アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2020年11月08日

【英語シャドーイング学習】『The Old Clock's New Hands』 〜古時計の新しい針、幸せとは”居場所”か”利益”か〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Old Clock's New Hands』


Long, long ago, there was an old clock.

"What time is it, old clock?"
"It is one o'clock."

One day, a snake appeared.
Nobody liked the snake.
Nobody talked to the snake.

The old clock and the snake became friends.


"Your big hand is on the twelve."
"Your little hand is on the four."

"What time is it?"
"It is four o'clock."



One night, it was stormy.
The big hand broke! And the little hand broke, too!

The next day, people didn't know the time.
"What time is it?"

"Sorry, I don't know."
The old clock cried.



The snake wanted to help him.
"I will help you. I can be your hands!"

The old clock was happy. The snake was happy, too.




"What time is it?"
"It is six o'clock."

Everybody was happy. Everybody was happy again.


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『古時計の新しい針』


ずっと昔、古い時計がありました。

「古時計よ、いま何時?」
「1時です。」

ある日、ヘビが現れました。
誰もヘビが好きではありませんでした。
誰もヘビに話しかけませんでした。

古時計とヘビは友達になりました。


「あなたの大きい方の手は12にあります。」
「そして小さい方の手は4にあります。」

「いま何時ですか?」
「4時です。」



ある夜、嵐でした。
古時計の大きな手が壊れました!
そして小さな手も壊れました!

翌日、
人々は時間を知ることができませんでした。
「いま何時ですか?」

「ごめんなさい、わかりません。」
古時計は泣きました。



ヘビは古時計を助けたいと思いました。
「私が助けます。私は古時計の手になれます!」

古時計は幸せでした。 ヘビも幸せでした。




「いま何時ですか?」
「6時です。」

みんな幸せでした。
みんな、また幸せになりました。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

古時計の針が折れたことがきっかけで、
結果的にみんなハッピーになった。

とはいえ、
それぞれの幸せの質はまったく違う。

古時計とヘビにとっては、
互いの居場所、存在意義が肯定された幸せ。

人間たちにとっては、
時間を知る目的が果たされたという
利害関係の幸せ。


幸せの形とは何だろう、
幸せとは何をもって幸せなんだろう。

それぞれの立場から考えさせられた。



おそらく、ヘビの手助けは
壊れた針が修理されるまで続いたんだろう。

それまでの間、人間たちは気づいただろうか。

今、時間情報という利益をもたらしてくれているのが、
かつて自分たちが忌み嫌ったヘビだということに。

今ある幸せは、当然なんだろうか。
自ら勝ち取り、手に入れたものばかりだろうか。

時には、自分たちが追い出した者にも、
幸せを支えてもらっている。


そのことに考えを巡らせるのも
大切だと気づかされた。





2020年11月07日

【英語シャドーイング学習】『The Goose That Laid Golden Eggs』 〜イソップ物語・金の卵を産んだガチョウ、宝くじに当たった人生は果たして幸せか〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Goose That Laid Golden Eggs』


One day, a poor farmer suddenly got a goose.
It was a special goose that laid one golden egg every day.

"My heavens! This is unbelievable."
"The egg is gold! Ha ha ha!"

The poor farmer decided to sell the eggs.
And, soon after, he became rich.

"That's a good goose!"
"Keep laying those golden eggs!"



The farmer became very greedy.
He was now already rich.
But, he wanted to become even richer.


"How come the goose lays only one egg a day?"
"There's no way I'm going to become really rich like this."
"There must be a way to collect a bunch of golden eggs at one time."

The farmer became so greedy that all he thought about was getting richer.

"Oh! I bet there are a bunch of golden eggs inside the goose's belly."
"I bet if I cut open its belly, I could get them all out at once!"


So, the greedy farmer cut open the goose's belly.



But there were no golden eggs inside.
In fact, there was nothing inside.

"Oh, how could I have been so foolish?"
"My greed has caused me to lose everything now!"


At that moment, the farmer understood what he had done.

But, it was too late.
Because the goose was now dead and there were no more golden eggs.

"Oh, my poor eggs."


