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2018年12月29日

ショートショート(超短編)――第 11 話 パパー!

ショートショート(超短編)――第 11 話 パパー!


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 茂樹は学校に自転車で行く途中、公園で休んでいた。数年前に手術した後遺症で、今も手足に痺れが残っていて、いつも屈伸運動をしていたい感じがあった。大学の教授をしている茂樹は、健康のためといって、5キロばかり離れたところにあるマンションから、勤務している大学まで自転車で通っていた。いつものように、予定の時間より1時間ばかり早く出て、公園を回って大学に向かっていた。この公園にいつも立ち寄って、まずベンチに座って、背もたれを軸にするようにして、背中を伸ばして屈伸をするのが気持ちがよかった。その後、腕や足の屈伸をして、縮こまった感じの体を十分に伸ばすのであった。首の関係で手術を受けていた茂樹の症状は手足の関節にしこりが残り、体の関節が固まった感じになっていた。その感じを何とかほぐそうとするために、屈伸運動を欠かさず行っていたのだ。茂樹にとっては、自転車で10分近くやってきて、体が少し温まり始めたころに、節々を伸ばす感じで屈伸運動をするこの日課が心地よかった。自転車で大変でしょうと、周りの人たちから言われても、口にはこの気持ちよさを出さなかったが、心の中で密かに楽しみにしていたのだ。
 その公園は大学の自宅のマンションのほぼ真ん中に位置していていることもお気に入りだった。また、いつも座る公園のベンチの前には大きな運動場があり、老人たちがゲートボールをしたりすることもあったり、幼稚園の子供たちが大挙してミニ運動会的なことをすることもあった。また、若者が友達と一緒に野球をしたり、ボール遊びをすることもあった。その横はミニ公園があり、子供用の滑り台や砂場があり、若いお母さんたちが子供を連れてやってきていた。ベンチの裏手にはエスキーというスポーツやテニスやゲートボールのコートがあった。すなわち、前からも横からも後ろからも元気な声が聞こえてくる位置にベンチがあり、その声に囲まれて屈伸運動をすることに心地よさを感じていた。もともと、小さいころからスポーツ好きであった茂樹は、スポーツに伴う様々な声は心地よく響いた。
 その日もいつものように十分に体をほぐして一休みしようとベンチに座っていたときに、思いがけないことが起きた。ミニベンチに向かっていたのだろうが、母親に連れられた1歳半くらいの男の子が、ヨチヨチとした足取りを早めて茂樹の方にやってきて、パパーといいながら抱きついてきたのだ。母親は急に早く歩き始めた我が子に少々遅れをとっていた。茂樹はとっさに、この子のパパにしては自分が年を取り過ぎていると思ったが、この位の子供にはそんな違いはあまり関係ないのだろうとも思った。それで、彼の口から出てきた言葉は、ごめんねパパでなくて、だった。するとその子は悲しそうでもあり、気まずそうでもある表現を子供なりに浮かべると、泣き出してしまった。泣き出したその子は近づく母に向かって抱きついていったが、直ぐにまた茂樹のほうに向かって来て、指差しながらパパって言った。茂樹はなんと応えて言いか戸惑いながら、ベンチから降りて子供の高さになるように跪いて、ごめんね、パパでなくてといった。すると、思い出したようにその子はまた大声を上げて泣き始めた。母親がいくらあやしても泣き止まず、茂樹は若かりし頃を思い出しながら、彼女に目配せをして、自分がちょっとあやしてやりましょうというサインを送って、その子を抱き上げ、泣かないよ、といいながらあやしてやった。すると、茂樹自身が驚いたことに、その子はパッと泣き止んだのであった。自分がこの子のような赤ん坊の面倒をみたのも、もう20年以上も前のことだなと思い出しながら、まだまだ子供をあやすことも錆付いていないなと自己満足をしていた。泣き止んだその子を下におろすと、また直ぐに泣き出してしまい、また同じように抱き上げてあやすということが数回続いた。母親はどうかというと、すいませんといいながら、満足そうな表情を何とか隠そうとしていた。よくこの公園にはこられるのですか? と母親に声をかけると、ええ、時々、と短く彼女は答えた。私も、時々この公園に立ち寄ってここに座って、ちょっとした運動をするんですよ。体がなまってきて、とかく運動不足になりがちですからね。そういいながら、子供を下におろすと、また泣き始めた。母親が受け取ってあやしたが、泣き止むことがなく、今度は茂樹の方に行きたいと体をくねらせてぐずったので、結局また、茂樹がその子を抱きかかえることになった。最初、昔自分が子供を育てていた頃のことを思い出して、若返ったような気持ちを抱いていた彼だったが、しがみついて離れない小さな子供に今度は驚きも感じ、煩わしささえ少々覚え始めていた。そろそろ大学に行かないと、予定していた印刷物や準備などができなくなると思い始めていた。普段、計画的に日々を送っている茂樹にとって、公園での滞在時間は長くて30分という頭があった。いろいろ運動をしても30分もすれば十分だと思っていたので、その程度の時間を公園で過ごしていた。しかし、今日はその予定をひっくり返すことが起こっているのだ。どうも好かれちゃったみたいですね、こんなおっさんですが、というと、母親はすいません、お仕事がおありでしょうから、すいません、といいながら子供を茂樹から受け取ってあやしたが、結果は同じことであった。茂樹の頭の中には、この母親は本当の母親なんだろうか、父親はいるんだろうか、自分は本当に父親に似ているんだろうか、この子と母親は今まで見たことがないがこれは何か陥れる罠があるんじゃないか、こんなことにかまっている時間はないので、早めに切り上げて学校に行かなければ行けないがどうやってこの場から離れるか、などなど、浮かんできた。お父さんに似ているんでしょうね、ご主人もメガネをかけていらっしゃるんですか、と自信なさそうな声で母親に聞いてみた。30歳くらいの母親は茂樹の質問に答えにくそうに、はぁといっただけだった。茂樹はその声を母親と同じように、不安げな気持ちでただ聞くだけだった。
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 散らかってるんですよ。といいながら母は部屋の中に入っていき、子供のために読みかけになっているように見える、テーブルの上の数冊の絵本を片付けた。どうぞそこにお座りください、といって茂樹をソファーに座るように勧めるので、茂樹は子供を抱いたまま腰を下ろした。すると、子供が目を覚まして、また愚図り始めたため、母親はすいませんといって、こちらのベッドに寝かせて頂けますかと、ダブルベッドの上を指差した。ベッドの真ん中に子供を静かに置くと、また愚図るので、横にその子に添い寝するように横になって、軽く眠りを促すかのように胸を叩いていると、また眠り始めた。これでやっと一安心だと思っていると、母親がベッドの反対側からタオルケットをその子に掛けながら、囁くような小声で、この子、今日ちょっとおかしいです、普段はこんなことはないんですが、本当にすいませんといった。茂樹も母親の小声につられて、よっぽど気に入られたみたいですね、パパによく似てるんでしょうね、といいながら、苦笑いをしてみせた。そのとき、母親は公園でつけていた上着はとっていて、途中まで前開きになっているボタンを外れたままにしたTシャツ一枚になっていた。公園では気づかなかった若さが彼女のその姿に溢れていた。

