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2020年01月24日

三浦瑠麗氏 東出昌大の不倫報道で 一夫一妻制に持論「壮大な無駄」「孤独は消えない」




 三浦瑠麗氏 東出昌大の不倫報道で 

 一夫一妻制に持論「壮大な無駄」「孤独は消え無い」


            〜デイリースポーツ 1/24(金) 7:40配信〜


        1-24-15.jpg

              三浦瑠麗氏(提供・共同通信社)

 国際政治学者の三浦瑠麗氏が、俳優・東出昌大の不倫報道を受けてツイッターを連投。「不倫」と云う概念の根源と為る「一夫一妻制」に付いて、その制度を守る努力は「人間に取って壮大な無駄」「人生から悲しみや孤独が消える訳無いの」と持論を綴った。

 三浦氏は23日夜に更新したツイッターで「ソモソモ人様の不倫に関心は無いし、一般人なら探られ無いプライベートを有名人だと晒し者にされるのはどうかと思う」と当事者では無い第三者の過度な反応に違和感を示し「ソモソモ、経験的に本能に反する一夫一妻制を守らせる努力が人間に取って壮大な無駄だよね」と、人間の本能と結婚制度が相反するものであると云う部分も指摘した。

 「道綱母が女として生きる悲しさを綴ったから蜻蛉日記が有るし、和泉式部が命を削って恋に生きたから、素晴らしい和歌が残って居るんです」と、平安時代の女性文学にも通底するテーマとして引用した三浦氏。「一夫一妻制で無いからって皆お気楽で悲しみが無い訳が無い。逆に一夫一妻制を守らせ様とドンなに努力しても人生から悲しみや孤独が消える訳無いの」と、制度を超えた処にある人間存在の本質を見詰めた。

 三浦氏は同日のフジテレビ系「とくダネ!」出演後にもツイッターに「不倫の報道は要ら無い、と特ダネ!でコメントしたけど、それは杏さん達のプライベートを見せ物にするから。当事者間の問題です。公益性を考えるなら、民法の見直しの話をしたら良いのかも」と投稿して居た。
 三浦氏は「杉田議員ヤジに象徴される『理想』的じゃ無い家族や夫婦を許さ無い風潮が少子化を加速させた事等も含め」と、選択的夫婦別姓に関する国会での質問中に「それなら結婚し無くて好い」と云うヤジを飛ばしたと見られている自民党・杉田水脈議員にも触れ、結婚の在り方の多様性を認め無い視点にも言及した。

                   以上








 内村妻・徳永有美元アナ 壮絶不倫の末離婚 番組降板で涙 「今日限りで・・・」

         〜2003年11月18日付デイリースポーツ記事より〜


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 テレビ朝日の徳永有美アナウンサー(28)が9月末に離婚して居たことが17日分かった。18日発売の女性誌が報じたもので、同局の広報部は「プライベートな事なのでお答え出来ない」として居るが、複数の関係者が離婚の事実を認めた。

 同アナは同期入社のディレクターAさん(30)と2001年7月に結婚。だが、今年4月にウッチャンナンチャンの内村光良(38)との不倫が一部で報じられ、担当して居た「内村プロデュース」「スーパーモーニング」を降板。7月にキャスターを務める事に為って居た「世界水泳」からも降ろされた。
 4月25日放送の「スーパーモーニング」で「今日限りで辞めさせて頂きます」と涙ながらの挨拶。2カ月の有給休暇を取った後、6月の人事異動でスポーツ局とアナンウンス部の兼務と為って居たが、画面には未だ1度も復帰して居ない。

 同誌が報じた離婚条件は
 (1)徳永は旧姓を名乗る
 (2)協議離婚とする
 (3)Aさんに都内のマンションの名義を移し、ローンの残額も徳永が支払う
 
 と云う厳しいもの。関係者も「概ね報じられて居る通りの様だ」として居るが、気に為るのは内村との再婚問題。同誌は「一時は内村と結婚したいと言っていた徳永も、今は段々トーンダウンして居る」と云う同局関係者のコメントを掲載。今後も一波乱有りそうな雲行きと為って居る。


                  以上









 【管理人のひとこと】

 イやー巷では「杏ちゃんの話」で持ち切りの様だ。妻もパート先で一日この話に花が咲いたそうで、息子もその話で盛り上がったと。東出氏が現在もTVに出て居る事で、話に現実味が加味され「杏ちゃん可哀想! 東出君、何やってるの!」と一方的に彼に対して非難の嵐が吹いてる様だ。
 しかし、流石三浦氏だ・・・学識豊かな彼女は、一旦身を交わし少し間を置いて平安時代の女性を取り上げ、和歌や蜻蛉日記の中に語られる女性・妻の立場を想像し「一夫一婦制・・・」の問題へと話を上手に摩り替えた。

 この不倫の問題は古来から続く人の営みと同じく在ったもので、誰が悪いとか好いとかの話では無い・・・永遠に解決出来ない「非合理的な婚姻制度」にも有るのだと・・・幾ら法律的な制度を作っても、人には浮気願望(妻・夫以外への異性への興味)を捨て切れず、チャンスが有れば優先的に浮気したく為る動物であると。
 東出氏は充分世間からバッシングされるだろうし、杏ちゃんも同情されるだろうが、何と云っても傷付くのは二人と彼女。そんな男を選んだ杏ちゃんの責任もあり、彼をその様に仕向けた一片の落ち度も有るだろう。周りには(商業的な関係者を除き)全く損得も無い無関係のプライベートの問題。話のネタとして喜んで居るに過ぎ無い。だから三浦氏も、女性から反感を受け無い様に気を付けた方が好い。
 この問題には加害者も被害者も無い・・・関係者全部が被害者であり加害者でもあり、原因は人間の持つ「業」なのだと。東出氏と唐田氏が余りに素直にその「業」に嵌ったに過ぎないのだ。







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全員団結で東京五輪へ? スポーツに政治を持ち込む自称・右派の浅ましさ




 全員団結で東京五輪へ? スポーツに政治を持ち込む自称・右派の浅ましさ

             〜文春オンライン 1/24(金) 17:09配信〜


           1-24-9.jpg

     野球のU-18W杯出場で、釜山の空港に到着した佐々木(左)と奥川 コピーライトマーク共同通信社

 昨夏の甲子園大会で準優勝に輝いた星稜・奥川恭伸投手(18)や163km右腕の大船渡・佐々木朗希投手(17)等を擁するU‐18日本代表が「U‐18ワールドカップ」参加の為に渡韓したのは昨年8月28日の事だった。この際に騒動と為ったのが、代表選手達の着用したポロシャツから日の丸を外した日本高等学校野球連盟(八田英二会長)の決定である。

 三原じゅん子議員「韓国への配慮とか必要なのでしょうか」

          1-24-10.png
 
 7月に日本政府が韓国への半導体製造の材料などの輸出規制の強化を行い、これに反発して韓国国内では反日運動が激化。直前には旅行中の日本人女性が、誘いを断った韓国人青年に暴行を受けた事件等も大々的に報じられ、日韓関係が戦後最悪と危惧される情勢だった。
 その中で「韓国の国民感情に配慮して、日本を前面に出すのは止めようと思って居る。日韓関係が悪化して居る事と、スポーツをする事は別なので、我々は真摯にプレーする事だと思う」(竹中雅彦事務局長・当時)と高野連が、通常は白地のポロシャツの袖に着けて来た日の丸を外す決定を行った訳だ。

 無用な刺激を避けて、選手の安全を配慮した決定だったが、これに対して「過剰な忖度」とネット論壇を中心に批判が湧き上がった。テレビのワイドショーでも、恰も国の姿勢を示す大問題であるかの様に論議されると、そこで出て来たのが一部の右派を以て任ずる政治家だったのである。

「スポーツの世界で、日の丸を背負って闘う日本代表選手達に、韓国への配慮とか必要なのでしょうか」

           1-24-11.jpg 和田政宗参議院議員

 こうツイッターで呟いたのは三原じゅん子参議院議員だった。他にも和田政宗参議院議員等が、この日の丸外しに疑問を呈するコメントを発した。
 高野連の処置は全く政治的決定では無い。選手の安全を配慮したものなのは明らかだ。又試合をするユニフォームから日の丸を外したのでも無い。戦後最悪と言われる日韓関係の中で、日の丸を着けて戦うのはグラウンドの中だけで好いと云う事だ。
 増してやスポーツとは戦う相手が居て初めて成り立つもので、だからコソ相手に対するリスペクトは不可欠である。そう云う背景の中での日の丸外しだった訳である。

 スポーツを政治利用するムード
 
 処がそこで政治的な思惑や話題性に飛び着いて直ぐに口を挟む自称・右派の浅ましさ。選手の身を案じるより、勇ましさや日の丸の責任を押し付ける人々に歯スポーツを語る資格は一切無い。
 東京五輪を控える中で、我々がもう一度、戒め無ければ為ら無いのはこうしたスポーツに政治的なナショナリズムを持ち込もうとする論調であり、それを政治的に利用しようとする政治勢力である。特に気をつけ無ければ為ら無いのが、五輪のメダルとナショナリズムをリンクさせる事で、スポーツを政治的に国威発揚の場に利用しようと云うムードでは無いだろうか。

 オリンピックの歴史の中でスポーツと政治的ナショナリズムを連結した事で、最悪の見本と言われるのが1936年のベルリン大会である。
 別名「ナチ・オリンピック」とも呼ばれるこの大会では、1933年に政権を取ったアドルフ・ヒトラーが国威発揚と後のユダヤ人虐殺に繋がる「アーリア人の民族優勢」を示す大会として位置付け、メダル獲得に国家的事業として取り組んだ。
 その結果、ドイツは89個のメダルを獲得し、2位のアメリカの56個を抑えて圧倒的な勝利を収めて居る。この大会の模様はレニ・リーフェンシュタール監督の指揮で「民族の祭典」と「美の祭典」として映像化され、ナチスドイツのプロパガンダとして国内外に大きな成果を収める事と為ったが、その後の歴史的な惨劇は説明の必要も無い筈だ。

 アスリート達の心には勿論勝利への強い思いがあり、その先にメダルと云うものがある。そして自分自身の為だけでは無く家族や友人、そして生まれ故郷や国への思いが、勝利へのモチベーションと為るケースもある。只それは飽く迄選手個々が心に秘めて戦うもので、その思いを安易に国の為と求めたり、政治的に利用すべきでは無いと云う事だ。

           1-24-12.jpg 桜田義孝 前五輪相 

 「金メダル候補で日本が本当に期待して居る選手だからガッカリして居る」

 2月に競泳の池江璃花子選手が白血病である事を発表した際に、当時の桜田義孝五輪相が語った言葉だ。

「オリンピックの神様が池江璃花子の体を使って『オリンピックとパラリンピックをモッと大きな視点で考えなさい』と云って来たのかな」

 直後の講演でこう語った橋本聖子現五輪大臣は、スポーツ界で問題に為って居たパワハラ問題やガバナンスの問題にリンクさせてこうも語って居る。

          1-24-13.jpg 橋本聖子現五輪大臣

 「そんな事で悩んで居る場合では無い。モッと前向きに遣りなさいよ、と池江璃花子を使って叱咤激励して呉れて居るのではないかと迄思った」

 「日の丸はスタンドに有ろうと無かろうと余り関係無い」の真意

 これ等の軽率な発言には当然、多くの批判が集まった。只何より怖いのはオリンピックに関わる政府の中心的人物の間にも、政治とスポーツを切り離すと云う意識が欠如して居る事である。

            1-24-14.jpg

「結局は自分の中に思いが有れば、それはスタンドに有ろうと無かろうと余り関係は無いと思います」
 
 2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック直後にマリナーズ時代のイチローを取材した時の言葉だった。イチローもこの大会での日の丸の重みを熱く語って居たが、その一方で日の丸のフラッグが戦う上での力と為ったか、と云う質問にはこんな風に答えて居た。
 スポーツは自称・右派の人々が唱える様な、国威発揚の道具では決して無いし、そうで有っては為ら無い筈だ。日の丸はポロシャツの袖に無くても、選手の心の中に有れば好いものなのである。


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立民、都知事選で山本太郎氏擁立か 「検討の余地ある」長妻選対委員長が言及




  立民、都知事選で山本太郎氏擁立か 

 「検討の余地ある」長妻選対委員長が言及


               〜夕刊フジ 1/24(金) 16:56配信〜


           1-24-8.jpg

                     山本太郎氏

 立憲民主党の長妻昭選対委員長は23日夜のBS日テレ番組で、東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)に「れいわ新選組」の山本太郎代表を野党統一候補として擁立する可能性に言及した。番組で「他党の意見も聞かないといけ無いが、十分検討の余地はある」と述べた。山本氏は都知事選への出馬に付いて、兼ねて「選択肢としては排除しない」と述べて居る。

 自民、公明両党が、現職の小池百合子都知事の再選支援に回る方向に傾きつつある中、立憲民主党や共産党など既存の左派野党は、都知事選での統一候補の擁立が必要だとの認識で一致して居る。左派野党は、国政では合流構想が足踏みし、主体性を発揮出来ずに居る。若者等に人気の山本氏を取り込み、党勢回復の弾みにしたいとの思惑がある様だ。
                  

            以上









 立民、都知事選でれいわ・山本氏擁立検討 共闘不透明で「国政排除」思惑も

             〜産経新聞 1/24(金) 21:07配信〜

 東京都知事選(6月18日告示、7月5日投開票)を巡り、立憲民主党が「れいわ新選組」代表の山本太郎前参院議員を野党統一候補として擁立すべく検討を始めた。昨年夏の参院選で躍進したれいわは、次期衆院選に向け態勢を整えつつある。支持層が重なるれいわを友好的に囲い込むと同時に、トップの山本氏を国政から遠ざけ、野党内の主導権を維持しようとの思惑も透ける。

 「他党の意見も聞かないといけ無いが、十分検討の余地はある」

 立民の長妻昭選対委員長は23日夜のBS日テレ番組でこう述べ、山本氏を野党統一候補として擁立する可能性に言及した。山本氏は都知事選出馬に付いて「選択肢としては排除しない」と含みを持たせて来た。立民幹部も「一度でも政治の水を吸った人物を擁立すべきで、山本氏は適任だ」と賛同し、再選に意欲的な小池百合子都知事との対決に期待感を示した。

 れいわは昨年夏の参院選比例代表で約228万票を獲得した。一方、立民は平成29年衆院選で獲得した比例得票数約1100万票から約316万票減らした。共産党幹部は「両党の支持層は重なる」と分析する。
 23日から全国遊説を再開した山本氏は、次期衆院選で100人規模の候補者を擁立する方針を明らかにしている。立民等との野党共闘の可能性も排除して居ないが、条件に掲げる消費税率5%への引き下げを簡単に譲る積りは無く、調整が着か無ければ再び立民の票を奪い兼ね無い。

 「我が党に取って山本氏は小煩い存在だ。彼が議員として国会に戻って来たら面倒に為る」

 立民の都連幹部はこう述べ、山本氏を野党統一候補として祭り上げ、都政に押し込みたいとの本音を吐露した。


              千田恒弥     以上









  「トンだ売国野郎」と山本太郎氏 日米貿易協定巡り野党内対立

              〜産経新聞 2019.11.19 18:56〜

 日米貿易協定の承認案は与野党の議論が深まら無いママ衆院を通過した。立憲民主党等は資料提出に非協力的な政府に一時反発したが、ここに着て「桜を見る会」に絡む安倍晋三首相の追及を優先し、審議に応じる構えを見せる。一方、重要法案が政治的駆け引きに使われた事に「れいわ新選組」は激怒して居り、今後の野党共闘に影を落とす可能性もある。

 「貿易協定を参院に送ら無いと首相が答弁に立つ機会が無く為る。分かって欲しい」

 立民の安住淳国対委員長は19日の代議士会でこう述べ、承認案の衆院通過容認は、首相の疑惑を参院本会議で追及する為の“苦肉の策”だと訴えた。立民は桜を見る会の追及を後半国会最大の焦点に掲げる。しかし、与党が首相出席の予算委員会の開催に応じ無い為、参院本会議で追及する方針を決めた。
 立民のこうした姿勢に猛反発して居るのが「れいわの山本太郎代表」だ。16日に福島県で開いた街頭記者会見では、協定で日本が不利に為りかね無いと指摘した上で「野党議員が集結して体を張って国会を止めないとダメだ」と強調。14日に山形県で開いた集会では他の野党勢力を「トンだ売国野郎」と迄罵倒した。


