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2020年09月10日

【英語シャドーイング学習】『The Mysterious Origins of Maiden’s Castle』 〜トルコ・クズカレスィ”乙女の城”〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Mysterious Origins of Maiden’s Castle』


Floating on the Mediterranean Sea, this castle protected an ancient port city for hundreds of years.
It's also a place shrouded in myth where legendary princess met a certain fate.



Just about 700 feet off the coast of Southern Turkey, the Kizkalesi, or maiden's castle, sits on an island so tiny it looks like it's standing on water.

The walls and towers of the castle date back to the early 12th century, although exactly who built it is a mystery.

According to one legend, a Byzantine king built the castle after forture teller told him that his only daughter would die from a snake bite.

Despite the king's efforts to protect the princess, a snake snuck in by hiding in a fruit basket and the princess met her unfortunate fate.




Fortified walls wrap around the entire complex with eight towers providing 360-degree views, making the castle an effective first line of defence against enemy ships approaching the port.

The legend of the 12th century may be a thing of the past, but the stone walls of the fortress still stand today, keeping their secrets.


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『"乙女の城"の不思議な起源』


地中海に浮かぶこの城は、
何百年もの間、古代の港湾都市を守りました。

伝説の姫が、ある運命に出会ったという、
神話に包まれた場所でもあります。



トルコ南部の海岸から
わずか700フィート離れたところにある
クズカレスィ(乙女の城)は、
水上に建っているような小さな島にあります。

城壁と塔は12世紀初頭にさかのぼりますが、
正確には誰が城を建てたかは謎です。

ある伝説によると、ビザンツ帝国の王は、
占い師が”一人娘がヘビにかまれて死ぬでしょう”と
告げた後に城を建てました。

王様が王女を保護しようと努力したにもかかわらず、
ヘビはフルーツバスケットに隠れて潜入し、
王女は不運な運命に遭遇しました。




城壁は、360度の眺望が可能な
8つの塔で建物全体を包み込み、

城は港に接近する敵船に対する
効果的な防御の第一線になります。

12世紀の伝説は昔話かもしれませんが、
要塞の石壁は今でもその秘密を守り続けています。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

年代測定の技術は進歩し、
建てられた時代がわかる。

当時の時代背景の研究も進んでいる。

にもかかわらず、
誰が、何の目的で造ったのか、
今もわからないというロマン。


小さい頃、ピラミッドや
トロイア発掘の話に憧れて考古学を学んだ僕は、
こういう謎の遺跡が大好き。



強固な城壁に、360度を見渡せる塔。
敵船の侵入をいち早く迎撃できる立地。

これらを考えると、
現実的には軍事目的だったのかも知れない。

だけど、

”海の上に城を建てれば、娘がヘビに襲われないだろう”

そんな伝説が本当だったら、
それは素敵なことじゃないか。




遺跡の維持、修繕はすごく大変で繊細な仕事。

だけど、可能なら末永く、
この場所の謎とロマンを守り続けてほしい。








2020年09月09日

【短編エッセイ】『時の海を駆ける船』。

ー目次ー
  1. 巨大クルーズ船の探検
  2. 無人の船室、襲いかかる謎の鉄球
  3. 仲間は散り散り、ついに1人に
  4. 秘密裏に進む、恐ろしい計画
  5. 開かずの窓に隠された、この船の正体
  6. はるかなる時を駆ける船
  7. 愚かな人類の歴史、その終着点は

1.巨大クルーズ船の探検

潮風が心地よい、ある晴れた日。
僕は大勢の仲間たちと、巨大な船に乗っていた。

大型フェリーどころではない、
超大型のクルーズ船だ。

広大な船内には、
いったいいくつの船室があるのか想像もつかない。



好奇心旺盛な僕らは、船内の探検に出かけた。

不思議なことに、
行く先々の船室のドアはカギが開いていて、
自由に出入りできるようになっていた。

そして、おもしろいことに、
1部屋ごとに装いや時代観がまったく違う。

中世ヨーロッパをイメージした部屋もあれば、
古代エジプトを模した部屋もあった。

部屋の乗客たちも気さくで、
いきなり訪れた僕らを歓迎してくれた。



ただ、どの船室にも、
閉じられたままの窓がいくつかあった。

そしてその窓は、
一様に分厚い扉で覆われていた。


はしゃぐ仲間をよそに、
僕はその”開かずの窓”のことが気がかりだった。

2.無人の船室、襲いかかる謎の鉄球

そんな探索を続けるうちに、
空室が目立つエリアに入った。

部屋の内装は相変わらず、
世界中の各時代を映した、美しい様相。

空室には乗客の代わりに、
黒っぽい不定形の石が置いてあった。



おもしろがった仲間は、
その石を手に取り、いじり回した。

すると。



その石はぐにゃぐにゃ形を変え、
あっという間に巨大な鉄球へと姿を変えた。

そして、まるで意志があるかのように、
僕らに向かって転がってくるではないか!




