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ママ達を悩ませる…赤ちゃんの寝起きのぐずりの原因と対処法について

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赤ちゃんは泣くのが仕事、といわれるほど本当によく泣きますよね。

特に寝起きのぐずり泣きは、原因がわからないことが多くて、困ってしまうお母さんも多いのでは?

今回はそんなお母さんのために、赤ちゃんのぐずり泣きの理由や止め方、効果的な予防法など、具体的に医師に解説していただきました。



赤ちゃんの寝起きのぐずりの原因

空腹
お腹がすいている場合に、赤ちゃんは泣いて表現します。

おむつが濡れている
おしっこやうんちでお尻が濡れて不快である場合にも泣きます。

暑すぎる、寒すぎる
室温が不適切であったり、服が暑すぎたり寒すぎたり、汗をかいたりしている場合にも、不快で泣くことがあります。

痛い、かゆい
身体のどこかが痛い、かゆいなどの場合、言葉が話せず身体の動きも未熟で、搔いたりすることもままならない赤ちゃんは、泣いて表現します。

赤ちゃんの寝起きのぐずりは時間帯で違う?

赤ちゃんの寝起きのぐずり方が時間帯で大きく異なるということはないように思いますが、夕方頃になるとぐずりやすくなる傾向はあります。

また、赤ちゃんのぐずりが終わる時期は一人一人によって異なり、小学生でも寝起きに不機嫌になったり、ぐずったりするケースはあるようです。

赤ちゃんの寝起きのぐずり、原因の見極め方

赤ちゃんの様子をよく観察することに尽きると思います。

頬を紅潮させていたら気温や衣服が暑すぎないか、全身を観察して痛みやかゆみの原因になるような発疹がないか、といったように赤ちゃんの様子をしっかり見てあげることが大切なポイントになります。

赤ちゃんの寝起きのぐずりの対処法

おっぱいやミルクを与える
お腹が空いていたり喉が渇いている可能性もあるので、おっぱいやミルクを欲しがる場合には効果的です。

好きな音を聞かせる
換気扇の音や、新聞などをくしゃくしゃ丸める音など、それぞれの赤ちゃんの好きな音を聞かせると泣き止むこともあります。

抱いて優しく揺らす
くれぐれも強くゆすりすぎないように気を付けましょう。

話しかける
聞き慣れたお母さんの声は、大きな安心材料ですね。

赤ちゃんの寝起きのぐずりを止める際の注意点

お母さんも焦らず、ゆったりした気持ちで接することがポイントになります。

実際にどこかが痛かったり、かゆかったり、おむつが不快だったりすることもあるので、赤ちゃんの様子に普段と異なる点がないか観察しながら、ぐずりを止める努力をすることが大切になりますね。

赤ちゃんの寝起きのぐずり予防法

完全に予防できるわけではありませんが、起きそうなときにゆっくり優しく抱いて揺らしてあげたり、身体をおくるみで軽く巻いてあげたりすることは、赤ちゃんに安心感を与えぐずりにくくする場合があります。

赤ちゃんのぐずりに関するお悩み相談例

質問1:3カ月の男の子の寝ぐずりがひどくなり…
■ 相談者(年齢非公開/男性)
3カ月の男の子ですが、前から寝ぐずりはあったのですが最近さらにひどくなりました。泣き叫び抱っこしても何しても泣き止みません。
しばらくするとスーっと寝に入るんですが、この状態が続くかと思うと寝かしつけが怖いです。

こういった寝ぐずりはいつかおさまるのでしょうか?

■ 回答
赤ちゃんによってはいろいろな時期に寝ぐずりがみられることがあります。 原因としては、空腹、お母さんと一緒にいたいなど精神的なこともあります。

生活のリズムが整うことで、長く持続することはないと思います。 母乳やミルクを飲んでくれない、おむつを換えても寝ぐずりがみられるような場合は、環境因子を見直してください。

なかなか3カ月であると昼と夜の鑑別がつかないことがありますので、部屋の明るさや騒音に気をつけてみましょう。


質問2:9カ月の赤ちゃんのぐずり、熱を測ったら39.4℃
■ 相談者(29歳/女性)
9カ月の赤ちゃんですが夕方頃からぐずり今熱を測ったら39.4℃あります。どうしたらよいでしょうかお願いします。

■ 回答
9カ月の赤ちゃんなので免疫的にも風邪やインフルエンザに罹りやすい時期でもあります。ましてやこの季節ですから心配です。

39.4℃もあるともともと問題ない原因でも熱性けいれんを生じかねないです。 最寄の救急センターに受診されて具体的な診察を受けて下さい。


質問3:4歳になる娘の寝ぐずり
■ 相談者(42歳/女性)
4歳になる娘の相談なんですが、寝ぐずりがひどくて困っています。

夕方食事の用意をする時はテレビを見せているのですが気づいたら寝ていて、夕飯の時間になり起こすと「眠たい」とご飯も食べずに泣き続けます。下の子がいるので困っています。

夜も眠くなるとあまのじゃくになり何を言っても気に食わないみたいで泣き続けます。 時期的なものなのでしょうか?

■ 回答
発達心理学では2〜4歳時期は「第一次反抗期」です。また4歳になると客観的に自分を見れるようになると同時に他者に対してライバル意識を持つようにもなります。

もしかすると下のお子さんをライバル視して、お母さんに構ってもらう口実を作っているのかもしれません。 「○○ちゃんは偉いね」など、子どもが自分に自信を持てるように褒める言葉を積極的にかけてあげることも1つの手だと思います。

本来寝ない時間に寝るとどうしてもその後生活リズムが崩れていってしまうので、お子さんにとって良い生活リズムを作るよう、テレビではなく積極的に遊ぶもの(塗り絵など)で遊ばせたり、下のお子さんの面倒を見ててもらい、できたら褒める、などして夕方寝させない工夫もされると良いと思います。


個人差はありますが、赤ちゃんが寝起きにぐずるのはごく普通のことです。

泣くのは赤ちゃんの仕事のようなもので、それほど気にする必要がない場合は多いですが、おむつや空腹、室内の温度管理などを確認するようにするといいですね。





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