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目が覚めてるのに動けない「金縛り」の正体

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何これ……動けないっ!? 目を開いて起きているのに、身体はまったく動かせない。見えない何かがズシッと乗っかっているのかと疑ってしまう、そんな怖い経験はありませんか?

その「金縛り」の正体は、睡眠麻痺と呼ばれる現象です。認知神経科学者ダニエル・デニス氏が、ビジネス系情報サイト「BUSINESS INSIDER」にそのメカニズムを説明しています。

睡眠麻痺とは、脳は起きているのに身体は眠っている状態のこと。つまり、起きているのは脳だけで身体はまだ眠っているから動かせないのです。これは、人がレム睡眠中に目を覚ましたときに起こりえます。

レム(REM)とは、"rapid eye movement"の頭文字をとった言葉で、直訳すると「高速眼球運動」。レム睡眠は、素早く眼球が動いている、脳が活動中の睡眠です。それに対し、脳も活動を休止している深い眠りをノンレム睡眠を呼びます。

人は眠っている間、このレム睡眠とノンレム睡眠を3〜4回行ったり来たりしているのです。

ハタと目が覚めたのに、動けない! それはレム睡眠中に覚醒してしまったから。とりあえず、怨霊に憑りつかれていないことがハッキリしたので、いつかまた金縛りにあっても、今度は落ち着いて朝までゆっくり身体を休められそうですね。

参考:
Sometimes I wake up in the middle of the night and can't move − here's why
http://www.businessinsider.com/what-is-sleep-paralysis-2015-1






タグ:生活

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