僕らは一目散に部屋から逃げ出し、
船室が並ぶ廊下をひたすら駆けた。

鉄球は部屋から出、廊下を転がり、
こちらへ襲いかかってくる!



「もうだめだ、追いつかれる…」

そう思った次の瞬間、目の前に十字路が見えた。
僕はとっさに少数の仲間と右の道へ曲がった。

鉄球は慣性の法則に従い、
廊下をまっすぐに駆け抜け、消えていった。

多くの仲間とはぐれたものの、
僕はひとまず命拾いした。

3.仲間は散り散り、ついに1人に

そんな目にあったにもかかわらず、
僕らの船内探検は続いた。

行く先々の空室には、
やはり黒い不定形の石が置いてある。

僕はもう、やぶへびはこりごりだったが、
仲間たちは相変わらず、その石をおもしろがる。



すると、
またしてもその石が鉄球に姿を変え、
僕らは必死で逃げた。


そして曲がり角に差し掛かっては、
何とかやり過ごす、そんなことを繰り返した。

学習しない僕らはどんどん離散していき、
ついに僕はひとりぼっちになった。


4.秘密裏に進む、恐ろしい計画

走り疲れた僕は、ふらふらになりながら
メインデッキ上階にたどり着いた。

穏やかな潮風が心地よく、
空は相変わらず晴れわたっていた。

水平線には、おそらく目的地であろう
港の姿が見え始めた。

象徴的な巨大ドームを中央に鎮座させた、
近未来的な装いが美しい。



ふと、デッキの下階に人の気配がした。
2人の若い男女が、何やらひそひそと話していた。

気になった僕は上階の手すりに寄りかかり、
2人の話に聞き耳を立てた。

その好奇心が、
恐ろしい計画を知ることになるとは想像もせずに。



この船が港に着いた後、
乗客たちが集結する、あのドーム。

彼らはなんと、
その巨大ドームの爆破計画を立てていたのだ!




僕は居ても立ってもいられず、
デッキ上階から彼らに嘆願した。

「どうしてそんなことをするんだ!
あの中にはたくさんの人が集まる!
頼むから止めてくれ!」




そこまで叫んだ後、僕はなぜか言葉に詰まり、
続きが言えなくなってしまった。

すると、若い女性がこちらを振り返り、
僕に冷たい視線を向けてこう言った。

「あなた何が言いたいの。
あなた頭が悪そう、聞く価値もない」




僕は何とか交渉できないかと、
デッキ下階へ回り込もうとした。

息を切らして階段を降り、
やっと下階へ出たとき、

すでに彼らの姿はなかった。

5.開かずの窓に隠された、この船の正体

恐ろしい計画が進んでいる、
彼らを見つけなければ。

いや、せめて船内の誰かに伝えよう、
あの港へ着くのは危険だ!

僕はふたたび、船内を走り回った。

とにかく誰かに会えればいい、
散り散りになった仲間でも乗客でも、
それだけを考えながら。



ところが、どの船室へ入っても、誰もいない。
空室には必ず置いてあった、あの黒い石も消えていた。

気さくに出迎えてくれた乗客たちは、
いったいどこへ?



