2016年06月27日
シャンプーにはどんな種類がある?
ドラッグストアやスーパーにずらりと陳列されている様々なシャンプー。一体どれを買えばいいのか迷ってしまうものです。CMでよく目にするものを選んでみても、結局期待した効果は出ず、次買うときは安いものを選んでみたりと、ころころシャンプーを変える方も多いのではないでしょうか。
もっと自分に合うシャンプーがあるのでは?などと思っていても、それを見つけるのはなかなか困難です。ここではまず、自分に合うシャンプー選びの一歩として、シャンプーを知ることからはじめましょう。
3種類のシャンプーの特徴
シャンプーは大きく分けて、「石けん系」、「高級アルコール系」、「アミノ酸系」の3つに分けることができます。シャンプーの原材料に由来していますので、これらの名前を聞いただけでうっすらとイメージできるかもしれません。まずはこの3種類の特徴を説明していきましょう。
<石けん系> アルカリ性で、洗浄力が強いのが特徴ですが、余分な皮脂までとってしまう可能性があるので、注意が必要です。
<高級アルコール系> 「高級」という名前がついていますが、これは値段の話ではなく、「炭素数が多い」という意味の言葉です。炭素数が多いと、泡立ちがよくなるため、泡立の良さと、程よい洗浄力が特徴です。
<アミノ酸系> 刺激が弱く、比較的肌に優しいものが多いですが、他の2種類と比べると、洗浄力は落ちてしまいます。
体質に合ったシャンプーを使おう
泡立ちの良さと、ほどほどの洗浄力ゆえに、市販のシャンプーのおよそ8割から9割は高級アルコール系シャンプーだといわれています。今、高級アルコール系シャンプーを使っていて、艶やかで健康な髪が持続できているようなら、それを無理に変えようとする必要はありません。多くのメーカーが採用しているだけあって、高級アルコールはやはり優秀なのです。
もし、高級アルコールシャンプーを使っている上で頭皮にトラブルが起こるようであれば、マイルドで肌にやさしい、アミノ酸シャンプーを使ってみましょう。オイリー肌の人の場合、アミノ酸シャンプーでは頭皮の皮脂を落としきれず、毛穴が詰まって肌トラブルを起こす可能性があります。洗い方にもよく気をつけて、しっかり皮脂を落とすことを心がけましょう。
髪の悩みに合わせてシャンプーを変える
洗浄力が強く、使いどころが難しい石けん系シャンプーですが、毎日髪の毛を洗っているのに、頭皮がべたついて、髪に元気が無い、という方は、一度石けんシャンプーを使ってみるといいでしょう。油分の落ちがよく、髪にコシも出ます。
ただし、石けん系のシャンプーを使い続けると、弱酸性の髪の毛がアルカリ性に傾いてしまうため、見た目も手触りもごわごわするようになります。リンスは酸性のものを使って、中和させるようにしましょう。
アミノ酸系シャンプーは刺激が低くマイルドですが洗浄力は弱めなので、オイリー肌の方には向きませんが、乾燥肌や敏感肌の方にはお勧めです。また、パーマやカラーの持ちが悪い方は、使っているシャンプーの洗浄力が強すぎる可能性があるので、アミノ酸シャンプーに切り替えることで、パーマやカラーの持ちが良くなる場合があるのです。
このように、状況に合わせて、シャンプーを変えてみるのも良いかもしれません。
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