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<日本一元気な30人の総合商社> 寺井良治





この不況の時代に「社員30人の総合商社が「ヘン」なものばかり扱ってなんと売上高2年で5倍!」を遂げたという成功の軌跡が書かれた一冊です。


著者は商社マンとして働いていたところに、会社から傾きかけた社内ベンチャー社長となり、
この再建をしてくれという命令から社長業がスタートし、現在の状況に至っています。


この本を通じて、社長業の難しさや商社マンの考え方・行動力など、
バイタリティあふれたビジネスマンの姿を垣間見ることができました。

また起業や人脈など、さまざまな部分で私自身のビジネス観を変えてくれた一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


商社は国内外を問わず「これだ」と思える商材を世に送り出すためにあらゆる機能を持っており、商売のインフラを作っている



イービストレードは大手では採算が合わず、中小零細では対応できないニッチ(すき間)の商材を取り扱うことで利益を出している



商売にあたって整理すべき3つのこと
・やりたいこと(例:新しい事業を創造すること)
・できること(例:商社が行なっている営業活動のサービスを商社と接点のない企業に提供する)
・やらなければならないこと(例:日銭を稼ぐ)

この3つが揃わなければ会社の存続は危うい



まだまだ小さな会社だからこそできることがたくさんある



経験の浅い人間ほど外に出たがる
20代、30代の人間は焦らなくていい。焦らなくとも起業する時間はたっぷりある


起業を問う:起業したい理由は何ですか?
1.やりたいことをするために起業しようとしてもやりたくないこともたくさんしなければならない
2.やりたいことができることと同じでなければ起業は難しい
3.お金の問題であれば大手企業の給料も悪くはない

後ろ向きな理由での起業は絶対にしてはいけない



朝令暮改は当たり前、朝礼朝改すら否定してはいけない時代になった



社長の仕事は会社をつぶさないこと



人脈は「たくさん作ること」に力を注ぐのではなく、「活かす能力を養うこと」に力を注ぐ

人脈の広がり方は自分から放射状に広がっている必要はない。
キーマンとなる人を何人か知っており、そこから広がりが得られれば十分である


人と会うときは、相手に何の印象も残っていないよりも嫌われても印象に残った方がいい
相手に嫌われることをあまり気にしないこと



新規事業とは奇をてらったものではない
いままでにあったものをちょっと応用し、何かと何かをくっつけるだけのことである



美点凝視。物事のいいところだけを見て頑張る

<人脈塾> 關口勝生





サラリーマンから行政書士として独立した著者の人脈の作り方、特に名刺を利用した人脈の作り方について書かれている一冊です。

具体的にどのような名刺を作れば良いのかがわかりやすく書かれていますし、
名刺を意識的に作ったことのない方でも名刺が作れるように様々なワークシートが用意されています。
このワークシートは自分の棚卸をするためのヒントにもなります。


異業種交流会やセミナーでは名刺交換する時に名刺に関心を持たれるシーンは少なくありません。
自分をもっとアピールしたいと思っている人には参考になる一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


サラリーマンと個人事業主では名刺に載せたい内容が異なる
個人事業主は人間的な魅力をアピールした名刺を作る



名刺には顔写真を載せる:名刺を覚えてもらうのではなく、顔を覚えてもらう
似顔絵名刺では名刺は記憶に残るかもしれないが、顔は記憶に残っていない



名刺に乗せる顔写真の選び方
1.職業(例:職業がわかる服装や小物を身につける、仕事の場面を撮る)
2.趣味(例:趣味がわかる服装や小物を身につける)
3.私生活(例:子供と一緒に撮る)



写真はプロに撮ってもらう


名刺はカラーの方が印象に残りやすい


肩書は自分で作ってもいい



自分にキャッチフレーズをつける → キャッチフレーズの方向性
1.自分の強みを表すためのキャッチフレーズ(例:誰よりもブラック企業に精通しています)
2.人柄を表すためのキャッチフレーズ(例:誰よりも話しやすい司法書士です)
3.名前を覚えてもらうためのキャッチフレーズ(例:ナカタではありません。ナカダです!)
4.仕事のキャッチフレーズ(例:あなたの名刺、仕事してますか?)