僕はふと、”開かずの窓”のことを思い出した。

もしかしたら、何か手掛かりがあるんじゃないか。

僕はワラをもつかむ思いで、
おそるおそる、頑丈な扉を開けた。

するとそこには、























はるか昔に埋葬されたであろう人骨が眠っていた。














どの窓にも、どの部屋にも。

”開かずの窓”の正体は、
かつてこの船室に生きた人々の墓標だったのだ。


6.はるかなる時を駆ける船

それに気づいた時、僕の中で、
この船の奇妙な出来事のすべてがつながった。



この巨大な船が走っているのは、
ただの海ではなかった。

この船は、「時の流れ」という海を走っていた。



この船が出航したのは、
数日前でも、100日前でもなかった。

人類が誕生した数万年、数十万年前だった。



この船が乗せているのは、
ただの乗客ではなかった。

乗せているのは
人類の歴史そのものだった。



膨大な数の船室は、その人類の歴史の
各時代、各国、各地域の姿そのものだった。

1部屋1部屋に、
時代を懸命に生きた人たちの墓標を携えていた。


7.愚かな人類の歴史、その終着点は

はるか昔に出航した巨大な船が、
近未来を体現した港へ到着しようとしている。

そして、その繁栄の象徴である巨大ドームが、
爆破される計画が人知れず進んでいる。



これはいったい、何を意味しているのだろうか。

時代を映した船室の1つ1つで、
いらぬ手出しをしては、いさかいを繰り返す。

そんな、愚かな人類の歴史の終着点に、
たどり着こうとしているのだろうか。



あの2人はいったい、何者なんだろうか。

僕ら人類が積み重ねた争いの歴史に、
終止符を打つべく遣わされた、

神からの使者、なのだろうか。



2人を見失い、仲間ともはぐれた僕は、
デッキに戻り、呆然と立ち尽くした。

目の前には、技術の粋を集めた美しい港、
到着はまもなくだ。

滅びへのカウントダウンが進む中、
憎らしいほど澄み切った青空が、

ただ、まぶしかった。




ーーーーー完ーーーーー



※このお話は、僕が昨夜見た夢をアレンジ、
 再構成したフィクションです。

 最後までお読みいただきありがとうございました。





2020年09月08日

【英語シャドーイング学習】『Most Underrated Country』 〜エクアドル、赤道上で起こる不思議の数々〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『Most Underrated Country』


Pysics, evolution, coriolis.

This video might sound like a university class.
But trust me, it's a lot more fan than that.
Because this video is about one undarreted place that will blow your brains away!

This is about Ecuador.


ーーーーーーーーーー


The country that lies right on the equator line separating the northern hemisphere from the southern one.
And that's why here the craziest stuff happens.

Twice a year your shadow disappears entirely because the sun is right above you.
At all times that your watch is not needed at the equator because solar time is accurate.
Cyclones don't go left or right because of the Coriolis force.

Here you are very close to the sun.
So close you get sunburn because the earth bulges towards the center.



Ecuador has a second hightest capital in the world so there is not much oxygen.

A simple run will leave you breathless.
Your heart rate will jump by a lot and you get tired easily.

At this altitude levels your car however fancy will be slower due to oxygen levels.
Your drone battery will have a shorter life.
And those 10 stairs will take your breath away.


ーーーーーーーーーー


All of this effects you can see in one place only.
And I 'm not even done yet!

Ecuador has one of the most remote islands in the world.
The Galapagos Islands.


Here, some animals are so rare you can't find them anywhere else, like the marine iguanas, the Galapagos Turtle, Galapagos Sea Lion.

All of them evoled because they lived uninterrupted for thousands of years.



After visiting the Galapagos Islands Darwin himself.
Yes! This Darwin understood the concept of evolution.

And this is also how I understood the concept of climate change.

These islands are so sensitive that small changes in water temperatures can literally ruin them.
Corals die, food is cut short, and turtles will starve to death!

These waters will be one of the first to be hit by any change in climate.


ーーーーーーーーーー


Ecuador is not just a place to hang out with friendly locals.
It's not just a place to have fun as a tourist.

It is a place where you will actually learn the most, about equator, physics, nature, animals, evolution, and climate change all while having fun.

See you, next week!
"The world is amazing."


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『最も過小評価されている国』


物理学、進化、コリオリの力。

この動画は大学の授業のように聞こえるかもしれません。
しかし、私を信じてください、それよりもっと楽しいです。

この動画はあなたの仰天させるであろう、
もっとも過小評価されている場所の1つです!

これはエクアドルについてのお話です。


ーーーーーーーーーー


エクアドルは北半球と南半球を隔てる赤道上にある国です。
そして、それがここで最もクレイジーなことが起こる理由です。

1年に2回、太陽が真上にあるため、影は完全に消えます。
常に太陽の時刻が正確であるため、
赤道上では時計は必要ありません。

渦はコリオリの力のために左にも右にも行きません。

ここは非常に太陽に近いです。
地球は中心に向かって膨らんでいるので、
近くにいると日焼けします。



エクアドルには
世界で2番目に標高の高い首都があるので、
酸素が薄いです。


ただのランニングでも息が切れます。
心拍数が大きく跳ね上がり、疲れやすくなります。

この標高では、あなたの車がどれだけ豪華でも
酸素が薄いために速度が遅くなります。
ドローンのバッテリーの寿命は短くなります。
そして、10段の階段でも息が切れるでしょう。


ーーーーーーーーーー


このすべての効果は、
1か所(赤道上)でのみ確認できます。
そして、話はまだ終わっていません!

エクアドルには、世界で最も隔絶した島があります。
ガラパゴス諸島です。


ここでは、海洋性のイグアナ、
ガラパゴスタートル、ガラパゴスアシカなど、
他では見られない珍しい動物もいます。

彼らは何千年もの間、
途切れることなく生きてきたので、
全員が進化しました。



ダーウィン自身はガラパゴス諸島を訪れた後、
そう!このダーウィンは進化の概念を理解しました。

そして、これは私が
気候変動の概念を理解した方法でもあります。

ガラパゴス諸島は非常に繊細なので、
水温の小さな変化が文字通り
島を台無しにする可能性があります。


サンゴは死に、餌は少なくなり、カメは餓死します!