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『黄金の卵を産んだガチョウ』


ある日、貧しい農夫が突然ガチョウを得ました。
毎日1個の金の卵を産む、特別なガチョウでした。

「まるで天国だ!信じられない。」
「お金になる卵だ!ハハハ!」

貧しい農夫は卵を売ることに決めました。
そして、すぐに、彼は金持ちになりました。

「素晴らしいガチョウだ!」
「金の卵を産み続けてくれ!」



農夫はとても欲張りになりました。
彼はもう金持ちでしたが、
彼はさらに豊かになりたかったのです。


「どうしてこのガチョウは
1日にたった1個の金の卵を産むんだろう?」
これでは本当の金持ちになる方法はありません。
一度にたくさんの金の卵を集める方法はないものか。」

農夫はとても欲張りになったので、
彼が考えたのはより豊かになることだけでした。

「そうだ!ガチョウの腹の中に
たくさんの金の卵があるに違いない。
お腹を切り開いたら、一気に全部出せると思います!」


そして、
欲張りな農夫はガチョウの腹を切り開きました。



しかし、中には金の卵はありませんでした。
実際、ガチョウの腹の中には何もありませんでした。

「ああ、どうしてこんなに馬鹿なことをしたんだろう?」
「私の欲望はすべてを失う原因になってしまった!」


その瞬間、農夫は自分がしたことに気づきました。

しかし、手遅れでした。
ガチョウが死んで、金の卵がなくなったからです。

「ああ、私のかわいそうな卵。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

欲望はすべてを狂わせる。

地道に、大切に育ててきた資産に、
つい能力以上の働きを求めてしまう。


農夫が欲望に自分を見失ってなければ、
こんなことを考える余裕もあっただろうに。

  • 1日1個から2個、金の卵を生めるように工夫する
  • 金の卵とは別個で、収入のエンジンを作る




ところで、

このガチョウを手に入れなかった方が
農夫は幸せだったんだろうか。

お金持ちではなくとも、
そこそこの生活で幸せだったのか。

一時とはいえ、豊かな生活を享受できたから、
この方が幸せだったのか。




宝くじに当たってしまった人は、
当たらないままより幸せだったのか。

豊かさとは、幸せとは何なのか。

現代でも、そんなことを考えさせられる。







2020年11月06日

【英語シャドーイング学習】『The Crow and the Fox』 〜イソップ物語・カラスとキツネ、騙されないためには、普段から自己否定せず、自分を認めてあげることが大切〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Crow and the Fox』


One bright morning, a crow was flying around and saw a piece of cheese on a window sill.

"Oh, Cheese! Yummy!"
"Even if my friends beg me, I'm not sharing."

The crow quickly took the cheese in his beak, and flew off high in the sky.



After flying far, far away, the crow landed on a branch.

"I've never seen a bird as beautiful as you."
Upon hearing these wonderful words, the crow immediately began to look around.

"Huh?"

"And how do you keep your feathers so lustrous?"

The crow could see the fox under the tree, praising him.

"Hmmph! You can't fool me!"
"I know you're just after my cheese."


Thought the crow.
He quickly turned his head and pretended not to hear the fox's words.



"Now, all you need is a beautiful singing voice and you will be seen as the most amazing crow ever!"
Then the fox turned around as if she were planning to leave.


Now the crow was determined to show off his voice and sing for the fox as loud as he could.

Just as the crow opened his mouth, the cheese fell from his beak onto the ground.
The fox ran for the fallen peice of cheese and took it in her mouth.
"Thanks, Crow!"

The crow realized he had finally fallen for the fox's trick.
But it was too late.


"Waa! My cheese!"


