2020年11月30日
【おすすめ本】『「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版』〜PART5 スカイダイビングと刺激欲求、死の危険は達成感を急増させる〜。
ー目次ー
- この本を読む前の自分
- この本で得た気づき
- 学びから実戦していきたいこと
1.この本を読む前の自分
人は死にたくないと言いながら、
なぜ
飛行機から飛び降り、
高い橋から飛び降り、
切り立った崖を登るのか。
死はどこにでもある。
安全な場所にいて、身体が健康だとしても、
家に飛行機が突っ込んでくるかも知れないし、
1秒後に心臓発作で死ぬかも知れない。
「スリルがほしい、刺激がほしい」
それでも、
ホラー映画や、その種類のゲームを
するだけでは飽き足らない。
実際に、死の危険に身をさらす。
死にたくないのに、
死ぬ可能性を高めるという矛盾。
失敗して死ぬ可能性と天秤にかけてでも、
命がけで刺激を求める理由は何だろう。
2.この本で得た気づき
死にたくないのに
飛行機から飛び降り、
高い橋から飛び降り、
切り立った崖を登る理由。
それは、
死の危険が急増するほど、
それが快い刺激となるから。
※心理学ではこれを「刺激欲求」と呼ぶ。
なぜ
それほど強い死の危険に身をさらすのか。
それは、
身近にある死は、身近であるゆえに
日常に埋もれてしまうから
映画やゲームなど、
安全な場所で味わう死の危険では不十分。
だからこそ、
スカイダイビング
バンジージャンプ
ロッククライミング
そういう活動で、
死を強制的に身近にさせる。
身近な死への恐怖に耐え抜いた達成感が、
また彼らを死への恐怖に誘うんだろう。
3.学びから実戦していきたいこと
最初の疑問に戻るが、
僕らは死が身近にあることを忘れがちだ。
死はいつでもどこでも起こり得る、
それは避けられない。
ただ、
だからいつも死に怯えて生きよう、
ということでもない。
いつでも死に得るからこそ、
今この瞬間を精一杯、楽しみたい。
たとえそれが、
死の危険の快感を求めに行くことでも、
「これで死ぬなら本望だ!」
と思えるくらい、楽しむ意識を持ちたい。
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