                 中村智隆  以上









 【管理人のひとこと】

 ウーン・・・これは難しい選択ではある。このママでは、小池氏の都知事留任は可成り必然性の高いものだろう・・・が考えて見ると、果たして今までの彼女の支持者の大半は、自民都連に反発する人達と穏健的な無党派層の所謂・・・風を読め無い「一種の瞬間的ブーム」に乗った人達だろう。
 しかし今度、彼女を支援するのが「自・公」の政党本部絡みだと為ると、今までの支持層の人達がそのママ彼女を応援出来るのか・・・それが問題で、無党派層の人達の大半は離れるだろうし、都民の一部の自民・公明支持者の人達と共闘の形に為る。
 そこで、小池氏の都知事としての実績、都知事としての人気が問われるのだが、それは数字で示されて無い。しかし、派手なパフォーマンスのみが報道されても、実質それ程取り上げられるものは無い。彼女のパフォーマンス好き(メディアを動かす独特な閃き)は相変わらずで、ソロソロ鼻に着いて来た都民も増えている。詰まり、もう一部の都民からは飽きられて来て居る・・・オバサン、もう好い加減にしてと。

 コアーの自公と無党派の山本氏の戦いと為れば、大都市部では圧倒的に後者の勝率が高い。だから、小池氏がハッキリと自公側で立つとすれば苦戦を余儀無くされる。詰まり、山本氏の都知事就任は半分以上の確率で固いものだ。しかし・・・此処で大きな問題が立ちはだかる。
 山本氏が今まで主張して来た、消費税廃止・積極財政支出・奨学金徳政令・・・等、その他殆どの政策は国政の問題であり、一地方の都知事で出来るものでは無い。それを振り捨てて、単なる地方の首長に為りたいとしても、果たして支持者が付いて来れるだろうか。都知事として何がしたいのか・・・それは、これから練り上げる問題ではあるのだが。
 確かに膨大な予算を握る首都東京の首長は、国政以上に大切な仕事であり大きな責任もある・・・そして、山本氏の政策の何分の一かは都政に落とし込められるだろう・・・が彼が主張する「生きて好かった社会」を築こうとするには国政で無ければ果たせ無いものだ。しかももう一つ、彼が将来の総理大臣を目指す為の一里塚として、首都都知事の就任は決して邪魔には為ら無い。大きな実績と人望を築き上げれば、捨て切れ無い一つのチャンスではあるのだが・・・











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佐々木俊尚氏 代表質問で政権追及の野党に「アベノミクスの次の経済政策を示せば付いて来る中間層が居る筈だ」




  佐々木俊尚氏 代表質問で政権追及の野党に

 「アベノミクスの次の経済政策を示せば付いて来る中間層が居る筈だ」


            〜AbemaTIMES 佐々木俊尚 1/24(金) 17:55配信〜

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                    佐々木俊尚氏


 22日に続いて代表質問が行われた国会。限られた時間の中、野党は政策では無く「桜を見る会」「IR汚職」等、疑惑や安倍総理の追及に多くの時間を割いた。
 しかし安倍総理の答弁は従来からの説明を踏襲したものに留まり、自民党の二階幹事長は「桜はもう散ってしまった。言ってる方も空しいと思うよ。だから来年の桜が来無い内に早くこの問題から次の建設的な問題に議論を移していかなきゃダメ。これは新聞・マスコミが取り上げて呉れるから嬉しがって遣って居るんだろうけど、マア、こんな程度だろう」と皮肉った。こうした国会の様子にネットの意見は割れて居る。

 「下らない問題討論して無いで具体的な政策に付いて討論しなよ」
 「何回も同じ話聞いてる気がするんだけど」
 
 と云う見方をする人も居る一方
 「自ら『この話はもう終わりだ』と言える神経凄いな」
 「終わりにしたいんだろうけどドンドン咲いて来てる」
 「勝手に散らして貰っては困ります」


 と、政府・与党を非難する声も多い。ANNの世論調査でも「安倍総理本人が、国会の場で 説明する必要があると思うか?」との問いに対する答えは「思う」が59%と「思わない」の33%を上回って 。 23日のAbemaTV『AbemaPrime』に出演した政治ジャーナリストの細川珠生氏は、

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                政治ジャーナリストの細川珠生氏

 「逃げ切れると思ってるのでは無いかと思うが、国民がもう少し説明しろと言って、この問題を深刻に捉えて居ると思う、少し鈍感かなと思う。国民の感覚を積極的に知ろうと云う姿勢が足り無いと思う。二階幹事長の様な発言が出て繰る等、長期政権による驕りや緩みは、必ず選挙で跳ね返って来る。
 今は政権支持率も45%位を推移して居るが、選挙に為れば分から無い。自民党の議員はもう少し緊張感を持つべきだし、このママではいけ無いと云う声が党内から出て来ないといけない。一方、通常国会では予算案の審議が非常に重要だ。
 只、ご存知の様に予算委員会は何でも有りなので、野党はメディアに取り上げて貰える様な話題を遣りたがる。野党の中にもキチンとした政策論争を遣りたいと思っている人たちも居る筈なので、政策を議論しながら、その中で公文書保存の有り方等について追及をして行く。そう云う国会にして行くべき」

