2013年05月19日
“体毛を剃ったら濃くなる”はウソ!“指を鳴らすと関節炎になる”もウソ!身体に関する作り話7選
我々の体に関することで、人間社会では昔から様々な“いわれ”があるが、中には科学的根拠のないものもけっこう存在する。それはそれで楽しいネタだが、今回は中でも本気にしないほうがいいものを紹介しよう。
ウソ1:“毛を剃った後、より濃く太い毛が生えてくる” 女性の間で大人気の“知恵”だがこれは真っ赤な大嘘。毛は長くなるとエッジが削げて毛先が細くなるだけ。太陽の光に当たってやや脱色されるのも薄く見えるゆえんだ。
ウソ2:“我々は脳の10%しか使っていない” 脳損傷の数々のケースによりこれは間違いだと明らかになった。どこを損傷しても影響が出る。
ウソ3:“眠り歩きをしている夢遊病の人を起こすな!” 目覚めた直後は方向感覚がなくぼうっとしているのは確か。けれど転んだり怪我をするよりは、はるかにマシだろう。
ウソ4:“舌は部分によって違う味を感じる” 昔から舌の部分によって味の受容体が違うといわれてきたが、これもウソ。舌はどこでも全部の味を感じることが出来る。
ウソ5:“関節を鳴らすと関節炎になる” もしこれが本当なら、大多数の人々が関節炎になっているだろう。多くの研究が骨関節炎と指の関節鳴らしを調査してきたが、関連性は無いとの事。ただし、関節をバキボキやる癖のある人は、握力が弱いという調査結果はあるそうだ。
ウソ6:“死んでからも爪と髪は伸びる” これは誤解だそうだ。爪や髪が伸びるのではなく、死後に表皮が収縮することにより、あたかもそれらが伸びているように見えているだけだとか。
ウソ7:“1日8杯の水を飲むべし” 確かに適量の水を飲むのは解毒や感染予防に役立っているらしいが、8杯という数は“fluid”を“eight”と勘違いした結果なのだとか。
さてこれらの作り話、アナタはいくつ信じていただろう?
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投稿者:タロウ|22:13|気になった話題・ニュース
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