最近の小学校三年生の算数問題がなかなか理解不能だということで話題となっております。問題となっているのものはこちらの計算式で、たとえば21÷7という問題に対し、何段の九九を使えば求まるかということだ。したがって、3×7もしくは7×3という答えを求める九九ということで回答者の子供は3の段と答えたようだが(3×7)答えは不正解のようだ。
21÷7に対し何段の九九を使って求めればよいかということだ。どうやらこの算数の答え「3」についてはあまり重要な問題ではなく、21÷7をどのように求めるのかということがポイントのようだ。したがって出題者の意図として以下のような式を想定している。
21÷7 を求めるには 7×3 =21 を前提として考える
つまり7の段でもとまりますよということのようだ。もちろん言い換えれば3の段ということでもよいのだが、順序としては7ということになるのであろうか。
―出題がおかしいのではないかという声
さてこの問題に関して投稿者や、閲覧者は「問題の意図がわからない」とコメントしている。投稿者によると『わる数』と『わられる数』、かけ算は『かける数』と『かけられる数』を区別して考えないといけないということで、その理論を踏まえると7ということになるようだ。
ちなみにこの問題に関して注釈には「知識・理解」と記載されている為、根本的な算数の答えを求めるというより論理的な文章の読み方や文法といった問題になってくるのかもしれない。
―先生は理由を教えなかった
この投稿者によると先生は答えは教えてくれなかったとの事。親御としてももう少し明確な理由を知りたくなってきたのではなかろうか。
写真:@vecchio_ciao様
―ネットの反応
・ これ質問の意図がよく分からないですね
・ とにかく九九は覚える、ってものだから81個の中からぱっと思い出せれば正解だろうに
・ この問題が理解できない大人が出来上がってるのはたしかだな。
・ なんで×なのかわかりません。
・ 7で割るから7の段から21になる数を求めるんだから間違ってて当たり前な気がする
・ わり算は『わる数』と『わられる数』、かけ算は『かける数』と『かけられる数』を区別して考えないとダメなんだそうです。
・ 形式にこだわってるというか、言葉の定義にこだわってるのかねぇ?
・ 子供のとこがこんなじゃないといいけど
・ 「設問者の意図を酌める思慮深い小学三年生になりなさい」という道徳的な知識と理解を求めてるのかな
・ 伏線読めない子は正解することすら出来ない・・とかw
・ まぁ、どちらかというと国語の問題ですね
・ 3の段の九九を使って求められることを知っているのなら、そもそも求める必要が無い。
だから3という答えは間違っている。
・ 「目的地はどこですか?」ではなく「何に乗れば着きますか?」という問いなので、
この采配は間違っていないと思いますよ
・ 割り算の手順を問う問題ということですね。
・ 21÷7であれば、7の段の中から21になるものを探せばよいので答えは3にしかなりません
・ 何を使って求めますか?と聞いてるから答えはこれであってるやろ