とにかくたくさんの人に会い、名刺を渡す


会いたい人が主催する会合に行く


交流会や交流クラブなどのレギュラーメンバーになって近しい人になる


自分の話は名刺に任せ、聞き役に徹する


人の人脈形成を手伝う


相手に利益を考える
1.相手のお客になる
2.相手のお手伝いをする
3.相手のイベントなどの告知に協力する

<若者はなぜ3年で辞めるのか?> 城繁幸






このタイトルを見ると、若者でない人に向けて、

「若者はなぜ3年で辞めるのか?」

と、その理由を教える一冊に思えます。


しかし、本書は、「若者の離職率の高さやニート・フリーターの急増といった現象」を
「若者の閉塞感が具体化したもの」ととらえ、

その若者たちに閉そく感の正体を指し示すことを目的とした内容です。


本書に現状の具体的な解決方法が書かれているわけではありませんが、
その閉そく感の正体を知っておくことは自分のこれからの人生を考える上で参考になると思います。

若者に限らず、ビジネスマンなど今後、いわゆる「若者」と関わっていく人々に参考になる一冊です。


また人生のレールについて考えさせられる一冊でもあります。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


競争の時代だからこそ「負け組に入らない」ための競争が行なわれている
その代表的なものが「安定した公務員になりたい」という風潮である



企業からすれば、「最近の若者は忍耐力が劣っている。
企業で最初からやりたいことができるなどという考えが甘い」。
「社会人としていちばん必要な素質は忍耐力である」という意識がある。


しかし、そのような若者を生み出したのは企業の人材に対する考え方が一変したためである。


昔は「何でもやります(会社に下駄を預けることができる忍耐力を持つ者)」という人材を採用していた。

しかし、今では「何でもやります」という人材ではなく、「○○という専門性や分野で活躍したい」という人材を採用するようになった。


結果として、「○○という分野で活躍できない、企業でやりたいことができない(忍耐力のない)人材」が、会社を去っていく。


現在の離職の問題は、この採用方法変更したために人材の質も変化してきたと考えることができる。




国民年金の未納率が若者に多い理由は、国民年金を支払ったとしてもそれは現在の高齢者の年金支給のために利用され、将来の自分には返ってこない(と思われる)からである

この状況は現在の企業においてもあてはまる

国民年金が、人口が拡大し続けることを前提に作られてきたのと同様に、年功序列という制度も経済が成長し続けることを前提に作られてきた

しかし、その成長がストップし、さらには縮小している現在では、若いころに下働きしたとしてもその苦労が将来の自分には返ってこない。

そのために会社に対する我慢や忠誠度が低くなってきたと考えることができる



年功序列というルールが崩壊しつつある現在において
「黙って丁稚奉公しろ!」ということがナンセンスである



年金も国債も火のついた爆弾をリレーしているにすぎない



年功序列の影
・新卒と既卒には越えられない壁ができている

・年齢によって人の値段が決まっている



日本の義務教育は起業精神を削ぎ落とす教育であり、それは年功序列とうまくマッチしている



派遣社員の拡大、新卒雇用の削減、年金保険料の引き上げといったものは「年功序列」という怪物が生き延びるための手段である


<最強の名古屋商法> 007名古屋商法





「007名古屋商法」というメールマガジンから選りすぐりのビジネスヒントをまとめた一冊です。
さまざまなビジネスヒント、アイディアが書かれています。

このメールマガジンは今でも続いていますし、ホームページもありますので
そちらを参考にしていただいた方がイチバンだと思いました。

ホームページアドレス → http://www.007nagoya.com/

なので、今回は特に自分の気になったところだけを紹介します。



人と人の間には価値観の落差がある。この落差を利用すれば商売になる。
例:日本では車に会社名などが書いてあるものに市場価格はない(もしくはマイナス)だが、インドでは模様くらいとしてしか見られない。この落差を利用して儲けることができる



独立するなら今まで以上の収入とやりがいがなければ意味がない

資格というものは取りたければ取ればいいが、それで生活が保障されるわけではない

○○コンサルタントになるならば○○に関することなら全ての知識を持っていなければ顧客は魅力を感じてくれない

家族を養うために顧客をつかんでから独立するか、無報酬でも生活していけるだけの貯蓄をして独立する



ビジネスはその報酬・対価が仕事量と比例しなければ苦労する意味がない


<目のつけどころ> 山田真哉





長いタイトルです。
「目のつけどころ」と省略していますが、正しくは、

「目のつけどころが悪ければ、論理力も地頭力も、何の役にも立ちません」です。


このように聞くと、例えば、地頭力といえばフェルミ推定を想起させます。

そうすると以前に紹介した現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート――「6パターン・5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!というような本をイメージしてしまいますが、そういった内容は書かれていません。


この本が出版された当時、論理力、地頭力といった言葉がブームになったためにこういったキーワードを織り込んだタイトルになったのだと思います。


本書の内容ですが、簡単にいえばアイデア本の一種です。
印象に残ったポイントをご紹介します。



質問を受けた時に時間稼ぎをするための「質問返し」
1.その質問を私にするのはどういう意図があるのですか?
2.その質問を整理するとどうなりますか?
3.そもそもはどういうことでしたか?