ここの海水は、
気候変動によって最初に打撃を受けることになるでしょう。


ーーーーーーーーーー


エクアドルは、フレンドリーな地元の人々と
交流するだけの場所ではありません。
観光客として楽しむだけの場所でもありません。

赤道、物理学、自然、動物、進化、気候変動などを
楽しみながら実際に学ぶ場所です。

また来週!
「世界は素晴らしい。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

本を読み、写真を見、動画を見て、
想像を膨らませる。

それだけでも大きな学びになる。



だけど、いちばんの学びは
行って、この目で見て、体験すること。


ダーウィン自身と同じように、
僕らもそう痛感させられる。



本や写真で見た映像は
いつしか忘れてしまうけど、

旅行で実際に行った場所は、
何年たっても鮮明に思い出せる。

五感すべてをフル稼働させて、
その身体に刻み込ませることが最高の学び。


改めて、体験する大切さに気づかされる。










2020年09月07日

【英語シャドーイング学習】『She Can Build A House From Glass』 〜タンザニアでのリサイクル活動、ビール瓶から家を建てる〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『She Can Build A House From Glass』


Meet Lou.
"Hi, my name is Lou! and I want you to finish your beer!!"

Why?
Because she only wants your glass!



Lou lives in the beautiful island of Zanzibar!
But because it's an island, glasses are used then thrown away!
With no recycling facilities!

"And this is mostly from tourists!"




So she and her team decided to do something about it.

For every 20 bottles they collect:
1 turns into a candle light!
1 turns into a product like this(vase)!

And 18 they crush entirely, add cement, a few special secrets, and bam!
They can make a real functioning brick!

That can be used to build houses in a more sustainable way!
"For every 1 house we can save 50,000 bottles and save you money!"

And your house should be twice as strong, and nature, twice as beautiful.




But this solution takes years to perfect.
And if they finally make it work, we'll see a lot of houses that are actually made of glass!

That's 1 minute, see you tomorrow!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『彼女はガラスから家を建てられます!』


ルーに会いましょう。
「こんにちは、ルーです。ビールを飲み終えてください!!」

どうして?
彼女はあなたのグラスだけを望んでいるからです!



ルーは美しい島、ザンジバルに住んでいます!
でも、この島にはリサイクル施設がなく、
使用済みのグラスは投げ捨てられています。

「そしてこれは主に観光客からのものです!」




それで、彼女と彼女のチームは
それについて何かをすることに決めました。

彼らが集める20本ごとに:
1本がキャンドルライトに変わります!
1本がこんな商品(花瓶)になります!

そして、残り18本は完全に粉砕し、
セメント、いくつかの特別な秘密、そしてバムを加えます!
彼らは実際に機能するレンガを作ることができます!

このレンガは、より環境に優しい方法として、
家を建てるために使用できます。

「1つの家ごとに50,000本のボトルを節約し、お金を節約できます!」

そしてあなたの家は2倍の強さとなり、
自然は2倍の美しさになるはずです。




しかし、
このソリューションを完成させるには何年もかかります。

そして、彼らが最終的にそれを機能させると、
実際にガラスでできている家がたくさん見られます!

1分です。また明日!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

人間の脳は、
自分に都合よく考えるようにできている。

捨てる場所まで持って行くのが面倒だ
捨てているのは自分だけじゃない
1本くらい捨てても影響ないだろう
誰かがきっと拾うだろう


こうして、
ポイ捨て正当化のための証拠集めが完了する。

その上で、
旅先で解放的になった心と、
集団心理がとどめの背中を押したとき、

その手に握られたガラス瓶は
自然破壊に一役買うことになる。



このようなすばらしいリサイクル事業に
誰もが携わってるわけじゃない。

リサイクルについて、
誰もが専門知識を持ってるわけでもない。

だけど、僕らにもできることはある。

それは
都合よく考え始めたら、自分の心と向き合うこと
ポイ捨てされた場所が、その後どうなるかを想像すること


一瞬でも考え、立ち止まることがきっと、
自然を守り、お金を守り、回り回って自分を助けてくれる。








2020年09月06日

【一人暮らし料理】『牛サガリねぎしお野菜炒め丼』。

連日、暑いなー。

でも肉野菜炒め丼が食べたいな。
ちょっとさっぱり系がいいなー。



というわけで作った

『牛サガリねぎ塩野菜炒め丼』

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ー目次ー
  1. 材料
  2. 作成手順
  3. ポイント・小ネタ


1.材料

  • 半額の牛サガリねぎしお(味付き)
  • おてがる刻み野菜(白菜、ニンジン、ピーマン)
  • 生たまご2個(お好み)