 と指摘する。ジャーナリストの佐々木俊尚氏は、

 「野党が延々と攻撃して居る様子に飽き飽きして居る人が多いのではないか。そう為ると、野党がどれだけ攻撃しても政権の支持率は下がら無い。それで政権側は支持率が下がら無いんだから別に好いじゃないかと無視する。そして益々野党がイキリ立つ。そう云う、非常に不毛な構図に為ってしまって居る。
 本来は消費増税後の経済対策をどうするのか、イラン危機の中でエネルギーをどうするのか等の議論をして欲しいが、マスメディア向けには追及姿勢を示した方が盛り上がるし、野党のコア支持層、所謂左派の人達に取っては憎い敵と戦うイメージを打ち出した方が好いから、野党がそちらに傾斜してしまう。
 そして、益々野党や新聞、テレビ、野党のコア支持層が孤立し、今の処は経済状態が好いので安倍政権かなと感じて居る、何と無くの染みん支持層やTwitterなどのネット言論がどんどん離反してゆく。我々がアベノミクスの次を引き継いで効率好い経済を作るんだと云う事を野党が言えば、付いて来る中間層も結構居ると思う」


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 とコメント。慶應義塾大学の若新雄純特任准教授「今は逃げ切る事が出来る位の支持率と云う事だろうが、逆に言えば、潔く説明しても支持率が下がら無い強さもあると思う。寧ろ何が悪かったのか、野党の攻撃に先んじて、自分達から説明し反省して行けば、より盤石な支持に為ったのではないか」とした。










 電話中?の杉田水脈議員に平石アナ

  「自分では無いのなら私じゃありませんと言えば好い」


            〜AbemaTIMES 2020.01.24 17:46〜


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             テレビ朝日の平石直之アナウンサー

 22日の衆議院本会議での、国民民主党の玉木雄一郎代表による代表質問の際の事だった。玉木代表が「20代の若い男性から相談を受けました。交際中の女性から、姓を変え無いといけ無いから結婚出来ないと言われたそうです」「選択的夫婦別姓」の導入を訴えた時「だったら結婚し無くて好い」というヤジが飛んだのだ。

 議場は一時騒然。出席して居た或る議員は、ヤジの声の主が自民党の杉田水脈衆議院議員ではないかと推測。杉田議員と云えば2018年、LGBTに関する寄稿が批判を浴びた人物だ。真相を質そうとする報道陣に対し、杉田議員は終始電話中で、問い掛けをスルー。 野党側は「誰がヤジを飛ばしたのか」を確認する様与党側に要求、与党側は事実を確認する考えを示している。
 玉木代表は「非常にショックだったし、こう云う自民党に任せて居たから、今の様な少子化が止まら無かった」とコメント。立憲民主党の蓮舫副代表も「今の少子化が進んで居ることに対して目を逸らし、古い古い古い価値観に縛られて居る人達は正しく無いんだと言える国会に確りしていか無ければいけ無い」と厳しく批判している。

 東京都議会で2014年、自民党所属の都議から「早く結婚した方が好い」とのヤジを浴びた経験を持つ立憲民主党の塩村あやか参議院議員「私がヤジを受けた時から、自民党の体質は何も変わって無いんだと思う。残念だ。政策に対し、可笑しい時は可笑しいと云うヤジを飛ばすのは好いと思う。しかし、個人の尊厳や多様性を否定する様なヤジは絶対飛ばしてはいけ無い」と話す。

 「言い難い事だが、一般の有権者の方達よりも一段、二段好い生活をして居る人が多いのが国会だし、層の厚いレンジの人達の意見が持ち込まれるので、ヤッパリ一昔、二昔、遅れてしまう。特に結婚の話は、可成り考え方が変わって来ている。
 20年前の考えで国会を運営して居ては、それコソ時代に取り残された国に為ってしまう。しかサイその様な問題に気付か無くて好い所で選挙が出来て居るのが恐らく今の与党で、町会、自治会のコアな人達を確り抑えれば、投票率が低いのでそれで当選してしまう」

 
 テレビ朝日の平石直之アナウンサーは

 「塩村さん時のヤジは、個人に対するものだった。しかし今回のヤジは玉木さんでは無く、制度に対するヤジだ。そう云う主張が有るのなら堂々と云えば良いと思う。杉田議員も、自分では無いのなら「私じゃありません」と言えば好いし、言ったのなら「後で意図を説明します」とだけでも言えば好いのに、ズッと電話をしている素振りだ。
 事務所も“確認中”としているが、言ったのか言って居ないのかそれだけだ。しかも一般人は無く国会議員。こうして本人が居ない状態で議論するのも可笑しいが、過去の騒動の際には出演依頼をしても出て来なかった」
と憤って居た。


          AbemaTV 『AbemaPrime』より     以上







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立憲民主党と国民民主党が 一つにまとまれ無い理由




 立憲民主党と国民民主党が 一つにまとまれ無い理由

     〜JBpress 朝比奈 一郎 青山社中筆頭代表・CEO 1/24(金) 6:00配信〜


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         国民民主党代表の玉木雄一郎氏(写真 アフロ)
  

 中国のIR関連企業「500ドットコム」から賄賂を受け取ったとして、自民党の秋元司議員が逮捕されました。事件は更に他の議員に広がる可能性を秘めて居ますが、個人的にはこの事件、その構図から見ても、授受された金額から見ても「大疑獄」と呼ぶ様な事件には為ら無いと感じて居ます。

