2020年12月01日
【英語シャドーイング学習】『The Old Lion and the Fox』 〜イソップ物語・年とったライオンとキツネ。他人の災難から危険を察知する、危険は権力者の横暴から生まれる〜。
僕は毎朝、以下の手順で英語を学んでいます。
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
『The Old Lion and the Fox』
Once upon a time, there was an old lion lying down under the blazing sun.
Lion
"I'm so hungry, but I'm too old and slow to hunt. I am starving."
"Good! That will do!"
Lion
"Hello, little rat! Roar!"
Rat
"Oh, my! Mr. Lion."
Lion
"I'm not feeling well."
"Go tell everyone to pay a visit to this sick lion."
"Have I made myself clear?"
Rat
"Yes, sir."
Deer
"What? Mr. Lion is sick?"
Monkey
"He sure is. And he said we must pay him a visit."
Deer
"Let's go before he gets angry."
The animals had no choice but to visit the old lion.
Deer
"Hello, Mr. Lion. How are you feeling?"
Lion
"Oh, it's you, the deer. Please come in. I'm feeling so sick."
Monkey
"Hello, Mr. Lion. Are you feeling better?"
Lion
"Welcome little monkey. Please come in."
The animals disappeared one by one.
Fox
"That's strange. No one came back from visiting Mr. Lion's den."
"I have to find out what happened."
Lion
"I am brilliant! I made my dinner walk right into my den!"
"Although, someone is late. Oh yes, the fox hasn't come yet."
Fox
"Mr. Lion!"
Lion
"At last! It's the fox!"
Fox
"Mr. Lion, how are you feeling? Sorry I took so long."
Lion
"I feel a lot better thanks to all the animals. Please come inside."
"Come on in, fox!"
Fox
"Mr. Lion, this is strange!"
"There are footprints leading inside, but none going outside."
Lion
"Um, that is..."
Fox
"No way I'm going in! I don't want to be eaten today!"
Thanks to the wise fox, no animal came near the lion's den ever again.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
『年とったライオンとキツネ』
昔々、炎天下に横たわる
年とったライオンがいました。
ライオン
「私はとてもお腹が空いたけど、
年を取りすぎて狩りができない。飢えそうだ。」
「そうだ!それがいい!」
ライオン
「やぁ、小さなネズミよ!ガオー!」
ネズミ
「ああ!ライオンさん。」
ライオン
「私は具合が悪いんだ。
この病気のライオンを訪ねるよう、
みんなに言ってくれないか。わかったか?」
ネズミ
「か、かしこまりました。」
鹿
「なに?ライオンが病気?」
サル
「彼は確かにそうです。そして彼は私たちが
彼の見舞いに行かなければならないと言いました。」
鹿
「ライオンが怒る前に行こう。」
動物たちは年とったライオンの
お見舞いに行くしかありませんでした。
鹿
「こんにちは、ライオンさん。気分はどうですか?」
ライオン
「ああ、その声は鹿か。入りなさい。
私はとても具合が悪いんだ。」
サル
「こんにちは、ライオンさん。
気分は良くなっていますか?」
ライオン
「ようこそ小ザルよ。入ってくれ。」
動物は一匹ずつ姿を消しました。
キツネ
「これはおかしい。
ライオンの住処を訪れた後、誰も戻ってこなかった。
何が起きたのか突き止めなければ。」
ライオン
「私は素晴らしい!
私は夕食を住処に直接歩かせた!
でも、誰かが遅れているな。
そうそう、キツネがまだ来ていない。」
キツネ
「ライオンさん!」
ライオン
「ついに来た!キツネだ!」
キツネ
「ライオンさん、気分はどうですか?
すみません、遅くなりました。」
ライオン
「皆のおかげでとても気分が良くなった。
中に入ってくれ。さあ、キツネよ!」
キツネ
「ライオンさん、これはおかしいです!
中につながる足跡がありますが、
外に出る足跡がありません。」
ライオン
「ええと、それは…」
キツネ
「入る理由はありません!
今日は食べられたくない!」
賢いキツネのおかげで、
ライオンの住処の近くに
動物は二度と来ませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
キツネは知恵を働かせ、
ライオンの戦略を見破った。
それはもちろん、
キツネの賢さあってのこと。
ただし、
キツネがライオンの戦略に気づけたのは、
その前に多大な犠牲があったから。
そして、その多大な犠牲は
強いライオンの個人的な欲望が生んだもの。
逆らえば殺される、従えば食べられる。
弱い動物たちにはまさに
The animals had no choice but to visit the old lion.
(選択肢がなかった)
歴史上の権力者と、大多数の国民は、
ずっとこういう関係じゃないだろうか。
古代ギリシャの軍事国家・スパルタが、
戦争で勝つためといって、
こんな徴兵制度を市民へ強いたように。
他人の災難から学び、
危険を回避することは賢い。
その危険は往々にして、
権力者の横暴から生まれている。
目の前の危険を回避できたら、
”その危険が何を意図して生まれたか”まで
踏み込んで考えてみたい。
- 英語動画を英語字幕で視聴
- シャドーイング
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
流暢までの道のりを歩き出したばかりです。
ブログでは以下を綴ります。
ー英語学習・目次ー
- 本日の参考動画
- 英語に文字起こし
- 日本語に翻訳
- 所感
1.本日の参考動画
2.英語に文字起こし
『The Old Lion and the Fox』
Once upon a time, there was an old lion lying down under the blazing sun.