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『カラスとキツネ』


ある明るい朝、カラスが飛び回っていて、
窓枠にチーズが置いてあるのを見つけました。

「ああ、チーズ!おいしそう!」
「友達が私に頼んでも、私は分けません。」

カラスはすぐにくちばしでチーズをくわえ、
空高く飛んでいきました。



遠く、遠くへ飛んだ後、
カラスは枝に降りました。

「あなたほど美しい鳥を見たことがありません。」

そんな素晴らしい言葉を聞くと、
カラスはすぐに周りを見回し始めました。

「え?」

「そして、どうやって羽をつやつや保つのですか?」

カラスは木の下にキツネを見つけ、
カラスを褒めていました。

「ふん!私をだますことはできない!」
「あなたの狙いは私のチーズだとわかっています。」


カラスは考えた後、そっぽを向き、
キツネの言葉を聞かないふりをしました。



「今、あなたの美しい歌声さえ聞かせてくれれば、
あなたは最高のカラスと見られるでしょう!」

それからキツネは、
去るつもりであるかのように振り返りました。

今、カラスは歌声を披露し、
できるだけ大きな声で歌うことを決心しました。


カラスが口を開けたその時、
チーズはくちばしから地面に落ちました。

キツネは落ちたチーズを求めて走り、
それを口に入れました。
「ありがとう、カラス!」

カラスは、ついにキツネのトリックに
騙されたことに気づきました。
しかし、手遅れでした。


「わぁ!私のチーズが!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

人を騙して利益を得ようとするものは、
残念ながら一定数いる。

彼らも生きるため、
”人を騙すのが上手い”という能力を生かしている。



そんな人に出遭ってしまったら、
彼らの狙いを冷静に読むことが大切。

そのためには、普段から
自己否定せず自分を認めることも大切。




「自分なんかできっこない」
「どうせ自分なんか」

そうやって、
普段から自分を責めてばかりいるほど、
たまに褒められた時に大きく舞い上がってしまう。

低い自己評価と、おだてられた時の落差に、
彼らは巧みに入り込んでくる。




それに気づくためには、
自己否定と背伸びをし過ぎないこと。

”今の自分”を見てあげることが大切だ。







2020年11月05日

【おすすめ本】『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版』〜PART4 ”誰もが独りで死ぬ”の根拠は、当事者意識と孤独感〜。