材料たち。

20200815_174605_563.jpg

2.作成手順

  1. ちょっとさっぱりした肉野菜炒め丼を欲する
  2. 半額の牛サガリを発見、獲得する
  3. 刻み野菜と一緒に炒める
  4. 真ん中に生たまごを落とす


★完成★

調理風景。

20200815_175438_735.jpg

3.ポイント・小ネタ

  • ねぎしおダレ追加もOK

    味付き肉にもともとついているねぎしおダレ。

    野菜と一緒に炒めると、ちょっとではなく
    かなりさっぱりするかも知れない。

    別途、ねぎしおダレ、
    もしくは塩コショウをかけるのもあり。



  • ”さっぱりした焼肉”というよくばり

    肉野菜炒めは食べたい
    だけど油分は少なめでいきたい

    そんなよくばりに応えてくれた牛サガリ。
    半額で獲得できた絶妙なタイミング。


    僕はすごく運がいい。




牛さん、鶏さん、野菜さん、
そして幸運さんありがとう。

ごちそうさまでした。




イエコック

2020年09月05日

【英語シャドーイング学習】『The Country Of Potatoes!』 〜ペルー、ジャガイモの原産国〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Country Of Potatoes!』


Potatoes, potatoes, potatoes!

When I was a kid, I thought there was one type of potato, this.
But I have just arrived to a country with more than 4,000 types of potatos!

Welcome to Peru!



Peru is a country on South America that is considered to be the birth place of potatoes.

Their potatoes come in so many colors, so many shapes, and so many tastes.
"I have a potato, potato, potato!"



In fact this is where Europe got their potatos from.
"Si(Yes)"

And this is how potatos became one of the world's most popular foods.
Come to Peru where the potatoes are more than just French fries.

That' one minute, see you tomorrow!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『じゃがいもの国!』


ジャガイモ、ジャガイモ、ジャガイモ!

子供の頃、ジャガイモはこの形の1種類だと思っていました。
ところが、4,000種類以上のジャガイモがある国にたどり着きました。

ペルーへようこそ!



ペルーはジャガイモの原産地と考えられている
南アメリカの国です。


この国のジャガイモは
非常に多くの色、形、味があります。
「ジャガイモ、ジャガイモ、ジャガイモ!」



実際、この国は
ヨーロッパがジャガイモを入手した場所です。

「その通り!(スペイン語”Si”)」

そして、このようにしてジャガイモは
世界で最も人気のある食品の1つになりました。

じゃがいもがフライドポテトだけではない
ペルーに来てください。

1分です。また明日!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

大航海時代の、
スペインによるインカ帝国の侵略。

それはものすごい悲劇を生むとともに、
数え切れない人々の飢えを救う作物を
世界に広めた。

中でもジャガイモは寒冷地に強いことから、
一気にヨーロッパの主食にまでなったという。

大航海時代に始まった「コロンブス交換」

により、新大陸から
ヨーロッパに持ち込まれた代表的な作物が
ジャガイモ、トマト、トウモロコシ。

寒さに強いジャガイモは
ドイツ、ポーランド、アイルランドなどで主食となり、

トマトはイタリア料理に欠かせない食材となった。


『経済・戦争・宗教から見る教養の世界史』 より


大きな犠牲の歴史はあれど、
おかげで日本にも伝わってきてくれた。

原産国に敬意を込めて名づけられた品種
『インカのめざめ』が生まれた。

作るにはすごい労力が必要なポテトサラダは、
今やスーパーで気軽に買えるようになった。



おいしいジャガイモが日本で食べられることは、
決して当たり前ではなかった。

たくさんの犠牲と、ジャガイモに費やされた情熱が
歴史として積み重なり、今がある。

僕にできるのは、せめてその歴史に思いを馳せ、
その歴史に感謝して食べること。


いつもおいしくいただいてます。












2020年09月04日

【おすすめ本】『学びを結果に変えるアウトプット大全』〜PART1 読書感想の書き方、価値を伝える大切さ〜。

気づきが多すぎて、1記事では書ききれない。
ので、シリーズにする予定。

今回はパート1、
以下2つの気づきについて話したい。

  1. 読書感想の記事を書きやすくなった
  2. 売り込むのではなく、価値と感動を伝えればいいと気づけた


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ー目次ー
  1. この本を読む前の自分
  2. この本で得た気づき
  3. 学びから実戦していきたいこと

1.この本を読む前の自分

学んだことが自分の中にたまってきたのに、
うまく出し切れない、消化不良の自分がいる。

アウトプットが不十分なまま、
学んだことだけはどんどんたまっていく。

もっと出し切りたい!
伝えたい!書きたい!アウトプットしたい!




