2013年06月30日
7月1日から節電期間スタート!家庭でできる節電「7つのポイント」
7月1日から政府による節電要請期間が始まる。
3年目の今年は政府による数値目標設定はせず、企業や家庭での独自の節電をお願いする方針だ。節電意識が定着してきたことや、火力発電所の増強などで安定供給できる見通しがたったためで、電力需要がピークとなる8月の供給余力は全国で6.2%。ただ、関西は3.0%、九州も3.1%で、両地域は猛暑時に火力発電所のトラブルでも起きれば停電になる可能性がある。関西と九州に住んでいる人はちょっとだけがんばって節電する必要がありそうだ。
環境省は家庭でできる節電「7つのポイント」を挙げている。
@ こまめにスイッチオフ……スイッチオフで電気使用は必要最小限に
A 待機電力を削減……使用していない場合にも電力が消費される待機電力を削減
B エアコンで節電……設定温度・風向きを調節して節電
C 冷蔵庫で節電……扉の開閉時間を短く、詰め込む量も考えて節電
D 照明で節電……明るさや点灯時間を調節して節電
E テレビで節電……主電源OFF・明るさを調節して節電
F ほかにも台所・洗濯機・お風呂、こんなところでも節電……生活スタイルを見直して節電
こまめなスイッチオフはもちろんだが、ついつい忘れがちなのが待機電力。
待機電力が家庭の消費電力量で占める割合は約6%。実はこれ、テレビの消費電力と同じ割合だとか。テレビを見ているのと同じだけの電力量がコンセントを入れているだけで消費されてしまうのだそうだ。こまめにプラグが抜くと設定に影響が出てしまうビデオデッキなどは「表示OFF機能」などを上手に使うことで消費電力を減らせるので、使っている家電に機能がついてないかチェックしてみるといいかも。
エアコンは、外出時にカーテンを閉めておくだけでも留守中の室温上昇を防げるので効果的だ。またフィルターをこまめに掃除するだけで冷房時には約4%の節電になる。
冷蔵庫はパッキンが傷んでいると冷気が漏れる。名刺などをはさんでずり落ちるようならパッキンを取り換えよう。
照明はよごれると明るさが極端に落ちる。こまめに切って、こまめに掃除するのがよさそうだ。
テレビを消す時は面倒でも主電源で消し、長期不在の時はプラグから抜くようにすれば、帰省中でも節電に貢献できる。
ほかにも、炊飯器で保温せず、ごはんを冷凍してレンジで温めたり、洗濯はまとめ洗いをしたり、家族団らんで1部屋に集まれば冷房も照明も1部屋分ですむ、と環境省は推奨している。
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