2011年01月29日
<30代までに鍛えておきたい仕事の筋トレ> 嶋津良智
若い社会人に向けた啓発本です。
筆者のこれまでの成功者と呼ばれるまでのコツコツと積み上げてきた経験から仕事に対する考え方を多岐にわたって綴っています。
印象に残ったポイントは以下の通りです。
ハインリッヒの法則は成功にも当てはまる
ハインリッヒの法則:一件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害、そして300件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったもののヒヤリとした、ハッとした事例)があるとされる。重大災害の防止のためには、事故や災害の発生が予測されたヒヤリ・ハットの段階で対処していくことが必要である。
人を支配しているのは出来事ではなく、「心のありようの選択」や「受け取り方」である
自己責任:すべては自分が選んだことと受け入れる
仕事は夜遅くまで残業して完成させるより、やり残して翌日やる方が効率も質もやる気も上がる
「『社会人の常識』を無視しても能力を磨いて結果を出せばよい」という考えでは結果は出せない
身だしなみや言葉遣いといった見た目は重要である
見た目やマナーにも配慮できることも能力であり、そういう人間を選ぶのが人間社会である
ワークライフバランスは若いうちに考えるべきことではない
ワークライフバランスを考えるのではなく、仕事とプライベートがリンクしたものにする
「迷ったらやらない」と決めておく
負け戦は戦わず逃げればよい
お金とは選択肢を増やす道具である
お金の順序は、守る>貯める>使う>増やす
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