書類に書かれた数字に目をつける
1.数字を拾い、必要な数字の不足あるいは不要な数字を削除することを指摘する
2.数字の単位に着目する(例:「金額」だけでなく、「割合(%)」も見る)
3.数字をひっくり返す(例:満足度90%ならば不満が10%あるということ)



目のつけどころは自分で編み出すよりも誰かの目のつけどころを真似する

(講演)<これからは「小規模ビジネスの時代だ!」> 鬼頭宏昌


先日、小さな飲食店 成功のバイブル―赤字会社から年商20億円企業までの軌跡耳かきエステはなぜ儲かるのか? 成功する「超ニッチビジネス」のカラクリ (講談社BIZ)などの著書を持つ、鬼頭宏昌さんの講演会に行ってきました。


<鬼頭宏昌さんのプロフィール>
スモールビジネス紹介センター代表取締役。元「旅籠家」オーナー。
大学中退後、22歳で経営を託され、6年で同社を赤字状態から20店舗・年商20億円の外食チェーンに育て上げ、優良企業のうちに事業売却。
その後、FUTUR CONNECT株式会社(現・スモールビジネス紹介センター)を設立し、代表に就任。執筆やコンサルティングを手がけ、現在は「横浜桜木町 日の出らーめん「やきとん大黒(大国)」「宅配とんかつ専門店ぶたみち」のフランチャイズ展開に尽力中。


「ニッチ&スモールビジネス(大企業が手を出さない隙間市場を狙う、小資本で始められるビジネスのこと)」のススメのような宣伝でしたが、実際には鬼頭さんのこれまでのビジネスの考え方やこれからのビジネスの考え方を伝える内容でした。

「今あるものを改善する」という企業経営ではなく、「今の時流に適した企業経営をする」という鬼頭さんの考え方に、ダーウィンの適者生存(※)という言葉が商売にも通じると考えさせられました。


適者生存:生存競争において、ある環境に最も適した生物が生存し得るという考え方



印象に残ったポイントは以下の通りです。


視点を上げる。視点を上げられるか否かが儲かるか否かのポイント
低い視点:サービスを上げる、接客を上げる、価格を下げるといった視点
高い視点:地域に集客力があるのか、業界や事業の競争状態や競争レベルはどうなっているかといった視点


鬼頭さんの視点
・家業の八百屋(主たる事業)の従たる事業として居酒屋を任される
・当時、居酒屋はマーケットが大きく、寡占が緩かった(その後、絶妙のタイミングで事業売却)
・今の時代でマーケットが大きく、寡占の緩い事業として現在の飲食業のフランチャイズを展開中


多くの経営者はビジネス(モデル)を変えない。鬼頭さんは毎年ビジネス(モデル)を変えている



商売はライバルとの勝負である。競争相手にさえ勝てればそれでいい。最強である必要はない



マーケットが大きく、大企業による寡占が緩い業界を狙えば勝ち目が出てくる



好景気ビジネスと不景気ビジネスがある

不景気ならば不景気でも儲かる不景気ビジネスをする



スモールビジネスを複数事業展開することにより、ローリスク・ハイリターンになるように事業展開する

失敗を気にしていたら事業はやっていけない

事業はいくつも失敗するもの

失敗による損失を限定できるようにする
(例:店舗を構えるのではなく、車を借りて移動販売から始める)


全ては自分の気持ち次第。
自分の心の中でブレーキがかかっていると自分でビジネスすることはできない



スピリチュアルビジネスは流行する。斎藤一人さんはスピリチュアルビジネスの成功例



商売は「人で苦労する」か「お金で苦労する」もしくは「その両方」
できるかぎりどちらかの苦労だけで済むようにする。

ベンチャー企業はハードワーク。「人の苦労」が多い



著書の「耳かきエステ・・・」であるが、実は耳かきエステは儲かっていない。
別の事業が利益を上げている。著書のタイトルは出版社によって決められている。



ビジネスでのトラブルを何度も乗り越えることが成長スピードを上げる近道



ビジネス書を読みすぎるとバカになる
例:著者によって相反する内容に悩んでしまう(睡眠時間を削って仕事しろ⇔睡眠時間をしっかりとれ)



