まずに書いたとしたらそれはどうかと思うし、
読んでいながらそのように書いたとしたら
よほどジャンプに洗脳されている人だ。

少年ジャンプから距離を取る感覚は
日テレの番組から距離をとっている状態に似ている。

あの自局のアナウンサーを無理やり人気者にしようとする姿勢や
笑いを足してさも楽しげな雰囲気を演出する手法が
どうにも性に合わない。

エンタだとかいってQだとかがいい数字だと見ると
スラムダンクだとかワンピースだとかドラゴンボールなどが
人気なのも分かるなぁ、と感心してしまう。











2021年02月14日

2021.2.13東北地方で地震発生

また東北地方の太平洋沿岸が震源の大きな地震が発生した。

今回は津波はなかったが、
東日本大震災からまもなく10年ということもあって
あの大被害を思い起こした人も多かったことだろう。

あのとき、
前月にニュージーランドで大地震があり、
日本人も多数被害に遭ったこともあり
街の被害がニュースで流れた。

2日前の3月9日に大きめの地震が東日本の太平洋沿岸に発生。
そして3月11日、あの未曾有の大災害が起こってしまった。
その後の余震も激しく、
4月7日にもM7震度6の地震が起き、
今度こそ本当に死んでしまうのではないかという恐怖に襲われた。

今回も数日前にニューカレドニアでM7.7の地震が起きていた。
今回の地震が10年前の3月9日に相当するとすれば
数日以内に再び大きな地震が起きてしまうのではないかと
嫌な予想をしてしまう。
この予想が外れることを祈るばかりだ。

なにせ現在はコロナ禍である。
せっかく沈静化してきたコロナが
避難所で過ごさなければならないような事態になれば
恐ろしい事になりかねない。










posted by 黒豚猫 at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会

2021年02月01日

ベトナムエバーグリーンを焙煎

ベトナムエバーグリーン.JPG

ベトナムエバーグリーンを焙煎した。

生豆の特徴として
大きさは比較的揃っていて大きすぎず小さすぎず。
色は中南米産の豆のように青みがかっている。

欠点豆は少なく5%以下。
見た目で明らかに欠点豆とわかるものはない。

焙煎はゆっくりと火が入る印象。
15分過ぎまでは焼けた豆と焼けてない豆が混在して色むらがあるが
焼きすすめると色が揃ってくる。

ハゼ音は比較的大きく、
2ハゼも長く続く。

香りはとても好ましいコーヒーの香り。
これは燻った感じが少なく香ばしいという意味。

300g焙煎して出来上がりが237g。

このように欠点豆を取り除いて、焙煎して水分を抜いて、
ということをした結果、
5kg3030円で購入した豆は焙煎し終わった段階で
1kgあたり755円になった。
(送料・代引き手数料・水光熱費を除く)

1日おいてからエスプレッソを淹れてみる。

ベトナムというと知る人ぞ知るコーヒー大国。
生産量はブラジルに次いで世界第2位である。
世界第2位は意外かもしれないが、
それもそのはず、その生産されているほとんどがロブスタ種である。

ロブスタ種はアラビカとは違い
大味で苦味が強く、香りもいまいち。
しかしながら病気に強く、収穫量も多い。
低地での栽培も可能で虫にも負けないたくましさがある。

そんなロブスタ種ばかりを育てているベトナムのアラビカは
一体どのような仕上がりなのだろうかと不安はあった。

まず淹れた状態はクレマが厚い。

もちろん焙煎したてだからということもあるのだが、
他のアラビカと比べても厚みのあるのがわかる。
品種がカティモール種というもので
交配の親の親がロブスタなのでクレマができやすいのだろう。

さて、牛乳を加えてラテにして飲んでみる。

まずまずバランスが良い。
苦すぎることもなく、酸味が強いわけでもない。
甘味もさほどなく、いわゆる可もなく不可もなし。
単品でも十分飲むに値する出来なので
これであの価格はお手頃だろう。

ただ後口に渋み・エグみがあり
これはアジア産のコーヒー特有のものである。
エイジングして1年2年寝かせると良くなるかもしれないが、
ブレンドしてしまえば気にならないだろう。











2020年12月20日

詭弁だらけの報道を見せられて子供は大丈夫?