IMG_20201006_143758_896.jpg


ー目次ー
  1. この本を読む前の自分
  2. この本で得た気づき
  3. 学びから実戦していきたいこと

1.この本を読む前の自分

「誰もが独りで生まれ、独りで死ぬ」

そんな言葉を目にするたびに、疑問に思っていた。



死ぬ時は本当に”独り”なんだろうか。
”独りじゃない死”はあり得るんだろうか。




「誰もが独りで生まれ、独りで死ぬ」

この言葉には、
どんな思いや理由が込められているんだろう。

2.この本で得た気づき

「誰もが独りで死ぬ、死ぬ時は独り」

その主張には、主に3つの理由があるという。

  1. 周りに人がいても、
    死ぬ経験は自分だけがするものだから

  2. 誰かが自分の身代わりに死んだとしても、
    それは身代わりの人の死であって自分の死ではないから

  3. 死んでいく時、
    生の世界から遠ざかる孤独感を感じるから


当事者意識と、心理的な孤独感が根拠だったのか。



「死ぬ時は独り」の根拠を分析をした上で、
筆者はこれを否定していた。

必ずしも「死ぬ時は独り」とは限らない
それは死ぬ時に限ったことではない


  • 食事、散髪、手術を受けるなど、
    日常のほとんどは自分だけが経験することだから

  • 就寝中の突然死
    友人と楽しく過ごす最中、突然の事故で即死

    そういう場合にはおそらく、
    死の瞬間に疎外感や孤独感を抱いていないから


確かに、
経験するのは本人だけ、という意味なら
死ぬ時は独りかも知れない。

だけど、それは死ぬ時ならではのことじゃなく、
食事も散髪も、睡眠もそうだ。



「誰もが独りで死ぬ」

それは本当に独りかどうかより、
孤独や疎外という精神的なことを
指してるのかも知れない。


3.学びから実戦していきたいこと

「死ぬ時は独り」

これは、死そのものよりも
孤独の方が怖いという意味に思えてきた。


大切な人や生きがい、
そこから永遠に離別してしまう孤独。

生きていれば会える、できることから、
違う世界へ疎外されていく孤独。

そういう解釈もできるんじゃないかと思った。



「死ぬ時は独り」

今後、この言葉に出逢ったら。

どんな孤独感が、
どんな疎外感が込められているのかに、
思いを巡らせてみたい。




2020年11月04日

【おすすめ本】『死に至る病 〜あなたを蝕む愛着障害の脅威〜』PART3 ”ネグレクト” 世話することを苦痛に感じるのは、世話される喜びを知らないから〜。

IMG_20200704_141905_577.jpg


ー目次ー
  1. この本を読む前の自分
  2. この本で得た気づき
  3. 学びから実戦していきたいこと

1.この本を読む前の自分

僕は”世話をすること”に苦痛を感じる。

それがどんなに近しい存在でも、
”やりたいこと以外”に時間を奪われることに
大きな嫌悪感を抱いてしまう。



そんな自分に気づくたび、自己嫌悪に陥る。

  • 自分は人の心のかけらもない
    冷酷な人間なのか

  • 親から代名詞のように言われた
    ”あまりに自己中心的”なのか



僕はなぜここまで”世話”を苦痛に思うんだろう。

「自分のペースを乱されるのが嫌」
という、僕の自閉的な特徴だけがすべてだろうか。

”世話”=”自分の時間を奪われる”という図式は、
僕の中でどうやって成り立ったんだろう。

2.この本で得た気づき

答えは驚くほどシンプルだった。



世話が苦痛なのは、世話されていないから。

世話されていなければ、
世話する喜びを知ることはできないから。


”世話をする機会の不足”

愛着は、世話をすることで育まれる。
手間暇をかけて可愛がらなければ、いくら生活費を稼ぎ、
経済的に子どもの暮らしを支えても、愛着は育まれない。

愛着には合理主義的な効率論は通用しない。
世話を省いて美味しいところだけを取ろうとしても、
後で必ずそのツケが回ってくる。

自らどれだけ手を汚したかが正直に表れる。


僕は就学前に、
家族に対して心を閉ざしてしまった。

何も話さなくなった僕に、
親はおそらく扱いにくさを募らせた。




父はずっと、
僕が言い合いを吹っ掛けるのを待っていた。

喧嘩の末にわかり合えることを期待し、
僕にそれを察しろというスタンスを保った。

母は決して、
自分から話しかけることをしなかった。

家事の手伝いを依頼するとき以外、
ひたすら無言で作業する人だった。



僕の家では、
圧倒的なコミュニケーションの放棄によって、
ネグレクトが起きていた。


僕は”経済的に子どもの暮らしを支え”られた。

しかし、
僕の心は世話されることのないまま、

いつしか
”世話されないのが当たり前”になった。


3.学びから実戦していきたいこと

僕がどうして世話が苦痛になったのか、
そのルーツは理解できた。

そして、世話の喜びを知るためには
世話をたくさんすることだとも理解した。

世話をする機会がなければ
僕はこの先もずっと世話が苦痛なままだ。




だけど、
それを知ってなお、
世話に時間を奪われたくないと思う自分がいる。


「世話の喜びを知りたいか?」

と聞かれたら

「今は結構だ。
世話より好きなことがたくさんあるから、
世話に時間を割きたくない」


と答える自分がいる。



1つ、前進できたことがあるなら。

”冷酷人間”、”自己中心的”と
自分を責めるのをやめられそうなこと。


今はこれを、第一歩にさせてもらおう。



ーーAmazon・Kindle など各種ストアで購入可能ーー

2020年11月03日

【車の万能感】ハンドルを握ると、その人の本性が出る。車の力を借りて、不安と無力感を隠している。

ハンドルを握ると、性格が変わるわけじゃない。
ハンドルを握ると、その人の本性が出る。

ハンドルを握ると、
車という、巨大な力を思いのままに操れる。
鉄の装甲に、身の安全と匿名性を守られる。

だから、車の力を”自分の力”と錯覚できる。




だけど、そういう人は、
本当は不安と無力感でいっぱいなのかも知れない。

きっと、車という”鉄の棺桶”の力を借りて、
必死にこう叫んでいる。

「自分は強い、強いはずなんだ。」


ー目次ー
  1. 人は、強いものを身にまとうと強気になる
  2. 自分の力と錯覚する、”車が出した時速100キロ”
  3. 鉄の装甲で守られた、”身の安全”と”匿名性”
  4. 鉄の棺桶に閉じ込められた、”不安と無力感”
  5. 力にすがりつく自分は、”何かに怯えている”

1.人は、強いものを身にまとうと強気になる

「スタンフォード監獄実験」

特定の閉鎖的な環境で、
人がどう振る舞うかを観察した実験がある。

一般公募で選ばれた人たちを看守役と囚人役に分け、
看守服、囚人服をそれぞれ着てもらう。

そして、外部からの検査や監視のない、
疑似的な監獄で過ごしてもらう。



すると数日後、
看守役は囚人役に対してみるみる傲慢になり、
暴言・暴力までエスカレートする。

逆に囚人役はどんどん弱気になり、
看守役への恐怖とストレスから、
鬱病になりかける者まで現れる。




この実験からわかることは、人間は

強いものを身にまとうと強気になる
閉鎖空間ではためらいなく本性を出す


ということだ。

2.自分の力と錯覚する、”車が出した時速100キロ”

