2022年02月03日
金融ブラックのクレジットカード利用枠の適正額(キャッシュレス生活73)
自己破産前はダイナースプレミアムを筆頭にエポスゴールドなど5枚程度のクレジットカードを所持しており、全てのカードを合算した利用可能枠は700万円程度ありました。しかし実際にはそれほど毎月利用しません。
では実際に利用額はいくら位あればいいのでしょうか?
私の例でみてみましょう。
自己破産の免責を受けて2年が過ぎましたが、個人信用情報機関には異動情報(金融事故履歴)が掲載されているバリバリの金融ブラックです。それでも保証金を預けることで発行できるデポジット型クレジットカードを所持しているのでクレジットカードは所有することができます。
ただし自己破産して間もないことや還暦過ぎの個人事業主ですので資金が潤沢にはありません。でもたとえ若い方であっても自己破産してしまえば資産や現金はそう潤沢ではないはずです。自己破産では無く債務整理でも同じだと思います。
そういった金融ブラックの方々でもデポジット型クレジットカードであれば持てる可能性も高く、ネクサスカードやライフカードデポジットへの需要も最近は高いような感じです。
両カードとも「現金を担保に入れることで信用を買ってもらう」わけでその人本人が信用されているわけではありません。カード会社もビジネスですので、金融事故を起こした人を信用なんかしてないわけです。それでも貸し倒れリスクが無いためクレジットカードを発行してくれます。
私はネクサスカードに現在20万円を預けていますので利用限度額は20万円です。この限度額では締めと支払いサイクルの関係で月に10万円の利用しかできません。公共料金のみならこの額で十分ですが家賃を加えると足りません。何度か家賃決済が不能になり家賃のみ別途振込したことが実際にあります。
もう1枚、ライフカードデポジット5万円がありますが、これも月にすれば25,000円程度の利用しかできません。私の場合、奇跡的にライフカードゴールドVISAの審査に通りましたが利用限度額は5万円で、ライフカードでは2枚合算で10万円ありますから2枚合わせれば月5万円までは決済可能です。
ただライフカードは請求額の確定時点で事前振込すれば枠が回復しますのでギリギリ10万円まで決済できますが、そうなるとネクサスカードの固定費決済と合わせると月20万円近くの決済が必要になります。現状はネクサスカードと合わせて30万円の利用限度額ですから少し足りないですが、これ以上の毎月の決済額は金融ブラックの身にとっては結構きつくなりますので、支払いの限界値になります。
それでも突発的な支払いなどには対応が難しくなりますので少しは多めに枠が欲しいですね。私の娘が先日、初めてクレジットカードを申し込みました。スマホのみのクレヒスしかありませんでしたがビューカードを申し込み40万円の利用枠でした。実際に娘に聞いたところせいぜい5万円くらいしか利用しないとのことでした。
どこまでクレジットカードを利用するかは個人個人の収入や考え方で違いはありますが40〜50万円の枠があれば大体は問題ないのではと思います。特に金融ブラックになる原因には過剰なリボやキャッシング、分割払いが影響している可能性も高く、利用限度額は少ない方が良いですね。それでもやはり最低30万円〜50万円あった方が決済サイクルの関係上ストレス無く便利です。
私の場合ですと枠を増やす方法の手っ取り早い方法がネクサスカードに保証金を追加で入れることになります。現在20万円枠ですので10万円入れれば30万円になり、ライフカード2枚と合わせて40万円になります。正直ここまで増やせばクレジットカードとしてそれなりに利便性は保てると思います。
デポジット型クレジットカードができる前まではデビットカードしかカード決済できなかった事を考えれば、ネクサスカードやライフカードデポジットの誕生で多くの金融ブラックの方は救われたのではと思います。
<参考記事>
●クレジットカードの利用枠はいくら必要か?
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/40/0
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
励ましの1票をお願いします!
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11240620
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック