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2020年01月24日

全員団結で東京五輪へ? スポーツに政治を持ち込む自称・右派の浅ましさ




 全員団結で東京五輪へ? スポーツに政治を持ち込む自称・右派の浅ましさ

             〜文春オンライン 1/24(金) 17:09配信〜


           1-24-9.jpg

     野球のU-18W杯出場で、釜山の空港に到着した佐々木(左)と奥川 コピーライトマーク共同通信社

 昨夏の甲子園大会で準優勝に輝いた星稜・奥川恭伸投手(18)や163km右腕の大船渡・佐々木朗希投手(17)等を擁するU‐18日本代表が「U‐18ワールドカップ」参加の為に渡韓したのは昨年8月28日の事だった。この際に騒動と為ったのが、代表選手達の着用したポロシャツから日の丸を外した日本高等学校野球連盟(八田英二会長)の決定である。

 三原じゅん子議員「韓国への配慮とか必要なのでしょうか」

          1-24-10.png
 
 7月に日本政府が韓国への半導体製造の材料などの輸出規制の強化を行い、これに反発して韓国国内では反日運動が激化。直前には旅行中の日本人女性が、誘いを断った韓国人青年に暴行を受けた事件等も大々的に報じられ、日韓関係が戦後最悪と危惧される情勢だった。
 その中で「韓国の国民感情に配慮して、日本を前面に出すのは止めようと思って居る。日韓関係が悪化して居る事と、スポーツをする事は別なので、我々は真摯にプレーする事だと思う」(竹中雅彦事務局長・当時)と高野連が、通常は白地のポロシャツの袖に着けて来た日の丸を外す決定を行った訳だ。

 無用な刺激を避けて、選手の安全を配慮した決定だったが、これに対して「過剰な忖度」とネット論壇を中心に批判が湧き上がった。テレビのワイドショーでも、恰も国の姿勢を示す大問題であるかの様に論議されると、そこで出て来たのが一部の右派を以て任ずる政治家だったのである。

「スポーツの世界で、日の丸を背負って闘う日本代表選手達に、韓国への配慮とか必要なのでしょうか」

           1-24-11.jpg 和田政宗参議院議員

 こうツイッターで呟いたのは三原じゅん子参議院議員だった。他にも和田政宗参議院議員等が、この日の丸外しに疑問を呈するコメントを発した。
 高野連の処置は全く政治的決定では無い。選手の安全を配慮したものなのは明らかだ。又試合をするユニフォームから日の丸を外したのでも無い。戦後最悪と言われる日韓関係の中で、日の丸を着けて戦うのはグラウンドの中だけで好いと云う事だ。
 増してやスポーツとは戦う相手が居て初めて成り立つもので、だからコソ相手に対するリスペクトは不可欠である。そう云う背景の中での日の丸外しだった訳である。

 スポーツを政治利用するムード
 
 処がそこで政治的な思惑や話題性に飛び着いて直ぐに口を挟む自称・右派の浅ましさ。選手の身を案じるより、勇ましさや日の丸の責任を押し付ける人々に歯スポーツを語る資格は一切無い。
 東京五輪を控える中で、我々がもう一度、戒め無ければ為ら無いのはこうしたスポーツに政治的なナショナリズムを持ち込もうとする論調であり、それを政治的に利用しようとする政治勢力である。特に気をつけ無ければ為ら無いのが、五輪のメダルとナショナリズムをリンクさせる事で、スポーツを政治的に国威発揚の場に利用しようと云うムードでは無いだろうか。

 オリンピックの歴史の中でスポーツと政治的ナショナリズムを連結した事で、最悪の見本と言われるのが1936年のベルリン大会である。
 別名「ナチ・オリンピック」とも呼ばれるこの大会では、1933年に政権を取ったアドルフ・ヒトラーが国威発揚と後のユダヤ人虐殺に繋がる「アーリア人の民族優勢」を示す大会として位置付け、メダル獲得に国家的事業として取り組んだ。
 その結果、ドイツは89個のメダルを獲得し、2位のアメリカの56個を抑えて圧倒的な勝利を収めて居る。この大会の模様はレニ・リーフェンシュタール監督の指揮で「民族の祭典」と「美の祭典」として映像化され、ナチスドイツのプロパガンダとして国内外に大きな成果を収める事と為ったが、その後の歴史的な惨劇は説明の必要も無い筈だ。

 アスリート達の心には勿論勝利への強い思いがあり、その先にメダルと云うものがある。そして自分自身の為だけでは無く家族や友人、そして生まれ故郷や国への思いが、勝利へのモチベーションと為るケースもある。只それは飽く迄選手個々が心に秘めて戦うもので、その思いを安易に国の為と求めたり、政治的に利用すべきでは無いと云う事だ。

           1-24-12.jpg 桜田義孝 前五輪相 

 「金メダル候補で日本が本当に期待して居る選手だからガッカリして居る」

 2月に競泳の池江璃花子選手が白血病である事を発表した際に、当時の桜田義孝五輪相が語った言葉だ。

「オリンピックの神様が池江璃花子の体を使って『オリンピックとパラリンピックをモッと大きな視点で考えなさい』と云って来たのかな」

 直後の講演でこう語った橋本聖子現五輪大臣は、スポーツ界で問題に為って居たパワハラ問題やガバナンスの問題にリンクさせてこうも語って居る。

          1-24-13.jpg 橋本聖子現五輪大臣

 「そんな事で悩んで居る場合では無い。モッと前向きに遣りなさいよ、と池江璃花子を使って叱咤激励して呉れて居るのではないかと迄思った」

 「日の丸はスタンドに有ろうと無かろうと余り関係無い」の真意

 これ等の軽率な発言には当然、多くの批判が集まった。只何より怖いのはオリンピックに関わる政府の中心的人物の間にも、政治とスポーツを切り離すと云う意識が欠如して居る事である。

            1-24-14.jpg

「結局は自分の中に思いが有れば、それはスタンドに有ろうと無かろうと余り関係は無いと思います」
 
 2006年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック直後にマリナーズ時代のイチローを取材した時の言葉だった。イチローもこの大会での日の丸の重みを熱く語って居たが、その一方で日の丸のフラッグが戦う上での力と為ったか、と云う質問にはこんな風に答えて居た。
 スポーツは自称・右派の人々が唱える様な、国威発揚の道具では決して無いし、そうで有っては為ら無い筈だ。日の丸はポロシャツの袖に無くても、選手の心の中に有れば好いものなのである。


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