自分がどうやっても出せない大きな力を、
車は簡単に出せる。


運転席に座ってアクセルを踏み込むだけで、
100キロのスピードが出せる。

自分の足で走って出した100キロではない。

にもかかわらず、車の中にいることで
「100キロも出せる自分の力はすごい」と錯覚する。

まるで、
本物の看守ではないのに、
看守服を着ているだけで傲慢になった彼らのように。


100キロ超のスピードが出せる鋼鉄製の大きな物体を、
自分のコントロール下に収めているという高揚感が、
あたかも自分が偉くなったかのように錯覚させる。

『いちばんやさしい他人の心理学の本』 より

3.鉄の装甲で守られた、”身の安全”と”匿名性”

外から見ても、
車に誰が乗っているかはすぐにはわからない。

車という鉄の装甲と、閉鎖的な空間によって、
身の安全と匿名性が守られる。


「荒いことをしてもバレないだろう」

ネット上での誹謗中傷しかり、
自分を特定されない空間では攻撃性が剝き出しになる。

まるで、
本物の監獄ではないのに、
監視の目がないことで暴力的になった彼らのように。


車は動く個室であり、緊張状態から解放された
無防備な状態でいることができる。

反撃されることがないからこそ、
言いたい放題ができる。

『いちばんやさしい他人の心理学の本』 より

4.鉄の棺桶に閉じ込められた、”不安と無力感”

車の力を借りて、強気にハンドルを回す人。

全員がそうとは思わないけど、
彼らはきっと自分の無力感を必死で隠している。



本当に自分に自信があり、心に余裕がある人は、
わざわざ車の力を借りる必要がない。


「こんな巨大な力を自在に操れる自分はすごいんだぞ」

そうやって、自分の強さをアピールする必要もない。
そのままでいる。



本当は自分に自信がない、
本当は弱さと無力感から不安でいっぱい。

だけど、それがバレたらバカにされる。
なめられたくない、負けを認めたくない。




だから、人間が出せる以上の力にすがりつく。
鉄の棺桶に、不安や無力感を閉じ込める。

そして、必死にこう叫ぶ。

「自分は強い。強いはずなんだ。
強いと思い込ませてくれ。

車の力にすがっていないと、
不安に押しつぶされてしまいそうなんだ!」


5.力にすがりつく自分は、”何かに怯えている”

巨大な力は、人間から理性を奪う。
巨大な力に、自分の心を守ってもらう。

すっかり身近になった車は、
人の眠れる攻撃性を簡単に呼び覚ます。

しかし、車は皮肉にも、
本当は不安に怯える人の心を守りもする。



力を手に入れても、穏やかでいられるか。
力にすがりつこうとする自分は、何に怯えているのか。

簡単に力が手に入る時代だからこそ、
力に依存しないよう気をつけることが大切。








posted by 理琉(ワタル) at 19:33 | TrackBack(0) | 生き方

2020年11月02日

【英語シャドーイング学習】『The Donkey and the Salt』 〜イソップ物語・塩を運ぶロバ、ひらめきと失敗を経験できたロバと主人のサクセスストーリー〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Donkey and the Salt』


There once was a donkey that always carried bags on his back.
One day, his master put bags of salt on his back.

"Wow! Why does my back feel so heavy today?"

The donkey struggled with the heavy bags of salt until finally, he fell into the river.

"Help me! Help me!"
The donkey splashed and splashed, but couldn't come out.



Finally, he came out, and was pleasantly surprised!
All of the salt bags became light as air.

"If I go into the water with the bags, they will become lighter!"
The donkey was delighted at what he thought he discovered.




A few days later, the master put more bags on the donkey's back.
But, this time, they were bags of cotton.

"The bags aren't very heavy today."

As the donkey passed the river this time, he decided to purposely fall into the river.
"Now, the bags will be even lighter!"




A little while later, the donkey tried to come out of the river.

"Oh, my! What's this? I can't stand up."
"Why are these bags so heavy now?"

What the donkey didn't know is that unlike salt, cotton becomes heavier in water.

The poor donkey thought he was so smart.
But, in the end, he wasn't very smart at all.


