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2016年08月04日

「幕末1970年作品」中村錦之助、吉永小百合、伊藤大輔、

1970年に公開された中村錦之助主演の「幕末」は司馬遼太郎原作の「竜馬がゆく」を元に時代劇の父である

伊藤大輔が監督して作った幕末ものである。

伊藤監督にとってはこの作品が最後の映画となった。

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時は幕末、土佐藩では上士と下士の対立が激しく、特に下士は上士から激しく差別されていた。

あるとき下士が上士からささいなことで切り殺されて憤激した下士が反撃して槍で突き殺した事件があった。

結局下士(古谷一行)は責任をとって切腹する。この理不尽さに下士の坂本龍馬 (中村錦之助)は土佐藩を脱藩するこ

とを決意する。土佐藩ではこのころ旧態依然とした上士がのさばり、下士の武智半平太を中心とした土佐勤王党と


激しく対立していた。竜馬はそんな土佐での小競り合いに嫌気が差し江戸へ出る。開国派の幕臣勝海舟を

斬るつもりで面会するが、勝の広い視野と学識に感銘を受けた竜馬は勝に弟子いりして海洋技術を学ぶようになる。

その後竜馬は長崎に渡り貿易商社亀山社中を起こす。

しかし饅頭屋出身の近藤が勤王党同志の叱責を受けて殺されてしまう。

失望する竜馬だったが時代は大きく激動して、竜馬は対立する薩摩と長州を同盟させようと奔走する。

竜馬の真摯な気持ちに打たれて薩摩の西郷(小林桂樹)は薩長同盟を締結する。

そして徳川慶喜の大政奉還がなりここに徳川幕府は終わりを迎える。国事にあけくれた竜馬が久々に京都の

旅館で中岡慎太郎(仲代達矢)とくつろいでいたとき暗殺者が忍び寄っていたのだ・・・

司馬の原作がコンパクトにまとめられた良作だがやや竜馬を美化しているきらいがある作品である。

竜馬の背後には、ジャーディンマセソン商会がいたのは常識だし竜馬に香具師の性向があったのも確かである。

竜馬の恋人役に吉永小百合が扮している。

しかし武士階級の間でもすさまじい差別があったのがこの映画を見るとよくわかる。
posted by ハヤテ at 16:22| 時代劇
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