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2016年03月25日
ニュージーランドへ(2016年3月-4月)
自遊人Jackは、ニュージーランドのトレッキングに出かけてきます。3/25出発で、3週間ほどの滞在予定です。現地の状況にもよりますが、その間は、ブログのアップができない可能性大ですね。トレッキングの場所は日帰りを除くと、@ルートバーントラック Aケプラートラック Bアオラキ(Mt.Cook) の3箇所の予定です。ベースの宿泊地は、クイーンズタウンの知人宅(NZ勤務)になりますが、この方も去年(2015年)甲斐駒ケ岳(黒戸尾根)→アサヨ峰(早川尾根)→鳳凰三山→夜叉神峠の縦走時に出会い親しくなった方です。たいへんありがたいことです。
これは、上記の3ルートをネット地図よりプリントアウトし張り合わせた自作地図です。ルートは良く整備されているそうですが、やはり地図がないと安心できません。気をつけなければならないのは、偏角(磁北と真の北のズレ角)が、日本だと西に7度ほどですが、NZでは、東に22度もあります。これを知らないとトンチンカンなことになってしまいますね。気をつけます。
ではでは。
これは、上記の3ルートをネット地図よりプリントアウトし張り合わせた自作地図です。ルートは良く整備されているそうですが、やはり地図がないと安心できません。気をつけなければならないのは、偏角(磁北と真の北のズレ角)が、日本だと西に7度ほどですが、NZでは、東に22度もあります。これを知らないとトンチンカンなことになってしまいますね。気をつけます。
ではでは。
2016年03月24日
水彩画第1号完成 (2016年3月)
さっそく水彩画作成に取り組みました。自宅での作業になりますので、昔撮った朝日連峰縦走時の写真をもとに描いてみました。水彩画と言っても中学生のころより久しく描いたことがないので時間は2時間半くらいかかりました。1枚目は、始めて30分くらいで全然ダメだったので、すぐに2枚目に取り掛かり、できたのでが下の絵になります。
まあ、こんなもんかな〜?1作目は・・・ 小屋は、竜門小屋ですけれど、本来はグレーの屋根ですが、個人の好みで赤に変更しました。さっそくブログのヘッダーにも貼り付けてみました。
2作目以降は、どうなることか? 楽しみです。
まあ、こんなもんかな〜?1作目は・・・ 小屋は、竜門小屋ですけれど、本来はグレーの屋根ですが、個人の好みで赤に変更しました。さっそくブログのヘッダーにも貼り付けてみました。
2作目以降は、どうなることか? 楽しみです。
水彩画に挑戦(2016年3月)
ついにプチ冒険の一環で、水彩画の道具をゲットいたしました。もともとは2015年7月の空木岳登山時に、たまたま頂上直下の駒峰ヒュッテで出会った方の影響を強く受けていたからです。氏は、山行のちょっとした合間にザックに忍ばせてあるスケッチブックを取り出し水彩画を描いているのです。ただ山に登るのと、山行のちょっとした合間にでも絵を描くスタイルの違いに愕然といたしました。そんな経緯があり水彩画をやってみようと思ったのです。うまく行くかどうかはわかりませんが、やってみます。
写真左は、駒峰ヒュッテでの一コマです。大雨になり小屋泊を余儀なくされましたが、スケッチブックをネタにすごく盛り上がりました。写真右は、本日仕入れた「水彩画セット」です。絵の具にスケッチブック、パレット、筆に鉛筆です。真っ白な紙に、自由に絵を描いていくので夢は無限大に広がりますね!