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『塩を運ぶロバ』


かつて、いつも荷物を背負ったロバがいました。
ある日、主人は背中に塩の袋を載せました。

「わあ!今日はなぜ背中がこんなに重いの?」

ロバは重い塩の袋と格闘し、ついに川に落ちました。

「助けて!助けて!」
ロバはもがきましたが、出られませんでした。



ようやく川から出てきて、嬉しい驚きがありました!
すべての塩の袋は空気のように軽くなりました。

「袋を背負って水に入ると軽くなります!」
ロバは発見と思ったことに喜んでいました。




数日後、
主人はロバの背中にさらにバッグを置きました。
でも今回は綿の袋でした。

「今日の荷物はそれほど重くありません。」

今回はロバが川を渡るとき、
わざと川に落ちることにしました。
「これで、荷物はさらに軽くなります!」




しばらくして、ロバは川から出ようとしました。

「ああ!これは何?立ち上がれません。」
「なぜこの荷物は今とても重いの?」

ロバが知らなかったのは、塩とは異なり、
綿は水を吸ってで重くなるということです。


かわいそうなロバは、自分がとても賢いと思いました。
しかし、結局、彼はまったく賢くありませんでした。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

「同じ手がいつも適切とは限らない」
「ずるいことを考えると、思わぬトラブルが起きる」

それを身をもって学べたロバと、
ロバの考え方を知れた主人のサクセスストーリー。




ロバは川に落ちるトラブルから、
思いがけないひらめきを得た。

その上、水に触れると
軽くなる荷物、重くなる荷物を知れた。



主人は、
ロバを酷使すると利益になるどころか、
それを逃れる行動をされることを学んだ。

次はロバへの負担を減らし、
効率よく運ぶにはどうすればいいかを
考えるきっかけになった。



近い将来、
この失敗から立ち直った両者は、
どんな改善をして道を歩いてるだろう。


荷台を引いている?
運びやすい商品を取り扱っている?

これは、
ロバと主人のサクセスストーリーの
原点になった話じゃないだろうか。










2020年11月01日

【英語シャドーイング学習】『The Sly Fox』 〜イソップ物語・ずるいキツネ、独占のための争いは第三者の”漁夫の利”を生む〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Sly Fox』


In the middle of the forest, a large piece of meat was on a path.
A dog and a cat both saw it at the same time and ran for it.

Dog
"I saw it first. So this meat is mine!"

Cat
"No way! I got here first. So it's mine!"




A passing fox stopped for a moment to help them.

"Stop fighting, guys!"
"All you have to do is just split the meat in half."


So, the fox started to tear the meat into two parts with her sharp teeth.

"Uh-oh. This one is bigger."

The fox pretended to to think for a moment.
Then, she took a bite of the bigger piece.

Uh-oh.
The fox took a bite of that was way too big.
The larger piece was now smaller than the other.

"Hmm. Now this piece is bigger."
"Oh, this one is bigger again."

The fox continued to take bites of each piece of meat, pretending to make them equal.



After all of the bites.
The fox ended up eating all of the meat.

"I'm so sorry. It looks like I've eaten all of the meat."
"Well, I better go then."

Cat
"If we just shared, we would've eaten some meat."
"Instead, all we did was feed the fox."



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『ずるいキツネ』


森の真ん中で、
大きな肉が小道にありました。
イヌとネコが同時にそれを見て、走りました。

イヌ
「最初に見つけた。だからこの肉は私のものだ!」

ネコ
「まさか!私が最初にここに着いた。だから私のものだ!」




通りすがりのキツネは争いを止めるため、
少しのあいだ立ち止まりました。

「やめて、みんな!」
「するべきことは、肉を半分に割るだけです。」


それで、キツネは鋭い歯で
肉を2つに引き裂き始めました。

「うーん。こっちの方が大きい」

キツネはちょっと考えたふりをした。
そして、彼女は大きな部分をかじりました。

ああ。
キツネが一口食べたのは大きすぎました。
大きい方のピースが他のピースよりも小さくなりました。

「うーん。今度はこっちが大きくなった。」
「ああ、こっちがまた大きい」

キツネは肉の各部分を噛み続け、
それらを等しくするふりをしました。




そうした後。
キツネは結局、肉を全部食べてしまいました。

「ごめんなさい。お肉を全部食べてしまいました。」
「では、私はこの辺で」

ネコ
「最初から分けていたら肉を食べられていたのに。」
「代わりに、私たちがしたのはキツネに肉をやるだけでした。」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

