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2020年12月08日
【劣等感の克服】「勝ちを譲る練習」は、劣等感に苦しむ心を救う練習。
自分に劣等感を感じている人は、
勝ちたい人に勝ちを譲ることができない。
なぜなら、
勝負に勝つことでしか
自分の価値を見いだせないから。
勝ちたい人に
勝ちを譲れる人は知っている。
その勝負に負けたからといって、
自分の価値は下がらないことを。
ー目次ー
勝ちを譲れない人は自分に自信がない。
だから相手と比較し、
優れていると証明することが
自分の価値を認める唯一の手段になる。
彼らにとって、勝ちを譲ることは、
比較して自分が負けることになる。
負けた自分は相手よりも能力がない、
能力がない自分の価値は下がってしまう。
そう思い込む。
だけど、それを認めるのは苦しい。
自分には価値がある、
相手よりも優れていると思いたい。
相手よりも優れていなければ、
自分の心を劣等感から守れないから。
勝ちを譲れる人は、自分の価値は
自分で決めていいことを知っている。
自分の価値は、相手との勝負や比較で、
必死に証明しにいくものではないことも。
その勝負での負けは、自分の価値に影響しない、
だから勝ちたい人に勝ちを譲ることができる。
勝ちを譲れる人は
勝ちたい人の劣等感を見抜く。
この人は
自分の優位性をアピールしてきてるんだ、
そうしていないと劣等感に押しつぶされるから。
そんな余裕のなさを見抜く。
そして、
勝ちを譲れる人は
勝ちたい人の悲鳴にも気づく。
「お願いだ、勝たせてくれ。
勝つことでしか、押し寄せる劣等感に
耐える方法がないんだ!」
そんな悲鳴に。
勝ちを譲れない人は、自分の価値を
勝負に勝つことで何とか保っている。
勝つこと、結果を出すことが叶う限り、
負けた時の劣等感に苦しまなくて済む。
だけど、
勝ちを譲れないままの人生は苦しい。
なぜなら、
自分は優れていると思い込むためには、
勝ち続けなければいけないから。
自分の価値を自分で認められず、
他者との比較ありきにしていると、
終わりなき競走人生からいつまでも逃れられない。
「人生は常に勝負」
「勝ち続けることこそ生きがい」
それを生きる力にするのもいい。
勝つこと、成功することは、
大きな達成感と優越感を与えてくれる。
それに、
勝ちを譲れる人だって人間。
勝ちを譲る時に何も感じないわけじゃない。
劣等感から逃れたい気持ちも、
優越感に浸りたい気持ちもある。
だけど、
終わりなき競走人生が苦しいなら、
たまには勝ちを譲ったっていい。
何しろ、
自分の価値は自分で決めていいから。
自分の価値は
一時の負けなんかで下がらないから。
「勝ちを譲る練習」
それは、
競走人生から降りる練習。
そして、
劣等感に苦しむ自分の心を
救う練習でもあるんじゃないだろうか。
勝ちたい人に勝ちを譲ることができない。
なぜなら、
勝負に勝つことでしか
自分の価値を見いだせないから。
勝ちたい人に
勝ちを譲れる人は知っている。
その勝負に負けたからといって、
自分の価値は下がらないことを。
ー目次ー
- 勝ちを譲れない人にとって”負け=無価値な自分”
- 勝ちを譲れる人は、勝ちたい人の劣等感を見抜く
- ”終わりなき競走人生”はずっと苦しい
- ”勝ちを譲る練習”は、劣等感から自分の心を救う練習
1.勝ちを譲れない人にとって”負け=無価値な自分”
勝ちを譲れない人は自分に自信がない。
だから相手と比較し、
優れていると証明することが
自分の価値を認める唯一の手段になる。
彼らにとって、勝ちを譲ることは、
比較して自分が負けることになる。
負けた自分は相手よりも能力がない、
能力がない自分の価値は下がってしまう。
そう思い込む。
だけど、それを認めるのは苦しい。
自分には価値がある、
相手よりも優れていると思いたい。
相手よりも優れていなければ、
自分の心を劣等感から守れないから。
2.勝ちを譲れる人は、勝ちたい人の劣等感を見抜く
勝ちを譲れる人は、自分の価値は
自分で決めていいことを知っている。
自分の価値は、相手との勝負や比較で、
必死に証明しにいくものではないことも。
その勝負での負けは、自分の価値に影響しない、
だから勝ちたい人に勝ちを譲ることができる。
勝ちを譲れる人は
勝ちたい人の劣等感を見抜く。
この人は
自分の優位性をアピールしてきてるんだ、
そうしていないと劣等感に押しつぶされるから。
そんな余裕のなさを見抜く。
そして、
勝ちを譲れる人は
勝ちたい人の悲鳴にも気づく。
「お願いだ、勝たせてくれ。
勝つことでしか、押し寄せる劣等感に
耐える方法がないんだ!」
そんな悲鳴に。
3.”終わりなき競走人生”はずっと苦しい
勝ちを譲れない人は、自分の価値を
勝負に勝つことで何とか保っている。
勝つこと、結果を出すことが叶う限り、
負けた時の劣等感に苦しまなくて済む。
だけど、
勝ちを譲れないままの人生は苦しい。
なぜなら、
自分は優れていると思い込むためには、
勝ち続けなければいけないから。
競争や勝ち負けを意識すると、他者全般、
ひいては世界のことを”敵”と見なすようになります。
たとえ敗者にならず、勝ち続けていようとも、
競争の中に身を置いている人は心の休まる暇がない。
敗者になりたくない。
そして敗者にならないためには
つねに勝ち続けなければならない。
『嫌われる勇気』”敵と仲間について” より
自分の価値を自分で認められず、
他者との比較ありきにしていると、
終わりなき競走人生からいつまでも逃れられない。
4.”勝ちを譲る練習”は、劣等感から自分の心を救う練習
「人生は常に勝負」
「勝ち続けることこそ生きがい」
それを生きる力にするのもいい。
勝つこと、成功することは、
大きな達成感と優越感を与えてくれる。
それに、
勝ちを譲れる人だって人間。
勝ちを譲る時に何も感じないわけじゃない。
劣等感から逃れたい気持ちも、
優越感に浸りたい気持ちもある。
だけど、
終わりなき競走人生が苦しいなら、
たまには勝ちを譲ったっていい。
何しろ、
自分の価値は自分で決めていいから。
自分の価値は
一時の負けなんかで下がらないから。
ひとたび競走の図式から解放されれば、
誰かに勝つ必要はなくなります。
「負けるかもしれない」
という恐怖からも解放されます。
『嫌われる勇気』”敵と仲間について” より
「勝ちを譲る練習」
それは、
競走人生から降りる練習。
そして、
劣等感に苦しむ自分の心を
救う練習でもあるんじゃないだろうか。
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2020年12月07日
【英語シャドーイング学習】『The River and the Mountain』 〜川と山。無いものではなく、あるものを数えれば、それが生きる力になる〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The River and the Mountain』
One day, the river thought to herself.
"Do I have to keep flowing all my life?"
"Can't I stop and rest for a little while?"
She needed advice, so she called out to the mountain and shared her thoughts with him.
The mountain just laughed and said.
"Hey, look at me, I have been standing in the same place for ages!"
The river replied.
"You are firm and fixed in one place, how could you ever get tired?"
"Look at me, I have to be on the move all the time."
"I don't get to rest for a even single minute!"
The mountain smiled.
"That is how you see it, but I get tired of standing here."
He replied.
"Every day I see the same trees and the same patch of sky."
"Sometimes I wish: if only I could run around like the river, I would visit new forests and villages."
"I would water their fields, give life and be so deeply loved by all."
The river interrupted.
"That's strange! Your life is so comfortable and peaceful, yet you feel this way."
"You don't get it, my sister. You are worshiped by everyone."
The mountain replied lovingly.
"You flow for the sake of others. And that's not all! After giving away so much, you offer whatever remains, to the sea."
On hearing this, the river bowed down to the mountain and said with great enthusiasm.
"You are absolutely right, my brother. The true purpose of my life is to give life to others."
"Thank you for your kind wisdom!"
She said.
Then, while the mountain smiled at her newfound positive energy, she gushed away with a loud gurgle feeling very happy.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『川と山』
ある日、川は自問しました。
「私はずっと流れ続ける必要があるの?」
「ちょっと立ち止まって休むことはできないの?」
彼女はアドバイスが必要だったので、
山に声をかけ、彼に思いを打ち明けました。
山はただ笑って言いました。
「ねえ、私を見て、
私は何年も同じ場所に立っています!」
川は答えました。
「あなたはしっかりしていて、
一箇所に固定されています。
どうして疲れることがありますか?」
私を見てください、
私はいつも動いている必要があります。
1分も休むことなく!」
山は微笑みました。
「そういうふうに見えますが、
ここに立つのはうんざりです。」
山はこう返事をしました。
「私には毎日、同じ木々と同じ空の一面が見えます。
時々、川のように走り回ることができれば、
新しい森や村を訪ねることができるのにと思います。
私は人々の畑に水をやり、命を与え、
すべての人にとても深く愛されます。」
川は、山の話をさえぎって言いました。
「それはおかしい!
あなたの人生はとても快適で平和、
それでもあなたは疲れたと言っている。」
「あなたはそれを理解していません、
妹よ、あなたは皆に崇拝されています。」
山は愛情を込めて答えました。
「あなたは他者のために流れます。
それだけではありません!
