2019年11月13日に自己破産免責となり、2024年11月13日に自己破産免責から5年が経過しました
私の自己破産後の生活は2019年11月、スッカラカンになり、貯金はもちろん財産など全くない状態からのスタートでした。高校卒の初任給レベルの収入がありましたが、カツカツの状態で、年が明け2020年2月からは新型コロナウイルスの世界的規模での蔓延により、コロナ禍での自己破産後の生活でした。フリーランスとして働く個人事業主のため、支払いもありましたし、クライアントの都合で、立て替え払いなどもありました。生活するのが精一杯で、特に、クレジットカードが持てなくなっていたので、出張での宿泊費や交通費などの立替金の捻出がものすごく大変でした。前金でいただけるクライアントばかりではないため、その場合、現金が必要ですが、自己破産してしまい、お金がないカツカツの状態でしたので、かなりきつかったですね。唯一、利用できるカードといえばデビットカードやプリペイドカードですが、お金がないので宝の持ち腐れカードでした。
その苦しい時期に一筋の明かりが見えたのが2020年3月にライフカードデポジットの審査が可決した事でした。
審査が通過しましたがカードが代引きで来るという普通では考えられないことですが、カード会社からすれば自己破産した直後の人間にお金を貸す会社なんてありませんので当然ですよね。まさか審査通過するとは思ってもいませんでしたので、急いで55,500円(利用限度額 50,000円、年会費5,500円)の保証金をかき集めてなんとか代引きで届く日までに用意し、カードを受け取った日のことを今でも鮮明に覚えています。このたかが限度額5万円のクレジットカードですが、当時の私にとっては生活していく上での起死回生的なカードでしたね。
デビットカードやプリペイドカードは使ったらお金を補填しないといけませんが、ライフカードデポジットは使っても返済することで枠が復活するため、現金の温存ができたのはもちろんですが、解約すれば返金されることで「貯金」というイメージが持てました。自己破産する前は入金、支払い、カツカツ生活、月が変わって入金、支払い、カツカツ生活 の繰り返しで貯金などできない状態でしたので、保証金とはいえ、いずれは戻ってくるという安心感がありました。
そこからネクサスカードデポジットなどでクレヒス構築に励むこと4年。2023年11月に念願のヒルトン アメックス カードを取得できました。
今振り返っても、自己破産直後は58歳でしたのでお金も資産もないし、夢など全くありませんでした。ただ毎日を何とか過ごす変化のない日々でしたね。その後のコロナ禍です。
ただ、コロナ禍で家での仕事が多く、クライアントの担当の方ともラインやメール、電話で済むという「働き方改革」になったことで外出による営業出費も減ったのは、むしろ幸いしました。
前の記事でも書きましたが、無理してかき集めた55,500円でライフカードデポジットを取得できたことは、キャッシュの温存ができたことで支払いの先送りが出来たりと、フリーランスで働く個人事業主としてはとても助かりました。決して大袈裟ではなく、利用限度額5万円ながらライフカードデポジットがなければ今の生活再建はかなり厳しかったと思います。
自己破産免責から5年。個人信用情報機関でのいわゆる金融ブラック期間の5年は経過しましたが、信販系クレジットカードの信用情報機関CICにはJCBプロパー、三井住友カード、楽天カードが12月末まで、ジャックスと日本政策金融公庫が2025年3月末まで金融事故情報(異動)が履歴で残っていますので、金融ブラック状態に変わりはありません。また銀行系のKSCは自己破産した旨が掲載されている官報情報があと2年残りますので、完全に自己破産履歴が消えるまではまだ2年あります。
まもなく63歳になります。この年齢になると以前より活発に動けなくなっていることも実感しています。
5年後が68歳、10年後は73歳。まぁ、ここまでが一般的に言われている健康寿命・健康年齢ですね。
15年後は78歳、どうなっているのでしょう(笑)。
20年後は男性の平均寿命を超え83歳です。全く想像もつきませんが、私の父が87歳まで生きたので、何となく雰囲気はわかります。
先のことを考えても仕方ありません。
今を、そしてこれからも楽しんでいこうと思います。
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