独占のための争いでは、独占することはできない。
両者が消耗するだけで、第三者が漁夫の利を得る。


イヌとネコは、無益な争いをした自分たちに気づき、
反省できる者だった。



しかし、自分の失敗を認めるには痛みが伴う。
誰かのせいにする方が簡単だ。

無益な争いをした自分を認めたくない者は、
漁夫の利を得た第三者のせいにする。


「キツネが肉を横取りした」
「自分が勝っていれば肉を独占できたのに」



自分の失敗と向き合う痛みを避けたい。
そのために誰かのせいにして自分を正当化したい。

そんな”保身”のために、
しなくて済んだはずの争いを繰り返してきたのが人間。




僕は失敗と向き合える人間になりたい。
誰かのせいにする自分に気づけるようになりたい。

独占せず、逆恨みせず、分けられる人間になりたい。







2020年10月31日

【英語シャドーイング学習】『The Donkey Fox and the Wolf』 〜イソップ物語・ロバとキツネとオオカミ、チャンスの場面で生きるのは先を予測し考える習慣〜。

僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。

  1. 英語動画を英語字幕で視聴
  2. シャドーイング
  3. 英語に文字起こし
  4. 日本語に翻訳


流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。


ー英語学習・目次ー

  1. 本日の参考動画
  2. 英語に文字起こし
  3. 日本語に翻訳
  4. 所感

1.本日の参考動画




2.英語に文字起こし

『The Donkey Fox and the Wolf』


Once, a young donkey was eating in the field.
A fox saw the donkey and came closer.

"Hi, there? I've never seen you before. Who are you?"

"Hi! I carry heavy loads around here."

"Oh, I see. What's your name?"

"My name? It's on my foot."
"Would you like to take a look?"

"If I lean over to take a look, he might just kick me!"
"Never mind. I better get going now."




"What if the foolish wolf met him?"
The fox went to the wolf right away.

"I'm starving."

"Hey wolf, you look so hungry."
"I think I just saw a young and chubby fellow over there."

"Oh, really? I must go and see it!"



"Hello. I'm a wolf. Who are you?"

"Hi! I carry heavy loads around here."

"So, what's your name?"

"My name? It's on my foot."
"Would you like to take a look?"

"On your foot? Let's see!"


"Take this!"

"Ouch!"

"Thought you could eat me?"

"You foolish wolf!"


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳

『ロバとキツネとオオカミ』


かつて、若いロバが畑で食べていました。
キツネがロバを見て近づいてきました。

キツネ
「こんにちは、
私はあなたに会ったことがありません。
あなたは誰ですか?」

ロバ
「こんにちは!
私はこの辺りに重い荷物を運びます。」

キツネ
「なるほど。あなたの名前は?」

ロバ
「私の名前?それは私の足元にあります。」
「見てみませんか?」

キツネ
「私が寄りかかって見てみると、
彼は私を蹴るだけかもしれません!」
「気にしないでください。もう行かなくちゃ。」




キツネ
「もし愚かなオオカミがロバに会ったら?」
キツネはすぐにオオカミのところへ行きました。

オオカミ
「お腹が空いた…」

キツネ
「オオカミ、おなかがすいてるのね」
「あそこに確か若くてぽっちゃりした仲間を見たと思います。」

オオカミ
「本当?見に行かなければ!」



オオカミ
「こんにちは。私はオオカミです。あなたは誰ですか?」

ロバ
「こんにちは!私はこの辺りに重い荷物を運びます。」

オオカミ
「えっと、名前はなんですか?」

ロバ
「私の名前?それは私の足元にあります。」
「見てみませんか?」

オオカミ
「あなたの足元に?見てみましょう!」


ロバ
「これでもくらいなさい!」

オオカミ
「痛い!」

ロバ
「あなたは私を食べられると思いましたか?」


キツネ
「あなたは愚かなオオカミです!」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感

チャンスの時こそ冷静に
相手がもっとも得意な場所では勝負しない


この2つを
空腹など余裕がない時にも実行できるか。

そのためには、
普段から先を見据え、予測し、
考える習慣がついているかどうかが大切。




自分に余裕がない時、とっさに出るのは
普段からやっていること。

これをしたらどうなるか
相手はどう出るか


先を考え、
予測を立てる習慣をつけておけば、
キツネのように回避できる。

考える習慣をつけていないと、
せっかくのチャンスで冷静になれず、
つかみ損ねてしまう。

行動力は大切だけど、
危機察知や土壇場での冷静さは
いざという時に自分を助けてくれる。










【行動できない人】手足を動かし練習する方が、何もせず口出しするよりはるかに簡単だ。

あなたが何かを達成したくて
練習しているとする。

そこへ口出しし、あなたを否定する、
何も練習しない者がいるとする。



手足を動かし練習するより、
何もせず口出しだけする方が、本来は難しい。

「世界的にも難解な言語である日本語を組み立て
わざわざあなたが凹むように誘導する」

ほら、すごく難しいでしょう?