<潜在意識が答えを知っている!> マクスウェル・マルツ





科学的な見地から考えられた理論的な自己啓発本です。

どういう意味で科学的かというと、
著者は形成外科医(事故などによって顔に傷を負った人の傷跡を治す外科医)です。

その著者が、患者の傷を治したにもかかわらず、
患者から「まだ治っていない」と言われたことを発端に「人間は自己イメージに左右されている」ということを発見し、サイコサイバネティクスという理論にまとめたというものです。


自己啓発本にはマユツバな印象を感じることもありましたが、
この本はそういったマユツバな印象は感じられませんでした。


なお、あなたは成功するようにできているとはほぼ内容が同じです。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


自己イメージによって常にあなたの行動や感情、態度、技能さえもが支配される

自己イメージを変えれば状況は変わる

自分に対してネガティブな認識を抱いている限り、
現在の状況に対してポジティブに考えることはできない



脳の自動制御メカニズムが成功した行動を習慣として繰り返す



人間は想像による体験と現実の体験を区別することができない

人間は物事の実像ではなく、自分を取り巻く環境や物事に対して抱く信念やイメージに反応している。
イメージにしたがって感じたり、行動したりしている。

イメージトレーニングは現実の行為と同じくらい力がある

成功した単純な場面をたった一つ思い描く

自分の望む結果がもう出ているかのように思い描く



過去のミスに対して自分を責め続けるのは、かえって現在の結果に悪影響を及ぼす



たいていの「不可能」は単なる見解に過ぎない

「できない」という思い込みを解消するための自問
0.なぜできないと思っているのだろうか
1.その思い込みに合理的な理由があるのか
2.事実に基づいているのか
3.他の人でも同じ結論を下すのか



幸福は内的なものである。自らの活動が生みだす思考や態度によってもたらされる

不幸の最大の原因は様々な事象を
「自分に向けられた」「悪いことと反応している」と解釈していることにある



人は自らがイメージしたことに対して反応するのであってありのままの物事に反応するのではない
気にするべきことは他人ではなく、他人に対して反応する「自分の反応の仕方」である



我々の行動、感情、反応はほとんどが習慣的なものである



自責の念を克服する方法は心の中で他人を非難することを止めること



自尊心を持つための最大の秘訣は他人をもっと認めること



小さな成功を積み重ねる。成功が成功を呼ぶ
過去の成功は記憶し、失敗は忘れるようにする
練習を重ねると上達するのは成功を記憶しているからである。単に繰り返す回数ならば圧倒的に失敗の数が多いはず。



完璧でないからといって自分を憎んではいけない。自分自身の存在と行動は区別すること

100%正しくなくても良い。行動しながら軌道修正すれば良い



人生を楽しめる人は何でもない出来事にも楽しさを見つけることができる



サクセス・ダイアリーを作り、目標に対する自分の成果や進歩を書きとめる



ネガティブな感情はポジティブな感情で追い払う
感情はイメージの後から湧いてくる。ポジティブなイメージを思い描く



「自分は○○のような人間だ」と自己イメージを持つ
例:自分はうまく一日の計画をたて、目標を定め、それを成し遂げることができる人間だ



※余談ですが、次回の更新は所用のため来週になります。

<美容院と1,000円カットではどちらが儲かるか?> 林總





「美容院と1,000円カットではどちらが儲かるか?」というタイトルですが、



簡単にいえば、

「客1人当たりの利益」と「1日あたりの客数」の掛け算によって儲けが変わり、
「客1人当たりの利益」が少なくとも「1日あたりの客数」が増えてくれば、
1,000円カットのお店が儲かる

そういった分析をするために管理会計を考える必要がある



ということを説いている一冊です。


また管理会計についてあまり馴染みのない人でも読めるように、
会議室でのやりとりなど臨場感のあるストーリー仕立てになっています。



印象に残ったポイントは以下の通りです。



会計はルールの上に積み上げられた仮想の世界であり、その計算結果は事実とは限らない

個別利益:製品1個当たりの利益

期間利益:一定期間での利益

生涯利益:この製品ができてから今日までの全ての利益


会計のルールでは期間利益を捉えているが、個別利益や生涯利益を捉えていない。




データと情報は異なったものである
データ:単なる数値や文字や記号

情報:データに関心や目的、評価基準を付加して整理したもの




コンピュータシステムは魔法の箱ではない
コンピュータシステムを導入して成功するかどうかはコンピュータシステムにあるのではなく、
経営者が経営に必要な情報を明確に定義できるかどうかにある



