2010年10月26日
<人脈塾> 關口勝生
サラリーマンから行政書士として独立した著者の人脈の作り方、特に名刺を利用した人脈の作り方について書かれている一冊です。
具体的にどのような名刺を作れば良いのかがわかりやすく書かれていますし、
名刺を意識的に作ったことのない方でも名刺が作れるように様々なワークシートが用意されています。
このワークシートは自分の棚卸をするためのヒントにもなります。
異業種交流会やセミナーでは名刺交換する時に名刺に関心を持たれるシーンは少なくありません。
自分をもっとアピールしたいと思っている人には参考になる一冊です。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
サラリーマンと個人事業主では名刺に載せたい内容が異なる
個人事業主は人間的な魅力をアピールした名刺を作る
名刺には顔写真を載せる:名刺を覚えてもらうのではなく、顔を覚えてもらう
似顔絵名刺では名刺は記憶に残るかもしれないが、顔は記憶に残っていない
名刺に乗せる顔写真の選び方
1.職業(例:職業がわかる服装や小物を身につける、仕事の場面を撮る)
2.趣味(例:趣味がわかる服装や小物を身につける)
3.私生活(例:子供と一緒に撮る)
写真はプロに撮ってもらう
名刺はカラーの方が印象に残りやすい
肩書は自分で作ってもいい
自分にキャッチフレーズをつける → キャッチフレーズの方向性
1.自分の強みを表すためのキャッチフレーズ(例:誰よりもブラック企業に精通しています)
2.人柄を表すためのキャッチフレーズ(例:誰よりも話しやすい司法書士です)
3.名前を覚えてもらうためのキャッチフレーズ(例:ナカタではありません。ナカダです!)
4.仕事のキャッチフレーズ(例:あなたの名刺、仕事してますか?)
とにかくたくさんの人に会い、名刺を渡す
会いたい人が主催する会合に行く
交流会や交流クラブなどのレギュラーメンバーになって近しい人になる
自分の話は名刺に任せ、聞き役に徹する
人の人脈形成を手伝う
相手に利益を考える
1.相手のお客になる
2.相手のお手伝いをする
3.相手のイベントなどの告知に協力する
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