山旅と水彩画がうまくコラボして進めていけることを自分で自分に願っちゃいますね(笑)。
山旅と水彩画がうまくコラボして進めていけることを自分で自分に願っちゃいますね(笑)。
2016年03月23日
野菜畑:小松菜の防虫ネット
2016年03月22日
大型ザック:macpac Cascade 65
最近は、あまり見かけなくなりましたが、macpacのお話です。モデルは、Cascade 65という縦走を前提にした大型ザックでニュージーランド生まれのブランドです。特徴は、一言で言うと「質実剛健」です。AZTECという生地を使っていて最近のナイロン系の生地に慣れている人が見ると、昔の布のテントのような素材に見えます。それもそのはずで、AZTECは、荒っぽく言うと、コットン+ポリエステルにワックスを混ぜて防水性能を確保している材料なのです。だから水に濡れると素材にしみ込むのですが、コットンが膨張して生地の隙間を埋め、ワックスとのペアで水の侵入を防ぐという理屈のようです。実際にレインカバーなしで使って見ると、防水性能に問題はありません。しかし、生地が保湿するので重量が重くなるのが気になりました。ですから、防水性能にこだわるよりむしろ岩とか鋭利なものにぶつけても破損の心配のいらない抜群の耐久性とか信頼性に焦点を当てた方が正解であると思います。荒っぽく使ってもトラブルの発生がありません。一方で、大型ザックの生命線である「背負い心地」についても非常に優秀です。背負子のようなフレーム構造を持ち、重量をフレームが支える構造をとっています。ザック重量は、実測3.0kg(size3)あり最近のザックと比べると優に500g以上(軽量モデルと比べると1.0kg程度)重いのですが、背面長を始め、しっかりしたアジャストを施すと、不思議とその重さを感じさせないザックです。以下細部の説明になりますが、フレーム構造を理解しやすいようにイラストを追加しました。
二気室構造です。AZTECは、ゴワゴワ感がある反面、外部からの衝撃に対し絶対的な信頼性があります。パッキング時に荷物をぐいぐい押し込んでも気になりません。
Liberator Harnessという独自の調整機能を使っています(写真左)。背面長を調整できます。またフレームはアルミパイプが外周を取り囲み、アルミプレート2本で荷重を支える構造をとっています。Liberator Harnessのバンドはアルミプレートの下端で折り返し、ショルダーバンドへと繋がっています。
イラストで見ると分かり易いです。AがUの字のアルミパイプで外周を周り、サイドで固定されます。Bが2本のアルミプレートで上端でパイプと連結し、下端まで伸びて荷重を支えます。Cは背面長調整用のハーネス(Liberator Harness)で途中で二股に分かれ、アルミプレートを介してショルダーバンドにつながります。Dの部分は、内部に樹脂が貼られていて背中への当たりを均等化しています。Eのヒップベルトもアルミプレートに荷重が伝わるように配置されています。
アルミパイプとプレートの連結部(写真左)。U字アルミパイプのサイドでの終点部です。
自遊人Jackがmacpac Cascade 65を使う時は、テントを軽量なモデルに差し替えて、その分、酒と食材にこだわるときが多いですね。食器などもグイグイ押し込んでも気にせず歩けます。非常に存在感があり味わいのあるザックだと思いますね。一味違う山歩きが楽しめます。
イラストで見ると分かり易いです。AがUの字のアルミパイプで外周を周り、サイドで固定されます。Bが2本のアルミプレートで上端でパイプと連結し、下端まで伸びて荷重を支えます。Cは背面長調整用のハーネス(Liberator Harness)で途中で二股に分かれ、アルミプレートを介してショルダーバンドにつながります。Dの部分は、内部に樹脂が貼られていて背中への当たりを均等化しています。Eのヒップベルトもアルミプレートに荷重が伝わるように配置されています。
自遊人Jackがmacpac Cascade 65を使う時は、テントを軽量なモデルに差し替えて、その分、酒と食材にこだわるときが多いですね。食器などもグイグイ押し込んでも気にせず歩けます。非常に存在感があり味わいのあるザックだと思いますね。一味違う山歩きが楽しめます。
神社参拝の正式作法(戸隠神社)
恥ずかしながら自遊人Jackは、神社参拝の正式な作法について長い間自信が持てませんでした。要するに何回お辞儀して何回拍手するのがいいの?って疑問を持ち続けていたのです。いっつも適当にやっていたのが正直なところです。ところが去年(2015年)の11月の中頃、ふと立ち寄った戸隠神社にてその確信を得ました。これ以上簡単な説明はありませんね。
「二拝→二拍手→一拝」と書いてあります(写真をクリックすると拡大されるので、ご確認を)。由緒正しい戸隠神社の作法なので、これで「鬼に金棒」ですね! 自信を持って参拝できるようになります。