今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。コメントなどありましたら、お願いします。また、ご訪問下されば幸いです。
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2018年12月28日

タイでの日常生活(42)――Mister Donut


今回は、先日行った、Mister Donutのことをトピックにして、記したいと思います。
前回ではKFCという、世界中で知らない人はいない位有名なファーストフッドレストランを紹介しました。今回のMister Donutも、恐らくKFCと同じように、殆どの人に知られたドーナッツの店です。これを書く前に、いろいろ調べてみると、面白いことがありますね。全てをお伝えは出来ませんが、いくつか、自分自身も知らなかったこと、それに併せて気づいたことなどを中心にお伝えします。

《Mister DonutとDunkin’ Donutsは違うの?》
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私が日本に住んでいるとき、ショッピングセンターの中にドーナッツ店がありました。時々、ドーナッツをそこで買っていました。それで、糖尿病になったのかな? そんなことはないのですが。その店は最初Mister Donutと行っていましたが、ある日、Dunkin’ Donutsに名前を変更しているのに気づきました。しかし、(多分)アルバイトのスタッフも同じだし、販売しているドーナッツも同じだし、値段も同じ。変だな? って感じで見ていましたが、それ以上特に考えることなく、今まで通り、ドーナツを買っていました。表題の質問はお分かりですか? 答えはYesでもあり、Noでもあります。今回はこの辺りから、始めます。

《Mister Donutの生まれ》
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1955年にHarry Winokurという人が、義理の兄弟のWilliam Rosenbergと一緒に、アメリカのボストンでMister Donutの店を始めます。正確には、Harry WinokurがWilliam Rosenbergから、フランチャイズの権利を購入して、協同経営のようにしたようです。しかし、その後、Rosenbergとは、協力関係を清算し、別の義理の息子のDavid SlaterとMister Donutを継続していきます。
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名前の由来は、彼が使っていた銀行で、銀行員がニックネームで、彼のことをMister Donutと呼んでいたことから、Mister Donutとなったということです。しかし、この名前の由来は諸説あるようです。日本語で考えると、ニックネームとかその人を呼ぶときに、商品名とか店の名前でその人を呼ぶかな? って思うと思いますが、アメリカではよくあることです。敬意と親しみを込めて、Miss Beauty shopとか、Mr Bookstoreなんて言い方を聞いたことがあります。

