2016年11月25日
「高度7000米 恐怖の四時間」高倉健今井健二梅宮辰夫
「高度7000米 恐怖の四時間」は、高倉健主演の東映製作の航空サスペンス映画である。
製作年度は1959年でまだ健さんがトップスターになる前の作品だが、ストイックな機長という役どころは
健さんのイメージにぴったりである。
舞台はまだ成田空港ができる前の国際空港だったころの羽田空港とダグラスDC3で、画面は当時ののんびり
した雰囲気が写し出されている。主人公のパイロット山本は、ベテランの機長で戦時中は戦闘機乗りだった。
妻が亡くなっても普段と変わらず勤務していたところから、スチュワーデスたちから変人扱いされている。
副操縦士の原(今井健二)は山本の妹と婚約している。今日は二人は羽田から千歳へ向かうダグラスDC3を
操縦していつもと変わらない日で終わるはずだった。
しかし強盗殺人を犯した木田という凶悪な若者がこの飛行機に搭乗していたのである。
木田は別名を使って乗っていたのでわからなかったのだ。木田は少年時代に事故で義足になり世の中を
憎んでいた。スチュワーデスに拳銃を持っていたことに気づかれた木田は操縦席に行き山本を脅した。
山本は乗客の安全を考えて予定変更して木田を途中でおろすために八戸に緊急着陸することに決めた。しかし八戸に
は、すでに警察の手が回っていて着陸できなかった。
怒った木田は拳銃を発射して計器を壊してしまう。そのことで足がおりなくなり山本は絶体絶命に追い込まれる。
だがなんとか木田を制圧しようと原に命じて高度7000メートルまで機体を上昇させる。
木田をふらふらの体調にして拳銃を奪おうとしたのだ。この策は成功し木田の身柄を抑えることはできたが・・・
まだプロペラ機が全盛期のころの航空映画でのんびりした雰囲気の映画である。脇役に左卜全や加藤嘉が
出ていて懐かしい。今井健二もまだ悪役プロパーでないころなので二枚目テイストである。
日本が一番穏やかだったころの作品である。
製作年度は1959年でまだ健さんがトップスターになる前の作品だが、ストイックな機長という役どころは
健さんのイメージにぴったりである。
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舞台はまだ成田空港ができる前の国際空港だったころの羽田空港とダグラスDC3で、画面は当時ののんびり
した雰囲気が写し出されている。主人公のパイロット山本は、ベテランの機長で戦時中は戦闘機乗りだった。
妻が亡くなっても普段と変わらず勤務していたところから、スチュワーデスたちから変人扱いされている。
副操縦士の原(今井健二)は山本の妹と婚約している。今日は二人は羽田から千歳へ向かうダグラスDC3を
操縦していつもと変わらない日で終わるはずだった。
しかし強盗殺人を犯した木田という凶悪な若者がこの飛行機に搭乗していたのである。
木田は別名を使って乗っていたのでわからなかったのだ。木田は少年時代に事故で義足になり世の中を
憎んでいた。スチュワーデスに拳銃を持っていたことに気づかれた木田は操縦席に行き山本を脅した。
山本は乗客の安全を考えて予定変更して木田を途中でおろすために八戸に緊急着陸することに決めた。しかし八戸に
は、すでに警察の手が回っていて着陸できなかった。
怒った木田は拳銃を発射して計器を壊してしまう。そのことで足がおりなくなり山本は絶体絶命に追い込まれる。
だがなんとか木田を制圧しようと原に命じて高度7000メートルまで機体を上昇させる。
木田をふらふらの体調にして拳銃を奪おうとしたのだ。この策は成功し木田の身柄を抑えることはできたが・・・
まだプロペラ機が全盛期のころの航空映画でのんびりした雰囲気の映画である。脇役に左卜全や加藤嘉が
出ていて懐かしい。今井健二もまだ悪役プロパーでないころなので二枚目テイストである。
日本が一番穏やかだったころの作品である。
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