たくさんの贈りものをした後、
あなたは残っているものを海に捧げます。」
これを聞いて、川は山に向かってお辞儀をし、
感激して言いました。
「あなたは確かに正しいです、私の兄よ。
私の人生の本当の目的は、他者に命を与えることです。」
「親切な知恵をありがとう!」
彼女は言いました。
そして、山が彼女の新しく見つけた
前向きな力に微笑んでいる間に、
川はとても幸せな気持ちで
大きくごぼごぼと音を立てて流れ始めました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
川は当初、
自分が持っていないものばかり数えていた。
山は、川に
「持っているものの素晴らしさ」を教えた。
自分が持っていないもの、
できないことを数えた時、
それは「欠点」と呼ばれる。
自分が持っているもの、
できることを数えた時、
それは「長所」と呼ばれる。
ないものを数えると苦しくなる。
あるものを数えると、それが生きる力になる。
辛い時、生きるのに疲れた時には、
自分が持っているものを数えれば立ち直れる。
山の知恵は、そう教えてくれたような気がする。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The River and the Mountain』
One day, the river thought to herself.
"Do I have to keep flowing all my life?"
"Can't I stop and rest for a little while?"
She needed advice, so she called out to the mountain and shared her thoughts with him.
The mountain just laughed and said.
"Hey, look at me, I have been standing in the same place for ages!"
The river replied.
"You are firm and fixed in one place, how could you ever get tired?"
"Look at me, I have to be on the move all the time."
"I don't get to rest for a even single minute!"
The mountain smiled.
"That is how you see it, but I get tired of standing here."
He replied.
"Every day I see the same trees and the same patch of sky."
"Sometimes I wish: if only I could run around like the river, I would visit new forests and villages."
"I would water their fields, give life and be so deeply loved by all."
The river interrupted.
"That's strange! Your life is so comfortable and peaceful, yet you feel this way."
"You don't get it, my sister. You are worshiped by everyone."
The mountain replied lovingly.
"You flow for the sake of others. And that's not all! After giving away so much, you offer whatever remains, to the sea."
On hearing this, the river bowed down to the mountain and said with great enthusiasm.
"You are absolutely right, my brother. The true purpose of my life is to give life to others."
"Thank you for your kind wisdom!"
She said.
Then, while the mountain smiled at her newfound positive energy, she gushed away with a loud gurgle feeling very happy.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳
『川と山』
ある日、川は自問しました。
「私はずっと流れ続ける必要があるの?」
「ちょっと立ち止まって休むことはできないの?」
彼女はアドバイスが必要だったので、
山に声をかけ、彼に思いを打ち明けました。
山はただ笑って言いました。
「ねえ、私を見て、
私は何年も同じ場所に立っています!」
川は答えました。
「あなたはしっかりしていて、
一箇所に固定されています。
どうして疲れることがありますか?」
私を見てください、
私はいつも動いている必要があります。
1分も休むことなく!」
山は微笑みました。
「そういうふうに見えますが、
ここに立つのはうんざりです。」
山はこう返事をしました。
「私には毎日、同じ木々と同じ空の一面が見えます。
時々、川のように走り回ることができれば、
新しい森や村を訪ねることができるのにと思います。
私は人々の畑に水をやり、命を与え、
すべての人にとても深く愛されます。」
川は、山の話をさえぎって言いました。
「それはおかしい!
あなたの人生はとても快適で平和、
それでもあなたは疲れたと言っている。」
「あなたはそれを理解していません、
妹よ、あなたは皆に崇拝されています。」
山は愛情を込めて答えました。
「あなたは他者のために流れます。
それだけではありません!
たくさんの贈りものをした後、
あなたは残っているものを海に捧げます。」
これを聞いて、川は山に向かってお辞儀をし、
感激して言いました。
「あなたは確かに正しいです、私の兄よ。
私の人生の本当の目的は、他者に命を与えることです。」
「親切な知恵をありがとう!」
彼女は言いました。
そして、山が彼女の新しく見つけた
前向きな力に微笑んでいる間に、
川はとても幸せな気持ちで
大きくごぼごぼと音を立てて流れ始めました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
川は当初、
自分が持っていないものばかり数えていた。
山は、川に
「持っているものの素晴らしさ」を教えた。
自分が持っていないもの、
できないことを数えた時、
それは「欠点」と呼ばれる。
自分が持っているもの、
できることを数えた時、
それは「長所」と呼ばれる。
ないものを数えると苦しくなる。
あるものを数えると、それが生きる力になる。
辛い時、生きるのに疲れた時には、
自分が持っているものを数えれば立ち直れる。
山の知恵は、そう教えてくれたような気がする。
2020年12月06日
【英語シャドーイング学習】『The Tortoise and the Hare』 〜イソップ物語・ウサギとカメ。ウサギは相手に勝つことを目指し、カメはゴールを目指す〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The Tortoise and the Hare』
There was once a tortoise that slowly crawled through a forest.
Boing boing!
A bouncing hare saw the tortoise and made fun of him.
Hare
"Make way, make way! I'm bouncing through!"
"Hey slowpoke! Didn't you hear me? Move out of the way!"
The angered tortoises stopped walking and said.
Tortoise
"Hey! Let's race to the top of the mountain and see who gets there faster!"
Hare
"You think you can beat me? Fine, let's do it!"
"Ready, set, go!"
So Hare bounced away and Tortoise slowly crawled.
Boing boing!
And away went Hare.
While slowpoke tortoise crept and crawled with bullets of sweat dripping down.
Hare
"Hmm, now, where is Tortoise? Wow! He is so far behind."
"It'll take him forever to catch up, so I think I'll take a nap."
While Hare slept, Tortoise never stopped walking.
Balump, balump!
Sure enough, Tortoise crawled past sleepyhead Hare.
And, he crawled to the top of the hill.
Tortoise
"Hey, Hare! I beat you!"
Hare
"Huh? What? What's going on?"
Hare woke up and scurried up the hill.
But it was too late.
Tortoise was already resting under a tree at the top of the mountain.
Hare
"No! This can't be! I lost to slowpoke Tortoise."
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『ウサギとカメ』
かつて森の中をゆっくりと這うカメがいました。
ぴょんぴょん!
跳ねるウサギはカメを見て、彼をからかいました。
ウサギ
「道を譲りなさい!ウサギが通ります!」
「やあ、うすのろさん!
聞こえなかった?邪魔にならないように!」
怒ったカメは歩くのをやめて言いました。
カメ
「ねえ!山の頂上まで競走して、
誰が早くそこに着くか確かめよう!」
ウサギ
「あなたが私に勝てると思いますか?
いいでしょう、やってみましょう!」
「位置について、よーいどん!」
するとウサギは飛び跳ね、
カメはゆっくりと這いました。
ぴょんぴょん!
そして、うさぎは先へ行ってしまいました。
のろまなカメがそろそろと這い、
汗のしずくを落とす間に。
ウサギ
「うーん、今、カメはどこにいるの?
うわー!彼はずっと遅れている」
「彼は永遠追いつけないだろうから、
私は昼寝でもしましょう。」
ウサギが眠っている間、カメは歩き続けました。
のろのろ!
案の定、カメは昼寝中のウサギを追い越しました。
そして、カメは丘の頂上まで這いました。
カメ
「ねえ、ウサギ!私の勝ちです!」
ウサギ
「え?なに?どうしたの?」
ウサギは目を覚まし、丘を駆け上がりました。
しかし、手遅れでした。
カメはすでに山の頂上の木の下で休んでいました。
ウサギ
「いや!ありえない!のろまのカメに負けた」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
カメはゴールにたどり着くことを目指し、
ウサギは相手に勝つことを目指していた。
2人の意識の違いは、
それぞれのセリフからも読み取れる。
カメ
「山の頂上にどちらが先に着くか競走しよう」
ウサギ
「私に勝てると思ってるの?」
「カメは永遠に追いつけないだろう」
「のろまなカメに負けた」
もう一度、同じ競走をしたら、
油断を捨てたウサギが勝つんだろう。
それでも、2人が手に入れるものは大きく違う。
カメが手に入れるものは、
目標達成のプロセスで得た学び。
ウサギが手に入れるものは、
相手より優れているという優越感。
自分が目指すものに向かうのか、
その場しのぎの優越感にひたるのか。
あなたにとって、本当の勝利とは何だろう。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The Tortoise and the Hare』
There was once a tortoise that slowly crawled through a forest.
Boing boing!
A bouncing hare saw the tortoise and made fun of him.
Hare
"Make way, make way! I'm bouncing through!"
"Hey slowpoke! Didn't you hear me? Move out of the way!"
The angered tortoises stopped walking and said.
Tortoise
"Hey! Let's race to the top of the mountain and see who gets there faster!"
Hare
"You think you can beat me? Fine, let's do it!"
"Ready, set, go!"
So Hare bounced away and Tortoise slowly crawled.
Boing boing!
And away went Hare.
While slowpoke tortoise crept and crawled with bullets of sweat dripping down.
Hare
"Hmm, now, where is Tortoise? Wow! He is so far behind."
"It'll take him forever to catch up, so I think I'll take a nap."
While Hare slept, Tortoise never stopped walking.
Balump, balump!
Sure enough, Tortoise crawled past sleepyhead Hare.
And, he crawled to the top of the hill.
Tortoise
"Hey, Hare! I beat you!"
Hare
"Huh? What? What's going on?"
Hare woke up and scurried up the hill.
But it was too late.
Tortoise was already resting under a tree at the top of the mountain.
Hare
"No! This can't be! I lost to slowpoke Tortoise."
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳
『ウサギとカメ』
かつて森の中をゆっくりと這うカメがいました。
ぴょんぴょん!
跳ねるウサギはカメを見て、彼をからかいました。
ウサギ
「道を譲りなさい!ウサギが通ります!」
「やあ、うすのろさん!
聞こえなかった?邪魔にならないように!」
怒ったカメは歩くのをやめて言いました。
カメ
「ねえ!山の頂上まで競走して、
誰が早くそこに着くか確かめよう!」
ウサギ
「あなたが私に勝てると思いますか?
いいでしょう、やってみましょう!」
「位置について、よーいどん!」
するとウサギは飛び跳ね、
カメはゆっくりと這いました。
ぴょんぴょん!