《Dunkin’ Donutsの生まれ》
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Dunkin’ DonutsはWilliam Rosenbergが1950年にアメリカのボストンで始めたドーナッツの店です。面白いですね。Mister Donutも同じ所でドーナツ店を始めているんです。Rosenbergは商売のセンスのある人で、WinokurとMister Donutを始める前から、サンドイッチの訪問販売などでも成功を収めていました。だから、RosenbergのDunkin’ Donutsの方が、ドーナッツ店としては古く、所謂、老舗なのです。
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名前の由来は、映画から取っているようです。映画で俳優がドーナッツをコーヒーに浸す(dunkingと英語で言います)所から取ったようです。アメリカ人はドーナツだけでなく、ビスケットやトースト、パンなど、コーヒーに浸して食べるのが好きな人が多い感じです。昔は、今のように、品種も少なかったでしょうし、いろいろなトッピングのしてあるものも少なかったでしょうから、Dunkingするのもしやすかったのかも知れません。

《Mister DonutとDunkin’ Donuts》
Mister DonutとDunkin’ Donutsは別々の会社として運営されていました。そして、1990年にDunkin’ Donuts’の方が、Mister Donutを吸収しました。その為、アメリカには会社としては、Dunkin’ Donutsのみが存在しています。Mister Donutは存在しないのです。しかし、ブランド名としては売られているようで、稀に見かけることがあります。これは営業権との関係で、こういうことが起きるようです。この延長線上に、フィリピンとかタイ, エルサルバドル、韓国、中国、台湾などで、Mister DonutもDunkin’ Donutsと共に、目にするということになっているのです。最初に書いたように、基は同じ商品ですから、同じドーナツを目にするのは当然なのです。しかし、この二つ会社は、経営方針とか会社の都合などで、何度かM&Aを繰り返しているようで、その後も所有権や営業権を巡って、紆余曲折があるようです。まぁ、私たちは同じものが食べられるんですから、会社の都合にはあまり振り回せることなく、味を楽しめばいいのでしょう。

《日本のMister DonutとDunkin’ Donuts》
日本Mister Donut、日本Dunkin’ Donutsがあるようですね。Mister Donutの方は、ダスキンが営業権を持っているようです。ダスキンが? って感じかも知れませんね。Dunkin’ Donutsの方は吉野家だそうです。どちらでもいいことなので、これ以上進みません。

《最後にタイの片田舎で撮ったMister Donutの写真を数枚》
最初はお店の紹介をしようと、何枚も写真を撮ったのですが、少し方向がずれてしまいました。しかし、写真の中には、可愛い小学生のような(小学生のようなです。小学生ではありませんので)女性が店員スタッフで頑張っていました。まだ、始めて間のない感じでした。その初々しさがいいなって思い、シャッター。ドーナツなどは、日本のMister Donutと変わりませんので、あまり関心を引かないところだと思います。でも、ご覧下さい。
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写真で、日本のドーナツ店の商品と値段を比べることも出来ると思います。まぁ、比べても何にもなりませんが。また、最後の写真は、プロモーション用品物で、沢山買った人にくれるようです。残念ながら、私は貰えませんでした。

今回は私が住んでいるタイの片田舎にある、ドーナツ店をトピックにお伝えしました。歴史とか、名前の由来などを記してきたのですが、根っこは同じだったということです。それに加えて思ったことは、じっくり名前を見てみると、Donut(s)なんだということです。Doughnutでなくて。これから、この食べ物はアメリカが発祥の地だということが分かりますね。アメリカ人はDoughnutでなくてDonutを好んで使うからです。発祥の地はアメリカのボストンだったというのも、面白いですね。1950年代という第二次世界大戦終了直後、アメリカの発祥の地であるマサチューセッツ州で、アメリカ初のドーナッツ店は始まったのです。また、親戚同士ががドーナッツ店を始めているんですね。それでも、二人には、多少のこだわりがあったんでしょう、一人はDonutといい(Donutsでなくて)、もう一人はDonuts(Donutでなくて)と言って、こだわりを示している感じです。想像の域を出ませんが、Winokurは自分のドーナツは一番という意識ですかね。それで、単数のDonut。他方のRosenbergは商魂たくましく、沢山売るぞ! ということですかね?その為、Dunkingでなく、口語的にDunkin’と最後の「g」を口語の音に合わせて省略しています。馴染みやすさを求めた感じです。また、複数でDonutsとしています。日本語では表せない部分で特徴がでているような気がします。

