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2024年07月29日

自己破産免責後に選ぶ1枚目のデポジット型クレジットカード (自己破産体験記16)

 保証金を預けることで自己破産免責後でも取得が可能なデポジット型クレジットカード。日本ではライフカード社が初めて発行をし、それに続いてネクサスカード社が追随する形で発行。さらにプレミアムカードを発行するアプラス社のラグジュアリーカードが新たにデポジット型クレジットカード部門に参入し、国内でのデポジットカード発行会社は3社となりました。(2024年7月現在)

その中から自己破産免責後に選ぶデポジット型クレジットカードはどのカードが良いのか? 

 デポジット型クレジットカードを活用してクレヒスのアップデートを進めてアメックスカードを取得した私の体験ですが、参考になればと思いお伝えしたいと思います。


 まず債務整理が終わりCICなどに「法定免責」や「貸倒」などの異動情報が掲載されてしまう5年間程度は、いわゆる金融ブラックの状態となるため、原則として保証金を預けた範囲が利用限度額となる「お金で信用を買ってもらう」デポジット型クレジットカード以外のクレジットカードの取得は出来ません。
 しかし、デポジット型クレジットカードはCICに利用実績を残していくクレヒス(クレジットヒストリー)を付けていくことができるため、決済金額や決済期間によってはアメックスやライフカード、メルカード、ペイディカードなどのクレジットカードの取得を可能にしてくれます。そのため自己破産免責を受けた方や、任意整理で返済が終了して借金ゼロ状態になった方であればデポジット型クレジットカードの取得が可能になります。

 それでは、いざデポジット型クレジットカードを申し込んで取得しようと考えた場合、3社から発行されているデポジット型クレジットカード「ライフカードデポジット」「ネクサスカードデポジット」「ラグジュアリーカードデポジット」のどれを1枚目に選択したら良いのでしょうか?

迷いますよね。

私の経験からどれをオススメするかお伝えしたいと思います。

結論から言えば「ネクサスカードデポジット」です。

その理由を少し紹介します。

 私の場合は自己破産申請を弁護士にお願いして1年半で免責となりました。会社の経営に携わっていたことや不動産などの事業も行っていたため、管財事件として取り扱われたため、不動産の競売や資産の売却などに時間を要してしまったため免責まで時間がかかりましたが、不動産などを持っていない方で管財事件にならなければ、そう長くはかからないようです。

<自己破産申請後の預金の決まり事>

銀行口座 20万円以下、現金 99万円以下の合計119万円以下

自己破産の手続き中でも会社にバレることはないですし、人に言わなければ、バレることはありません。そのため、20万円以上の給料の振り込みがある人は口座と手持ち現金の管理が必要になります。

例えば給料が25万円の振り込みがある場合、口座制限額(20万円以下)を超えてしまいます。振り込まれたらすぐに5万円を引き出し20万円以下にします。手元の現金も99万円以下にしておかなければならないため、手元の現金で日常の生活費などを支払いながら預金を調整します。
ただ、私の場合は管財事件であったため免責までの期間が1年半を要しましたが、そうでない方であれば数ヶ月で免責になると思います。

基本として、この流れで免責まで預金管理をしていきます。

 ただ、実際には、自己破産に至るわけですので、そもそも119万円のお金がない方も多いのではと思います。弁護士や司法書士の方への報酬の支払いもあります。私の場合、最終的に免責の段階で弁護士に報酬を払いましたので、預貯金は20万円程度しか残りませんでした。

 仕事は継続的にできるので、晴れて免責になれば119万円の制約はなくなります。自己破産申請後は今まで支払っていた借金の返済がなくなるわけですから、その分、貯蓄に回せますので、免責後は貯蓄していくことが可能です。しかし、実際には、よほどの高収入がある方なら別ですが、一般的会社員であればそう多くの貯蓄はすぐにはできません。私の場合は個人事業主で支払いの他、立て替え払いなどもあったため、キャッシュフローは厳しいものがあります。デポジット型クレジットカードのおかげで何とか凌げましたが、立て直すのに3年程度かかりました。

 自己破産免責後は資金に余裕のある方はそう多くはないと思います。私はライフカードデポジットを申し込んだのが免責になってから4ヶ月後の2020年4月です。なんとかかき集めた5万円で申し込み、審査可決で取得しました。

 前述で「ネクサスカード」を1枚目の取得に推奨していますが、当時はまだライフカードデポジットしか無く、ネクサスカードが発行されたのが2020年8月ですので、選択肢がありませんでした。


