なつかしの映画

今日はフランコネロ主演のマカロニウエスタン「真昼の用心棒」を紹介します。
主人公のトム（ネロ）は、放浪の果て故郷へ帰ってみるとそこは悪徳銀行家スコット一家に支配する
無法地帯となっていた。
なかでももスコットの息子ジュニアは残忍で農民に野犬をけしかけて、逃げる農民をライフル射撃の的にするような残忍な男だ。トムには弟（ジョージヒルトン）がいるのだが弟は積極的にスコット一家と戦おうとはしない。しかしあるとき弟が心底怒る事件が起きて・・
残忍なスコットジュニアをニノカステルヌオーボが演じています。何とこのニノは「シェルブールの雨傘」でカトリーヌドヌーブと共演し、好青年を演じ歌って踊っているのですが。しかしこの映画では全く違う役柄です。俳優の内面とはどうなっているのだろう。二重人格、三重人格は当たり前なのだろうか。
マカロニおなじみの拷問シーンではニノがネロを鞭で打ちまくりネロはきずだらけになるのです。
監督は後のイタリアホラーの大御所ルチオフルチ。このころすでにホラーの片鱗が出てました。
ネロは空中で１回転して乱れうちしたり、見せ場もあります。
主題歌はセルジオエンドリゴ。このテーマ曲もまた渋い。サントラＣＤは出てなかったよう。
ＤＶＤは出てるのだがここはファンとしてはサントラＣＤを出してほしいところです。

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