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2018年12月27日

タイでの日常生活(41)――KFC


今回は日本でも馴染みのケンタッキーフライドチキンについて記してみます。
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今では日本でもKFCといいますが、昔はそのままケンタッキーフライドチキンといっていた気がします。しかし、私が気づかなかっただけで、KFCと呼んでいた人もいたかも知れません。家族の間では、「今度、ケンタッキーへ行こうか」なんていってました。初めてアメリカに行った、40年前頃、生まれて始めてKFCに入りましたが、フライドチキンがこんなに美味しいのかと、驚いたことがあります。その頃は、アメリカでも、今のKFCのように、メニューがバラエティに富んでなくて、チキンフライにビスケットといって、KFC独特のクッキーのようなものが出ていました。食べるとき、ボロボロになってとても食べにくいなということが印象に残っています。そのビスケットに蜂蜜やバター、シロップなどを付けて食べていました。その他のメニューとしては、ポテトフライ(アメリカではフレンチフライといってましたが)とか、チキンナゲット位しかなかったような気がします。しかし、私の英語の理解が弱くて、もっと今のようなメニューもあったのかも知れません。今もですが、その頃は特に、英語が下手で、ものを買うとき、ドキドキしていたもんで。
今回は、タイの田舎で経験したKFCについて、レポートします。

《入り口》
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日本ではよく、入り口にカーネル・サンダースの置物がありますよね。ありまし「た」の方が正しいかな?日本でも最近、KFCに長いこと行ってないので、すいません。頭の中には、サンダースの像があるんです。中国でもKFCは大人気でしたが、サンダーズの置物は置いてありませんでした。タイにもないですね。しかし、写真のように、彼の写真が飾ってありました。中国も同じだから、サンダースの置物は止めたんですかね。
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私の行った、タイの田舎のKFCは「Big C」という、タイでは有名なショッピングセンターの中にあります。店に入ると、注文カウンターがあります。どのファーストフードレストランにもみられるような風景が目の前に広がります。そこで、壁のメニューをみながら、注文します。このKFCの難点は、そのメニューが全てタイ語だけで示してあることです。こちらはタイ語が読めないので、短く英語で注文します。ありがたいことに、スタッフは全員若い人で、簡単な英語は理解してくれます。それで、注文OKです。メニューは大体どこでも変わらないのが、世界チェーン店の特徴です。それに加えて、タイではタイの特徴である、辛いチキンのメニューがあるということです。

《今回の注文》
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今回の注文は、ダブルチーズバーガーのセットです。写真の中にある”Zinger”はどうしてここに書いてあるのか分かりません。辞書で調べてみると、俗語で「素晴らし」という意味があるので、この単語を書いているのでしょうか。分かりません。美味しさは特別ではありません。普通のチキンチーズバーガーです。これに加えて、フライドチキン、フレンチフライ、コーラです。フライドチキンはサイドメニューで注文しました。ハンバーガー一つでは、ちょっと足りないからです。タイに来て、少し大食いになってしまいました。コーラは、単品もあるのでしょうが、セットのコーラは、リフィル、即ち、何杯でも飲めるということです。しかし、飲めてもせいぜい2杯ですから、今度から、リフィルでないのにしようかなって思ったり。セットはセットでいいしな。困った、困った。

《店の中》
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店の中は、写真の通りで、あまり日本と変わらないですかね。この店も、多くのお客さんは若者です。私のような老人はあまり店には来ません。日本でも同じですね。しかし、外国にいると、老人だ若者だということにあまり気を使わなくていいので、延び延び出来ます。日本だと、とかくいろいろ見られていますからね。外国でも見られているのでしょうが、言葉が通じないので、何を言っているのか分からないので、気をもみません。気が楽ですね。

《店の中の違い》
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違いの第一は、いい点でもあるのですが、手洗い所があるということです。日本のKFCにも手を洗うところはありますが、トイレまで行かないといけないような気がしました。私の思い違いだったら、ごめんなさい。タイでは、写真のような手洗い所が、食べるところに併設してあるのです。もう一つは、食べたものを捨てる所です。右側の写真がそれです。最近のこういう設備は、同じなのかも知れませんが、リサイクルと普通のゴミ入れとが区別してあります。しかし、殆どのタイ人は、食べたものはテーブルの上に置いたままにして、店を出て行きますので、分別するのは店のスタッフです。これは中国でも同じでしたね。中国のある空港に開いているマクドナルドでハンバーガーを食べた後、トレイや食べかすなどを廃棄ボックスにもっていこうとすると、中年のスタッフの女性が、とても丁寧にお礼を言ってくれたのが、印象的でした。日本やアメリカでは、恐らく、全員のお客がトレイや食べかすなどは、自分で処理しますね。これも文化の違いでしょう。面白いですね。