そして、うさぎは先へ行ってしまいました。
のろまなカメがそろそろと這い、
汗のしずくを落とす間に。
ウサギ
「うーん、今、カメはどこにいるの?
うわー!彼はずっと遅れている」
「彼は永遠追いつけないだろうから、
私は昼寝でもしましょう。」
ウサギが眠っている間、カメは歩き続けました。
のろのろ!
案の定、カメは昼寝中のウサギを追い越しました。
そして、カメは丘の頂上まで這いました。
カメ
「ねえ、ウサギ!私の勝ちです!」
ウサギ
「え?なに?どうしたの?」
ウサギは目を覚まし、丘を駆け上がりました。
しかし、手遅れでした。
カメはすでに山の頂上の木の下で休んでいました。
ウサギ
「いや!ありえない!のろまのカメに負けた」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
カメはゴールにたどり着くことを目指し、
ウサギは相手に勝つことを目指していた。
2人の意識の違いは、
それぞれのセリフからも読み取れる。
カメ
「山の頂上にどちらが先に着くか競走しよう」
ウサギ
「私に勝てると思ってるの?」
「カメは永遠に追いつけないだろう」
「のろまなカメに負けた」
もう一度、同じ競走をしたら、
油断を捨てたウサギが勝つんだろう。
それでも、2人が手に入れるものは大きく違う。
カメが手に入れるものは、
目標達成のプロセスで得た学び。
ウサギが手に入れるものは、
相手より優れているという優越感。
自分が目指すものに向かうのか、
その場しのぎの優越感にひたるのか。
あなたにとって、本当の勝利とは何だろう。
2020年12月05日
【英語シャドーイング学習】『The Fox And The Goat』 〜イソップ物語・キツネとヤギ。リスクを想定しながら行動力を維持する〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The Fox And The Goat』
One hot summer day, a fox was walking down a path in a grass field.
"Today is a bit too hot. I'm getting thirsty I wonder if there's a river around here."
At that moment, the Fox came across a well on the side of a path.
"Oh, I am so lucky."
The Fox immediately jumped into the well.
"The cold water feels really pleasant, how great!"
The Fox felt himself up on the water while bathing in the well.
When he finally took a breath after drinking plenty of water, he said to himself.
"Hmm, come to think of it, how can I get out of this well?"
He made several attempts like jumping and climbing up the walls.
And although he came very close he couldn't get out of the well.
"This is getting quite tough. What am I supposed to do?"
And then.
"Hey, hello"
When the Fox looked up there was a goat looking down into the well.
Goat
"Actually I've been thirsty. Is there some water inside this well?"
Fox
"Huh, yeah, there is plenty in here. Why don't you come down into the well to?"
The Goats jumped into the well, just as invited by the Fox and started to drink the water in there.
Fox
"Haha, what a foolish goat. Now let's take advantage of them."
Goat
"Pure, it tastes so good. By the way, Mr. Fox, how can we get out of here?"
And then, the Fox grinned evilly.
Fox
"That's very simple. First, you put your front lakes on the well, and then I will get on top of your body to climeb out of here. And then I will pull you up from outside, isn't that a great idea?"
Goat
"I see."
The Goat then put his front legs on the wells wall, just as the Fox told him to.
Goat
"All right, Mr. Fox, please get on."
Fox
"okeydokey."
The Fox hopped onto the Goats back and then climbed out of the well.
"Hey, Mr. Fox, please pull me out of here next!"
The Goats shouted out from inside the well.
And then, the Fox said.
"Hahaha, you are such a fool.
If you only had a tiny bit of wisdom, you wouldn't have jumped into a place like this without thinking about how to climb back out.
Anyway, since it's impossible for me o pull you out of here alone.
You might as well wait down there until somebody else passes by. Well then, bye-bye!"
After saying so, the Fox walked away laughing.
Before we do something, we need to think about what's going to happen next.
And this is what the story tells us.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『キツネとヤギ』
ある暑い夏の日、
キツネが芝生の小道を歩いていました。
「今日は少し暑すぎます。喉が渇いた。
このあたりに川があるはずです。」
その瞬間、キツネは小道の脇にある
井戸に出くわしました。
「ああ、私はとても幸運だ。」
キツネはすぐに井戸に飛び込みました。
「冷たい水は本当に心地よい、なんて素晴らしい!」
キツネは井戸で水浴びし、気分がよくなりました。
たっぷり水を飲み一息ついた時、
彼は独り言を言いました。
「うーん、考えてみると、
どうすればここからうまく抜け出せるでしょう?」
彼はジャンプしたり、壁を登ったり、
いくつかの方法を試しました。
そして、彼は井戸の外に接近しましたが
井戸から抜け出すことができなかった。
「これはかなり厳しい、私は何をすべき?」
その後。
「やあ、こんにちは」
キツネが見上げると、
井戸を見下ろすヤギがいました。
ヤギ
「実は喉が渇いています。
この井戸の中に水はありますか?」
キツネ
「ええ、ここにはたくさんあります。
井戸に降りてみませんか?」
ヤギはキツネに誘われたように
井戸に飛び込み、水を飲み始めました。
キツネ
「ははは、なんてバカなヤギだ。
彼を利用してやろう。」
ヤギ
「とてもおいしいです。ところでキツネさん、
どうやってここから抜け出せるんですか?」
そして、キツネはニヤリと笑いました。
キツネ
「それはとても簡単です。
まず、あなたは井戸の壁に前脚を置き、
それから私はあなたの体に乗って登ります。
そして私はあなたを外から引き上げます。
素晴らしい考えではありませんか?」
ヤギ
「なるほど。」
ヤギは、キツネが言ったように、
前脚を井戸の壁に置きました。
ヤギ
「よし、キツネさん、乗ってください。」
キツネ
「オッケー。」
キツネはヤギに飛び乗り、井戸から登りました。
ヤギ
「ねえ、キツネさん、次は私をここから出して!」
ヤギは井戸の中から叫びました。
そして、キツネは言いました。
「ははは、あなたはなんてバカだ。
ほんの少しの知恵があれば、
どうやって抜け出すかを考えずに
こんな場所に飛び込むことはなかったろう。
とにかく、私にはあなたを引っ張り上げることは
できないので、誰かが通りがかるまで
そこで待った方がいいでしょう。
じゃあバイバイ!」
そう言った後、キツネは笑いながら立ち去りました。
何かをする前に、
次に何が起こるかを考える必要があります。
そして、
これは物語が私たちに語っているものです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
行動すること、まずやってみることは大切。
心配しなくても、失敗ならちゃんとする。
成功なんて、10連敗、100連敗する中での、
たった1勝でしかないんだから。
まずやってみる中でも、
注意が必要な存在がいる。
それはキツネのように、
目先の利益をちらつかせて利用しようとする者。
それが時に井戸水、小さな儲け話、
そして、相手の承認欲求を満たす口先だったりする。
石橋を叩いて渡る
石橋を叩きすぎて渡る前に壊す
どちらかに傾きすぎず、
リスクを想定しながら行動力を維持する。
難しいけど、それが大切なのかも知れない。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The Fox And The Goat』
One hot summer day, a fox was walking down a path in a grass field.
"Today is a bit too hot. I'm getting thirsty I wonder if there's a river around here."
At that moment, the Fox came across a well on the side of a path.
"Oh, I am so lucky."
The Fox immediately jumped into the well.
"The cold water feels really pleasant, how great!"
The Fox felt himself up on the water while bathing in the well.
When he finally took a breath after drinking plenty of water, he said to himself.
"Hmm, come to think of it, how can I get out of this well?"
He made several attempts like jumping and climbing up the walls.
And although he came very close he couldn't get out of the well.
"This is getting quite tough. What am I supposed to do?"
And then.
"Hey, hello"
When the Fox looked up there was a goat looking down into the well.
Goat
"Actually I've been thirsty. Is there some water inside this well?"
Fox
"Huh, yeah, there is plenty in here. Why don't you come down into the well to?"
The Goats jumped into the well, just as invited by the Fox and started to drink the water in there.
Fox
"Haha, what a foolish goat. Now let's take advantage of them."
Goat
"Pure, it tastes so good. By the way, Mr. Fox, how can we get out of here?"
And then, the Fox grinned evilly.
Fox
"That's very simple. First, you put your front lakes on the well, and then I will get on top of your body to climeb out of here. And then I will pull you up from outside, isn't that a great idea?"
Goat
"I see."
The Goat then put his front legs on the wells wall, just as the Fox told him to.
Goat
"All right, Mr. Fox, please get on."
Fox
"okeydokey."
The Fox hopped onto the Goats back and then climbed out of the well.
"Hey, Mr. Fox, please pull me out of here next!"
The Goats shouted out from inside the well.
And then, the Fox said.
"Hahaha, you are such a fool.
If you only had a tiny bit of wisdom, you wouldn't have jumped into a place like this without thinking about how to climb back out.
Anyway, since it's impossible for me o pull you out of here alone.
You might as well wait down there until somebody else passes by. Well then, bye-bye!"
After saying so, the Fox walked away laughing.
Before we do something, we need to think about what's going to happen next.