ちなみに神社はこのような威厳のある作りになっていて、さらに近寄るとこんな感じです。戸隠神社は、全部で五社あって、その中心に位置しているのがこの「戸隠神社中社(ちゅうしゃ)」になります。あとの4社は、奥社(おくしゃ)、宝光社(ほうこうしゃ)、九頭龍社(くずりゅうしゃ)、火之御子社(ひのみこしゃ)で「戸隠古道」として散歩できるようになっていました。今日は、たいへん勉強になりました。
熟練した職人が丹精こめて打ち上げる「雪村そば」
「二拝→二拍手→一拝」と書いてあります(写真をクリックすると拡大されるので、ご確認を)。由緒正しい戸隠神社の作法なので、これで「鬼に金棒」ですね! 自信を持って参拝できるようになります。
熟練した職人が丹精こめて打ち上げる「雪村そば」
2016年03月21日
山座同定の悩み
頂上に到達して眺める山々の姿は、至福の瞬間です。そして少しすると、「あの山なんていう山なの?」という素朴な疑問が出てきます。富士山のように特徴のある単独峰なら簡単ですが、尾根が連続して連なる山々や、見る角度によって著しく山容を変える山々は、山座同定(なんらかの手段を使って、その山を特定すること)することが困難になってきます。せっかく見事な景観を前に、どれがどの山かわからないって言うのは、ナンか気分がすぐれないですよね。そこで一番原始的な方法で山座同定をやってみました。方法は、山頂や登山道の分岐など地図上で正確に場所が特定できる地点で山々の写真を撮ります。帰宅後、写真をプリントし山と高原地図とスケール、必要により分度器などを使って山座を同定するやり方です。
必要な道具は、このくらいです(写真左)。地図上で写真を撮影した地点を中心にスケールを回転させて、見えるであろう山々の頂上を仮置きしていきます。注意するのは、前にある山や、後ろにある山を考慮に入れることです。写真右は、高妻山山頂から北アルプスを撮った写真です。後ろに隠れている「劔」や「立山」が認識できれば、後立山連峰の山々を同定できそうです。写真上で山と山の間隔を計って、同じ比率で地図上でも距離関係が成立していれば間違いありませんね。
同じ高妻山からの写真でも(写真左)、撮る方角を変えると特徴のない山々の連なりが撮れますが、これらを同定するのは少しやっかいです。同定するためには、地図上の等高線から山の断面図を想像しなくてはなりません。ピーク前後の傾斜や尾根の傾斜を考慮して同定していきます。想像力を最大限に活用する作業となります。写真右は、苗場山から見た谷川岳の景観ですが、一般的に理解している谷川岳の耳二つの景観とは明らかに違う山に見えてきます。これも前後の山を含め、等高線から形状を想像し同定していけば良いと思います。
サンプルの最後は、三峰神社駐車場より眺める雲取山と一連の山々です。これらの山々は、駐車上の眼前にそびえているので、遠近感のマジックにより高さ関連の不一致が出てきて紛らわしくなります。自遊人Jackもなんども雲取山までの縦走をしていますが、次々とピークを越えていく登山道のイメージと、駐車場からみた景観がピタリと一致しないのです。ここから見る雲取山は、特徴のない貧弱な山に見えますが、実際に歩くと歩きがいのあるでかい山に感じます。
こんなやり方で山座同定を楽しんでおりますが、本当に当たっているかどうかは???です。カシミールなどのソフトを使えば正確に割り出せますが、不思議なことにカシミールで調べた山は、何故か山の名前が記憶に残らないような気がするのです。当面、原始的な方法で同定を楽しみ、等高線から山を想像したり、街や建物などとの位置関係も理解しながらやっていきたいと思います。
サンプルの最後は、三峰神社駐車場より眺める雲取山と一連の山々です。これらの山々は、駐車上の眼前にそびえているので、遠近感のマジックにより高さ関連の不一致が出てきて紛らわしくなります。自遊人Jackもなんども雲取山までの縦走をしていますが、次々とピークを越えていく登山道のイメージと、駐車場からみた景観がピタリと一致しないのです。ここから見る雲取山は、特徴のない貧弱な山に見えますが、実際に歩くと歩きがいのあるでかい山に感じます。
こんなやり方で山座同定を楽しんでおりますが、本当に当たっているかどうかは???です。カシミールなどのソフトを使えば正確に割り出せますが、不思議なことにカシミールで調べた山は、何故か山の名前が記憶に残らないような気がするのです。当面、原始的な方法で同定を楽しみ、等高線から山を想像したり、街や建物などとの位置関係も理解しながらやっていきたいと思います。
2016年03月20日
野菜畑:春近し(2016年3月)
だいぶ日差しも暖かくなりましたね。プチ冒険の一環で始めた野菜畑(以前の投稿あり)ですが、スナップエンドウの苗、小松菜の種、じゃがいもの種芋を植え付けてから20日ほどたちました。発育状況をチェックしました。
スナップエンドウはすべての苗が順調に発育しています。植えた苗は、「ツルあり」の品種なのでよく見ると小さなツルが伸びてきています(写真右)。もうすぐ網につかまり始めますね。葉っぱの緑が日差しにあたって非常に綺麗です。先日近所の畑を観察したら、エンドウのツルを誘導するように、地面に小枝を立てている方がいましたが、いい考えですね。マネしてやってみようかな?
