2016年10月02日
「コントロール 2004年」レイリオッタ、ウィレム・デフォー
2004年の映画「コントロール」は思ったよりいい作品だった。
主人公のリーレイは凶悪殺人犯の死刑囚で、今まさに死刑が執行されようとしていた。欧米では日本と
違って薬物による死刑が多くレーの死を前に、執行者たちをののしっていた。
リーレイ(レイリオッタ)は、次第に意識が遠のいていったが、気がつけば死体置き場にいた。
リーは執行されずに生き残ったのだ。リーの前に現れたマイケル・コープランド博士(ウィレム・デフォー)が
事情を説明するとリーは驚いた。ある新薬実験のあめのモルモットとしてリーが選ばれ拒否すれば再度
死刑が執行されることになる。
もちろんリーに選択の余地はなく実験台になることに承知させられたのである。
リーは毎日アナグレスという錠剤を決まった時間に飲むことになるが、その目的は人間の凶暴性を無力化して
従順な人間に変えるという実験だった。
博士が所属する製薬メーカーはこの実験にかけていたのだ。
薬を飲みはじめたころは、リーの凶暴さは変わらず実験のためにテレビゲームをやらせてみたら、暴れまわり
モニターを叩きこわし職員につかみかかるなど野獣のように振る舞った。
しかしそのうち薬が効いてきたのかリーは毎夜のように、事件のことを思い出しうなされるようになった。
良心が目覚め始めたのだ。
博士は実験の成功を確信して、リーに新しい名前と金と住居を与えて外で生活するように指示した。
足首に通信機器をつけ監視カメラがある部屋ではあるが、リーは新しい人生を歩み始める。
リーは洗車屋に就職し、女店員のテレサとも親しくなり順調に活き始めたが、後悔の念から自分が銃で頭を
撃った被害者に謝罪に行ったところから悲劇が始まるのだった・・・
主演のリオッタの凶暴な悪魔が温厚な人間に代わる豹変する演技が凄い。また見ているうちにこの悪人に
感情移入してしまうのだ。
最後の落ちがどんでん返しで、人間の善と悪について考えさせられる。
しかし固い映画ではなくエンタメ性もあり最後まで楽しめるサスペンス映画である。
博士役のウィレム・デフォーもいい。監督:ティム・ハンター
主人公のリーレイは凶悪殺人犯の死刑囚で、今まさに死刑が執行されようとしていた。欧米では日本と
違って薬物による死刑が多くレーの死を前に、執行者たちをののしっていた。
リーレイ(レイリオッタ)は、次第に意識が遠のいていったが、気がつけば死体置き場にいた。
リーは執行されずに生き残ったのだ。リーの前に現れたマイケル・コープランド博士(ウィレム・デフォー)が
事情を説明するとリーは驚いた。ある新薬実験のあめのモルモットとしてリーが選ばれ拒否すれば再度
死刑が執行されることになる。
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もちろんリーに選択の余地はなく実験台になることに承知させられたのである。
リーは毎日アナグレスという錠剤を決まった時間に飲むことになるが、その目的は人間の凶暴性を無力化して
従順な人間に変えるという実験だった。
博士が所属する製薬メーカーはこの実験にかけていたのだ。
薬を飲みはじめたころは、リーの凶暴さは変わらず実験のためにテレビゲームをやらせてみたら、暴れまわり
モニターを叩きこわし職員につかみかかるなど野獣のように振る舞った。
しかしそのうち薬が効いてきたのかリーは毎夜のように、事件のことを思い出しうなされるようになった。
良心が目覚め始めたのだ。
博士は実験の成功を確信して、リーに新しい名前と金と住居を与えて外で生活するように指示した。
足首に通信機器をつけ監視カメラがある部屋ではあるが、リーは新しい人生を歩み始める。
リーは洗車屋に就職し、女店員のテレサとも親しくなり順調に活き始めたが、後悔の念から自分が銃で頭を
撃った被害者に謝罪に行ったところから悲劇が始まるのだった・・・
主演のリオッタの凶暴な悪魔が温厚な人間に代わる豹変する演技が凄い。また見ているうちにこの悪人に
感情移入してしまうのだ。
最後の落ちがどんでん返しで、人間の善と悪について考えさせられる。
しかし固い映画ではなくエンタメ性もあり最後まで楽しめるサスペンス映画である。
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