《店の外――駐車場》

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上に書いたように、ここのKFCはBig Cというショッピングセンターの中に入っているので、広い駐車場があります。お客さんは勿論、KFCの為だけではないので、広い駐車場が必要です。利用するお客に取っては広い駐車場があることは、助かります。 

《クリスマスシーズン》
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クリスマスシーズンですから、クリスマスツリーがまだ飾ってあります。タイでは、仏教徒が殆どの筈ですが、楽しければ何でもいいんですね。クリスマスにかこつけて、パーティ。友達の誕生日にかこつけて、パーティ。何々を理由にパーティ。とにかくバーティ大好きなタイ人です。

《最後に一つ》
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この写真はちっと分かり難い写真かも知れませんね。何の写真か分かりますか。日本やアメリカ流に言えば、「ドライブスルー」です。ただ、Big Cの中ですから、車はこの中に入れません。だから、Walk thruとでもいいますかね。店の中に入るまでもないとか思っているお客は、店の外で、ジュースやアイスクリームを含めて、チキンやハンバーガーなども注文できます。勿論、中のレジで、テイクアウトをお願いすることも出来るのですが、お持ち帰りの多くの人はこの窓口を利用します。今の日本のファーストフード店は、このようになっているのですか?まるで浦島太郎みたいな言い方ですいません。

今回は、日本人だけでなく、世界の誰にでも親しまれている、私が住む田舎のタイのKFCについてお伝えしました。殆どの点が、世界のフランチャイズですから、共通しているといっていいでしょう。また、人間ですから、共通点が多いのは当たり前ですね。違いと言えば、ほんの僅か。例えば、お客の店の利用の仕方などは、やはり文化の違いと言えると思います。個人の社会での立ち振る舞いがベースになっての行動でしょうから、文化比較としては関心を持てる所です。食べかすの処理の点を上では説明しましたが、社会における個人の立ち位置が、日本やアメリカなどと比べると、タイでは異なっているということなのでしょう。どちらがいいとかではなく。

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2018年12月26日

タイでの日常生活(40)――日本食レストラン


バンコクのような大都市になると、各地に日本食レストランがあります。日本から来た観光客にしても、ロングステイをしている人にしても、恋しい日本の味を見つけるのに苦労することはあまりないでしょう。
店のメニューにしても、味にしても、日本で食べるものと同じです。それは、日本料理の味のベースになる、みりんや昆布、イリコ(小魚)、酢、味噌など、日本からわざわざ持ち込まなくても、スーパーで手に入れることが出来ます。
私は40年弱前に、アメリカのカリフォルニア州のある街に住んでいましたが、カリフォルニアでさえ、本物の日本の味の日本料理を食べるのは難しかったです。日本料理と銘打っている店に入っても、味はとても日本料理とは言えませんでした。醤油ですらまともなものがありませんでした。
ですから、現在のアメリカでもタイでも、日本料理と名前がついていれば、それは本当の日本料理なのです。メニューや、店の中で示されている日本語は正しく使われていないこともあります。しかし、それも、殆どは正しく使われていると言えるでしょう。
今回は、バンコクのような大都市ではなく、私が住んでいる、タイ東北部のイサーンのサコンナコンという地方都市で私が見かけた日本食レストランを紹介します。

《コージ》
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このレストランは、個人がワノンニワットと言う私の住む街にある、日本食レストランです。写真は、店のメニューです。店主はタイ人ですが、日本食レストランと言えるほど、日本でコックの修行を積んだようです。彼は、簡単な短い日本語は話しますが、もっぱら英語です。5-6年前に店を始めて、今は、その店を奥さんに任せて、自分はサウジアラビアで日本食レストランの出稼ぎをしています。タイのレストランは、日本食レストランとして、既に定着してきたので、自分は更にお金を稼ぐために、出稼ぎをしているという訳です。(タイにはこういった出稼ぎで外国に行く人がとても多いという印象です。)
メニューには、カツ丼、寿司、ウナギ丼、天ぷら、刺身、等々、よく知られている日本料理の品々が、大体揃っています。ご主人が日本で修行を積んで来ただけあって、最近「弁当」というメニューを始めました。所謂、セットものですが、弁当と言うと、日本の響きがあるというので、始めるのだといっていました。ご主人は一年に1回か2回タイに戻って来て、新しいものを考えて、奥さんに伝えて、奥さんがそれを実践するというやり方をしています。奥さんはタイ人です。私の所の野菜も時々買いに来てくれるとてもいい人です。
メニューの品々の値段は少し高め。タイ料理もおいています。店としては繁盛していると思います。それなりに、地方の街の人々に受け入れられているということでしょう。