ここ数年の政府の答弁って
道理に合わない詭弁が多すぎる。

コロナによる大人数での会食自粛要請をしているにも関わらず
首相自ら大人数での会食を催した問題。

首相の答弁は
「国民に誤解を与えた」
西村大臣
「一概に会食が駄目だというわけではなく
感染症対策をしっかり取っていれば問題ない」
麻生大臣
「5人以上は駄目なの?6人家族は一緒に食べちゃ駄目ってこと?」

どれもこれも詭弁でしょ。

こういうのを見て子どもたちは育っていく。

昔は
「アニメや漫画ばかり見てないでニュースや新聞を読め」
と言われたものだが、こんな報道ばかりだと
よほどアニメや漫画を見ている方がまともな大人になれる。











posted by 黒豚猫 at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2020年12月17日

笑っちゃう「勝負の3週間」、なれど

新型コロナの感染者の急増によって
日本政府によるGO TO事業が一時停止された。

医療現場の崩壊寸前での決断だそうだが、
相変わらず政府に対応は遅すぎる。

というか中途半端な印象が拭えない。

おまけに首相自ら5人以上の会食をしていたことが発覚し、
締まらないと言ったらこの上ない。
まるで菅内閣というのは
森友加計問題から桜を見る会までの
積もりに積もった安倍内閣の「負」を
学術会議問題やコロナウイルス対応を引き金として
爆発させようとしているか如くに映る。

「勝負の3週間」などと掛け声をかけておきながら
一方ではGO TOキャンペーンを継続して
ウイルスのキャリアを野放しにして
日本中にウイルスをばらまき続けさせた。

国民にしてみると
経済を回したほうがいいのか
それとも自粛して感染を防いだほうがいいのか
判断できずに困惑するのみである。

経済を回したいと考えるのなら
スエーデンやアメリカのように
感染者対策は全く取らず、
たとえ死者が出ようが重病者が増えようが
放ったらかしにすればいい。

とにかく感染者数を抑え込みたいのなら
中国やオーストラリアのように
徹底的に感染の封じ込めに心血を注ぐべきであろう。

そのどちらに振り切ったほうがよほど結果的には
経済の早期回復に結びつくと思う。

「中庸」は日本文化に根付いた考え方である。
それゆえ全方向に良い顔をしたがるのだろう。

そんな日本政府の中途半端な対応に憤りつつも
だがちょっと立ち止まって考え直してみた。

世界はグローバル化が進んでいる。
その流れはもう止められはしないだろう。
こういった全世界を巻き込むような
感染症は今後も、何度も押し寄せるはずである。

こういう言い方は新型コロナウイルスに
巻き込まれた方々には申し訳ないが、
今回はこの程度の重症化で済んだのかもしれない。
今後、もっと致死率の高いやばい感染症が
流行しない保証はない。

少し前にアフリカで流行したエボラ出血熱のような
感染したら最後、治療法もない死の病が
全世界に向けて流行する可能性はある。

今回の新型コロナウイルス騒動というのは
今後の全世界規模の感染症に対する
壮大な社会実験と解釈することができる。

どのような対応を取れば
感染を早期に封じ込むことができるか。
その際の経済はどうなって、
その後どのように立ち直ることになのるか。

実験というからには
様々な対応例が必要となってくる。

極端な対応から徐々に緩める対応まで
様々な対応例があったほうが
その後の研究には役立つことだろう。

われら日本政府の中途半端な対応は
それはそれで研究対象として貴重な例になるはずである。
その場しのぎの、中長期的展望のない対応が
どの程度感染症に対して有効であったのかという
社会実験を国民レベルで担わされていると考えると
まだ納得できる気がする。










posted by 黒豚猫 at 12:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 政治

2020年12月11日

7年焙煎して

なんだかんだで
コーヒー豆を自家焙煎して
7年が経過した。
それで認識したことを書いてみる。

これまで値段の高い豆から安い豆まで
いろんな生豆を購入して焙煎した。
(高いとは言っても1kg2000円もするような
バカ高いものは買えないし、
安いといってもクズ豆ばかりの品には手は出さない)

それで分かったことだが、
高い豆というのはたしかにクセがなくバランスはいいのだが、
それだけに突出している個性がなくつまらない。
クセがないからブレンドしても意味がない。
焙煎度合いを変えても分かりにくい。

サードコーヒーなどと名前を付けて
ブームっぽいものを作り上げようと必死なコーヒー業界。
カップオブエクセレンスだのスペシャリティコーヒーだのと
値段を釣り上げて高いコーヒーを売りつけようとしているが
それらの商品は押しなべて欠点の少ない調和のとれた
面白みのないコーヒーばかり。

だからブレンドして面白いのは
5kg3000円4000円程度のクラス。
単独で飲むにはクセが強く感じられるが
ブレンドすることによって気分にあった味わいが楽しめる。

