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2016年08月28日

「昭和四十六年、群馬の春 大久保清の犯罪」ビートたけし佐藤慶

まだサイコパスという言葉が世に広まっていない昭和46年、日本を震撼させた連続殺人事件があった。

大久保清連続殺人事件である。大久保は画家を偽装して次々に女性を強姦して殺し遺体を埋めた稀代の殺人鬼である。

「昭和46年大久保清の犯罪」は、1983年当時人気絶頂のビートたけしを起用して大久保の内面を描いたTBS製作の

テレビドラマである。

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当時のたけしはコメディアンとしては認められていたが俳優としては未知数で大久保役には局内でも異論や反対が

あったらしい。

大久保の普段の物腰の柔らかさと凶暴性という一種の二重人格を演じるのはかなり難しく思われたが結果として

たけしを起用したのは正解だった。この偏執狂的な大久保の性格をたけしは見事に演じているのである。

ドラマは昭和46年の群馬で21歳の瀬間宏子(手塚理美)が行方不明となり鉄工所を経営している兄が心配して

警察に捜索願いを出すが警察が動かず瀬間の兄は仲間と手分けして車で捜索を始める。

その中で大久保清という36歳の不審人物が浮かび上がったのである。

大久保は府中刑務所から出てきたばかりの犯罪の常習者で、強姦や恐喝などで何度か逮捕服役していたのだ。

大久保は離婚した妻との復縁を願っていたが拒否され、親に買ってもらったスポーツカーで道行く女性に声をかけて

強姦や殺人を繰り返していた。しかし警察に逮捕されても大久保は容易に殺人については口を割らず取り調べに

あたった黒田警部(佐藤慶)も手を焼いていた。しかし黒田はなんとか大久保とコミュニケーションを取ろうと

大久保が自費出版した詩集まで読んで大久保の心の深層に近づこうとしたのだ。

やがて大久保も黒田に心を開き少しづつ犯行についてしゃべりはじめる。大久保は母親に溺愛されぼくちゃんと

呼ばれ育てられたが父親には元嫁を強姦されるなど折り合いが悪かった。黒田は大久保の家庭環境の悪さに

犯罪の種があるのではと考えたが大久保の自供でついに一人目の遺体が見つかった。

だがこれは氷山の一角でわかった殺人だけでも8件あり、ドラマの中でもたけし演じる大久保はまだ他にもある

ようなことをほのめかしている。たけしもかなりのマザコンであることを告白しているがそこが大久保と共通していて

好演につながった面がある。最後には黒田警部も大久保の狂気に頭を抱えていたが恐ろしいモンスターも

いたものだ。大久保は1976年死刑になっている。

しかし大久保のナンパテクニックは偏執的で何度断られてもめげずに何人にも声をかけるのは真似できないものが

ある。ベレー帽をかぶり画家を自称して言葉巧みに女性に近づき強姦する色魔である。
そして大久保はわずか2か月足らずでわかっただけでも8人も殺害しているのだ。

原作は筑波昭の「昭和四十六年、群馬の春 大久保清の犯罪」。DVDは未発売だがVHSは出ている。




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タグ:大久保清 TBS
posted by ハヤテ at 14:37| 犯罪映画
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