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2016年07月07日

「ソルジャーボーイ1972年」ジョードンベイカー、ベトナム戦争

ベトナム戦争帰還兵の映画は数あるがその後の「ランボー」や「ローリングサンダー」などの原型ともいうべき

映画が1972年の「ソルジャーボーイ」だ。

ベトナムの戦場から帰国した4人の兵隊たちダニー、シューター、ファットバック、キッドたちが元手の9000ドルで

カリフォルニアで農場をすることを夢に彷徨うが行先でトラブルの連続で、ついに追い詰められてニューメキシコの

ホープと言う町で住民や警察、軍隊相手に戦争を初めてしまう映画である。

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祖国へ帰国したダニー(ジョードンベイカー)は他の3人とともに故郷の実家へ立ち寄るが、ダニーたちの農場の夢は父

親に一蹴される。

その夢だけを糧にベトナムの地獄に耐えてきたダニーにとって父の態度は許せるものではなかった。


ダニーは仲間とともに実家を飛び出しおんぼろのキャデラックで西へとむかう。

しかし途中立ち寄ったモーテルで女衒のようなオーナーに女を世話されてぼったくりに遭う。

さらに故障した車の修理屋にもぼったくられ警官ともめて留置されるなどさんざんな目に遭っていく。

トラブルの連続でなけなしの資金も乏しくなったころダニーたちはとあるガソリンスタンドにたどり着く。

油を入れてもらおうとするが店主が留守でいらだったダニーはバールで給油機をこわし無理やり油を入れようと

する。そのときたまたま帰ってきた店主に見つかり驚いた店主はダニーをショットガンで撃とうとする。

しかも運の悪いことにパトロール中の警官に現場を目撃され逮捕されそうになったのだ。

銃に手をかけた警官を見てダニーたちがライフルやハンドガンで反撃し住民たちも殺害してしまう。

事態の深刻さを知った軍はヘリや小隊を動員してダニーたちをせん滅しようとするのだが、、、

この映画は途中までは出来の悪いロードムービーのような感じで、退屈するのだが後半に映画の雰囲気は一変する。

それまでたまったストレスを爆発させる主人公の大暴れが見るものにある種のカタルシスを与えてくれるのだ。

ベトナム帰還兵たちが立ち寄ったバーで、地元の朝鮮戦争帰還兵たちと大ゲンカになるシーンがあるが朝鮮帰還兵

たちがベトナム組を恥さらしと呼ぶのを聞いて当時アメリカではそういい見方もあったのかと思った。

ベトナムのトラウマはアメリカを大きく傷つけたことは確かだ。あまり知られていない映画だが秀作である。
posted by ハヤテ at 16:20| 戦争映画
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