コンピュータシステムを導入しても統合できるのはデータだけ。
コンピュータシステムを思うように機能させるためには今までの仕事のやり方をコンピュータシステムに合うように変えなければならない




経営者の責任:
キャッシュフロー(お金の流れの管理、お金がなくならないようにすること)


営業の責任:
貢献利益(売上から販売にかかった全て費用を差し引いたときに黒字であること)
売掛金回収(売上だけではなく、代金回収までを完遂すること)
在庫(製品を作りすぎて売れ残りがないようにすること)


製造部の責任:
品質(顧客が受け入れる品質であること)
コスト(目標原価以内に製造費用を抑えること)
納期(デリバリーとも言う。顧客が要求する納期に間に合わせること)




<幸せ成功力を日増しに高めるEQノート> 野口嘉則





EQ(※)について書かれた一冊です。

※心の知能指数。これが高いと「自分自身のことを受け入れ」たり、「他者を理解し受け入れ」たりすることができ、人間関係が良好になる


内容は読みやすく、わかりやすいですが、
普通に読み流してしまうと「ふーん」というような感想で終わってしまうかもしれません。

またどちらかといえば、内容を読んで学ぶだけというよりも実際にエクササイズをするための一冊です。

印象に残った点を紹介しますが、
実際には本書のエクササイズをすることで初めて本書の有効性が分かる一冊です。


印象に残ったポイントは以下の通りです。



幸せになるためには幸せになるための考え方が必要



我々が感情的になる本当の原因は他人や状況にあるのではなく、我々自身の受け止め方・考え方にある



「何らかの行動 → <○○でなければならないという思い込み(ビリーフ)> → (相手の反応に対する)こちらの感情的な反応」という流れが存在する



この思い込み(ビリーフ)の注意点
1.ビリーフを(自覚がなく、)無意識的に信じ込んでいることが多い
2.人はビリーフを通して出来事を解釈するので、ますますそのビリーフを強化する
3.ビリーフは無意識の中にインストールされ、定着している


ビリーフの特徴は、
「〜すべき」、「〜しなければならない」、「〜でなければならない」
というように決め付けられている

<楽天大学学長が教える ビジネス頭の磨き方> 仲山進也 (3/3)






引き続き、印象に残ったポイントは以下の通りです。




自分と比べ物にならない人や同業者ではなく、自分とレベル感が同じ人や異業種の人と掛け合わさって新しいアイデアやアイデアのヒントを探すべき



自分のポジションを踏まえて強みを磨く
(強みを活かすために)集中する(捨てる)
自分が好きで得意なことに集中する



モチベーションコントロールのための言葉「それはちょうどいい」
何かのトラブルがあったときには「それはちょうどいい」と考えることで、次に考えることは状況をプラスする事柄になる



「why」ではなく、「how」で考える
例:「何でできなかったんだ(why)」ではなく、「どうしたらできる(how)」で考える



購買心理の10ステップ
1.警戒
2.興味
3.想像
4.欲求
5.比較
6.納得
7.決定
8.満足
9.購入後の後悔
10.忘れる・飽きる・卒業する

居心地の悪い店はこのステップを外している(このステップに沿わない行動をしている)
このステップをマスターするには自分自身の購買心理の移り変わりを追跡にしてみること



自立・自走をアシストするポイント(魚を与えるのではなく、魚の捕まえ方を教える方法)
1.正解はないことを教える(正解よりも回答。絶対不変のやり方はない)
2.回答=視点×価値基準×許容範囲(回答につき、「視点」を訓練し、視点から得られる情報をどう判断したかの「価値基準」を確認し、妥当といえる「許容範囲」に収まっているかを確認する)
3.量稽古(2をチャレンジし続ける)



勝俣の法則
テクニックに走りすぎるのには要注意。一気に流行ったものは一気に廃れる。



感動ストーリーを語ってビジョンを描く
感動=共感×期待値越え=共感×(実感−期待)



「知識」が「習慣」になるまでの5ステップ(5つの壁)
1.知らない

(壁)知識の壁

2.知る

(壁)行動の壁

3.やってみる

(壁)気づきの壁

4.わかる

(壁)技術・手法の壁

5.できる

(壁)習慣の壁

6.している



最大のリスクは「行動しないこと」
様々な経験や人から話を聞くなどのことによってリスクの視点が増え、
「うまくいかない理由」をたくさん思いつくようになる

自分で勝手にできないと決めないで、「○○があればできる」と考える

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