 一方で不可解なのは「何故、国会議員が外国企業から贈賄の『カネ』を易々と貰ってしまうのか」と云う事です。そうしたお金の授受が問題に為る事は素人でも分かること。なのに、何度も当選して居る国会議員が、ホイホイ現金を受け取ってしまう。これは、明らかに「政治の劣化」の表れだと思うのです。

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                朝比奈 一郎 青山社中筆頭代表

 二大政党制は自民党が割れる事で実現する

 こう云う話をすると、その原因を「選挙制度」に求める人も居ます。詰まり、中選挙区制の時には、自民党が政権を取るのが前提で、各々の選挙区では自民党の派閥同士の争いが在った。そう云う環境の下で、政治家個々人は派閥の中で政治家としての振る舞いを学び、人間力を鍛えられた。
 勿論、そうした派閥同士の熾烈な争いの中で政治とカネの問題は有りましたが、金額も案件ももっとスケールの大きな話が中心でした。しかし、これが小選挙区制に為ると、選挙は政党同士の勝負と為った。極端に言えば、夫々の候補者は政党の駒みたいなもので「自民党公認」とか「立憲民主党公認」と云う立場にして遣れば誰でも好い。だから政治家が小粒に為り劣化したのだ・・・と云う理屈です。

 その論旨には納得出来る部分も多いのですが、だからと云って今更中選挙区制に戻すべきでは無い、と私は思います。今中選挙区制に戻したからと云って、政治家の人間育成が急に進む、と云う事も無いでしょうから。

 小選挙区制の導入で想定されて居たのは二大政党制の実現です。そこで大事なのは、二つの主要政党が夫々切磋琢磨する事です。それが出来れば、政治家の人間形成も自然に行われる筈です。只残念な事に、小選挙区制が導入されはしましたが、現実は二大政党制には全く為って居ません。
 今の選挙制度がキチンとその理念を実現して行く為には、先ずはキチンと二大政党制を作る事が必要です。日本の改革を進める為にも、政治家の質を高いものにして行く為にも、そこに期待したいと思って居ます。

 では、どうしたら二大政党制が実現出来るのでしょうか。遂最近迄交渉が行われて居た立憲民主党と国民民主党との合流に期待すべきだったのでしょうか。実は私はそうは思いません。本質的な二大政党制は、ハッキリ言って自民党が割れる事でしか実現出来ないと考えて居ます。そして、近い将来、それが現実に為る事を期待して居ます。








 自民党分割は「有り得る」

 何故、立憲民主党と国民民主党の合流に期待出来なかったのか。その理由は明確です。立憲民主党が取って居るスタンスは「野党戦略」です。
 「今の与党に取って代わる」と云うよりは「与党が遣って居ることを徹底的に批判する」と云う戦略です。このスタンスは、将来的にも野党と云う立場を貫こうと云うものですから、本質的な二大政党の一方には為りません。旧社会党の様なスタンスです。

 対して、国民民主党は、規模や支持率はマダマダですが、今の与党に取って代わって遣ろうと云う、何でも反対では無く、タブー無く議論しようと云う与党志向のスタンスです。
 同じ野党と云う立場に在りながら、見て居る風景が全く違います。この両党が一緒に為っても、上手く機能する筈が無いのです。

 では、自民党が割れて行くと云う事等現実として或るのでしょうか。私は「在り得る」と見て居ます。安倍政権が長期政権化する中で、自民党の中で、日本の本質的改革を進め様とするグループの存在感が非常に希薄に為って着て居ます。
 安倍政権の前半は、アベノミクスや安保法制・TPP参加と云った様な国論を二分する様な問題で果敢に勝負を掛けて居ました。夫々の賛否はあるにしても、そこでは「改革するぞ」と云う気迫が見られました。処が、後半はその改革機運は停滞して居ます。ソコで、安倍政権に対して不満を募らせる集団が必ず出て来ると思うのです。

 勿論安倍総理も、日本の本質的な構造改革・・・例えば年金制度、国と地方の関係、行政の在り方・・・等を根本的に見直して行こうとはして居ます。問題はそのスピード感です。少しずつ、徐々に改革して行こうと云うグループと、大きく大胆に改革して行くグループがあります。
 現在の安倍政権は、前者のグループが主導権を握って居ると言えます。「それでは遅過ぎる」と考える集団が、自民党を割って飛び出す。そう云う形での二大政党制が望ましいのではないかと云うのが私の見解です。

 小泉進次郎が「近衛文麿化」する懸念
 
 政界再編と云うのは、一つが動き出すと一気に大きな流れが出来る事があります。その意味では、2020年にこうした事が起きても不思議ではありませんし、私自身はぜひとも起きて欲しいと願って居ます。その上で今年、期待したいキーパーソンを3人挙げてみたいと思います。

 1人目は小泉進次郎さんです。小泉さんとは数回お会いした事がありますし、我が青山社中フォーラムにもゲストスピーカーとして登場して頂いた事もありますが、改めて感じるのは進次郎さんには人を惹き着ける話し方や強いオーラがあると云う事です。
 政治の重要なポイントのひとつに国民の感情を動かして行く事が求められて居ます。そこからすると進次郎さんのカリスマ性やオーラと云うのは稀有なものです。話の切り返しや聴衆を惹き着ける力も兎に角凄い。アノ若さで、政治家としての才能を備えて居るのです。それ等を存分に使って、大きく改革を進めて行くグループの旗頭に為って貰いたいのです。