そんなモヤモヤを打破できなかった中、
バスケの仲間がこの本を紹介してくれた。

「最近、読んだ中でいちばんおもしろかったよ!」

その仲間と別れた数分後、
僕はすぐにAmazonでこの本を購入した。

2.この本で得た気づき

1.読書感想の記事を書きやすくなった

せっかく読んだ本のおもしろさを、
記事でうまく伝え切れていない自分に、
基本形のテンプレという道しるべをくれた。

「ビフォー」+「気づき」+「TO DO」

そうして作ったのが、まさに本記事の構成。

  1. この本を読む前の自分(ビフォー)
  2. この本で得た気づき(気づき)
  3. 学びから実戦していきたいこと(TO DO)


2.売り込むのではなく、価値と感動を伝えればいいと気づけた

僕は旅が大好き。

遠くへ行くのはもちろん、
思い立ったら近場を日帰りで回るのも好き。

でも、それをどう伝えたらよいか迷っていた。

「読まれるように書きたい」
どこかにそんな欲が出ていた。



そうじゃない。
読んでほしい、伝えたい、それを”営業”だとするならば、

営業とは、その商品が持つ
本当の価値、素晴らしさ、魅力を正しく伝えること。


行って感動したことをそのまま書けばいいんだ。

読まれたい、売り込みたいじゃなく、
すばらしかった、感動したと素直に伝えればいいんだ。


それに気づけたからこそ書けた、渾身の記事がこちら。
「【小樽・日帰り旅行】小樽水族館、日和山灯台の夕陽、天狗山の夜景。」

3.学びから実戦していきたいこと

読書感想の記事テンプレや、価値を伝える大切さは、
もちろん大きな学びになった。

それと同時に、僕は改めて、
この2つの大切さに気づくことができた。

  • 友達を大切にする
  • 好きなことはとことん続ける



この本を読むきっかけをくれたのは、
バスケ仲間が紹介してくれたから。

仲間が紹介してくれたのは、
僕がブログを書いていることを伝えていたのと、
友人として良好な関係でいられてるから。

仲の良い友人ができたのは、
こりずにバスケを続けているから。

1冊の本との出逢いには、
自分が歩んできた人生の歴史があった。




これからも、友達を大切にし、
好きなことはとことん続けていきたい。



ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー

2020年09月03日

【英語シャドーイング学習】『The Most Polite Country?!』 〜カナダ、正直者が馬鹿を見ない国〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Most Polite Country?!』


This is a generalization but hear me out.

In my life, I met many, many, many, many, many Canadians and to my surprise 99% of them were nice!
For some reason every Canadian I meet is just a nice wholesome fuman being.



They're friendy.
"Hello"

They care about your wellbeing.
They're polite not arrogant.
They say sorry a lot.
"Sorry!"

And even say sorry for the weather, even when it's not their fault.

Don't get me wrong, Canada has its fair share of jerks like this guy.
But the rest are super polite!



When I was a kid, I was taught that nice guys finish last.

But Canada is a living proof of the opposite that you can still be nice, humble, polite, and wholesome, and build one of the best countries in the world!


That's 1 minute, eh?!
See you tomorrow!


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3.日本語に翻訳

『もっとも礼儀正しい国?!』


これは一般論ですが、聞いてください。

私の人生の中で多くのカナダ人に会いました、
そして驚いたことに、彼らの99%は素晴らしかったです!

どういうわけか、
私が会うすべてのカナダ人は健全な人間です。



彼らは友好的です。
"こんにちは"

彼らはあなたの健康を気にかけてくれます。
彼らは傲慢ではなく礼儀正しいです。
彼らはたくさんごめんなさいと言います。
"ごめんなさい!"

そして、それが彼らの責任ではないときでさえ、
天気がよくないことでさえ”ごめんなさい”と言います。


誤解しないでください。
カナダにはこの男のような嫌な奴がかなりいます。
しかし、残りの人たちは非常に礼儀正しいです!



私が子供の頃、
”正直者が馬鹿を見る”と教わりました。

しかしカナダはその反対に、
あなたが今でも素晴らしく、謙虚で、礼儀正しく、健全で、
世界で最高の国の1つを築くことができるという生きた証拠です!