And this is what the story tells us.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳
『キツネとヤギ』
ある暑い夏の日、
キツネが芝生の小道を歩いていました。
「今日は少し暑すぎます。喉が渇いた。
このあたりに川があるはずです。」
その瞬間、キツネは小道の脇にある
井戸に出くわしました。
「ああ、私はとても幸運だ。」
キツネはすぐに井戸に飛び込みました。
「冷たい水は本当に心地よい、なんて素晴らしい!」
キツネは井戸で水浴びし、気分がよくなりました。
たっぷり水を飲み一息ついた時、
彼は独り言を言いました。
「うーん、考えてみると、
どうすればここからうまく抜け出せるでしょう?」
彼はジャンプしたり、壁を登ったり、
いくつかの方法を試しました。
そして、彼は井戸の外に接近しましたが
井戸から抜け出すことができなかった。
「これはかなり厳しい、私は何をすべき?」
その後。
「やあ、こんにちは」
キツネが見上げると、
井戸を見下ろすヤギがいました。
ヤギ
「実は喉が渇いています。
この井戸の中に水はありますか?」
キツネ
「ええ、ここにはたくさんあります。
井戸に降りてみませんか?」
ヤギはキツネに誘われたように
井戸に飛び込み、水を飲み始めました。
キツネ
「ははは、なんてバカなヤギだ。
彼を利用してやろう。」
ヤギ
「とてもおいしいです。ところでキツネさん、
どうやってここから抜け出せるんですか?」
そして、キツネはニヤリと笑いました。
キツネ
「それはとても簡単です。
まず、あなたは井戸の壁に前脚を置き、
それから私はあなたの体に乗って登ります。
そして私はあなたを外から引き上げます。
素晴らしい考えではありませんか?」
ヤギ
「なるほど。」
ヤギは、キツネが言ったように、
前脚を井戸の壁に置きました。
ヤギ
「よし、キツネさん、乗ってください。」
キツネ
「オッケー。」
キツネはヤギに飛び乗り、井戸から登りました。
ヤギ
「ねえ、キツネさん、次は私をここから出して!」
ヤギは井戸の中から叫びました。
そして、キツネは言いました。
「ははは、あなたはなんてバカだ。
ほんの少しの知恵があれば、
どうやって抜け出すかを考えずに
こんな場所に飛び込むことはなかったろう。
とにかく、私にはあなたを引っ張り上げることは
できないので、誰かが通りがかるまで
そこで待った方がいいでしょう。
じゃあバイバイ!」
そう言った後、キツネは笑いながら立ち去りました。
何かをする前に、
次に何が起こるかを考える必要があります。
そして、
これは物語が私たちに語っているものです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
行動すること、まずやってみることは大切。
心配しなくても、失敗ならちゃんとする。
成功なんて、10連敗、100連敗する中での、
たった1勝でしかないんだから。
まずやってみる中でも、
注意が必要な存在がいる。
それはキツネのように、
目先の利益をちらつかせて利用しようとする者。
それが時に井戸水、小さな儲け話、
そして、相手の承認欲求を満たす口先だったりする。
石橋を叩いて渡る
石橋を叩きすぎて渡る前に壊す
どちらかに傾きすぎず、
リスクを想定しながら行動力を維持する。
難しいけど、それが大切なのかも知れない。
2020年12月04日
【英語シャドーイング学習】『Snow White and the Seven Dwarves』 〜グリム童話・白雪姫と7人の小人。権力と嫉妬は、人を幸せにするか〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『Snow White and the Seven Dwarves』
Once upon a time, in a far, faraway land, there lived a queen who had a daughter with skin as white as snow!
But sadly, the queen soon became sick and passed away.
Then the king married a new queen.
But she was evil.
The evil queen liked to ask her magic mirror everyday.
"Mirror, mirror on the wall. Who is the fairest of them all?"
The magic mirror would always answer.
"My queen. You are the fairest of them all."
But, one day, the magic mirror answered.
"My queen. Princess Snow White is the fairest."
The evil queen became very angry!
"What? Nonsense! I am the fairest! Not Snow White! Never!"
The angry queen ordered her hunter to throw Snow White into the woods.
The hunter found Snow White.
"I'm so sorry. Princess Snow White."
"But the queen ordered me to get rid of you."
"Please, sir. I beg of you."
"I will run away. And never show myself again."
The hunter let Snow White go.
And Snow White ran away far into the woods.
Snow White became scared.
"Oh, no! What shall I do? It's so dark and scary here."
Then, Snow White spotted a small light up on a small hill.
"Oh, my! It's a pretty little cottage!"
Snow White found a small cottage on the hill.
Snow White went inside the cottage.
"Look! Seven small plates. Seven small cups. Seven small spoons. And seven small forks. Wow! Seven small beds, too."
Snow White ate some food and took a nap.
Seven dwarves who live in the cottage came home.
The dwarves shouted.
"What happened to our food? Who's that sleeping in my bed?"
"Isn't she Princess Snow White?"
At that moment, Snow White woke up.
Soon they all became good friends.
She lived with them in their small cottage.
One day, the evil queen asked her magic mirror again.
"Mirror, mirror on the wall. Am I now the fairest of them all?"
Then, the mirror answered.
"My queen. You are fair, too. But Princess Snow White is fairer than you."
The queen became more angry and screamed.
"What! Snow White is still alive?"
The angry queen decided to get rid of Snow White with some poisoned apples.
She dressed up as an old lady.
"Apples! Buy some apples, my dear. They are so red and juicy, my dear."
Snow White asked for one apple.
Snow White took one big bite.
But soon after, Snow White fell to the ground!
The seven dwarves came home and saw Snow White.
"Princess Snow White! Please open your eyes!"
The dwarves shouted.
But Snow White did not open her eyes.
"Oh, no! Maybe she's dead! Oh, no!"
The dwarves were so sad and could not stop crying.
A prince from a nearby land saw Snow White.
The prince fell in love with Snow White.
"May I take this princess to my land?"
The dwarves answered.
"Yes, of course."
They began to lift Snow White's coffin.
But dropped it by mistake.
Then a piece of apple popped out of Snow White's mouth.
"Uh, Where am I?"
Snow White opened her eyes.
"Hooray! The princess is alive! Princess Snow White is alive!"
The seven dwarves rejoiced.
The prince approached Snow White and proposed.
"My beautiful princess. Will you marry me?"
Snow White answered.
"Yes, my lord. I will."
So the prince and Snow White married.
And lived happily ever after.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『白雪姫と7人の小人』
昔々、遠く離れた土地に、
雪のように白い肌の娘のいる
女王が住んでいました!
しかし悲しいことに、
女王はすぐに病気で亡くなりました。
それから王は新しい女王と結婚しました。
しかし、彼女は邪悪でした。
邪悪な女王は毎日、
魔法の鏡に尋ねるのが好きでした。
「鏡よ鏡、世界でいちばん美しいのは誰?」
魔法の鏡はいつも答えます。
「世界でいちばん美しいのはあなたです。」
しかし、ある日、魔法の鏡が答えました。
「女王。白雪姫がいちばん美しいです。」
邪悪な女王は非常に怒りました!
「なんですって?あり得ない!」
「いちばん美しいのは私!白雪姫ではない!決して!」
怒った女王は猟師に
白雪姫を森へ捨てるよう命じました。
猟師は白雪姫を見つけました。
「ごめんなさい。白雪姫。」
「女王は私にあなたを追い払うよう命じたんです。」
「わかりました。」
「私は逃げます。そして二度と姿を見せません。」
猟師は白雪姫を逃がしました。
そして白雪姫は森の中に逃げ込みました。
白雪姫が怖くなりました。
「ああ!どうしよう?ここはとても暗くて怖い。」
それから、白雪姫は小さな丘の上に
小さな灯りを見つけました。
「ああ!かわいい小屋!」
白雪姫は丘の上に小さな小屋を見つけました。
白雪姫は小屋の中に入りました。
「見て!7つの小さなお皿、
カップ、スプーン、フォーク。
すごい!7つの小さなベッドも。」
白雪姫は食事をとり、眠りました。
小屋に住む7人の小人が帰ってきた。
小人たちは叫びました。
「私たちの食事はどうなった?
私のベッドで寝ているのは誰ですか?」
「彼女は白雪姫ではありませんか?」
そのとき、白雪姫が目覚めました。
すぐに彼らはみな、良い友達になりました。
彼女は小人たちと一緒に、
彼らの小さな小屋に住んでいました。
ある日、邪悪な女王は
再び魔法の鏡に尋ねました。
「鏡よ鏡、私は今も世界でいちばん美しい?」
すると、鏡が答えました。
「女王。あなたも美しいです。
しかし、白雪姫はあなたよりも美しいです。」
女王はさらに怒り、悲鳴を上げました。
「なんですって!白雪姫はまだ生きてるの?」
怒った女王は、毒リンゴを使って
白雪姫を始末することにしました。
女王は物売りの老婦人に扮しました。
「リンゴはいかが?とっても甘くておいしいよ。」
白雪姫はリンゴを1つ頼み、ひとくち食べました。
しかしすぐに、白雪姫は地面に倒れました!
7人の小人が帰り、
倒れている白雪姫を見つけました。
「白雪姫!目を開けて!」
小人たちは叫びました。
しかし、白雪姫は目を開けませんでした。
「ああ!彼女はきっと死んでしまった!」
小人たちはとても悲しくて、
泣き止むことができませんでした。
近くの国の王子が白雪姫を見つけました。
王子は白雪姫に恋をしました。
「このお姫様を私の国へお連れしていいかな?」
小人たち答えました。
「ええ、もちろん。」
彼らは白雪姫の棺を持ち上げ始めました。
しかし、誤って落としました。
すると、白雪姫の口からリンゴが飛び出しました。
「ええと、ここはどこ?」
白雪姫は目を開けました。
「やった!お姫様は生きてる!白雪姫は生きてる!」
7人の小人たちは喜びました。
王子は白雪姫へ近づき、プロポーズしました。
「美しい王女。私と結婚してくれませんか?」
白雪姫は答えました。
「はい、お受けします。」
それで王子と白雪姫は結婚しました。
そしてその後も幸せに暮らしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
継母の過剰な自己愛の暴走。
行きすぎた嫉妬による凶行。
前妻が亡くなり、すぐに妃を迎えた王。
背景にあるだろう、政略結婚と王位継承の問題。
お家騒動に巻き込まれる白雪姫。
王族からの理不尽な命令に、
従うしかなかった猟師。
個人の力ではどうしようもできない、
国家間の勢力争い。
寂しい、悲しい、妬ましい、認めてほしい、
そんな個人の感情が大切にされることはない。
大きすぎる力に翻弄される人々の、
それぞれの生き様。
母を亡くし、故郷を追われても、
ねじ曲がることなく生きた白雪姫。
寂しさとは、埋めるものだろうか。
権力を持てば幸せだろうか。
思い通りにできることと、
幸せであることは同じだろうか。
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1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『Snow White and the Seven Dwarves』
Once upon a time, in a far, faraway land, there lived a queen who had a daughter with skin as white as snow!
