2015年11月18日
今さら聞けない「ブルーレイ」と「DVD」ってどう違うの?
トレンドの移り変わりが激しいAV機器の世界。機械に疎いアラフォー世代以降でも、1980年代に話題になった「VHS対ベータ」のビデオ戦争ぐらいは覚えていますよね。
いまのスタンダードはDVDとブルーレイ、このどちらかのプレーヤーで映画や録画したテレビ番組を観ている人がほとんどだと思います。でも、ブルーレイとDVDの違いっていったいなんなのでしょうかね? かくいう筆者も「ブルーレイのほうが画質がキレイ」ぐらいの認識しかありません。そこで、いまさら聞けないブルーレイとDVDの違いを調べてみました。
まず、すごく簡単に言ってしまうと「ブレーレイディスクのほうがDVDより容量が大きい」。これが一番の違いです。容量が多いということは、よりたくさんの情報を入れられるということで、そのため、映像も音声もたくさんのデータを記録することが可能になります。
つまり、映像はより鮮明に、音声はよりクリアになり、DVDでは表現しきれなかったハイクオリティな映像や音楽を楽しむことができるのです。映画やライブなどを観るときはブルーレイが向いているというわけですね。
たとえば画質ひとつをとっても、DVDは一画面に720×480p(ピクセル)ですが、ブルーレイは1920×1080pになりますので、ブルーレイのほうが6倍高画質です。ちなみにピクセルとは画素数のことで、ひとつの画面に使われている点のことをあらわします。刺繍でいうところのクロスステッチでしょうか。ステッチの目が細かければ細かいほど、絵が鮮明になりますよね。あれと同じことです。
一見いいことずくめのブルーレイですが、ひとつ難点が。それはズバリ高いことです。とりわけ国内の映画やアニメのブルーレイ作品はDVDより1.5倍ほど高い印象があります。そのためなのか、ブルーレイプレーヤーの普及率はいまだ55%前後と、イマイチ伸び悩んでいるようです。
「ブルーレイ対DVD」の今後はどうなるでしょう? でも、のんびり見守ってるうちにネットフリックスやHuluといったスマホやパソコンでいつでも観られる映像配信サービスに、あっという間にかき消されてしまいそうな予感もありますが……。
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