1分だよ!また明日!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

「正直者が馬鹿を見る」

この言葉には

”正直者よ、奪う者からの搾取に気をつけろ”
という、戒めの意味もあると思う。



謙虚で親切な人、
「ギバー(与える人)」がいたら、

その人から搾取しようと
「テイカー(奪う人)」が寄ってくる。

礼儀正しく健全な精神の持ち主に
つけ込む者がいるという事実。

それでも、
礼儀正しく謙虚な人たちで
すばらしい国が作れるという事実。




正直者として生きて、馬鹿を見ても。

正直者なんてやってられるかと言って、
テイカーになってしまったら、
次の被害者が生まれる。

正直者から奪う”テイカー化”の連鎖を
止めるために大切なのは。

テイカーを見極める力をつけた上で、
謙虚に礼儀正しく生きること。


それを体現してくれたのが、
「The Most Polite Country Canada」

なのかも知れない。













2020年09月02日

【小樽・日帰り旅行】小樽水族館、日和山灯台の夕陽、天狗山の夜景。

札幌在住の僕が
日帰り旅行先として大好きな小樽。

というわけで行ってきた。



「半日でまわる、小樽自然ツアー 〜水族館と夕陽と夜景が見たい!〜」



札幌→小樽
高速バス:片道680円(所要時間:1時間ほど)



ー目次ー
  1. 小樽水族館
  2. 日和山灯台
  3. 天狗山の夜景
  4. 札幌市民の”日帰り旅行の友・小樽”

1.小樽水族館

<14:00>

小樽駅前バスターミナルに到着。
ここから市内バスに乗り換える。

小樽駅前→おたる水族館
バス:片道240円(所要時間:20分ほど)



<14:30>

小樽水族館に到着。
大好きな水族館に、いつも心が躍る。

小樽水族館
入場:1500円(大人1人)
   障害者手帳の提示可


『おたる水族館』ホームページ



入場者規制により、イルカショーは満席。
トドショーが観れた。

→インスタグラム動画
 『トドショー』

ごはんをねだるアザラシ。
IMG_20200823_180607_556.jpg

立ち寝するアザラシ。
20200823_163551.jpg

オオサンショウウオ。
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たそがれのペンギン。
20200823_163133.jpg

フウセンウオ。
20200823_164538_Burst01.jpg

ナポレオンフィッシュ(メガネモチノウオ)
IMG_20200827_175316_883.jpg



やっぱり、水族館が大好きだ。

「生きるとは何か、死ぬとは何か」
そんなことを延々と考えるヒマを吹き飛ばしてくれる。

ただ今を、ここで、懸命に生きる姿に、
いつも勇気をもらっている。

2.日和山灯台

<17:00>

小樽水族館の屋外から
対岸の岬に紅白の灯台が見える。
IMG_20200811_215926_870.jpg
※画面右上

あそこに行ってみたいので、歩いてみた。

小樽水族館→日和山灯台(ひよりやまとうだい)
徒歩:10〜15分(登り坂あり)




さぁ、この神々しい夕陽のお出迎えだ。

IMG_20200808_183205_208.jpg



岬は、足がすくむほどの絶壁。

人が踏み入れられない先端に、
鮮やかなハマナスの実がなっていた。
IMG_20200824_152138_875.jpg

IMG_20200809_013111_989.jpg

間近で見る日和山灯台。
日和山灯台20208.jpg



<17:20>

岬をうろついていた僕に
2人の地元の方が声をかけてくれた。

この場所から長年、夕陽を撮影しているという。
今日のベストショットの下見に来たそうだ。

すっかり仲良くなり、

季節ごとの日没時刻や、
海がいちばん青くなる時期など、
地元ならではの機密情報を教えてくれた。


灯台をあとにする僕の心は、
ほっこりあたたまっていた。




※「さっき見た後ろ姿から、女性かと思ったよ兄ちゃん」
 そう言われたのも密かに嬉しかった。


3.天狗山の夜景

<18:10>

日和山灯台を散策した後、
小樽水族館からバスで小樽駅前に戻ってきた。

夜景にはまだ少し明るかったので、一休み。
駅前のドン・キホーテで飲み物とおにぎりを調達。

<18:55>

ほどよく暗くなってきたところで、
天狗山ロープウェイ行きのバスに乗車。

小樽駅前→天狗山ロープウェイ
バス:片道240円(所要時間:15分ほど)




すっかり暗くなったところで、
終点・天狗山ロープウェイ入口に到着。

天狗山ロープウェイ
往復1400円(大人1人)


『小樽天狗山ロープウェイ』ホームページ



これが北海道三大夜景・小樽。

IMG_20200823_213804_615.jpg

IMG_20200823_213804_613.jpg



山頂には「天狗山神社」
20200823_194327.jpg

「天狗の館」
20200823_193508_Burst01.jpg

交通安全の神「猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)」が祀られている。
IMG_20200827_170538_462.jpg



ロープウェイは短縮営業中で、
20:36が下り最終便だった。

人が少なかったので、
じっくり”一人夜景”を堪能できた。

山頂には森林散策コースもあるので、
日中のちょっとした山歩きをしたい時はおすすめ。

4.札幌市民の”日帰り旅行の友・小樽”