But sadly, the queen soon became sick and passed away.
Then the king married a new queen.
But she was evil.
The evil queen liked to ask her magic mirror everyday.
"Mirror, mirror on the wall. Who is the fairest of them all?"
The magic mirror would always answer.
"My queen. You are the fairest of them all."
But, one day, the magic mirror answered.
"My queen. Princess Snow White is the fairest."
The evil queen became very angry!
"What? Nonsense! I am the fairest! Not Snow White! Never!"
The angry queen ordered her hunter to throw Snow White into the woods.
The hunter found Snow White.
"I'm so sorry. Princess Snow White."
"But the queen ordered me to get rid of you."
"Please, sir. I beg of you."
"I will run away. And never show myself again."
The hunter let Snow White go.
And Snow White ran away far into the woods.
Snow White became scared.
"Oh, no! What shall I do? It's so dark and scary here."
Then, Snow White spotted a small light up on a small hill.
"Oh, my! It's a pretty little cottage!"
Snow White found a small cottage on the hill.
Snow White went inside the cottage.
"Look! Seven small plates. Seven small cups. Seven small spoons. And seven small forks. Wow! Seven small beds, too."
Snow White ate some food and took a nap.
Seven dwarves who live in the cottage came home.
The dwarves shouted.
"What happened to our food? Who's that sleeping in my bed?"
"Isn't she Princess Snow White?"
At that moment, Snow White woke up.
Soon they all became good friends.
She lived with them in their small cottage.
One day, the evil queen asked her magic mirror again.
"Mirror, mirror on the wall. Am I now the fairest of them all?"
Then, the mirror answered.
"My queen. You are fair, too. But Princess Snow White is fairer than you."
The queen became more angry and screamed.
"What! Snow White is still alive?"
The angry queen decided to get rid of Snow White with some poisoned apples.
She dressed up as an old lady.
"Apples! Buy some apples, my dear. They are so red and juicy, my dear."
Snow White asked for one apple.
Snow White took one big bite.
But soon after, Snow White fell to the ground!
The seven dwarves came home and saw Snow White.
"Princess Snow White! Please open your eyes!"
The dwarves shouted.
But Snow White did not open her eyes.
"Oh, no! Maybe she's dead! Oh, no!"
The dwarves were so sad and could not stop crying.
A prince from a nearby land saw Snow White.
The prince fell in love with Snow White.
"May I take this princess to my land?"
The dwarves answered.
"Yes, of course."
They began to lift Snow White's coffin.
But dropped it by mistake.
Then a piece of apple popped out of Snow White's mouth.
"Uh, Where am I?"
Snow White opened her eyes.
"Hooray! The princess is alive! Princess Snow White is alive!"
The seven dwarves rejoiced.
The prince approached Snow White and proposed.
"My beautiful princess. Will you marry me?"
Snow White answered.
"Yes, my lord. I will."
So the prince and Snow White married.
And lived happily ever after.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳
『白雪姫と7人の小人』
昔々、遠く離れた土地に、
雪のように白い肌の娘のいる
女王が住んでいました!
しかし悲しいことに、
女王はすぐに病気で亡くなりました。
それから王は新しい女王と結婚しました。
しかし、彼女は邪悪でした。
邪悪な女王は毎日、
魔法の鏡に尋ねるのが好きでした。
「鏡よ鏡、世界でいちばん美しいのは誰?」
魔法の鏡はいつも答えます。
「世界でいちばん美しいのはあなたです。」
しかし、ある日、魔法の鏡が答えました。
「女王。白雪姫がいちばん美しいです。」
邪悪な女王は非常に怒りました!
「なんですって?あり得ない!」
「いちばん美しいのは私!白雪姫ではない!決して!」
怒った女王は猟師に
白雪姫を森へ捨てるよう命じました。
猟師は白雪姫を見つけました。
「ごめんなさい。白雪姫。」
「女王は私にあなたを追い払うよう命じたんです。」
「わかりました。」
「私は逃げます。そして二度と姿を見せません。」
猟師は白雪姫を逃がしました。
そして白雪姫は森の中に逃げ込みました。
白雪姫が怖くなりました。
「ああ!どうしよう?ここはとても暗くて怖い。」
それから、白雪姫は小さな丘の上に
小さな灯りを見つけました。
「ああ!かわいい小屋!」
白雪姫は丘の上に小さな小屋を見つけました。
白雪姫は小屋の中に入りました。
「見て!7つの小さなお皿、
カップ、スプーン、フォーク。
すごい!7つの小さなベッドも。」
白雪姫は食事をとり、眠りました。
小屋に住む7人の小人が帰ってきた。
小人たちは叫びました。
「私たちの食事はどうなった?
私のベッドで寝ているのは誰ですか?」
「彼女は白雪姫ではありませんか?」
そのとき、白雪姫が目覚めました。
すぐに彼らはみな、良い友達になりました。
彼女は小人たちと一緒に、
彼らの小さな小屋に住んでいました。
ある日、邪悪な女王は
再び魔法の鏡に尋ねました。
「鏡よ鏡、私は今も世界でいちばん美しい?」
すると、鏡が答えました。
「女王。あなたも美しいです。
しかし、白雪姫はあなたよりも美しいです。」
女王はさらに怒り、悲鳴を上げました。
「なんですって!白雪姫はまだ生きてるの?」
怒った女王は、毒リンゴを使って
白雪姫を始末することにしました。
女王は物売りの老婦人に扮しました。
「リンゴはいかが?とっても甘くておいしいよ。」
白雪姫はリンゴを1つ頼み、ひとくち食べました。
しかしすぐに、白雪姫は地面に倒れました!
7人の小人が帰り、
倒れている白雪姫を見つけました。
「白雪姫!目を開けて!」
小人たちは叫びました。
しかし、白雪姫は目を開けませんでした。
「ああ!彼女はきっと死んでしまった!」
小人たちはとても悲しくて、
泣き止むことができませんでした。
近くの国の王子が白雪姫を見つけました。
王子は白雪姫に恋をしました。
「このお姫様を私の国へお連れしていいかな?」
小人たち答えました。
「ええ、もちろん。」
彼らは白雪姫の棺を持ち上げ始めました。
しかし、誤って落としました。
すると、白雪姫の口からリンゴが飛び出しました。
「ええと、ここはどこ?」
白雪姫は目を開けました。
「やった!お姫様は生きてる!白雪姫は生きてる!」
7人の小人たちは喜びました。
王子は白雪姫へ近づき、プロポーズしました。
「美しい王女。私と結婚してくれませんか?」
白雪姫は答えました。
「はい、お受けします。」
それで王子と白雪姫は結婚しました。
そしてその後も幸せに暮らしました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
継母の過剰な自己愛の暴走。
行きすぎた嫉妬による凶行。
前妻が亡くなり、すぐに妃を迎えた王。
背景にあるだろう、政略結婚と王位継承の問題。
お家騒動に巻き込まれる白雪姫。
王族からの理不尽な命令に、
従うしかなかった猟師。
個人の力ではどうしようもできない、
国家間の勢力争い。
寂しい、悲しい、妬ましい、認めてほしい、
そんな個人の感情が大切にされることはない。
大きすぎる力に翻弄される人々の、
それぞれの生き様。
母を亡くし、故郷を追われても、
ねじ曲がることなく生きた白雪姫。
寂しさとは、埋めるものだろうか。
権力を持てば幸せだろうか。
思い通りにできることと、
幸せであることは同じだろうか。
2020年12月03日
なぜ日本人は空気を読むのか 〜閉鎖的な災害大国・日本で生き残るために〜。
日本人が空気を読み、
出る杭を打つのはなぜなのか。
個人の意思より集団が優先され、
”違い”に不寛容なのはなぜなのか。
日本という島国で生き残るため、
日本人はどのように空気を読んできたのか。
日本の地理的な条件や歴史から、
5つの理由を考察した。
ー目次ー
日本は全方位を海に囲まれている。
ただの海ではなく、
航海技術が未発達な時代には
通行止めに等しい荒海に。
そんな海を長く航海するリスクから、
敵はよほどの動機と覚悟がなければ攻めてこない。
反面、日本から大陸への移住も難しいため、
この島でやっていくしかない。
そのために集団を乱さない能力として、