小松菜(写真左)も順調に生育していますが、生育の速度は少し遅いようです。あと、じゃがいも(写真右)は、一向に発芽の気配はありません。まだじっと地面の下で発芽のタイミングを考えているのでしょうね。春がそこまで来ている気がします。
2016年03月19日
がきんちょ登山隊
自遊人Jackは、自身の体調管理のため筑波山トレーニングをやっています。筑波山と言えば、百名山の中で、もっとも標高が低い山(877m)ですが、季節、天候を問わず登山道は安定していて周回のタイムなどを参考に自身の体調を客観的につかめるからです。今回、筑波山神社から白雲橋コースを登り、女体山、御幸ケ原を通りケーブルカー脇を神社まで戻るルートを4周(ラップ)するトレーニングをしました。しかしながら、今回の投稿のメインのお話は、そのトレーニングではなく、そのときに遭遇した「がきんちょ登山隊」のお話です。地元の保育園児の一行だと思いますが感動しました。以下に様子をお伝えいたします(2015年、12月のお話です)。
朝6時半に筑波山神社の駐車場を出発です。1周目がスタートです。登山道の温度計は5度を指しており運動日和です。
そして順調に周回を重ね、2周目の御幸ケ原で行動食ゲット(写真左)。3周目スタートの白雲橋コースの入り口の鳥居(写真右)です。ここまで1周2時間15分のペースで順調です。
3周目の弁慶茶屋先の岩場の登りで奇妙な集団に遭遇です。おおっ!大量の子供達が編隊をなして登っているではありませんか!引率の先生方が何人かいるのですが、驚いたのは、子供たちの年齢です。どうみても小学校には上がっておらず、思わず引率の先生に聞いてみました。そしたら「3歳児と4歳児です。」って涼しい顔で言ってました。。。背丈以上もありそうな岩場を、各自のリュックを背負いながら、黙々と上を目指しています。集団のトップを歩いている年長の子供は、目が爛々と輝きクライマーのオーラを発していました。いやーすごい!日本の将来は明るい!って素直に思いました。
集団の一番最後は、3歳になったばかりの子供ですかね?びぇーびぇー泣きながらも岩を登っていきます。引率の先生は、後ろからリュックを支えてあげたりしますが、手を引くことはしていません。一生懸命声をかけて応援していました。いやいや、すごい教育現場に遭遇いたしました。
当方の、4周トレーニングも無事に終わりましたが(全部でちょうど9時間の歩行)、なんと言っても「がきんちょ登山隊」に遭遇したことが最大の収穫となりました。
以下は、番外編のネタになります。筑波山神社結婚式(写真左:3周目に遭遇)。4周目終了後、土産物屋で「シイタケ」をゲット。
筑波山も面白いですね。以上お疲れ様でした。
集団の一番最後は、3歳になったばかりの子供ですかね?びぇーびぇー泣きながらも岩を登っていきます。引率の先生は、後ろからリュックを支えてあげたりしますが、手を引くことはしていません。一生懸命声をかけて応援していました。いやいや、すごい教育現場に遭遇いたしました。
当方の、4周トレーニングも無事に終わりましたが(全部でちょうど9時間の歩行)、なんと言っても「がきんちょ登山隊」に遭遇したことが最大の収穫となりました。
以下は、番外編のネタになります。筑波山神社結婚式(写真左:3周目に遭遇)。4周目終了後、土産物屋で「シイタケ」をゲット。