2014年06月09日
使うと恥ずかしい箸の使い方10選
毎日何気なく使っているお箸ですが、そのマナーについては意外と知らないことも多いものです。「私は大丈夫!」と思っているあなたが実は要注意!? 日常生活の中で、誰もが知らず知らずのうちについやってしまいがちな、恥ずかしいお箸使いを紹介します。
■迷い箸
おいしそうな料理がのったお皿が、テーブルにズラリ! つい「どれから食べようかな」と、箸を持ったまま、お皿の上をあちこち動かしていませんか? これは「迷い箸」「なまじ箸」「惑い箸」と呼ばれる箸の使い方で、もちろんタブーです。
■探り箸
汁物のお椀の底には、具が沈んでいることも多いもの。せっかくだからおいしくいただきたいですよね。しかし箸でお椀をかき回すのはNG! 「探り箸」と呼ばれます。この他、「器の中から、自分が食べたい物だけを下から探り出す」のもタブーです。
■寄せ箸
こちらは、遠くにあるお皿を自分の箸ではさんで、引き寄せることを言います。「もう少しで届くのに……!」という場面で、ついやってしまう方はいませんか?
■そら箸
一度箸でとったものを食べずに、元に戻すのが「そら箸」。嫌いなものだとは気付かずに、箸を伸ばしてしまうケースが多いようです。とったあとで「食べられない」と気づいた場合には、戻さず、自分の小皿の隅に寄せておきましょう。
■刺し箸
お箸で挟もうとするとコロコロと逃げてしまうような食材を、グサリと箸で突き刺して口へ運んでいる方はいませんか? 料理の出来を確かめているような仕草で、見る人を不快にします。挟むのが難しい場合には、片方だけ刺し、挟んで口へ運びます。
■渡し箸
箸置きがない場合に、ついやりがちなのがコレ。食事中に、箸を食器の上に渡して置くことを「渡し箸」、もしくは「移り箸」と言います。実はこれ「ごちそうさまでした」のサイン。食事中にするのは失礼です。
■押し込み箸
忙しい現代女性がついやりがち!? 口いっぱいに料理を入れ、それを箸で押し込むことです。口からこぼれないように……という仕草なのですが、そもそも「口いっぱいにほおばる」ことが間違いです。大きめの食べ物は、口に入れる前にカットしましょうね。
■くわえ箸、なぶり箸
これは両方とも、箸を口に入れるタブーを指しています。くわえ箸は用もないのに、箸をくわえること。そして、なぶり箸は箸についた食べ物をペロッととることを言います。箸の役割は「食材を挟むこと」だと、しっかりと頭に入れておくのがオススメです。
■なみだ箸
汁物を食べるときに、ついやってしまうのが「なみだ箸」。これは箸についた汁、または箸でとった食べ物の汁をポタポタと落とすことです。こんな場面を目の前で見たら、つい声が出てしまうかも……?
■指し箸
食事をするときには、だれかと会話を楽しむのもいいですよね。ですが、会話に夢中になってしまったときに、つい箸で人や物を指してしまうことはありませんか? もちろんこれも、マナー違反です。
こうした箸の使い方は昔から「嫌い箸」と呼ばれ、不作法だとされています。確かに、こんな光景を間近で見てしまうと、気持ちもゲンナリ……。食欲も失せてしまいそうです。オトナの日本人女性に必須! お箸のマナーを、ぜひこの機会に身に付けてみてはいかがでしょうか。
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投稿者:タロウ|19:55|気になった話題・ニュース
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