空気を読む能力が発達した。
日本は高温多湿な気候で、
稲作が中心の農耕民族。
米は主食であり、税としても使われた。
そして、稲作は麦作と比べて
はるかに手間と労力がかかる。
食糧を確保し、税を納めるためには、
集団で力を合わせての農作業が必要。
そのため、個人の意見よりも
集団の繁栄を優先して空気を読み続けてきた。
同じ島国でも、日本は英国と違い災害大国。
地震や火山、台風、水害、
頻発する災害を乗り越えるのは、
個人の力では難しい。
だから集団を優先し、力を合わせることが
「生き残るために是とすべき考え方」になる。
集団を優先しない、空気を読まない者は、
「災害から生き残るための団結力を乱す存在」
として排除の対象となる。
日本は多くの荒海に囲まれていることで、
異民族の出入りが少ない。
常に北方の騎馬民族の侵入に悩まされた
中国などと違い、
この島には基本的に日本人が多く住み、
日本語が話される。
そのため言語、文化、宗教が
まったく違う民族との交流を
経験する機会が少ない。
”基本的にみんな同じ”が前提となり、
他人と違うことに抵抗感を持つ。
そこで、なるべく周りと違いすぎないよう、
空気を読み、周りに合わせる。
江戸時代の終わり、
日本は欧米の圧力を受け開国。
欧米列強に並ぼうと、明治維新が起きた。
富国強兵のためには、
均質で命令に忠実な兵士を
大量に作る必要があった。
そこで「学制」を制定。
「上に逆らわず、言われたことだけをやれ」
という教育を勧めた。
空気を読まず、「いや、私はやりたいことをやる」
などとは言えなくなった。
そして、この教育方針は、
現代にも多くが引き継がれている。
「先生や先輩の言うことは絶対」
「理不尽な命令にも耐えるのが美徳」
「全員が決まった時間割に従って行動」
「全員に同じ授業、同じ課題」
みんな同じであれ、均質なサラリーマンであれと、
今も空気を読むことが正しいと教えられる。
日本人が出る杭を打ち、空気を読む理由。
それは、
閉鎖的で災害の多いこの島で
生き残るための工夫だった。
現代は飛行機、インターネットが普及し、
閉鎖的な垣根が少しずつ取り払われている。
スマホ1台で、自分たちと違うものに
簡単に触れることができる。
それでも、
おそらく日本が大陸から切り離された時から続く
集団優先の気質は、今も根強く残っている。
集団とうまくやるために空気を読む、
一方で個人の意思と違いも尊重する。
日本は今、そんな転換期にいるのかも知れない。
→あわせて読みたい
「なぜ日本では政治の話がタブー視されるのか 〜権力者に不都合・自己愛の傷つき・同調圧力〜。」
出る杭を打つのはなぜなのか。
個人の意思より集団が優先され、
”違い”に不寛容なのはなぜなのか。
日本という島国で生き残るため、
日本人はどのように空気を読んできたのか。
日本の地理的な条件や歴史から、
5つの理由を考察した。
ー目次ー
- 日本は荒海に囲まれている
- 日本は稲作農耕民族
- 日本は災害大国
- 日本は異民族の出入りが少なかった
- 日本は均質な兵士育成のため学制を制定した
- 空気を読み、この閉鎖的な災害大国で生き残る
1.日本は荒海に囲まれている
日本は全方位を海に囲まれている。
ただの海ではなく、
航海技術が未発達な時代には
通行止めに等しい荒海に。
- 太平洋
台風の本場、沿岸とはケタ違いの荒れ - 日本海
リマン海流、対馬海流が合流し渦を巻く - 東シナ海
日本までの間に避難所となる島がほぼない
日本は大小数千もの島々が連なる島国です。
これは防衛上、「海」という天然の要塞に
囲まれていることを意味します。
『教養として知っておきたい地政学』 より
そんな海を長く航海するリスクから、
敵はよほどの動機と覚悟がなければ攻めてこない。
反面、日本から大陸への移住も難しいため、
この島でやっていくしかない。
そのために集団を乱さない能力として、
空気を読む能力が発達した。
2.日本は稲作農耕民族
日本は高温多湿な気候で、
稲作が中心の農耕民族。
米は主食であり、税としても使われた。
そして、稲作は麦作と比べて
はるかに手間と労力がかかる。
食糧を確保し、税を納めるためには、
集団で力を合わせての農作業が必要。
そのため、個人の意見よりも
集団の繁栄を優先して空気を読み続けてきた。
3.日本は災害大国
同じ島国でも、日本は英国と違い災害大国。
地震や火山、台風、水害、
頻発する災害を乗り越えるのは、
個人の力では難しい。
だから集団を優先し、力を合わせることが
「生き残るために是とすべき考え方」になる。
日本で
個人主義的な性質が強い集団よりも
集団主義的要素が強い集団が
生き延びやすかったのは、
災害の多さという地理的要因が
大いに影響しているのではないかと
考えられます。
『人は、なぜ他人を許せないのか?』 より
集団を優先しない、空気を読まない者は、
「災害から生き残るための団結力を乱す存在」
として排除の対象となる。
4.日本は異民族の出入りが少なかった
日本は多くの荒海に囲まれていることで、
異民族の出入りが少ない。
常に北方の騎馬民族の侵入に悩まされた
中国などと違い、
この島には基本的に日本人が多く住み、
日本語が話される。
そのため言語、文化、宗教が
まったく違う民族との交流を
経験する機会が少ない。
”基本的にみんな同じ”が前提となり、
他人と違うことに抵抗感を持つ。
そこで、なるべく周りと違いすぎないよう、
空気を読み、周りに合わせる。
5.日本は均質な兵士育成のため学制を制定した
江戸時代の終わり、
日本は欧米の圧力を受け開国。
欧米列強に並ぼうと、明治維新が起きた。
富国強兵のためには、
均質で命令に忠実な兵士を
大量に作る必要があった。
そこで「学制」を制定。
「上に逆らわず、言われたことだけをやれ」
という教育を勧めた。
空気を読まず、「いや、私はやりたいことをやる」
などとは言えなくなった。
そして、この教育方針は、
現代にも多くが引き継がれている。
「先生や先輩の言うことは絶対」
「理不尽な命令にも耐えるのが美徳」
「全員が決まった時間割に従って行動」
「全員に同じ授業、同じ課題」
みんな同じであれ、均質なサラリーマンであれと、
今も空気を読むことが正しいと教えられる。
6.空気を読み、この閉鎖的な災害大国で生き残る
日本人が出る杭を打ち、空気を読む理由。
それは、
閉鎖的で災害の多いこの島で
生き残るための工夫だった。
現代は飛行機、インターネットが普及し、
閉鎖的な垣根が少しずつ取り払われている。
スマホ1台で、自分たちと違うものに
簡単に触れることができる。
それでも、
おそらく日本が大陸から切り離された時から続く
集団優先の気質は、今も根強く残っている。
集団とうまくやるために空気を読む、
一方で個人の意思と違いも尊重する。
日本は今、そんな転換期にいるのかも知れない。
→あわせて読みたい
「なぜ日本では政治の話がタブー視されるのか 〜権力者に不都合・自己愛の傷つき・同調圧力〜。」
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2020年12月02日
【名言考察】ガンジー:『弱い人ほど、人を許すことができない。許すというのは強さの証だ』 〜果てしない競争から降りる勇気〜。
<ガンジーの名言>
弱い人ほど、人を許すことができない
許すというのは強さの証だ
人を許せない人は不安でいっぱいだ。
人を許さないことで、
自分の正しさを確認しないと崩れてしまう。
人を許せる人は知っている。
人より正しくないからといって、
自分の価値は下がらないことを。
ー目次ー
なぜ人を許せないのか。
それは、
自分が許せる範囲が極端に狭いから。
自分が許せる範囲が”正しいこと”で、
それが狭ければ”正しくないこと”が増える。
”正しくないこと”が増えると、
周りは自分の正しさを脅かす”敵”に見えてくる。
敵が増えると不安になる、
勝たなければ安心できなくなる。
不安を解消するため、安心するため
「人を許さない」という勝負を仕掛ける。
その勝負に勝つことで、
極端に狭い”自分の正しさ”を確認する。
こうして、ますます
”自分の正しさ”から外れる者を
許すわけにはいかなくなっていく。
なぜ、自分が許せる範囲が極端に狭いのか。
それは
許せる範囲が極端に狭い人に
強い影響を受けてしまったから。
特に幼少期は、親や周りの大人に従い、
認められることが生き残る条件。
大人に認められるためには
大人が求める”こうあるべき正しい人”に
自分を差し込む必要がある。
それが、自分が望む本来の姿でないとしても。
大人が求める
極端に狭い”正しい自分”でいなければ
周りに認めてもらえず、生き残れない。
だから必死に”正しい自分”を演じる。
そして
いつしかそれが自分の価値観になる。
自分が望む本来の姿と、食い違ったまま。
人を許せる人だって、
本当は人を許すことが怖い。
自分が許せる範囲外のことを
受け入れるのは大きな恐怖。
自分の安全や、心の平安が
脅かされるかも知れないから。
それでも、なぜ人を許せるのか。
それは
自分が許せる範囲が広い
だけでなく、
正しさの勝ち負けで
自分の価値は下がらないことを知っているから。
そして、
自分の価値は自分で決めていいもので、
他人や勝敗に認めてもらうものではないから。
人を許したから負けじゃなく、
負けた自分はダメでもない。
自分の価値は、自分の中にある。
比較や勝負を繰り返して、
外から必死で引っ張ってくるものじゃない。
人間の価値は
勝敗で決まらないことを受け入れる
許せないことを受け入れる時の
恐怖と向き合う
そうやって、
果てしない競争から降りることができた時、
人は人を許せるんじゃないだろうか。
そして、ガンジーはそのことを
「強さの証」と言ったんじゃないだろうか。
人を許せない基準。
それはきっと、
自分で作ったものじゃない。
生き残るため、
周りの大人たちからの要求に、
自分を差し込み続けた末にできたもの。
弱い人ほど、人を許すことができない
許すというのは強さの証だ
人を許せない人は不安でいっぱいだ。
人を許さないことで、
自分の正しさを確認しないと崩れてしまう。
人を許せる人は知っている。
人より正しくないからといって、
自分の価値は下がらないことを。
ー目次ー
- 人を許さないのは、自分の心を守るため
- 人を許せない人は、”正しい自分”を演じてきた
- 自分の価値は、他者との比較や勝負で下がることはない
- 競争から降りる勇気、恐怖と向き合う強さ
1.人を許さないのは、自分の心を守るため
なぜ人を許せないのか。
それは、
自分が許せる範囲が極端に狭いから。
自分が許せる範囲が”正しいこと”で、
それが狭ければ”正しくないこと”が増える。
”正しくないこと”が増えると、
周りは自分の正しさを脅かす”敵”に見えてくる。
敵が増えると不安になる、
勝たなければ安心できなくなる。
不安を解消するため、安心するため
「人を許さない」という勝負を仕掛ける。
その勝負に勝つことで、
極端に狭い”自分の正しさ”を確認する。
競争や勝ち負けを意識すると、
他者全般、ひいては世界のことを
「敵」と見なすようになります。
たとえ敗者にならず、勝ち続けていようとも、
競争の中に身を置いている人は心の休まる暇がない。
『嫌われる勇気』”敵と仲間について” より
こうして、ますます
”自分の正しさ”から外れる者を
許すわけにはいかなくなっていく。
2.人を許せない人は、”正しい自分”を演じてきた
なぜ、自分が許せる範囲が極端に狭いのか。
それは
許せる範囲が極端に狭い人に
強い影響を受けてしまったから。
特に幼少期は、親や周りの大人に従い、
認められることが生き残る条件。
大人に認められるためには
大人が求める”こうあるべき正しい人”に
自分を差し込む必要がある。
それが、自分が望む本来の姿でないとしても。
大人が求める
極端に狭い”正しい自分”でいなければ
周りに認めてもらえず、生き残れない。
だから必死に”正しい自分”を演じる。
そして
いつしかそれが自分の価値観になる。
自分が望む本来の姿と、食い違ったまま。
