2024年7月17日(水)に神奈川県鎌倉市の材木座・由比ヶ浜海岸で花火大会が行われました。鎌倉花火大会は2019年までは毎年開催されていましたが、コロナ禍で今年が5年振りの開催でした。
花火大会は全国各所で行われていますが、火薬や製造コスト、警備員配置の人件費などのコスト高で運営危機に迫られている様子がメディアなどでニュースとなっています。有料席を設けることで運営費に充填する動きも各所で見られますが、それだけでは到底、まかなうことができない現状があるようです。
そこで新たな運営費確保の手段としてクラウドファンディングを活用する動きが出てきています。
鎌倉花火大会もその一つです。
クラウドファンディングで運営費を捻出する新たな取り組みで、私もこのサイトで観覧チケットを購入しました。
有料席のチケットは事前に販売することが告知されていましたが、詳細が発表されるのが6月上旬とのことで、金額も席数も決定次第、ホームページで知らせるとのことでした。実際にチケットが発売されたのは6月上旬で、1枚9,000円で、パイプ型の折りたたみ椅子が並べられた席です。
クラウドファンディングは有料席のチケット発売に先駆けて5月23日にスタートしました。ペア席とグループ席が材木座の砂浜に区割りでシートを敷いて観覧する席です。この席に地元の産物を付加して返礼品として自宅に送られてくるシステムで、私は鎌倉シャツの扇子2本とリストバンド式ペアチケットのコース(12,000円)で、寄付をした形になります。
当日は受付でシートを受け取り、決められた区割りの席にシートを敷いて観覧する席です。椅子と違い、シートはあるとはいえ、砂浜の上に座る格好になりますが、150p × 180pのスペースがありますので疲れたら肩肘ついて寝そべって見ることもできました。
●ペア席の区割りはこんな感じです。↓
通常発売の有料席は開催中止の場合は返金されますが、クラウドファンディングは寄付という名目のため返金はされません。12,000円に手数料が2,000円くらい加算されますので実際に決済した金額は14,000円くらいです。有料席をペアで購入すると18,000円ですから席の配置の良し悪しはわかりませんが、クラウドファンディングの方が、お得感はありました。
また、通常販売の有料席はチケット発売から概ね1日くらいで即日完売でしたので、予め席を確保しておけたのは良かったと思いました。
クラウドファンディングは結果的に目標額650万円を上回り成功したと言えるかもしれませんね。
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