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2016年09月01日

ジョンポールジョーンズ、アメリカ海軍「大海戦史」ロバートスタック

1959年製作のアメリカ映画「大海戦史」はアメリカ海軍の父ジョンポールジョーンズの生涯と創成期の米海軍

の苦闘を描いたB級スペクタクル作品である。


スコットランドに生まれたジョンポール(ロバートスタック)は、激しいイングランドの圧迫と差別の中で少年時代を過ごした。

民族楽器のバグパイプの演奏や民族衣装にもいいがかりをつけられる日々だったのだ。ジョンは自由を求めて船乗り

になりやがて貿易船の船長にまでなったが、部下の荒くれ船員と喧嘩になり殺害してしまった。

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ジョンは船を追われアメリカへ移住していた兄を頼っていくが、すでに兄は亡くなっていて途方にくれた。

しかし兄の財産と農場を相続して生活は成り立った。そしてドロシアという名門の女性と恋に落ちる。

だがドロシアの父の反対で結婚はあきらめ、しかもイギリス軍の攻撃で農場まで全焼しすべてを失ったのである。

そのころアメリカはイギリスからの独立戦争を闘っていて、ジョンも船乗りの経験を活かしてアメリカ海軍に参加

したのである。そのころのアメリカ海軍はコネと情実が幅をきかし、無名のジョンは優遇はされなかったのだが。

海軍大尉として独立戦争に参加したジョンは、バハマ諸島ナッソーの攻撃を計画したがバハマは水深が浅く

難破する危険があり、おおきな軍艦を浅瀬に乗り上げるのは不可能に思え幹部たちは反対した。

しかしジョンをバハマの海に詳しい船員の助けと軍艦を沖にとめ、そこから小舟で上陸してイギリス軍を倒す戦術

を考案し敵を討ち破った。後の海兵隊の原型がそこにあった。

ジョンはたちまち英雄となるが大佐に昇進し、フランスの助力を得るためパリへ向かいフランクリンに会う。

そこでジョンは美しく知性があるパリ娘エイメと出会い恋に落ちるが・・・

アメリカ海軍の父ジョンポールジョーンズの伝記的作品で帆船時代の軍艦の戦いを描いた作品である。

このころの戦いは騎士道精神が生きていて、戦闘が終わると米軍が英軍を助けたり合同で海で葬儀を行うなど

ゲリラ戦やテロまで含む20世紀以降の戦争とはかなり異なっている。ジョンポールジョーンズはのちにロシアに

招かれ、海軍を立て直し露土戦争の勝利にも貢献している。日本ではあまり知られていない人物だがアメリカでは

英雄である。アメリカ海軍はジョンポールジョーンズの功績をたたえて駆逐艦ジョンポールジョーンズを建造し

現在も就役中である。この映画での大砲の打ち合いも至近距離で、前装砲で撃ち合う激しいもので相手にダメージ

を与えながら敵艦に乗り込んで戦うのは海賊を思い浮かべる。

主演はテレビ「アンタッチャブル」で人気を博したロバートスタック。監督はジョン・ファーロウ。

DVDもVHSも国内未発売だが北米版DVDが日本国内でも入手できる。
posted by ハヤテ at 16:37| 歴史映画
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