3.自分の価値は、他者との比較や勝負で下がることはない
人を許せる人だって、
本当は人を許すことが怖い。
自分が許せる範囲外のことを
受け入れるのは大きな恐怖。
自分の安全や、心の平安が
脅かされるかも知れないから。
それでも、なぜ人を許せるのか。
それは
自分が許せる範囲が広い
だけでなく、
正しさの勝ち負けで
自分の価値は下がらないことを知っているから。
そして、
自分の価値は自分で決めていいもので、
他人や勝敗に認めてもらうものではないから。
主張の正しさは勝ち負けとは関係ありません。
あなたが正しいと思うなら、他の人が
どんな意見であれ、そこで完結するべき話です。
誤りを認めること、謝罪の言葉を述べること、
権力争いから降りること、これらはいずれも
「負け」ではありません。
『嫌われる勇気』”権力争いについて” より
人を許したから負けじゃなく、
負けた自分はダメでもない。
自分の価値は、自分の中にある。
比較や勝負を繰り返して、
外から必死で引っ張ってくるものじゃない。
4.競争から降りる勇気、恐怖と向き合う強さ
人間の価値は
勝敗で決まらないことを受け入れる
許せないことを受け入れる時の
恐怖と向き合う
そうやって、
果てしない競争から降りることができた時、
人は人を許せるんじゃないだろうか。
そして、ガンジーはそのことを
「強さの証」と言ったんじゃないだろうか。
人を許せない基準。
それはきっと、
自分で作ったものじゃない。
生き残るため、
周りの大人たちからの要求に、
自分を差し込み続けた末にできたもの。
2020年12月01日
【英語シャドーイング学習】『The Old Lion and the Fox』 〜イソップ物語・年とったライオンとキツネ。他人の災難から危険を察知する、危険は権力者の横暴から生まれる〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The Old Lion and the Fox』
Once upon a time, there was an old lion lying down under the blazing sun.
Lion
"I'm so hungry, but I'm too old and slow to hunt. I am starving."
"Good! That will do!"
Lion
"Hello, little rat! Roar!"
Rat
"Oh, my! Mr. Lion."
Lion
"I'm not feeling well."
"Go tell everyone to pay a visit to this sick lion."
"Have I made myself clear?"
Rat
"Yes, sir."
Deer
"What? Mr. Lion is sick?"
Monkey
"He sure is. And he said we must pay him a visit."
Deer
"Let's go before he gets angry."
The animals had no choice but to visit the old lion.
Deer
"Hello, Mr. Lion. How are you feeling?"
Lion
"Oh, it's you, the deer. Please come in. I'm feeling so sick."
Monkey
"Hello, Mr. Lion. Are you feeling better?"
Lion
"Welcome little monkey. Please come in."
The animals disappeared one by one.
Fox
"That's strange. No one came back from visiting Mr. Lion's den."
"I have to find out what happened."
Lion
"I am brilliant! I made my dinner walk right into my den!"
"Although, someone is late. Oh yes, the fox hasn't come yet."
Fox
"Mr. Lion!"
Lion
"At last! It's the fox!"
Fox
"Mr. Lion, how are you feeling? Sorry I took so long."
Lion
"I feel a lot better thanks to all the animals. Please come inside."
"Come on in, fox!"
Fox
"Mr. Lion, this is strange!"
"There are footprints leading inside, but none going outside."
Lion
"Um, that is..."
Fox
"No way I'm going in! I don't want to be eaten today!"
Thanks to the wise fox, no animal came near the lion's den ever again.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『年とったライオンとキツネ』
昔々、炎天下に横たわる
年とったライオンがいました。
ライオン
「私はとてもお腹が空いたけど、
年を取りすぎて狩りができない。飢えそうだ。」
「そうだ!それがいい!」
ライオン
「やぁ、小さなネズミよ!ガオー!」
ネズミ
「ああ!ライオンさん。」
ライオン
「私は具合が悪いんだ。
この病気のライオンを訪ねるよう、
みんなに言ってくれないか。わかったか?」
ネズミ
「か、かしこまりました。」
鹿
「なに?ライオンが病気?」
サル
「彼は確かにそうです。そして彼は私たちが
彼の見舞いに行かなければならないと言いました。」
鹿
「ライオンが怒る前に行こう。」
動物たちは年とったライオンの
お見舞いに行くしかありませんでした。
鹿
「こんにちは、ライオンさん。気分はどうですか?」
ライオン
「ああ、その声は鹿か。入りなさい。
私はとても具合が悪いんだ。」
サル
「こんにちは、ライオンさん。
気分は良くなっていますか?」
ライオン
「ようこそ小ザルよ。入ってくれ。」
動物は一匹ずつ姿を消しました。
キツネ
「これはおかしい。
ライオンの住処を訪れた後、誰も戻ってこなかった。
何が起きたのか突き止めなければ。」
ライオン
「私は素晴らしい!
私は夕食を住処に直接歩かせた!
でも、誰かが遅れているな。
そうそう、キツネがまだ来ていない。」
キツネ
「ライオンさん!」
ライオン
「ついに来た!キツネだ!」
キツネ
「ライオンさん、気分はどうですか?
すみません、遅くなりました。」
ライオン
「皆のおかげでとても気分が良くなった。
中に入ってくれ。さあ、キツネよ!」
キツネ
「ライオンさん、これはおかしいです!
中につながる足跡がありますが、
外に出る足跡がありません。」
ライオン
「ええと、それは…」
キツネ
「入る理由はありません!
今日は食べられたくない!」
賢いキツネのおかげで、
ライオンの住処の近くに
動物は二度と来ませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キツネは知恵を働かせ、
ライオンの戦略を見破った。
それはもちろん、
キツネの賢さあってのこと。
ただし、
キツネがライオンの戦略に気づけたのは、
その前に多大な犠牲があったから。
そして、その多大な犠牲は
強いライオンの個人的な欲望が生んだもの。
逆らえば殺される、従えば食べられる。
弱い動物たちにはまさに
The animals had no choice but to visit the old lion.
(選択肢がなかった)
歴史上の権力者と、大多数の国民は、
ずっとこういう関係じゃないだろうか。
古代ギリシャの軍事国家・スパルタが、
戦争で勝つためといって、
こんな徴兵制度を市民へ強いたように。
他人の災難から学び、
危険を回避することは賢い。
その危険は往々にして、
権力者の横暴から生まれている。
目の前の危険を回避できたら、
”その危険が何を意図して生まれたか”まで
踏み込んで考えてみたい。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The Old Lion and the Fox』
Once upon a time, there was an old lion lying down under the blazing sun.
Lion
"I'm so hungry, but I'm too old and slow to hunt. I am starving."
"Good! That will do!"
Lion
"Hello, little rat! Roar!"
Rat
"Oh, my! Mr. Lion."
Lion
"I'm not feeling well."
"Go tell everyone to pay a visit to this sick lion."
"Have I made myself clear?"
Rat
"Yes, sir."
Deer
"What? Mr. Lion is sick?"
Monkey
"He sure is. And he said we must pay him a visit."
Deer
"Let's go before he gets angry."
The animals had no choice but to visit the old lion.
Deer
"Hello, Mr. Lion. How are you feeling?"
Lion
"Oh, it's you, the deer. Please come in. I'm feeling so sick."
Monkey
"Hello, Mr. Lion. Are you feeling better?"
Lion
"Welcome little monkey. Please come in."
The animals disappeared one by one.
Fox
"That's strange. No one came back from visiting Mr. Lion's den."
"I have to find out what happened."
Lion
"I am brilliant! I made my dinner walk right into my den!"
"Although, someone is late. Oh yes, the fox hasn't come yet."
Fox
"Mr. Lion!"
Lion
"At last! It's the fox!"
Fox
"Mr. Lion, how are you feeling? Sorry I took so long."
Lion
"I feel a lot better thanks to all the animals. Please come inside."
"Come on in, fox!"
Fox
"Mr. Lion, this is strange!"
"There are footprints leading inside, but none going outside."
Lion
"Um, that is..."
Fox
"No way I'm going in! I don't want to be eaten today!"
Thanks to the wise fox, no animal came near the lion's den ever again.
