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2017年01月02日

「山口組外伝九州進攻作戦」菅原文太夜桜銀次梅宮辰夫

1974年の「山口組外伝九州進攻作戦」は夜桜銀次と呼ばれた伝説のやくざ平尾国人をモデルに九州各地の

抗争を交えて描く実録やくざ映画である。

九州のやくざ夜桜銀次(菅原文太)は、その無茶ぶりから地元やくざからも恐れらていた。その身を案じた兄弟分の

石野一郎(梅宮辰夫)は神戸の大組織兵頭組で銀次を預かってもらうことにする。しかし一匹狼で人に指図を

受けることが嫌いな銀次はここでも浮いた存在だった。ある日パチンコを打っていた銀次は店で暴れる憲一(渡瀬

恒彦)と仲良くなり、家へ連れてきて飯を食わせて面倒を見るようになる。

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銀次は女房のふさ子(渚まゆみ)と暮らしていてもうじき子供が生まれるのだった。しかしふらりと憲一は姿を


消してしまいある組織でヤクを売っていたのだ。麻薬嫌いの銀次は話をつけて憲一をもらいうける。

そして麻薬で儲けているやくざ組織を襲撃してその上前をはねるのだった。


しかも銀次はすぐに拳銃を振り回し情け容赦なく撃ってくるので兵頭組でももてあましていた。


しかし兵頭組幹部の吉村弘(津川雅彦)はその爆弾のような危険な銀次こそ使い道があると考えていた。

かねて兵頭組が進出しようと考えていた九州進攻に銀次を鉄砲玉として使おうと思ったのだ。

九州は筑豊やくざががっちり固めていて兵頭組もさすがに入りこめなかったのだ。その先兵として銀次は

もってこいだった。銀次がその無茶ぶりから地元組織と必ずもめる。それを口実に一挙に攻め込もうと

考えたのである。銀次はどこか死に場所を探しているところがあり異存はなかった・・・


この映画で出てくる事件は、別府事件や明友会事件や博多事件などすべて現実にあったことをベースに

している。実話雑誌を読んでいる方ならモデルや状況がよくわかると思う。

この映画で描かれた博多事件で多くのやくざが凶器準備集合罪で逮捕されるが、この法律がもともと過激派

対策として作られたものなのにやくざに適用されるとは皮肉である。

銀次が一人でいるところを射殺されるシーンは、全身から血が飛び散って非常に惨い死に方である。

文太の迫真の演技は凄みが感じられる。テーマがやはり差しさわりがあるのか長い間DVD化されていなかった。

しかし実録映画の中でもかなりの出来なのでDVDで鑑賞できるようになったのは嬉しいことだ。

posted by ハヤテ at 13:38| やくざ映画
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