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<幸福の迷宮> アレックス・ロビラ





これも自己啓発書に入るでしょうが、今までとは一味違った一冊です。
「○○する・しない」といったタイプの本ではなく、自分のことを自分自身で見つめなおす感じの一冊です。


主人公は33歳の孤独な女性アリアドナ。
生活のために働いていた職場を解雇され絶望した彼女は、幼い頃から「立ち入ってはいけない」と言われていた森に入っていき、そこで不思議な人々と出会っていく・・・

童話のような一冊です。

幸福というものがいったいどんなものなのか、左脳で考えるのではなく、右脳で感じる一冊です。



印象に残ったポイントは以下の通りです。


人生の意味は人それぞれである



幸福は探しても意味がない。幸福はひょっこり出会うものである

幸福はゴールではない

幸福は心打たれるものから漂ってくる香りのようなものである



選ぶことを恐れずに生きることが幸せである

自分自身で選ぶことをやめてしまったときに人は迷宮に迷い込んでしまう



誰かと接するたびに人生を良くするチャンスがある



幸福というのは、そういう「方向」であって、そういう「場所」ではない(シドニー・J・ハリス)


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