2021年07月01日
【おすすめ本】『「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(ワケ)』PART3 ”不幸競走に参加しない”〜。
あなたが勇気を出して、
家族や友人にこう打ち明けたとする。
「会社に行きたくない」
「仕事がつらい」
「やめたい」
もしもそのとき、こんな言葉が返ってきたら。
世の中には
もっとつらい人がいるんだから我慢しなさい
俺がおまえくらいの年齢だった頃は
倍は働いていたぞ
まだマシじゃん私の方が大変だよ
今日も会社でこんなことが…
第3章”がんばらない勇気” より
ここで
「そうだよな
もっとつらい状況の人で
がんばってる人もいるんだよな」
「私のがんばりが足りないだけなんだ
甘えてるんだ、もっと我慢しないと」
などと思ってしまっては、
不幸競走に巻き込まれてしまう。
すると、ますます
「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができなくなる。
不幸自慢をしてくる人、
不幸競走に誘い込んでくる人は、
つらいあなたを助けたいんじゃない。
「こんなに不幸な自分を認めてほしい」のだ。
あなたより私の方がこんなにつらい思いをしている
あなたより私の方がこんなにがんばっている
こんなにがんばっている私に優しくしてほしい
こんな不幸な私を特別扱いしてほしい
とても残念だけど、
その人は「相談したあなたの勇気」に
目を向けてなんかいない。
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だから、
こういうときは口に出さなくていいので
こう思いましょう
「あっそカンケーねーよ」
第3章”がんばらない勇気” より
あなたが信頼している人
助けてくれる人
そういう大切な人が
あなたを理解してくれないのはとても悲しい。
「私の方が不幸」とアピールしてくる人は、
実際にすごくがんばっているのかも知れない。
けど、つらいのは自分。
会社を辞められなくて追い詰められるのも自分。
そして、自分の身を守れるのも自分。
不幸競走に参加してしまうと、
あなたのまわりは不幸自慢する人ばかりになる。
あなたが今よりもっとつらくなっても、
まわりが言うことは「私の方が不幸」だけ。
だから、あなたは不幸競走に参加しなくていい。
不幸自慢したい人に任せて、あなたは幸せになればいい。
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もしもタイムマシンがあったら。
不幸競走から降りられずに鬱病になった
当時の自分に、こう言いに行きたい。
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