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3.日本語に翻訳
『年とったライオンとキツネ』
昔々、炎天下に横たわる
年とったライオンがいました。
ライオン
「私はとてもお腹が空いたけど、
年を取りすぎて狩りができない。飢えそうだ。」
「そうだ!それがいい!」
ライオン
「やぁ、小さなネズミよ!ガオー!」
ネズミ
「ああ!ライオンさん。」
ライオン
「私は具合が悪いんだ。
この病気のライオンを訪ねるよう、
みんなに言ってくれないか。わかったか?」
ネズミ
「か、かしこまりました。」
鹿
「なに?ライオンが病気?」
サル
「彼は確かにそうです。そして彼は私たちが
彼の見舞いに行かなければならないと言いました。」
鹿
「ライオンが怒る前に行こう。」
動物たちは年とったライオンの
お見舞いに行くしかありませんでした。
鹿
「こんにちは、ライオンさん。気分はどうですか?」
ライオン
「ああ、その声は鹿か。入りなさい。
私はとても具合が悪いんだ。」
サル
「こんにちは、ライオンさん。
気分は良くなっていますか?」
ライオン
「ようこそ小ザルよ。入ってくれ。」
動物は一匹ずつ姿を消しました。
キツネ
「これはおかしい。
ライオンの住処を訪れた後、誰も戻ってこなかった。
何が起きたのか突き止めなければ。」
ライオン
「私は素晴らしい!
私は夕食を住処に直接歩かせた!
でも、誰かが遅れているな。
そうそう、キツネがまだ来ていない。」
キツネ
「ライオンさん!」
ライオン
「ついに来た!キツネだ!」
キツネ
「ライオンさん、気分はどうですか?
すみません、遅くなりました。」
ライオン
「皆のおかげでとても気分が良くなった。
中に入ってくれ。さあ、キツネよ!」
キツネ
「ライオンさん、これはおかしいです!
中につながる足跡がありますが、
外に出る足跡がありません。」
ライオン
「ええと、それは…」
キツネ
「入る理由はありません!
今日は食べられたくない!」
賢いキツネのおかげで、
ライオンの住処の近くに
動物は二度と来ませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
キツネは知恵を働かせ、
ライオンの戦略を見破った。
それはもちろん、
キツネの賢さあってのこと。
ただし、
キツネがライオンの戦略に気づけたのは、
その前に多大な犠牲があったから。
そして、その多大な犠牲は
強いライオンの個人的な欲望が生んだもの。
逆らえば殺される、従えば食べられる。
弱い動物たちにはまさに
The animals had no choice but to visit the old lion.
(選択肢がなかった)
歴史上の権力者と、大多数の国民は、
ずっとこういう関係じゃないだろうか。
古代ギリシャの軍事国家・スパルタが、
戦争で勝つためといって、
7歳で徴兵
12歳で皮膚の強化のため着衣を禁止
兵役義務の免除は60歳
『経済・戦争・宗教から見る教養の世界史』 より
こんな徴兵制度を市民へ強いたように。
他人の災難から学び、
危険を回避することは賢い。
その危険は往々にして、
権力者の横暴から生まれている。
目の前の危険を回避できたら、
”その危険が何を意図して生まれたか”まで
踏み込んで考えてみたい。
2020年11月30日
【おすすめ本】『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版』〜PART5 スカイダイビングと刺激欲求、死の危険は達成感を急増させる〜。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
人は死にたくないと言いながら、
なぜ
飛行機から飛び降り、
高い橋から飛び降り、
切り立った崖を登るのか。
死はどこにでもある。
安全な場所にいて、身体が健康だとしても、
家に飛行機が突っ込んでくるかも知れないし、
1秒後に心臓発作で死ぬかも知れない。
「スリルがほしい、刺激がほしい」
それでも、
ホラー映画や、その種類のゲームを
するだけでは飽き足らない。
実際に、死の危険に身をさらす。
死にたくないのに、
死ぬ可能性を高めるという矛盾。
失敗して死ぬ可能性と天秤にかけてでも、
命がけで刺激を求める理由は何だろう。
2.この本で得た気づき
死にたくないのに
飛行機から飛び降り、
高い橋から飛び降り、
切り立った崖を登る理由。
それは、
死の危険が急増するほど、
それが快い刺激となるから。
※心理学ではこれを「刺激欲求」と呼ぶ。
なぜ
それほど強い死の危険に身をさらすのか。
それは、
身近にある死は、身近であるゆえに
日常に埋もれてしまうから
映画やゲームなど、
安全な場所で味わう死の危険では不十分。
だからこそ、
スカイダイビング
バンジージャンプ
ロッククライミング
そういう活動で、
死を強制的に身近にさせる。
身近な死への恐怖に耐え抜いた達成感が、
また彼らを死への恐怖に誘うんだろう。
3.学びから実戦していきたいこと
最初の疑問に戻るが、
僕らは死が身近にあることを忘れがちだ。
死はいつでもどこでも起こり得る、
それは避けられない。
ただ、
だからいつも死に怯えて生きよう、
ということでもない。
いつでも死に得るからこそ、
今この瞬間を精一杯、楽しみたい。
たとえそれが、
死の危険の快感を求めに行くことでも、
「これで死ぬなら本望だ!」
と思えるくらい、楽しむ意識を持ちたい。
リンク
2020年11月29日
【英語シャドーイング学習】『The Fox and the Grapes』 〜イソップ物語・すっぱいブドウ。負け惜しみを言ったっていい。自問し、手を尽くしたなら〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The Fox and the Grapes』
One hot summer's day, a fox was walking through the woods.
"I am so tired, hungry, and thirsty. I can't take another step."
"Is there anything to eat?"
The fox found a bunch of grapes from a vine.
"Bounce! Bounce! One more time. Bounce! Bounce!"
The fox jumped with all her might but couldn't reach the grapes.
"Why are they hanging so high?"
"There might be some grapes a tittle lower over there."
"Oh, ouch. That hurts."
"Why am I wearing myself out"
"Those grapes are not worth it! I'm sure they are sour."
"I'm rather be hungry than eating bunch of sour grapes!"
The fox walked away and never looked back.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『すっぱいブドウ(キツネとブドウの木)』
ある暑い夏の日、
キツネが森の中を歩いていました。
「疲れた、お腹がすいて喉が渇いた。
もう歩けません。何か食べものはありますか?」
キツネはブドウの木に実った
ブドウの房を見つけました。
「ジャンプ!もう一度。ジャンプ!ジャンプ!」
キツネは全力でジャンプしましたが、
ブドウには届きませんでした。
「なぜブドウはあんなに高くぶら下がっているの?」
「あそこに少し低いブドウがあるかも知れない。」
「ああ、痛い。」
「なぜ私は疲れ果てているんだろう。」
「あのブドウはそれだけの価値はありません!
私はあのブドウが酸っぱいと確信しています。
酸っぱいぶどうをたくさん食べるくらいなら、
空腹なままの方がましです!」
キツネは立ち去り、決して振り返りませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
欲しいのに手に入らなかった時、
「あんなものに価値はない」と言う。
これを「負け惜しみ(sour grapes)」という。
負け惜しみは、自分の心を守る行為だ。
手に入らないものに
いつまでも執着していると、心が苦しくなる。
だからこれ以上、心が疲弊しないよう、
解釈を切り替える。
「正当化」
「負け惜しみ」
「できなかった言い訳」
そんなのは、
周りが勝手に下した判決に過ぎない。
負け惜しみに聞こえないよう、
言い方に気をつければいいだけのこと。
その上で、手を尽くしたなら、
負け惜しみを言ったっていいじゃないか。
どうすればブドウに手が届くのか
どうしてブドウを手に入れたいのか
そもそも自分は本当にブドウを手に入れたいのか
自分の中を探り、
本当の気持ちに手が届いたのなら。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The Fox and the Grapes』
One hot summer's day, a fox was walking through the woods.
"I am so tired, hungry, and thirsty. I can't take another step."
"Is there anything to eat?"
The fox found a bunch of grapes from a vine.
"Bounce! Bounce! One more time. Bounce! Bounce!"
The fox jumped with all her might but couldn't reach the grapes.
"Why are they hanging so high?"
"There might be some grapes a tittle lower over there."
"Oh, ouch. That hurts."
"Why am I wearing myself out"
"Those grapes are not worth it! I'm sure they are sour."
"I'm rather be hungry than eating bunch of sour grapes!"
The fox walked away and never looked back.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳
『すっぱいブドウ(キツネとブドウの木)』
ある暑い夏の日、
キツネが森の中を歩いていました。
「疲れた、お腹がすいて喉が渇いた。
もう歩けません。何か食べものはありますか?」
キツネはブドウの木に実った
ブドウの房を見つけました。
「ジャンプ!もう一度。ジャンプ!ジャンプ!」
キツネは全力でジャンプしましたが、
ブドウには届きませんでした。
「なぜブドウはあんなに高くぶら下がっているの?」
「あそこに少し低いブドウがあるかも知れない。」
「ああ、痛い。」
「なぜ私は疲れ果てているんだろう。」
「あのブドウはそれだけの価値はありません!
私はあのブドウが酸っぱいと確信しています。
酸っぱいぶどうをたくさん食べるくらいなら、
空腹なままの方がましです!」
キツネは立ち去り、決して振り返りませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
欲しいのに手に入らなかった時、
「あんなものに価値はない」と言う。
これを「負け惜しみ(sour grapes)」という。
負け惜しみは、自分の心を守る行為だ。
手に入らないものに
いつまでも執着していると、心が苦しくなる。
だからこれ以上、心が疲弊しないよう、
解釈を切り替える。
「正当化」
「負け惜しみ」
「できなかった言い訳」
そんなのは、
周りが勝手に下した判決に過ぎない。
負け惜しみに聞こえないよう、
言い方に気をつければいいだけのこと。
その上で、手を尽くしたなら、
負け惜しみを言ったっていいじゃないか。
どうすればブドウに手が届くのか
どうしてブドウを手に入れたいのか
そもそも自分は本当にブドウを手に入れたいのか
自分の中を探り、
本当の気持ちに手が届いたのなら。