《おしん》
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この店は、イサーン地区でも大きめの街の、ウドンターニという所にあります。大体日本食レストランは、大きなショッピングセンターのビルの中にある場合が多いです。ウドンターニにもCentralという、全国チェーンのショッピングセンターがあります。いつ行っても多くの人で賑わっているショッピングセンターです。日本で言うと、デパートのような感じの作りです。そのセンターの中には、沢山のレストランが入っています。日本食レストランも数件あります。
こういった状況の中で、「おしん」は一軒の独立した店を構えています。日本の郊外レストラン風です。料理は98%日本料理の味でです。メニューにはタイ料理メニューも僅かにありますが、ほぼ完全に日本料理の店です。写真にあるように、コックも日本人的出で立ちです。ウエイトレスやウエイターは特にこだわった服装はしていませんが、タイ全国チェーン店ですから、同じユニフォームを着ています。メニューのメインはサーモンです。サーモンの食べ放題がここのお得意メニューです。サーモンは嫌いではないですが、ちょっと油っこいですね

《シャブシ》
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この店は、日本的な雰囲気で客を狙っている店のような感じです。サコンナコンのRobinsonというショッピングセンター(といってもウドンターニのCentralとは比べものにならない位小さいセンターです。でも、サコンナコンでは、或いはこの近辺では、一番まとまった、モダンな建物です。以前、Robinsonのことを少し書きました。)の中に、あります。以前、Robinsonの別の場所に日本食レストランがあったのですが、店をたたんで、今はStarbucksになっています。この「シャブシ」の店の形態は閉める前の店とよく似ています。共に、食べ放題が売り物です。しかし、この「シャブシ」は、シンガポール出身の「Hot Pot」と日本料理を混ぜた運営をしています。
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メニューとしては、売りは食べ放題で、寿司や、天ぷら、味噌汁、揚げ物、など、日本食的なものを提供しています。この店の魅力は、写真にあるように、少し贅沢な食材を口に出来ますよ、ということでアピールしているようです。日本的な店の雰囲気で集客を狙っているのだなということは、外見から分かりますが、失礼ながら、内実が伴っていない感じです。また、虻蜂取らずに終わっているという感じです。
その理由です。まず、名前が中途半端。「しゃぶしゃぶ」の「しゃぶ」と「すし」の「し」を合体させた名前です。「しゃぶしゃぶ」はタイでも人気の料理です。上に書いた「コージ」でも、しゃぶしゃぶは、メニューの一つであります。以前書いたMKでも、とても美味しいしゃぶしゃぶを食べることが出来ます。しかし、この店のしゃぶしゃぶは中途半端なんです。日本式のしゃぶしゃぶでもないし、タイ式の「シャブ」でもないのです。しかし、タイ式を意識してもいるんです。その為、「シャブ」という名前をこの店に付けているのです。出発点が問題なのです。因みに、タイではタイ式鍋物があり、それを「シャブ」とみんないっています。これに加えて、店の中に日本的雰囲気が全くないことが欠点です。あの個人が経営している「コージ」ですら、提灯をぶら下げたり、壁は日本風な雰囲気を出すために、壁に格子をアレンジしたりしています。そういう基本的なことがこの店には欠けているためでしょうか、来客はもう一つという感じです。いつ行っても、席が十分にあります。

今回は、私が住む地区にある、日本料理の店について、好き勝手なことを書いてみました。日本料理は食材が高いですから、値段は少し高くなりますが、外国に暮らすと、日本の料理の味が恋しくなるものです。単に名前だけで店にいくと、日本のものは何でも揃う時代にあっても、日本の本物の味を味わうことが出来ないこともあります。残念ですね。日本の味や品物はタイでは年々人気が増しています。また、昔のように、ちょっと日本の味付けをしただけで商売が成り立たない時代になっているのでしょう。人々は、自国の文化とは違っていても、本物のそれを求める時代になっているのでしょう。それだけ、他の文化への受容の姿勢が昔と比べて変わって来ているということを実感します。フジヤマと芸者だけで、「日本」という時代は一昔前のコンセプトになっているのです。

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2018年12月25日

タイでの日常生活(39)――果物 4


このトピックを始めて、第4回目となりました。誠に申し訳ありません。ついつい、長くなってしまって、一回にこなす果物の数が、数個になってしまいました。まぁ、果物に関するブログはよくありますから、なるべく、自分らしさのアプローチをと思って書いています。今回もその姿勢は変えないで、果物4をお送りします。

