またまたビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンが曲を書いたものの、どの男にも女二人づつ、といったところがビーチ・ボーイズのイメージに合わなかったのか、ジャン&ディーンにプレゼントして大ヒットとなったこの曲。
上を向いて歩こう、が全米No1になったすぐ後に、この曲がNo1になったようです。
映像のほうはちょっとドリフ入ってる感じのファニーなものになっています。
サーフ・シティにやってきたぜ!というのは、個人的には高校時代の部室を思い出すんですよね。
着替えながら、まったく根拠はないが、もてない奴でも確信したように、俺の夏が来たぜ!とか言ってみるみたいな。
サーフィン/ホットロッドの音楽全般に漂うこの童貞感が大好きなんです。
実際に男一人に女二人の状況になると、女のどちらかが気を使って離れるなどして両手に花の状態は長続きしないもので。
童貞だけが信じることができる、両手に花の世界。
汚れきったおっさんを、女の子が光り輝いて見えたあの童貞の頃に引き戻してくれる素晴らしい音楽がサーフィン/ホットロッドだと思っています。
物凄くアホアホで脳がカラッポな感じの音楽に思えてしまいますが、男は誰しも童貞だったわけで、初心を忘れて小馬鹿にするような人間にはなりたくないものです。
新品価格 |
僕の知らない間に、2012年にリイシューされて、廉価に買えるようになっています。
現在2014年で、そろそろ取り寄せになるところが増えてきたようなので、急がないとやばいかも。
気づいてから全部揃えましたが、ひとつの店で全部買うのは既に難しくなっていました。
個人的には、ブルース&テリーのベストの紙ジャケのやつ(2008年ごろ?廉価ですが限定生産)を買い逃して落ち込んでいます。
新品価格 |
新品価格が恐ろしいことになっているでしょう?
気を取り直して、ライブ映像を。
ちょっと漫才コンビみたいに見えます。
右の、たまにコーラス入れるディーン・トレンスがツッコミっぽいかな。
新品価格 |
新品価格 |
新品価格 |
新品価格 |
これがいわくつきのアルバムで、デッドマンにはならなかったものの、左のジャン・ベリーが自動車事故で再起不能と言われるほどの怪我を負ってしまいます。
のちになんとか復帰しますが、時間が経ちすぎており、以前のような人気とはいかなかったようです。
たぶん事故前の、ビーチ・ボーイズと一緒にバーバラ・アンを歌っている映像です。
Jan & Dean / Ride The Wild Surf 【CD】 価格:924円 |
価格:924円 |
Jan & Dean / Little Old Lady From Pasadena: パサディナのおばあちゃん 【CD】 価格:924円 |
価格:924円 |
Jan & Dean / Take Linda Surfin 【CD】 価格:924円 |
EMIのはリイシューされて入手が容易になりましたが、含まれなかったHondellsとかブルテリとかRipChordsとかは相変わらず入手が難しいままで・・・
まあ50年前の音楽ですしねえ・・・
【このカテゴリーの最新記事】