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2017年01月03日

「独眼竜正宗」中村錦之助、伊達政宗、月形竜之介

1959年製作の東映時代劇「独眼竜正宗」は、戦国大名伊達正宗の若き日を中村錦之助主演で描いた作品である。

陸奥の若武者伊達正宗はその勇猛さと知略は、時の覇者豊臣秀吉の耳に入るほどだった。

秀吉は自分の地位を脅かす正宗を恐れ警戒していたのだ。

そんなある日秀吉と対立している北条家から姫と縁組してほしいとも申し入れがあった。

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しかし正宗政略結婚を望まずこれを断る。そんな正宗の楽しみは領民と身分を隠して交わることだった。

正宗は百姓の作った粟飯を喜んで食べ、山谷を駆け回るのが心安らぐときであった。

そして百姓の娘との淡い恋も戦いに生きる男のやすらかなひと時であった。だがそんなのんきな日は周りの

状況が許さなかった。隣国の大名和田斉之が挑発してきたのだ。背後に秀吉がいることは明らかで正宗は

その手に乗らなかった。しかし秀吉は諦めなかった。忍者を使って正宗を襲撃し亡き者にしようとしたのだ。

正宗は襲い掛かる忍者を切り倒し難を逃れようとするが、相手の矢じりを片目に受けて重症を負ってしまう。

眼を包帯で被い失意の正宗は絶望感でいっぱいになったが・・・

映画では正宗は敵の矢を受けて失明したことになっているが、史実では疱瘡の後遺症で目が見えなくなった

と言う。

また正宗は民百姓想いの慈愛に満ちた人間的な武将として描かれているが実際は違う。


大内領小手森城へ侵略で見せしめとして、撫で斬りを行い城中の者を皆殺しにしているのである。

だいたいこの時代の戦国大名は例外なく冷酷無慈悲なのは文献を読めば明らかである。

少しでも油断をすれば自分が殺されるそんな時代だったのだ。事実正宗は実の父を殺害しているのだ。

しかしこのころの東映時代劇はまさしく錦之助の独壇場の感がある。

監督は「燃えよ剣」でも知られる河野寿一。
posted by ハヤテ at 17:09| 時代劇
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