《グァバ》
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グァバには日本人にはあまり馴染みのない果物だと思いますが、どうですか?私だけでしょうか。日本では沖縄とかの温かい所でしか栽培出来ない果物と理解しています。Wikieを見ると、グァバの記述がありますが、写真の通り、形は洋梨かと思わせる形をしています。様々な色のグァバがあるようですが、私は写真のグァバしか見たことがありません。私の庭にもグァバの木を植えていますが、うまく育ちません。木自体は毎年少しずつ大きくなっているんですが、なかなか実がなりません。
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実はグァバへは思い入れがありました。日本にいるときに、Zora Neale Hurstonというアメリカの黒人女性作家を愛読していました。彼女の生まれはAlabamaですが、育ったのはFloridaです。作品の背景は殆どがフロリダです。彼女の作品の中に、グァバが出てくるのです。登場人物がグァバのことをとてもよく書いているので、是非食べたいと思っていました。その話をすると、沖縄出身の知人が、今度、帰郷したらグァバをお土産にもって来ますからと言っていました。しかし、実現しないまま月日が流れ、グァバへの憧れは高まるばかりでした。そして、タイにやって来て、憧れの人に会うかのごとく、グァバに初めて合いました。そして、キッス、ではなくて、食べてみました。
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外見は上に書いたように洋梨の感じ。実は梨のような色をしています。皮は洋梨より、少し固め。皮を剥いて食べてもいいですが、そのままでも食べられます。食べてみて、百年の恋も冷めてしまったという感じというのは、少し言い過ぎですが、それほど美味しい果物ではないというのが第一印象でした。味は、僅かに甘みがありますが、殆どなし。食感は梨の水分を少なくした感じ。悪いことに、果肉の中心に広く白い固い小さな種が何個もあります。その種をかみ砕くしかありません。しかし、かみ砕くにはやや難儀します。その為、中途半端な感じで、飲み込むしかないのです。果物ナビには、中心の種と綿は取るように書いてありますが、タイ人はそんな面倒なことはしません。(上の写真の通りです)
グァバジュースも市販していますので、グァバの味を楽しむことが出来ます。リンゴとか梨のような果物ですので、自分の家でジューサーやミキサーを使って、ジュースにすることも出来ます。買った方が面倒ないかな?
最後にもう一言。グァバは日本語や英語の表現になりますが、タイ人は「ファラン」と言います。ファランとは、タイの人たちは普通、外国人(西洋人)のことを呼ぶときの言い方です。日本語の「外人」と似た言い方です。面白いですね。

《ジャワフトモモ》
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レンブとも言われるこの果物は、不思議な味です。リンゴのような梨のような味です。日本にあるでしょうか?やはり暖かい所に生育するみたいですから、せいぜい沖縄くらいでしょうか?英語で、WaxとかJava Appleというようですから、リンゴに近いと言った方がいいのかも知れません。
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この果物は果物になる前の花が特徴的です。葉っぱはマンゴの葉に似ています。これが果物になると、上の写真のようになるわけです。果物のなり方は、マンゴやスターフルーツに似てますね。ジャワフトモモの木は、5メートルくらいになるようです。

《バンレイシ》
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バンレイシは外見はゴツゴツした塊が全体を覆っています。その一つ一つが中では種をもった袋になっています。種はリンゴの大きめの種のような感じです。写真のバンレイシは食べ頃になる少し手前の状態です。スーパーなどで購入可能ですが、スーパーでは写真のようなまだ「青い」バンレイシを売っています。購入後、少しおいておくと、全体が黒ずんでくるので、それが食べ頃のサインです。食感はややぬるっとしています。初めて食べた時はやや、気持ち悪!!って感じでした。ヌルヌルというと否定的表現になりますが、クリーム状といえば、やや聞こえがいいでしょう。英語で、Sugar appleというだけあって、甘みが強い果物で、食べてみると、梨のような歯触りです。梨のあのジャリジャリとした感じがします。


《パッションフルーツ》
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パッションフルーツのことはあまり知りませんでした。以前、日本人から、食べた時に口の中で実がはじける感じになるので、「熱い」感じに因んでPassion fruitと言われるのだと聞いたことがあります。しかし、タイに来て分かったことは、Passionは「情熱」の意味ではないということです。この場合のPassionの意味は「殉教」の意味なのです。殉教、即ち、イエス・キリストの受難を象徴する花として受け止められているのです。
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パッションフルーツの日本語名は「時計草」です。和名ですから、その花を見て持ったイメージで付けられた訳です。名の通り、時計のように雄しべなどが時計の針に似ていることから命名されたようです。所変われば・・・ですね。キリスト教の場合は、宗教的拡大戦略があり、キリスト教布教の為に、後々のある牧師が夢でキリストが受難した十字架の上にこの花を見たと言うことが出発点になっています。それを根拠にPassion flower(キリスト受難の花)として、一般庶民に意義づけを行ったのです。花が十字架に似ていると言う訳です。文化の違いって、あるときは恣意的なものだと分かります。

