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2016年09月05日

「血槍無双」 赤穂浪士、片岡千恵蔵 大川橋蔵

片岡千恵蔵主演の「血槍無双」は、あの「血槍富士」の続編かと思ったが豈はからんや「血槍富士」とは何の関係

もない赤穂浪士杉野十平次と槍の使い手俵星玄蕃の友情を描いた忠臣蔵外伝とも言うべき作品である。

浅野内匠頭刃傷で赤穂藩取り潰しとなり、元家臣たちは本所松坂町の吉良屋敷周辺で商人などに

化けて吉良の様子をうかがっていた。夜泣き蕎麦屋をしていた杉野十平次(大川橋蔵)もそのひとりである。
杉野がいつものように蕎麦を売り歩きながら探索していると、なにやらうらぶれた町道場から呼び止める声が

映画プレスシート 千恵蔵 橋蔵「血槍無双」





した。杉野が道場へ赴くといかめしい顔をした中年の浪人が、いたので蕎麦を差し出すと浪人は蕎麦など頼んで

いないと言う。それならなぜ呼び止めたのか問うと今度は水をくれと言う。

この人を食ったような浪人の無理な要求に戸惑いながら杉野は浪人の言う通りにしてやった。

浪人は俵星玄蕃(片岡千恵蔵)という槍の達人だったが妥協しない性格で恵まれない毎日を送っていたのである。

杉野はあきれながら道場を後にすると追いかけてくる若い女がいた。女は玄蕃の妹で星妙(花園ひろみ)

であった。星妙はできた女で蕎麦の代金を踏み倒した玄蕃に代わり詫びを入れて代金の代わりに大事にして

いたかんざしを杉野に渡した。杉野は恐縮しながら受け取ると去った。杉野は武士でありながら剣の腕がだめで

吉良討ち入りの際には足でまといになると赤穂の仲間からも馬鹿にされていたのだ。

杉野は悔しさのあまり玄蕃に入門し槍を教わることになるが、玄蕃の稽古は激しく軟弱な杉野はついて

いけなかったのだ。しかし玄蕃は討ち入りの秘技として俵返しを杉野に教える。

杉野は必死の覚悟で稽古に励むが・・・・


題名につられて鑑賞したが、何の関係もない作品だったのでいささか呆れたが出来は悪くない。

もちろん玄蕃は架空の人物だし杉野のエピソードも嘘である。東映はやくざ映画を作るまえには山ほど

時代劇を製作していてその1本である。残念ながらDVD化されていないがVHSは出ています。

実際は知らないが映画で杉野の蕎麦屋台は、車輪がなく肩でかついで移動していたがそうだとしたらかなりの重労働

である。
posted by ハヤテ at 14:39| 時代劇
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