今回は思いつきで行ったので、
観光できたのは半日。

その半日でも、足を動かせば
こんなにたくさんの人や自然に出逢えた。

札幌市民にとっては、
1時間で行けるレトロな洋風の街並み・小樽は
日帰り旅行にぴったり。


帰りのバスでは、歩き疲れと感動疲れで熟睡。



次に行った時は、

小樽運河
オルゴール堂
ガラス館が立ち並ぶ商店街などを

じっくり楽しみたい。



【JTB】北海道のおすすめ旅館・ホテル


2020年09月01日

【短編エッセイ】『狂気の暴走車』。

ー目次ー
  1. ”ドライブに付き合ってくれないか?”
  2. 突然の逆走、そして暴走
  3. 衝突、そしてついに人を…
  4. 立ちふさがるトラック、”終わった…”
  5. 視界が開け、運転席に目をやると…

1.”ドライブに付き合ってくれないか?”

ある晴れた日、
僕は街の歩道を散歩していた。

すると、
僕が歩いているすぐ横に
1台の黄色い軽自動車が停車した。

「よう。ドライブに付き合ってくれないか?」

そう声をかけてきたのは、僕の友人だった。

僕は助手席に乗り込み、
友人が運転する車は軽やかに走り出した。



上機嫌だった友人が何を話していたか、
正確には憶えていない。

が、かなり攻撃的で、強気な内容だった。
悪口とも、少し人を見下した態度とも取れるような。


僕は内心、怖いなと思いながらも、
努めて深く考えないように聞いた。

2.突然の逆走、そして暴走

突然、友人はハンドルを大きく右へ切った。

日本の道路は左側通行だ。
まさか逆走でも始めようというのだろうか。

幸い、対向車はいない。
たのむ、衝突する前に戻ってくれ。

そう願うも虚しく、
ハンドルはさらに時計回りを続けた。



なんと、
逆走だけでは飽き足らず、
歩道に乗り上げ、そのまま爆走を始めたではないか!


しかも、車道を走っていたときよりも
さらに加速している!



「え?え?!どういうこと?!」

混乱の渦中にいる僕とは裏腹に、
完全に目つきが変わった友人の暴走は止まらない。

赤く血走った彼の両目は、
まるでライフルスコープで合わせられた照準のようだ。


3.衝突、そしてついに人を…

「ドン!!」

右側から強い衝撃を受け、僕の身体は一瞬、宙に浮いた。
右の脇道から出てきた車とぶつかったのだ。

その衝撃で、暴走車の進路は
わずかに左へそれるも、すぐに立て直した。

狂気のハンドルを握る友人は、
まったくかまう気配がない。

むしろ、蹴散らしてやったと言わんばかりに、
恍惚の表情を浮かべたようにも見えた。




「バン!!」

前方の何かにぶつかった。

その何かは、フロントガラスから見える景色の
右前に吹き飛んでいった。

ついに、人をはねてしまった。



いよいよ取り返しがつかないことになった。
僕は運転席の獣に向かって叫び、静止を試みた。

「もう止めろ!何やってんだよ!」

何度も払いのけられる。止まる気配などない。

僕はせめてブレーキだけでも踏もうと、
ブレーキペダルへ必死で足を伸ばしては
押し返された。

4.立ちふさがるトラック、”終わった…”

車内での取っ組み合いが続く中、
歩道の暴走は止まらない。

もはや何にどれだけぶつかったのか、
見当もつかないほどに。

前方に赤信号が灯る。
長い貨物車を引いたトラックが通る。


もう止まれない。



「あぁ、終わった…。」



おそらく100キロ以上は出ていたであろう暴走車は、
トラック後方の貨物車に正面衝突し、

ようやく止まった。

5.視界が開け、運転席に目をやると…

やけに静かだ。ここは冥界だろうか。
まぁ、僕は即死しただろうな。

視界が開けてくる。
さぁ、あの世とやらはどんなところだろう。

しかし目に飛び込んできたのは、
無傷の自分と、無傷の車。


あれだけの大事故で、無傷?
とはいえ運転席はきっと…。



そして、おそらく
血まみれの友人が横たわっているであろう
運転席に目をやると、





















そこには、誰も乗っていなかった。













目を血走らせ、
人も車も、何もかも吹っ飛ばした友人。

獣のように鋭く、狂気に満ちた眼光。

逆走、暴走、凶行。




彼はいったい、何者だったのでしょうか。
悪魔か、冥界からの使者だったのでしょうか。


それとも、

僕の心の闇が作り出した、幻だったのでしょうか。



ーーーーー完ーーーーー



※このお話は、僕が昨夜見た夢をアレンジ、
 再構成したフィクションです。

 最後までお読みいただき、
 ありがとうございました。





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理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
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