 只、現在の進次郎さんを見ていると、私には或る懸念が浮かんで来ます。それは進次郎さんが「近衛文麿化」してしまうのではないかと云う懸念です。近衛文麿と小泉さんは3つの共通点があります。

 近衛文麿は1937年(昭和12年)45歳と云う若さで総理に為ります。これは伊藤博文の44歳に次ぐ史上2番目に若い就任でした。進次郎さんも38歳で大臣に為る等、矢張り若い頃から頭角を現し国民的期待を集めて居ます。これが1つ目の共通点です。
 2つ目の共通点は、実の親に育てられて居ないと云う事です。近衛は成人する迄継母のことを実母だと思って居たとされて居ますが、進次郎さんも両親の離婚後、母親代わりをして呉れた伯母さんを「ママ」と呼んで育ったと報じられて居ます。近衛と進次郎さんは、心象風景として、同じ様な家族観を持って居るとしても可笑しくありません。
 3つ目の共通点は、兄弟に芸能関係者が居ると云う事です。近衛文麿は、弟の秀麿・直麿が共に音楽家に為って居ます。進次郎さんはご存知の様に、兄・孝太郎さんが俳優です。華やかな世界で活躍する兄弟が居り、その影響で本人も、他の政治家以上に世の中の関心の的に為り易い存在と言えます。

 近衛文麿と小泉進次郎さんに共通するこの3つの要素を重ね合わせて浮かび上がって来る人物像は、常に周囲からの視線を意識しながら、集まって来る期待に出来るだけ応え様と、バランス好く立ち回ろうとするものです。
 それで居ながら、エッジの立った事を遣って居る感を出す能力に長けて居る。進次郎さんの一寸した発言がメディアで大きく取り上げられるのもそうした能力の為せる業です。只、バランス好く立ち回ると云う性格は、悪く言えば、敵を作ろうとしない「八方美人」的なものとも言えます。

 近衛文麿は、この「敵を作らず八方美人」的性格の為、大切な決断が出来なかった政治家です。
 近衛の第一次政権は、日中戦争に入って行く少し前の時期に成立します。私が見る処、近衛自身は泥沼化が見えて居る日中戦争をしたくは無かった筈です。しかし彼は、軍部を初め各所の期待に応え様としてバランスを考えました。その結果、日中戦争に足を踏み入れ、結局政権を投げ出すと云う事に為ってしまいます。

 近衛の第二次・第三次政権は正に日米開戦前夜の時期でした。この時に近衛は、米国のルーズベルト大統領と首脳会談を持って戦争回避の方向に持って行こうとして居ましたが、矢張り「敵を作ってマデ」と云う程の覚悟はありませんでした。結局、日米開戦が避けられ無い事態と為り、近衛は又もや政権を投げ出してしまいます。近衛の跡を受けて首相に為ったのが東条英機でした。

 この様に、周りに気を配り、全てに於いてバランス好く立ち回ろうとする近衛には、誰かと激しく対立してでも断固として自分のスタンスを貫くと云う気概が有りませんでした。そう云う傾向が、小泉進次郎さんにも少々見える様な気がして為ら無いのです。

 敢えて敵を作る気概は有るか

 又進次郎さんも、非常に人を引き付ける力を持って居ますが、現在の処「これ」と云う実績はありません。しかし、自身をエッジの効いた存在に見せる技術は長けて居ます。それが又周囲の期待値を高めてしまう訳なのですが、只最近は、国民もソコを揶揄して、進次郎さんの発言を「ポエム」と称したり、平易な事をサモ大切な事の様に言う事を「進次郎大喜利」等と批判的に呼んだりする様に為って着て居ます。しかし、30代でアソコ迄発信力のある政治家は他に例を見ません。だからコソ叩かれて居るのでしょう。

 自民党の中で四方八方に気を配りながら、ソツナク政治家を熟して行くだけの存在には為って欲しくはありません。高い能力のある人だからコソ、進次郎さんには大胆な改革を進める旗頭として、自民党と対峙するもう一つの政党を作る旗頭に為って欲しいと希望します。
 例えば進次郎さんは、自民党の非主流派に収まって居る石破茂さんと近いので、石破さんと連携して自民党を割る様な行動を起こし、そして与党的志向を持つ野党関係者を糾合する事も出来ると思うのです。もしもそう為れば、本格的な二大政党制に大きく近付くことが出来ると思うのです。








 私が期待する2人目の人物は、国民民主党代表の玉木雄一郎さんです。実は玉木さんは私が官僚時代の上司だったので、その人物像や仕事振りは良く知って居ます。
 ドンなに大変な事態に直面しても常に沈着冷静で、前向きで明るくて、キャパシティが大きい人です。行政改革担当大臣秘書官として、石原伸晃、金子一義、村上誠一郎の三大臣に仕えた事もあります。通常、大臣が変われば秘書官も変わるものですが、三人の大臣に仕えたと云う事実は、玉木さんの有能さと人柄の好さを裏付けるものでしょう。

 その玉木さんが政界に転身され、現在は国民民主党の代表に為って居ます。玉木さんが国民民主党で目指して居るのも二大政党制の筈です。要するに「何でも反対」の野党戦略では無く「将来的には与党に為る」と云うスタンスで党運営をして居る。確かに支持率では伸び悩んで居ますが、だからと云って今「野党戦略」を基本とする立憲民主と一緒に為るのは好い方法とは思えません。

 互いに妥協を重ねて合流したとしても、基本思想の違う政党同士ですから、何時かは又離れ離れに為る筈です。である為らば、ここは歯を食い縛って合流を見送るべきではないかと思うのです。寧ろ、自民党内の非主流派に党を割らせ、彼等と組んで与党たり得るもう一つの党を作る。その方向に進んで欲しいと思うのです。









