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もし富士山が噴火したらこうなる?山体崩壊した山のビフォーアフター



富士山噴火の前兆ではないかというニュースが最近頻繁に聞かれるようになりましたが海外でも富士山のような「成層火山」はいくつも噴火しております。従って同じようなタイプの火山の例を見ていただければ今後富士山が噴火した場合どのような状態になるのかが予測がつきます。今回は最も威力の高い「山体崩壊」をした場合の例を紹介したい。



こちらが山体崩壊した「セント・ヘレンズ山」だ。山の半分が吹っ飛んでもはや原型をとどめていない。以前はその美しい風貌から「アメリカの富士山」とも呼ばれていたが、噴火後は似ても似つかない姿に。標高は2,550 mと、富士山に比べ1000メートル近く低いのですが、もともと2,950mあり、400メートル近く吹っ飛んだ計算になる。

富士山が大噴火を起こし山体崩壊した場合このような状態になる可能性は0ではないし、約2900年前の噴火でも山体崩壊したという記録はある。また前回1707年の宝永大噴火では大きな火口が露出した。

しかし地震と違い、ある程度噴火の前に『地震』『温度』など前兆現象のようなものは観測できる。そのため大噴火の前には何らかの不審な動きがみられるのではないかと思われる。最近では「東海・東南海・南海連動型地震 」が警戒されているがその後数か月は要注意だ。前回の宝永大噴火の際も噴火の前に宝永地震が発生している。

噴火の周期は特に法則は無いものの、前回から300年経過しているということもあり地質学者等は警戒を強めている。





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