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2012年04月01日

封印作品番外編「狂鬼人間」 

今日は番外編として映画ではなくテレビドラマ「怪奇大作戦 狂鬼人間」を紹介したい。

テーマは 刑法39条「心神喪失は之を罰せず」である。つまり精神障害者の犯罪について免責を与えていることにアンチテーゼを唱えているのである。
夜更けの停車場をカップルがいちゃつきながら歩いている。肩からかけているラジオからはピンキー
とキラーズの曲が流れている。二人の至福の瞬間を突然遮るものがいた。
さっきからカップルの後をつけてきた白いネグリジェを着た若い女であった。

女は唐突に刃物を取り出すと男の体に突き刺した。血まみれになって哄笑する女。

しかし女は犯行当時心神喪失の状態にあったということで無罪となる。

「そんな馬鹿な」呆然とする町田警部。

だがこの事件はまだ始まりに過ぎなかった。場所は変わって金融屋「さの」の塀をよじのぼる

裸の男がいた。男は笑いながら手に日本刀を持ち、さのを惨殺した。

連続する心神喪失者の凶悪犯罪に頭をかかえる町田警部はSRIの牧らに強力を依頼する。

そしてこの一連の犯罪の裏側に狂わせ屋がいることを突き止める。

はっきりいって危なく扱いの難しいテーマである。怪奇大作戦は子供向け番組だったのだが当時は放送コードが緩かったとはいえよく放映できたなと思う。

この24話はいろいろなところから圧力がかかり永久欠番となっている。

だが臭いものに蓋でいいのだろうか。やはり被害者となった方は犯人無罪というのは納得いかないというのが人情ではないか。

ところでこの狂鬼人間といえば裸の日本刀男に扮した大村千吉であるがわずか30秒ほどの出演でしかないのだが未だにマニアの語りぐさになっている。
谷口は東宝怪獣映画の多くに端役として出ているのだが、大村といえば狂鬼人間ということになっている。
それだけインパクトが強かったということである。

狂鬼人間は今後も永久にDVD化されることはないだろう。

たまにヤフオクなどでVHSが高値で取引されている。

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posted by ハヤテ at 01:14| 特撮
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