hotrod-high

【ＥＴＣ法人ブラックカード】







ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが曲を書いたものの、シングルで出す気はないことを知ったプロデューサーのゲイリー・アッシャーが、自分のプロデュースしてるバンドに歌わせてシングルにしたいと伝え、大ヒットとなったこの曲。
映像もいい感じに脳が溶けてて、素晴らしいです。

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こちらはカブなしで突っ立ってるヴァージョン。
LittleHonda＝スーパーカブです。
びっくりするくらいのVネックが素敵です。

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でもこの映像、どちらもヘンなんです。
何がヘンかと言いますと・・・





メインで歌ってる人の顔をよく見てください。

この人ですよね。Vo/Gのディック・バーンズさんです。
ディック・バーンズさんが歌うと、こんな声です。

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怒鳴り声っぽい、威勢のいい声の人なんですが・・・
LittleHondaで聞いたような、若い声ではないんです。

では誰が歌っているのかというと・・・
Castellsのチャック・ギラードさんの声なんですよね。
聞けばすぐにわかる特徴のある声です。

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要するにディック・バーンズが口パクしているが、ぜんぜん違う人の声が流れてる、ということだったんです。

なぜこんなことが起こっているのかというと・・・
・Hondellsはスタジオミュージシャンの寄せ集めで、何年かの実績で契約を勝ち取ったような普通のバンドではない
・レコーディング用のメンバー、人前に出るメンバーが違った

ディック・バーンズは両方で、ゲイリー・アッシャーがプロデュースするhotrod/surfのバンドには大抵います。


ファーストアルバムの写真に写っているのも、両サイドは銀行員とかの一般人だったりします。
まあいい加減な時代だったということで。

中央はディック・バーンズ、あと赤い服着て関根勤っぽいのが歌えるドラムのウェイン・エドワーズです。
C-C-Bの人みたいな感じ？

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アメリカ人が歌にまでしているスーパーカブに、日本人なのに乗ったことがない自分って一体なんなんだろうと思ってしまいます。

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あと、Shondellsってのが存在するので、間違えないように・・・