 橋龍以降、大きな改革図を提示したのは橋下徹だけ

 期待したいもう一人の人物は、橋下徹さんです。私が1997年に当時の通産省に入省した時の総理大臣は橋本龍太郎さんでした。政策通で要らした橋本さんは、政策によって日本を変えようとした素晴らしい総理の一人だったと今でも思って居ます。
 総理に為った当初、橋本龍太郎さんは「5つの改革」を唱えて日本の大改革に手を掛けます。当時は金融危機に襲われて居たので「金融制度改革」更に「経済構造改革」として、今で云う成長戦略を描きます。
 又、それ迄景気を良くしようとして財政政策を推進した結果、財政赤字が膨らんで居たので「財政構造改革」更に行政改革と社会保障改革です。その後、ソコに「教育改革」が加わって「6つの改革」と称しますが、これらを遣ろうと取り組んだのでした。

 今の時点で、橋本龍太郎さんの問題意識を眺め直して感じる事は「当時と現代とで、何も変わって居ないじゃないか」と云う事です。金融危機は落ち着きましたし、行政改革にしても内閣人事局が出来る等進展した部分もありますが、20年程前に橋本さんが危機意識を抱いて居た課題は、何も解決されて居ないのです。
 只この間、こうした日本の課題を根本から変え無ければいけ無いと主張して、大きな改革の画を提示した人が一人だけ居ました。日本維新の会を率いた橋下徹さんです。橋下さんは橋本さんの改革等を横目で見つつ、諸政策を改革マインドでもってスピーディに進めるにはガバナンス改革をするしか無いと考えたのだと思います。

 即ち、一院制、道州制、首相公選制等統治機構改革から始まり、経済・財政、社会保障、エネルギー政策、外交・安全保障等、幅広い分野で根本的な制度改革・政策転換を訴えたのでした。

 私が官僚だった当時、霞が関の若手の中にも「このママでは日本は立ち行か無く為る。大きな改革が必要だ」と主張する人が数多く居ました。しかし、現実に政策を作り、遂行して行く仕事をして行く中で、一気に改革する事の困難さに直面します。
 そうした中、霞が関では大胆な改革を実現出来ないとして、私の様に外の世界に飛び出す人も出て来れば「改革は現実を見ながら徐々に、漸進的に変えていか無ければ為ら無い」と考える人も出て来ます。

 安倍政権の前半は前者的な「急進的」性格が強かったのですが、後半は後者の「漸進的」改革にシフトチェンジして居ます。橋下徹さんは、明らかに「今直ぐ大胆に改革し無ければ」と云う前者的な思考を持った人です。

 これからの二大政党制とは、例えば「保守vsリベラル」と云う対立軸では無く、改革に対して「急進的vs漸進的」と云う軸で形成されるべきではないでしょうか。
 現在の自民党は「漸進的」な改革を志向して居ます。で有る為らば、小泉さんや玉木さん、橋下さん達に協力し合って貰い、急進的改革政党を作り上げて貰い、日本にも真の意味での二大政党制を確立して欲しいと思うのです。


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               朝比奈 一郎   以上









 【管理人のひとこと】

 「ウーン」と何か考え込む様なご提言でした。確かに切り口は斬新的ですし、過去の歴史も引用し説くのも適切な文章でした。この中で大きく頷けるのが、小泉進次郎さんに石破さんと連携して自民党を割る・・・急進派の自民党を作るの件(くだり)です。
 確かに父親の小泉氏は、殆ど自民党の反主流・傍流を歩んで来られ「自民党をぶっ壊す」と叫んで政権を捕った人でした。その息子だからコソ「主流派に腰を落ち着け安穏として居る」としたら、彼の将来は寂しいものに為るでしょう。

 そして、玉木氏と橋下氏に至っては、優柔で不断な性格を批判される人であり、方や口から溢れる程の達者な言葉で相手を翻弄する「ペテン師」品格ゼロの「喧嘩師」なのです。大阪と云う反骨心溢れる土壌に生まれた稀有な「詐欺師」とも云われる。「人を翻弄し弁舌で圧倒する技術を磨きに磨いた稀有な道化師」でもあると本人も似た様な事を話して居る。彼等の様な人達に日本の将来を託すとしたら・・・と、ツイツイ考え込んでしまったのです。

 確かに小選挙区制の目的は「政権交代可能な二大政党」確立の為もありましたが、一番には「選挙資金」の問題が大きかったのです。中選挙区制での選挙活動には莫大な資金が必要と為り、その資金獲得の為に「汚い金」迄を必死に集め無ければ為ら無い事情から解放される事でもあったのです。その金は所属する派閥からと自分達個人で賄うのは大変だったのです。
 官僚並びにOB・OG達が、全て保守・与党に与す訳では無く、中には多くのリベラル・革新に属する人も居ますが、押し並べて周囲とのバランス感覚に長けた優秀な人達です。その分面白味に欠け、突飛なアイデアは生まれ難い感じで、一人気を吐くのが「積極財政」を標榜する高橋洋一氏位でしょうか。
 文章から受ける印象は、何と無く全体的にお坊ちゃまの作文的な、読む人の心に訴え無い安易なものと為ってしまいます。決して著者を愚弄する意味は有りませんが、もう少し重みを持ったものへ・・・と期待したいのです。野党合同が為ら無かった分析は、その通りだと感心致しました。



 



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