2012年04月10日
三島由紀夫「からっ風野郎」
三島由紀夫が初めて主演した映画が「からっ風野郎」である。
主人公の朝比奈武夫は、朝比奈一家の二代目だがやることなすことドジばかり。
とても二代目の器ではない。しかし女には手が早く、映画館のもぎりの女(若尾文子)に手を出して
妊娠させてしまう。
堕せ堕さないのと女と押し問答を続けるが、結局子供が出来れば素直に喜ぶ武夫。
単純な男である。
朝比奈を演じる三島は皮ジャンが実によく似合っている。
このころボディビルを始めてちょうど5年ぐらいだからかなり体が出来上がっていた。
映画で裸になるシーンもあるのだが、背筋はかなり鍛えられている。
監督は、東大で同期の増村保造で演技素人の三島はかなりしごかれたらしい。
完成後、猿の演技と評論家から酷評されたが、確かにうまくはないが自然な感じで素人にしては
よくやっている。
ラストでは対立するやくざに銃撃されてデパートのエレベーターでさかさまに倒れ死んでゆく。
このシーンで三島は頭を打ち入院した。
しかし、ノーベル賞候補の作家がやくざ映画に主演するとは前代未聞である。
そういう意味でも三島由紀夫は極めて特異なキャラクターであった。
主題歌も三島が歌っている。
主人公の朝比奈武夫は、朝比奈一家の二代目だがやることなすことドジばかり。
とても二代目の器ではない。しかし女には手が早く、映画館のもぎりの女(若尾文子)に手を出して
妊娠させてしまう。
堕せ堕さないのと女と押し問答を続けるが、結局子供が出来れば素直に喜ぶ武夫。
単純な男である。
朝比奈を演じる三島は皮ジャンが実によく似合っている。
このころボディビルを始めてちょうど5年ぐらいだからかなり体が出来上がっていた。
映画で裸になるシーンもあるのだが、背筋はかなり鍛えられている。
監督は、東大で同期の増村保造で演技素人の三島はかなりしごかれたらしい。
完成後、猿の演技と評論家から酷評されたが、確かにうまくはないが自然な感じで素人にしては
よくやっている。
ラストでは対立するやくざに銃撃されてデパートのエレベーターでさかさまに倒れ死んでゆく。
このシーンで三島は頭を打ち入院した。
しかし、ノーベル賞候補の作家がやくざ映画に主演するとは前代未聞である。
そういう意味でも三島由紀夫は極めて特異なキャラクターであった。
主題歌も三島が歌っている。
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