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オレンジフレイバーじゃない、紅茶の「オレンジペコー」って何のこと?

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市販されている紅茶の中には「オレンジペコー」と銘打たれているものがあります。「ダージリン」「セイロン」「アッサム」などは、生産地の名前がそのまま紅茶の種類を表しているのですが、「オレンジペコー」という紅茶の生産地があるわけではありません。

また、茶葉にベルガモットの香りをつけた「アールグレイ」のように特定の香りをつけたフレーバーティーとも違います。では、「オレンジペコー」とはいったいなんのことか?
実は、茶葉の大きさを表すグレード名のことだった!

グレード(等級)とは茶葉の色や香り、品質とは関係なく、茶葉のサイズや形状によって定義されます。「オレンジペコー」は、茶の枝の尖端部分から2番目に若い葉のことで、茶葉としては7〜11ミリと大きめで針金のように細長い形状をしているものを指します。

つまり、この定義に合っている茶葉ならばすべて「オレンジペコー」となるので、産地も香りも収穫期も異なるたくさんの「オレンジペコー」が存在するというわけです。もちろん、オレンジの香りもしません。

香りはしないけど、名前はオレンジに由来
ただし、その名前の由来にはオレンジ色が関係しています。19世紀半ば、イギリスでは「白毫(パイコウ)」という中国茶が知られており、それが「ペコー」という英語として定着していました。

そんな「ペコー」の茶葉の芽にオレンジ色を帯びた産毛の生えた茶が流行し、それが「オレンジペコー」としてイギリスの上流社会で人気を集めました。その後、1945年。アメリカで紅茶のグレードが定義されたときに、色や香りと無関係に「オレンジペコー」はグレード名のひとつとして採用されて、今に至っているのです。





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