Lion
"I'm so hungry, but I'm too old and slow to hunt. I am starving."
"Good! That will do!"
Lion
"Hello, little rat! Roar!"
Rat
"Oh, my! Mr. Lion."
Lion
"I'm not feeling well."
"Go tell everyone to pay a visit to this sick lion."
"Have I made myself clear?"
Rat
"Yes, sir."
Deer
"What? Mr. Lion is sick?"
Monkey
"He sure is. And he said we must pay him a visit."
Deer
"Let's go before he gets angry."
The animals had no choice but to visit the old lion.
Deer
"Hello, Mr. Lion. How are you feeling?"
Lion
"Oh, it's you, the deer. Please come in. I'm feeling so sick."
Monkey
"Hello, Mr. Lion. Are you feeling better?"
Lion
"Welcome little monkey. Please come in."
The animals disappeared one by one.
Fox
"That's strange. No one came back from visiting Mr. Lion's den."
"I have to find out what happened."
Lion
"I am brilliant! I made my dinner walk right into my den!"
"Although, someone is late. Oh yes, the fox hasn't come yet."
Fox
"Mr. Lion!"
Lion
"At last! It's the fox!"
Fox
"Mr. Lion, how are you feeling? Sorry I took so long."
Lion
"I feel a lot better thanks to all the animals. Please come inside."
"Come on in, fox!"
Fox
"Mr. Lion, this is strange!"
"There are footprints leading inside, but none going outside."
Lion
"Um, that is..."
Fox
"No way I'm going in! I don't want to be eaten today!"
Thanks to the wise fox, no animal came near the lion's den ever again.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3.日本語に翻訳
『年とったライオンとキツネ』
昔々、炎天下に横たわる
年とったライオンがいました。
ライオン
「私はとてもお腹が空いたけど、
年を取りすぎて狩りができない。飢えそうだ。」
「そうだ!それがいい!」
ライオン
「やぁ、小さなネズミよ!ガオー!」
ネズミ
「ああ!ライオンさん。」
ライオン
「私は具合が悪いんだ。
この病気のライオンを訪ねるよう、
みんなに言ってくれないか。わかったか?」
ネズミ
「か、かしこまりました。」
鹿
「なに?ライオンが病気?」
サル
「彼は確かにそうです。そして彼は私たちが
彼の見舞いに行かなければならないと言いました。」
鹿
「ライオンが怒る前に行こう。」
動物たちは年とったライオンの
お見舞いに行くしかありませんでした。
鹿
「こんにちは、ライオンさん。気分はどうですか?」
ライオン
「ああ、その声は鹿か。入りなさい。
私はとても具合が悪いんだ。」
サル
「こんにちは、ライオンさん。
気分は良くなっていますか?」
ライオン
「ようこそ小ザルよ。入ってくれ。」
動物は一匹ずつ姿を消しました。
キツネ
「これはおかしい。
ライオンの住処を訪れた後、誰も戻ってこなかった。
何が起きたのか突き止めなければ。」
ライオン
「私は素晴らしい!
私は夕食を住処に直接歩かせた!
でも、誰かが遅れているな。
そうそう、キツネがまだ来ていない。」
キツネ
「ライオンさん!」
ライオン
「ついに来た!キツネだ!」
キツネ
「ライオンさん、気分はどうですか?
すみません、遅くなりました。」
ライオン
「皆のおかげでとても気分が良くなった。
中に入ってくれ。さあ、キツネよ!」
キツネ
「ライオンさん、これはおかしいです!
中につながる足跡がありますが、
外に出る足跡がありません。」
ライオン
「ええと、それは…」
キツネ
「入る理由はありません!
今日は食べられたくない!」
賢いキツネのおかげで、
ライオンの住処の近くに
動物は二度と来ませんでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
4.所感
キツネは知恵を働かせ、
ライオンの戦略を見破った。
それはもちろん、
キツネの賢さあってのこと。
ただし、
キツネがライオンの戦略に気づけたのは、
その前に多大な犠牲があったから。
そして、その多大な犠牲は
強いライオンの個人的な欲望が生んだもの。
逆らえば殺される、従えば食べられる。
弱い動物たちにはまさに
The animals had no choice but to visit the old lion.
(選択肢がなかった)
歴史上の権力者と、大多数の国民は、
ずっとこういう関係じゃないだろうか。
古代ギリシャの軍事国家・スパルタが、
戦争で勝つためといって、
7歳で徴兵
12歳で皮膚の強化のため着衣を禁止
兵役義務の免除は60歳
『経済・戦争・宗教から見る教養の世界史』 より
こんな徴兵制度を市民へ強いたように。
他人の災難から学び、
危険を回避することは賢い。
その危険は往々にして、
権力者の横暴から生まれている。
目の前の危険を回避できたら、
”その危険が何を意図して生まれたか”まで
踏み込んで考えてみたい。
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