ライフカードデポジットのデメリットは保証金の増額ができないこと

 ライフカードデポジットは現在では3万円、5万円、10万円のノーマルカードと20万円以上のゴールドカードから選べます。私が取得した当時(2020年4月)は3万円は無く、5万円か10万円、もしくは20万円以上のゴールドカードから選ぶしかなく、お金がなかったので5万円で申し込み、取得しました。ただ5万円ですと支払いサイクルの関係上、1ヶ月に25,000円しか使えないため、繰上げで先に支払いして枠を復活させて行く方法で使っていました。そのため保証金の増額をライフカードデスクにお願いしましたが、解約して10万円もしくは20万円以上のゴールドを申し込み直すか、もう1枚のデポジットカードを申し込んで2枚持ちにする方法を取るかのどちらかだと言われました。解約して10万円を新たに申し込んだ場合、一時的にカードを失いますし、審査に落ちる可能性も考えたため、5万円のデポジットをもう1枚追加で申し込んで取得。結局、ライフカードデポジット5万円を2枚持って使っていました。楽天トラベルで51,000円の旅費を決済することがありましたが、枠が合わせて10万円あっても1枚が5万円枠ですので決済できず、メルカリのバーチャルカードでネット決済したことがあります。使い勝手が悪いです。

貯蓄力と返済力を同時に鍛えられる「ネクサスカード」

 2020年8月にネクサスカードデポジットが発行されてから、私は新たに5万円の保証金を預けてネクサスカードデポジットを申し込み、取得してライフカードデポジット5万円の2枚と合わせて3枚持ちで3ヶ月程度使いましたが、ネクサスカードに1万円、3万円、5万円と段階的に増額して25万円まで預けた段階で2枚あるライフカードデポジットの内、1枚を解約し、25万円枠のあるネクサスカードデポジットをメインに、ライフカードデポジット5万円をサブでしばらく使い続けました。
 
 ネクサスカードはETCカードの発行ができませんでしたので、ETCパーソナルカードに2万円を預けてETCカードを使っていましたので、無理してライフカードデポジット10万円を取得する必要もありません。ネクサスカードデポジット5万円とETCパーソナルカードに2万円を預けても合わせて7万円ですから、ライフカードデポジット10万円よりも3万円も安くできます。その分、ネクサスカードデポジットに追加すれば8万円の枠をネクサスカードデポジットで確保できます。

 ネクサスカードデポジットは増額することで貯蓄力のリハビリができ、しっかりと返済することで返済力を身につけることができます。自己破産は一気に返済することがなくなる破壊力がある反面、失いかけた貯蓄力(貯金をして資産を増やしていくことができなかった)を再び身につけていくリハビリになります。

金融ブラックの方が1枚目に取得するデポジット型クレジットカードはネクサスカードデポジットからスタートされることをお勧めします。

余裕ができたらライフカードデポジットを2枚目に

 ネクサスカードデポジットを使いながら余裕ができた段階で、次にライフカードデポジットを取得されることで、クレヒスがさらにパワーアップします。ただでさえ金融事故履歴が残っている大きなハンデを負っているクレヒスですから、異なる会社のカードのクレヒスは有効的になります。私の場合もライフカードとネクサスカードの2社のクレヒスのおかげで、後に金融ブラック状態でもメルカードやペイディ、そしてアメックスの取得が叶いました。

金融ブラックに向いていないラグジュアリーカードデポジット

 最後にデポジットカードとして3社目に参入してきたアプラス発行のラグジュアリーカードデポジットですが、一番安いチタンの年会費が55,000円で、最低デポジット額が30万円で合わせて355,000円がかかります。自己破産直後ではハードルが高すぎますのでお勧めできません。




ネクサスカードデポジットでクレヒスを構築して行くメリット
・年会費無料のデポジットでない通常カード「ネクサスカードセレクト」のインビテーションが届く可能性があります。私はデポジットを解約後にインビテーションが届き10万円枠で発行され現在持っています。
ネクサスカード セレクト.jpg


ネクサスカードから年会費無料カードのインビテーションメールが届きましたhttps://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/385/0



ライフカードデポジットでクレヒスを構築して行くメリット
・年会費有料ながらデポジットでない通常カードのインビテーションが届く可能性があります。私はライフカードデポジットカードを1年使った頃にインビテーションが届きましたが否決されました。


ネクサスカードデポジットとライフカードデポジット2枚持ちのメリット
・ライフカードゴールド(年会費11,000円)の審査通過の可能性があります。私は5万円で審査通過しましたが1年後に解約しました。利用限度枠1万円、3万円、5万円で審査可決されることがあります。
・ライフカードゴールドのインビテーションが届く可能性があります。私にも届き30万円で審査通過して現在持っています。

ライフカードゴールド.jpg


ライフカードゴールドのインビテーションメールが届きました
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/319/0


ネクサスカードデポジットとライフカードデポジットで年間決済額150万円〜200万円を3年〜4年間継続して念願のアメックスカードを取得できました。ヒルトンアメックスプレミアム、アメックスグリーン、ANA アメックス3枚を取得でき、特典を満喫しています。

3枚セット.jpg


金融ブラックの逆襲! アメックスカード審査7連敗後に3連勝
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/383/0


自己破産した金融ブラックのアメックスカード取得までの道のり
https://fanblogs.jp/tsukasamarunet/archive/373/0









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恋愛、結婚、離婚、子育て、債務整理、うつ病、男性更年期障害など楽しいことも嬉しいことも、辛いことも悲しいこともたくさんありましたが、シニア世代を迎えて、死ぬ時に「10勝9敗で少しだけ勝ち越せた人生で良かった!」と思えるようにいきたいと感じるよになりました。
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