ブラジルとコロンビアは私には合わない。
ブラジルは鉛筆の芯みたいな味がするし、
コロンビアは麦茶っぽくて馴染めない。

アジア系はニュークロップだと土臭くて
いまいち美味しくないのだが、
1年くらい寝かせてエイジングすると
見違えるように飲みやすくなる。
特にマンデリン系やインド産のもの。

自家焙煎に慣れてしまうと
それまで普通に飲んでいた缶コーヒーや
コンビニのコーヒーが飲めなくなる。

缶コーヒーは豆の質の悪さが顕著に分かる。
日本最大手のコーヒー会社の商品は
めっちゃロブスタ使ってるじゃん、
ていうことが分かり飲んでいると気持ち悪くなる。

コンビニのコーヒーはカフェラテしか飲まないのだが、
豆の使用量が少なかったり
コンデンスミルクを混ぜるなどミルクに細工していたり、
まあそういうのを「企業努力」というのだろうが
普段自分で作るものより数段味わいが落ちる。
それでも缶コーヒーよりはずいぶんマシではある。

ざっとの記録ではあるが、
私はひと月にコーヒー生豆を1kg消費する。
購入している豆が5kg4000円平均くらいだから
1年で消費する豆の金額は大体1万円。
1日当たり約28円。
ラテにする牛乳代や焙煎にかかるガス代を考えても
1日100円足らずで満足感の高いカフェラテを
思う存分楽しめる。
缶コーヒーやコンビニのコーヒーよりずいぶんお得に
ハイクラスのカフェラテが飲めるのだ。

エスプレッソマシンは相変わらずデバイスタイルの
Brunopasso TH-W020 を使用している。
一時期販売中止という情報が流れたが、
復刻モデルとして Brunopasso TH-W030

TH-W030(ブラック) エスプレッソマシン

新品価格
¥16,900から
(2020/12/12 14:04時点)




が発売され、よかったと胸をなでおろした。

エスプレッソマニアの中には
何十万もする高級機種でないと本物のエスプレッソとは言わない、
などという人がいる。

私はエスプレッソマシンは自動車に似ていると思っている。

自動車だって何千万円もする高級車から
100万円以下で買える軽自動車もある。
だが目的地に運んでくれる道具という意味では同じである。
内装や外観、乗り心地や運転のしやすさなどに差はあるものの
目的地に大差のない時間内で到着できれば問題ないのである。

















2020年11月09日

「絆」について

「鬼滅の刃」が大人気で、
ツイッターの書き込みでもいまだに
やれロードショウは年明けまでやるのだろうか、とか
やれ単行本を探したけれど売っていない、だとかあって
まだまだ多くの人が熱くなっているようだ。

私も人気が出始めたころ
YOUTUBEだか何だかで動画を見てみた。

最初のほうは画が少女漫画と少年漫画のミックスみたいな
独特の美しさがあって興味がそそられた。
時代設定の大正時代というのもなかなかニッチで
「いいとこつくなぁ」と感心した。

ところがねぇ、途中から
「絆」って言いだしたんですよねぇ。
これで一気に冷めてしまった。
ああ、やっぱりこの作品もジャンプの「絆」路線なのかと。

「絆」路線の作品は何故か世間では人気が高い。
私はその路線が苦手なのである。

昔々、キン肉マンの当初までは私はジャンプ読者で
毎週楽しみにジャンプが出る月曜日
(本当の発売日は火曜日なのだが、近所の店は月曜に届いて
言えば月曜に売ってくれた)を楽しみにしていた。

ところがキン肉マンがヒーロー超人たちと
「友情」を言い合いだしてから気色悪くなりだし
読むのを止めてしまった。

おそらく世間的にはその頃からキン肉マンの人気は爆発し、
キンケシブームが巻き起こったはずである。
クラスメイトがキンケシを買い集めていても
私は一切気にも留めなかった。

それからジャンプはその路線をまっすぐ走り続け、
北斗の拳やスラムダンク、ドラゴンボールにワンピースといった
大ヒット作品を生み続けるのだが、
そのどれにも私は興味を持てなかった。
そのどの作品にも「絆」という胡散臭さが付きまとっているから。

でも世間の人たちは
その胡散臭い「絆」が大好きなんだよね。
よっぽど「絆」のない世界に住んでいるんだろうなぁ。
ああいうあからさまに「絆」を叫んでもらえないと生きていけないくらい
つながりが希薄な世の中になってしまったのだろう。

スマホ依存、とりわけライン依存とかっていうのも
きっとそういうことなのだろう。
繋がっていないと不安だから
無理やりにでも何かと繋がっていようという
恐怖心の表れのように思えてならない。










posted by 黒豚猫 at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会

2020年07月12日

お勧めがゲイシャって

Tverは本当に助かる。
ネット環境さえあればどんな僻地にいても
主要なテレビ番組はだいたい見ることができる。

私が中学高校生のころはそんな便利なものはないから
それまでキー局エリアに住んでいたから余計に
テレビ局の少ない地方に引っ越しさせられて
なんだか世間から取り残された気分にさせられたものだ。

まあそんな話は余談だが、
昨夜そのTverである番組を見ていたら
有名なバリスタが芸能人にコーヒーの飲み方をレクチャーしていた。

バリスタがあるコーヒー店に赴き、
芸能人に勧めるコーヒー豆をその店で選ぶのだが、
その内容のつまらなさにガッカリさせられて
思わず番組を閉じてしまった。

勧めるコーヒー豆として最終的に悩んで長くしゃくをとっていたのが
その店のオリジナルブレンドとエスメラルダ「ゲイシャ」の2種。
もうこの時点で営業臭がプンプンで吐き気がする。
それで最終的に選んだのがエスメラルダ「ゲイシャ」。
オエッ!


私はそういう場面でエスメラルダ「ゲイシャ」を選択する人を
信用していない。

その店でゲイシャは1kg4万円だそうで、
それだけで人はありがたがって「きっと美味しいに違いない」
と思いこんでしまうだろう。
仮にとても不味く感じたとしても
「世界的に評価されているし、値段も高いのだから
悪いのは自分の舌であって豆のはずがない」と感じるはずである。

今回のゲイシャとかコピルアックとか
付加価値のついている値段の高いものは
素人丸出しのテレビ局ディレクターは大好きかもしれないが、
視聴者は飽き飽きしている。
メディアに媚びを売る職人はもはや職人ではなく
商売人である。
商売人はどれだけ売れるかが大事であって、
顧客がどれだけ満足したかは問題ではない。

だから私はこういう番組でゲイシャを勧めるバリスタは信用しない。












2020年05月16日

コロナ禍における菓子製造業への行政の対応

コロナウイルスを蔓延させることがないよう
行政は商業施設その他へ休業、もしくは営業時間短縮を要請し、
要請に応じた施設に対して補償を行った。

休業要請は不要不急の外出を控えさせるということが前提であり、
それに則した施設に出されるものである。

だからスーパーなど生活必需品を扱う施設は
通常通り営業できるから補償しない。
これは分かる。

他方、飲食店などは密集した環境に長い時間いることになるから
これは営業を休んでもらい、その分の売り上げを少ないながら補償する。
これも分かる。

そこで我々ケーキ屋というのはどのように区分されるのか、
実に微妙な立場だと考えて行政に問い合わせてみた。

「ケーキ屋というのは生活必需品なので
休業要請の対象にならない。」
という回答であった。

生活必需品?

まあ生活必需品と認定いただくことは
長い目で見ればありがたいことである。
ただどうだろう、こういった状況下で
スーパーへの買い出しの帰り道で
生活必需品だからケーキも買って帰らなきゃ、
と考える消費者がどれだけいるだろうか。

[stayhome]のスローガンのもと、
自宅で過ごす時間が増えて自宅でケーキ作りする家庭が急増したそうだ。
スーパーの棚から小麦粉などの製菓用材料が消え、
メルカリなどのサイトには小麦粉、イーストなどの商品が
通常よりも高値で並んだ。

消費者がお菓子作りに関心を寄せるということも
長い目で見ると大変結構なことである。
あくまで長期的に見ればということであって
短期的には売り上げが激減して潰れるケーキ屋ベーカリーが続出するだろう。

ちょっとうらやましく思えるのは
休業補償を受けつつテイクアウトで売り上げを得ている飲食店だ。

もちろんテイクアウトをしているとはいえ
その売り上げは雀の涙ほどであろうし
売れ残って廃棄したり、材料費がかかりすぎたりなど
思うようにいかないことも想像できる。
ただ、行政から気にかけてもらえていることは事実である。

もちろん急に疫病が蔓延したことによって行政が混乱しており
厳密な線引きができないことは理解出来る。

ただ行政にはこのコロナ禍が落ち着いて冷静になったときに
あの時の線引きが正しかったのかどうか
改めて検証していただきたい。









posted by 黒豚猫 at 11:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 生業
検索
最新コメント
タグクラウド
プロフィール
黒豚猫さんの画像
黒豚猫
プロフィール
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。