《リンゴ》
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リンゴは、タイ人はよく食べますが、日本で食べるのと比べると、品質が落ちますね。この果物は世界どこでも食べているのかも知れません。私の少ない知識では、リンゴは寒いところに育つ筈です。日本でも、中国地方が南限だというのを聞いたことがあります。私は広島出身ですが、近所にリンゴ農園が出来て、広島辺りがリンゴを生産するギリギリだと言う話でした。そういえば、更に日本の南に住んだことがありますけど、リンゴの栽培をみたことはありません。
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その為、タイでリンゴが食べられるとは、地理的に言うと、不思議ですよね。しかし、タイは南北に地理的に長いのです。南は完全に熱帯地帯で、毎日スコールと言った気候、北に行くと、この冬の時期、気温が最低5度くらいになることもあります。リンゴは北の地方で栽培されるのです。(因みにイチゴも同じです)栽培されたリンゴはタイの各地に搬送され販売されるという訳です。ありがたいことです。
日本でもリンゴと言っても、様々なリンゴを食することが出来ます。大きさも値段もいろいろ。タイも同じです。赤いリンゴ、黄緑色のリンゴ、大きいリンゴ、小さいリンゴ。日本では「フジ」が美味しかったことが記憶にありますが、タイでも、品質はやや劣るし、小ぶりですが、「フジ」の名を冠したリンゴが食べられます。値段は他のリンゴに比べてやや高いですが、おいしさはこちらもいいですね。

《ココナッツ》
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ココナッツは私が最も苦手な果物です。何かのきっかけがあるのでしょうが、あの匂いがどうしても好きになれません。勿論、缶入りの加工したココナッツジュースとか、ココナッツの入ったクッキーとか、なんとか行けるものもありますが、全般に拒否反応の果物です。タイの人はココナッツの上を切って、そこにストローをさして、チューチューと吸いますが、私はそれも駄目です。美味しいのに!!とよく言われますが、あの、生臭い感じとココナッツそのものの匂いが駄目なんです。
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駄目なんですと言うことばかりですいません。タイには餅米団子のようにしたものにココナッツミルクを入れて、おやつのようにして食べます。同じように、「タピオカココナッツミルク」もあります。また、ココナッツカレー、ココナッツミルクスープ、それによく似た、トムカーガイ、ココナッツ餅、ココナッツドライフルーツ、生のココナッツスライス、等々。ココナッツを割って、スプーンで中のココナッツをそいで食べるのがたまらないのだと彼らは言います。また、食べ物でなくても、ココナッツオイルは日常タイ人がよく使うスキンオイルです。タイではココナッツは日常生活上必要不可欠な果物なのです。参ったな。

4回に渡ってお伝えしたタイの果物。最初にも書いたように、果物をトピックにしたブログは沢山あります。果物全般にわたる知識があまりない私は、初めからその人たちに勝てるとは思いません。もっとも、勝ち負けでブログを書いている訳ではなく、日記か何かを書く感覚でですから、他人がどうかなど、気にしないようにしているんですが・・・。タイに来て、人に勝ろうとかと言う気持ちが薄くなって来たのは幸いです。勿論、何々で一番になりました!なんて気持ちが分からないわけではないんですが、結局は、「目くそ鼻くそ」の範疇だと私は思っています。だから、・・・と進むと、話がそれすぎますね。いずれにしても、果物のようなものを取ってみても、何度も書いたように、「所変われば・・・」ですね。同じものでも、場所が違えば、人が違えば、受け取り方も見方も違ってくる。当然ですが、それを日々の生活の中で実践するとはどういうことか。それは、十人十色という納得感を持つだけでなく、自分の持つ基準の脆弱性の認識でもあるような気がします。オッと、多弁は禁物。

今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。コメントなどありましたら、お願いします。また、ご訪問下されば幸いです。
posted by yuchan at 08:00| Comment(0) | TrackBack(0) | タイ生活
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定年前に退職し、人生が終わるまでに何かしたいと思っていました。それまでは、アメリカに仕事で訪問することが多かったのですが、アメリカ的価値観に少し食傷気味になっていました。仕事ではなく、いわば、自分探しの感覚でアジアの国々を短期間訪問するようになりました。そして、アジアこそ、自分の余生をおくるに最適な地だと確信しました。そして、中国に1年滞在し、その後、タイに渡り、retirement visaでlong stayを始めました。昭和の日本的空気を求めて、タイの中でも後進地方のイサーンに住んでいます。とにかく人生はチャレンジ。新しい可能性を求めて、何でもしてみよう、見てみようの精神で日々を送っています。
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