だから、口を出されたあなたがやることは簡単だ。
手足を動かし、ただひたすら練習することだ。



ー目次ー
  1. 日本語は、とてつもなく難しい言語
  2. 全エネルギーの2割以上を、他人の否定に使う者たち
  3. 練習した疲れはすべて、自分の糧になる
  4. 口出しする者が、決してたどり着けない場所へ行こう

1.日本語は、とてつもなく難しい言語

  • アルファベット:26字
  • ギリシャ文字:24字
  • キリル文字:30〜33字


これに対し、日本語は

  • ひらがな:46字
  • カタカナ:46字
  • 常用漢字:2136字


しかも、
ひらがな・カタカナは付け足しも省略も自在、
漢字の読み方は無限。



「日本人は英語が話せない」

そう言われるばかりで、忘れがちなこと。

それは、
こんなに難解で自由すぎる日本語を操るのは、
とんでもなく難しいってことだ。

英語圏から見れば、日本語は
アラビア語や中国語と並んで”鬼門”の1つだ。


2.全エネルギーの2割以上を、他人の否定に使う者たち

「手足を動かして練習したら疲れる。
口を出すだけなんて疲れないじゃないか。」


そんなことはない。

口を出すまでの一瞬に
とてつもないエネルギーが掛けられている。



世界最高レベルに難解な言語からピックアップし、
瞬時に2つの目的を達成しなければならない。


  1. あなたを否定し上達を阻止する
  2. 自分の方が優れていることを思い知らせる



人間は、全エネルギーの2割以上を
脳で消費している。

その膨大な自分のリソースを
わざわざ相手を否定するために使っている。


近くの公園まで歩いたり走ったりするのと、
いったいどちらが疲れるんだろう。

3.練習した疲れはすべて、自分の糧になる

手足を動かし練習したら、息があがる。
身体も頭も疲れる。

ただしそれはすべて、自分の糧として積もる。



手足を動かし練習する者を落とすため、
難解な言語を必死で組み立てて口出しする。

頭はもちろん疲れる。
ただしその疲れは、自分に何も残してくれない。




口出しした相手が落ち込んだら、
その時だけでも安心感と優越感に浸れる。

だけど、
その場しのぎの安心感なんてすぐに枯渇する。

そしたらまた、次の獲物を探して彷徨う。




練習せず、口出しだけする人が
しているのはそれだけだ。

そして気づいたら、
手足を動かす者と口だけを動かす者には、
とんでもない差がついている。

4.口出しする者が、決してたどり着けない場所へ行こう

残念ながら、
あなたがどれだけ熱心に練習を続けても、
口出しする者にはどこかで出遭う。


重労働なのに自分のためにならないことを、
彼らは平気でしてくる。

「何を言われても気にしない」

それが難しいなら、落ち込んでいい。
落ち込んで、泣いて、怒っていい。



大丈夫。

あなたがやることは今まで通り、簡単だ。
決して口出しする側に回らず、練習し続けることだ。

練習の疲れはすべて、とてつもない推進力になる。
あなたをはるか遠いところへ連れて行くための。

他人にエネルギーを浪費する者たちが、
決してたどり着けない場所へ行こうじゃないか。




posted by 理琉(ワタル) at 01:19 | TrackBack(0) | 人生観
検索
プロフィール
理琉(ワタル)さんの画像
理琉(ワタル)
自閉傾向の強い広汎性発達障害。鬱病から再起後、低収入セミリタイア生活をしながら好きなスポーツと創作活動に没頭中。バスケ・草野球・ブログ/小説執筆・MMD動画制作・Vroidstudioオリキャラデザインに熱中。左利き。 →YouTubeチャンネル
プロフィール
最新記事
カテゴリーアーカイブ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。